
ってことで、この度
「蒜山大山EV・PHV
エコドライブ・グランプリ」
というレースに出場してきました!
…といっても
出ようと思ってすぐ出れるわけではなく、
まずは応募して当選しなければいけませんでした。
これについては幸運なことに
コノ時通知が届き、
当選!
見事、選手権を得ました。
やったーー!!O(≧▽≦)O♪
チームに最低2人は要るということですが、出るからには少しでも上
できれば当然勝ちたいですし軽い方が有利だろうということで
Jr.兄(9歳)との2人体制で参戦です。
公道を使った岡山-鳥取間のEV・PHVレース
(パリダカ様に“岡鳥(EV・PHV)ラリー”と勝手に私の中では呼んでます^^>")なんですが、
実は昨年もあり、今年で2回目となります。
しかし、昨年の開催時、私はそれの存在を知りませんでした。
終わってからそんなのがあったんだと知り、次があるのなら出たいなぁと思っていたんです^^
第1回目はSS区間が岡山県倉敷市(アイビースクエア)-鳥取県県庁とロングランで
平均約150-180km(コースは複数)もありました。
私は出ていないんで実際の正確なことは分かりませんが、
距離もさることながらチェックポイントも多かったせいか
時間が相当かかって大変だったと聞きます。
それを踏まえてなのか、第2回目の今年は大会タイトルを“蒜山大山”とし
SS区間は約100kmと短くなりました。
そして、クルマごとにコースは決まっているのですが、ルールをざっくり説明すると…
各コースごとのチェックポイントは1ヶ所。
制限時間は最大5時間。
それを超えなければ時間の短さは争わず、余る時間は観光に当てたらよいのですが、
指定されたコースからあまり大幅に外れてはいけない…となっていました。
それで、
電費・燃費を競います。
岡山出発と鳥取側出発とスタート地点に関しては2ヶ所選べたんですが、
帰りのことも考えるとやはり近い方の岡山出発を選んでました。
岡山のスタート地点は県北にある真庭市役所でした。

10時開会式なんですが、集合時間は8:30-9:00と早かった^^;
出場のクルマたち。レンタカーもいれば、マイカー出場の方もいます。
岡山出発はアウトランダー(PHEV)、リーフ(EV)、アイミーブ(EV)の中から選ぶんですが、
私はリーフで応募してました。
もちろんレンタカーです。
コノ時のことはそのための事前勉強、練習だったわけです。
本当は私はホンダ代表?選手としてアコード(PHV)で出たかったんですが、
それだと鳥取出発しかなかったんですよね。
まぁ出れるだけで幸運で、もっともそんな贅沢は言ってられないんですけど…^^>"
10時から開会式が行われ、テープカット!
その後、1台ごとに選手紹介され、時間をあけてゲートをくぐり出走していきます。
私が1番手スタートだったからその前がいないわけで様子を伺いにくいのですが、
テープカット直後のゲートイン。
まぁ気持ちはイイものですね^^
スタート時。チャージ量は95%
走る前だから、当然電費表示は出ていません。

リーフ部門は単純に電費(メーターパネル上の表示)で競います。
ちなみに岡山出発では、
ゴール(鳥取県西部総合事務所)まで
途中の指定ルートは
ざっくり言うとこうなっていました。(ローカルなんで、こちらの方しか分からないと思いますがm(_ _)m)
アウトランダー:蒜山→南部町
リーフ :湯原→蒜山→大山寺
アイミーブ :蒜山→溝口
湯原
蒜山・道の駅「風の家」

もうここに着く前には鳥取出発の先頭とはすれ違いましたね。
レース参加者はそれが分かるようにステッカーを渡されていて
それは好きな場所に貼ったらよいとのことだったんですが、
うちはボンネットの上に貼っていたので対向車から見やすく
鳥取出発のクルマが見つけてくれてすれ違い時に手を振ってくれました。
北海道のバイクツーリングのサムアップじゃないですけど、それに近いものを感じ
嬉しかったですね!♪
蒜山・道の駅「風の家」での表示

ここには充電スポットがあるんですが、ルール的には
今回のレースではアイミーブ指定の充電スポットになってました。
他のクルマは絶対充電したらダメってことはないんですが、
基本的に指定された場所以外で許されるのは充電が明らかにもたない場合等の緊急時のみ。
うちはここで昼休憩をとっていたんですが…
スタート会場に着くまでは、時間も多少は争うのかと思っていて
コンビニで事前におにぎりを買っていた^^>"
ここで充電するアイミーブがいました。
まぁルール上普通なんで、あぁしてるな~って感じで見てました。
そのクルマの充電済むと、続けて待っていたクルマが充電開始。
それがリーフだったんですよね。
鳥取発ならルールが分からないんで何とも言えないですが、
ドライバーを見たら岡山発のリーフだったんで
まだそんな充電しなければいけないような距離も山坂道も通っていないはずで
緊急時でもないはずなのに、アレッ?!おかしいなぁという目で見てました。
余程、ここは指定の充電スポットではないということを伝えようかと思いましたが、
まぁ何か緊急時に相当するような事情でもあったのかと言うのはやめておきました。
(これが後々あんなことになるとは…(後述))
うちのリーフは充電しませんが、体は昼ごはん食べて充電 (笑
さて、リスタートです!
途中、通過した所。
奥大山スキー場
それから、
鍵掛峠。
ここは大山の険しい絶景を見るにはイイ所です。紅葉の時はもっと良いでしょう。
ここでの表示
この鍵掛峠の

には移動式(JAF車両の)充電機が来ており、
今大会のリーフの充電スポットの1つに指定されてました。
SSゴールまでおそらく充電しなくても行けるだろうと見込んでいました。
しかし、念のためということと、
充電の先客(今大会参加の他のリーフ)がいましたが少し待ってたらすぐに空きそうだったのと、
充電の経験もしておいた方がいいかなと思い、やることにしました。
ただ、実際の充電操作はJAFのお兄さんが全部してくれたんですけどね^^>"
でも、フル充電は時間かかるし、次の車両も来たし、うちのリーフの充電には余裕があったので、
レースで言うとスプラッシュ程度にしました。(充電率は61%まで回復)
表示の航続距離が、充電前の58km→82kmまでになりました。
スプラッシュでもここでの充電が最後の最後に利いてこようとは…
さて、またリスタートしますかね^^
先ほどは奥大山スキー場でしたが、今度は
枡水高原スキー場を通り…
こちらへ
大山でソフトクリームが有名な所といえば…(モチロンいただきましたよ!

)
大山まきば みるくの里ですね!

…と言いながら、実はここに来たのはおそらく初めて。
…ということで、ソフトクリームも初めてでした^^>"
ソフトクリーム行列が尋常でなかったけど、さすがこれだけ並ぶことはある。
ミルキーなソフトクリームがとても美味しかった♪
この辺りからゴールまでは基本的に大山からのダウンヒルとなり、電費の稼ぎゾーンです。
そして、こちらへ。
リーフコースの唯一のチェックポイント
植田正治写真美術館です。

有名な所ですが、私はここへ来たのも初めてでした^^>"
ここで、クイズ問題を渡され解答を記入していきます。

この正答率により、車種ごとのEV・PHV部門とは別に、クイズ部門での競争・表彰があります。
そして、そして…感動の
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
鳥取県西部総合事務所に着きました!

大会の思惑にのっとり観光もしながら、無事に5時間の制限時間内でのチェッカーを受けました!
5時間だから時間があるようで、いざゴールしてみれば時間的には結構ギリギリでした^^;
リザルト。最終的に平均電費は「9.8」でした。
うちはゴールしましたが、他の遅れて出発しているクルマはチェッカーがまだであったり、
閉会・表彰式までは時間がありました。
どうしようかなと思っていたら、ゴール地点で
EV・PHVフェスティバルというイベントをやってました。
(逆に、鳥取出発→岡山・真庭ゴールだったらイベントやってなかったんで暇だったでしょうね^^;)
試乗会やってたので、折角だから乗りました。
…といっても、日産・NV200だったと思いますが、なぜか商用車に^^;
ラジコンやったり…
タダでいろいろ食べたり

…お・も・て・な・し的で良いですネ♪
これらはEV・PHVから電気を供給して作ってました。
アコードからも電気を引っ張ってました^^
そうこうしていると、閉会式へ!
鳥取側の司会は、私はそれまで知らなかったんですが
レーシングドライバーであり、女子カート部(JKB)の部長もされている
塚本奈々美さんという方でした。
先日、私は鈴鹿へF1日本GPを観に行きましたが、その時のサポートレースの1つ
ポルシェカレラカップで出走していたようです。
そして、表彰式!
クルマの部門ごとに1位と2位が前に出て表彰されます。
うちが出た
リーフ部門!
ジャララララララララ…ジャン!

1位が平均電費「11.1」、2位が「9.2」とアナウンスされ、うちは呼ばれず。。。
残念!と思っていたところ…
んっ!?
2位で電費が「9.2」??
おかしい!!
うちは(先にも画像付きで書いた通り)平均電費「9.8」だぞ!
それと、もう1つ。
あまりよそのことは言いたくないけど、
1位のチームが(前述の)アノ道の駅「風の家」で充電したいたリーフでした。
大会レギュレーションでは
“非常時を除いて、指定の充電スポット(リーフでは鍵掛峠と大山寺

)以外では充電しないこと”
とあったのに、ルート前半にあるその充電スポットでは非常時になるとは考えにくい。
さらには、あまりに他車との電費の差があり、あのルートでは平均電費「11.1」は有り得ない。
で、分かった!
なぜバッテリーにまだ余裕があるハズの道の駅「風の家」で充電作業を行ったのか?!
リーフの指定コースとしては湯原→蒜山→大山とあるけど、
チェックポイントとしては植田正治写真美術館を押さえていればよい。

レギュレーションでは
“指定ルート周辺(指定ルートから5km程度までを目安)の観光地等に寄り道することはできるが、
その後は合理的な経路で元のルートに戻ってください。”
とある。
大会前に私もいろいろ考えていたんですけど、あのルートを通れば…電費が稼げる!?
でも、上記レギュからするとあまりに指定ルートを無視した禁断のルートと判断し、
さすがにうちはやめた。
それを通ったのではないか?!
なら、筋が通る!
そのルートならゴールまで充電スポットがないのだ。
だから、バッテリーにまだ余裕があり、
しなくてもいいはずの道の駅「風の家」で充電作業を行ったのだ。(必要があった)
その時すぐに反応して大きい声で言えば良かったんですけど、
あまりに不意だったことと
(今でこそ画像を冷静に見てるから言えますけど)もしかして自分の勘違いかもとか思い、
それができませんでした。
でも、Jr.兄と見合ってやっぱりうちは確か電費「9.8」だったよな?
それと先ほどの推理と、非常時でもないのに指定外のスポットで充電したチームが1位というのも
腑に落ちない。
それで、少し出遅れながらも表彰式が進行されていく中
すぐ横にいたGTAならぬECA(エコカーアソシエイション…と自分の中で勝手に命名した)の1人を
とっ掴まえて(大会の円滑な進行の妨げにならないようイチオウ配慮)大人的に静かにw抗議。
すると、あとで聞き取り確認しますから、とのことでした。
表彰式終了後に返答ということ自体、嫌な予感はしていたんですが、それが的中してしまいました。
うちの抗議は半分通り、半分は覆らず。
うちのチームの電費「9.8」に関しては認められました。
しかし、1位のチームがしたことについての返答は
「極力指定外のスポットで充電しない」ことというだけで、
走行ができない等の非常時だったのかという聞き取り、吟味はされませんでした!
チェックポイントも1ヶ所だけだから、指定ルートをどれだけトレースしてたかは分かりませんしね。
2位の景品はJAF手ぬぐいだったようですが、この度のお詫びとして
トミカ3台で黙らされましたw(-"-);;

(画像の中の1台は、試乗の景品)
他の景品としては、チェックポイント植田正治写真美術館ではこちら。

植田正治生誕100周年らしいんですが、それに関するもの。
いくつかあった中、クリアファイルとピンバッジにしました。
それから、参加賞。

梨ゼリー、NEXCO西日本のプルバックパトロールカーに、ASIMOバスタオル。
結局、うちのリザルトは…
ECA側はこちらの抗議に対し、結果はネット上きちんと正しく出しますとの返答だったんですが、
一時的に出しただけで現在引っ込めています。
なので、うち以外はモザイクかけてます。
岡山発のリーフ部門、チームsHRDは電費「9.8」で2位でした!
クイズ部門では10問中7問の正解率で、
20チーム中11位でした。
ちなみに、クルマ部門とクイズ部門との合計で総合1位となったチームには
宿泊券がプレゼントされました。
いいなぁ~♪
(上記リザルト見た時に分かったんですが、リーフ部門で2位として表彰されたのは
なんと7位のチームでした。リザルト管理がずさん過ぎる。。。(-"-);;)
この後、マイカーを預けてるスタート地点に戻らないといけなかったんですが、
レース途中でチョイ充電していたのが利き、それだけで辿り着くことができました。
スタート地点まで戻った時
まぁ、この度は勝てなくてもエコレースして景品はいろいろもらって良かったんですが、
結果としては後味悪いような感じでした。。
EV・PHVというエコカーを知り、岡山-鳥取の観光もしながらのエコレースですけど、
レースはレースとしてレギュレーションの線引きをきちんとしてもらいたいなと思いました。
ダメだと思っていたことが実はOKで認められたり…
なら、勝つためなら曖昧なルールのギリギリを突いたり、やったモン勝ちみたいなところがありました。
最近になって大会事務局からアンケートが送られてきましたけど、反省している様子がないので
残念ですけど抗議的な返答になってしまいました。
イベント自体はイイと思うのですが、来年もあるようですので
是非カイゼンすべきところは直して良くしていってほしいですね!