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我が家がスキーで愛用している
サロモンのスノーブレード。

３セット持っていたのですが、ある時
その内の１セットにビンディングを板に
固定しているネジが無くなっていることに
気付きました。
ボードでは緩みを経験したことはあっても
スキー板ではこれまでそういうことはありませんでした。
ちなみにこのセットで他のネジを確認すると、
緩んでいるものがいくつかありました。
スノーブレードはこれを含めて
ネトオクで中古を手に入れたものがあり、
特にこのセットはネジの緩みが目立ちました。
中古はこういうことがあるので、注意ですね！


で、一番いいのは同じネジで締めることですが、ショップに聞いてみると
ボードで固定ネジは売っていてもスキー板では売られていませんでした。
やはりスキーよりもボードの方がネジのゆるみが頻度として断然多くあるんですかね。
それこそこういうのはある程度のものであれば
不用在庫で余ってるような中古でもいいと思っていたんですが、
どうもそれさえも無い様子でした。
ネトオクで探してみても使えそうな手頃なのは無さそう。
仕方ないので、ホームセンターで代用ネジを探してみることにしました。

事前におおよそのサイズは測っていたのですが…



ふと立ち寄ったお店でバラのネジが目に止まり
安かったから１個これかなというのを買って帰りました。

ビンディングの穴に入れてフィッティング、ネジを締める方向に回していくと
いつまでも抵抗感なくクルクル。
ものの見事に失敗でした；；

残っていたビンディングネジと比べてみると、全然違う。
そりゃー、ダメだわ(>_<)

ヘッドの形状も全く違う。。
売り場には書いてあったんでしょうけど、改めて調べてみると
今回買ったのは“サラ”という形状らしいです。

ネジ棒の径なども違いそうですね^^;A


恥ずかしいくらい、いい加減でしたね。
今度は径だけでなく、長さまで測っておきました。


ネジ（のヘッド形状）が全く同じものが無いので、
形状が近くて使えそうな“鍋”（左側）というのを選んでみました。


ネジ穴にちょうどいいくらいでﾊﾏり、ある程度締め付けれたんですが…


今度は板とビンディングの間に若干の隙間ができてしまいました。


バラ売りだし数十円と安かったから、もう少し何とかならないかと
いくつか別サイズを買い足してみました。


結局、板ビンディング間の隙間はあまり変わらなかったような…（汗


結果としては、ネジ棒の径が6mmあれば締め付けることはでき
ほんの少しの隙間はできますが長さはこれくらいあればいけるようです。（覚え）


これによってなんとか99.9シリーズのスノーブレード３セットの維持ができることになりました^^;A



ただ、気を付けなくてはいけないこと。
今回ホームセンターで買ったネジはドライバー溝が国内で一般的にある汎用形状でいいのですが、
元々ビンディングの固定に使われていたネジはサロモンがフランスのメーカーで
ヨーロッパで広く展開しているためか、
そちらでよく使われる“ポジネジ”という特殊形状のものでした。

＋の間に細い溝があり、日本での通常の＋ドライバーではぴったりフィットせず、
しっかり締め付けようとするとネジ溝を舐めてしまう恐れがあります。

なので、そちらの締め付け用に別途
“ポジ”ドライバーを買いました。


ラベルに“輸入”家具と書いてありますが、IKEAで欧州家具を買ったりすると
それこそポジネジが使われていて、こういったドライバーが必要のようです。

ただ、私が行ったホームセンターではたまたま販売の扱いがなかっただけかもしれませんが、
国内では普段あまり使うことがないため、どこやかしこでは売られていないようです。
私はネット通販で買いました。
そして、このベッセルというメーカーが日本で正規ライセンスを持っているみたいです。

あと、ドライバー（ネジ溝）サイズがありますが、今回のスキービンディングネジでは
“PZ3”のサイズがガチっとフィットしました。




規格がいろいろあり、難しいですね^^;A