琢磨がトロロッソの2009年シートを逃したことは周知のことですが、
私は純粋に“獲得”スポンサーのマネーでブルデーに負けたのかと思っていました。
でも、それはどうやら違う様子。
まず、『Formula Web』の
こちらの記事。
これによる、ブルデーのコメント。
「ドライバーの選択にあたっては,まず第一にスポンサーを見つけられるかに関連しているけれど,今回はそうではなかったんだ。以前ならこれは必須のことだったけれど,全てのコスト削減のおかげでレッドブルは2チームで90億円近くを節約できることが明らかなんだ。マネージャーのN・トッドはスポンサーを探したけれど,困難な経済状況から好ましくは進まなかった。これは耐えられない状況だったけれど,ボク自身としても取りに行かないようにしたよ。ボクはこれが複雑な経済状況に起因していると理解していたからネ。」
あまりに一般世間が
ドライバーとしての“腕”でなく
“持込みマネー”でシートを勝ち取ったという雰囲気なので、
ドライバーのプライドとしてブルデーがそれを否定する意味の記事と
とっていました。
最初は。。
しかし、こちらの今宮純さんのサイトFormula web
『F1 world』にて
“琢磨 vs ブルデー”について書かれた記事
「なぜトロロッソは佐藤琢磨を選択しなかったのか? その理由とは…。」(特に後半部分)
を読むと、それが正しいとして
上で紹介した『Formula Web』の記事を読んだときの
最初に感じた私の思い込みの違いに気付きました。
ポイントは2つ。
「トロロッソが有償リースしてもらっているフェラーリ・エンジンの減額」
と
「レッドブルが有償リースしてもらっているルノー・エンジンの減額」。
そして、上の『Formula Web』の記事(↑イタリック)を読む。
なるほど!?
スポンサー対決でも、今宮さんの見解は「ブルデー×」(負け)と。
そして、さらには
こんな記事も。
どれが正しいとしても、
琢磨は“純粋な”獲得スポンサーでは負けてはなく
欧州的コネに負けた可能性が。
N.トッド→フェラーリ ??
JAFのフランス版であるFFSA(Fédération Française du Sport Automobile)
→ルノー ??
????
うーん。
表現が難しいですが、そういうことでしょうか…
とにかく、シート決定において
純粋なドライバーの技量だけではなかった。
残念なことです。
Posted at 2009/02/10 23:18:53 | |
トラックバック(0) |
'09 F1 | 日記