
INDY500の興奮がまだ冷めやらぬ
1週間後。
インディは連戦でした。
再びストリートコースに戻りました。
大体インディのストリートコースはバンピーなのですが、
見ていて今回のバンピー具合は尋常ではありませんでした。
私が初めてインディレースを見たブラジルサンパウロも大概とは思いましたが、
その程度がかわいいと思えるくらい。
そして、路面のパッチワークも。
これの一部がレースが始まり、とんでもないことに!
ベロンチョ
と剥がれ、
うにょ~~~
大蛇の被害に!?
剥がれた路面でヒンチクリフがコントロールを失い、タイヤバリアへ…
そして、予選12番手(スタート11番手)と
セットアップに苦労したプラクティス、予選から
なんとか決勝にマシンを仕上げて6番手まで順位を上げてきた琢磨も一見
同じような感じでコントロールを失いタイヤバリアへ。
はっきり言及されていないので、原因は分かりません。
本人は高い縁石に乗って…
とは言っていましたが、それにしても同じような
途中から跳ねつつ曲がらなくなった突っ込み方。
ヒンチのような状況だったことも否めません。
前代未聞のアクシデントによってレースは赤旗中断。
複数個所なので、もうレースは終わってしまうのかと思ったら
なんと修理→レース再開。
約2時間を要し、続きは15周のスプリントレースへ。
琢磨のマシンはどうにもならなかったので、そのままリタイア(20位)でした。
さぁ、次です。次!
佐藤琢磨のコメント
「コース幅がとても狭く、ひどく混乱したスタートとなりました。前も横も後ろも完全にふさがれた状況でした。けれども、僕はターン1とターン2を無事に通過し、順位を上げました。その後はリズムに乗ってドライブし、順位も落ち着きました。僕たちは作戦を変更して早めにピットストップを行ない、早めにコースに復帰することにしました。トラフィックに巻き込まれずに走行できるうえ、新しいタイアに交換できることがその狙いでした。クルマのバランスは僕好みではなく、とてもドライブしにくいものでした。とても難しいコースで、クルマを落ち着かせるのにひどく苦労しました。ターン6とターン11のコースコンディションは特に難しくなっていました。そしてターン12の高い縁石に乗り上げたとき、ステアリングにものすごいキックバックが起こり、これでグリップを失ってレースを終えることになりました。こんな形でレースを終えるとは思ってもいませんでした。今回はとても難しい週末となりましたが、テキサスではまた力強いレースをお見せしたいと願っています」
2012 Chevrolet Detroit Belle Isle Grand Prix Highlights
Posted at 2012/06/07 22:34:20 | |
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'12 INDYCAR SERIES | 日記