
ついに待ちに待った
インディカーの2017年シーズンが
開幕しました!
佐藤琢磨選手が参戦しているので
それ以来毎年注目してますが、
今シーズンはなんといっても強豪チームの1つ
アンドレッティ・オートスポートに琢磨が移籍し、
いつも以上に期待に胸を膨らませていました。
しかし、琢磨はそれとは裏腹に
予選までのセッションで苦労する開幕戦スタートでした。
クラッシュあったし、トップ10には一度も入れない…
それでもアンドレッティ・オートスポートは
ライアン・ハンター-レイ
マルコ・アンドレッティ
アレクサンダー・ロッシ
を含める4台体制。
彼らのデータ等で助けられ、琢磨は予選となるといきなり調子を上げてファスト6進出!
さすがビッグチームです。
琢磨は
予選5位を獲得しました。
しかもチームトップ。
決勝に向けて俄然盛り上がってきました!
決勝スタート後は琢磨はいきなり1台抜きで4位にアップ。
他車と作戦の違いなどありましたが、その後は概ね順調に走行を重ね
あわよくば1位、よほどこけなければ
少なくとも表彰台を狙えるポジションを走っていました。
そして、運命を分けた3回目となる琢磨のラストピット。
カーNo.26はまさかの右フロントタイヤが外れないトラブル!
ガンが悪かったとか。
これで最低でも琢磨は12秒以上ロスし、
これにより後ろを走っていたS.ディクソンに前を行かれてしまいました。(>_<)
さらに、
チェッカー直前の直線でP2Pを使えずに
後ろのハンター-レイにも(↓この後)抜かれて
(レース直後はなぜかどこかで使い切ってしまっていて残っていなかったと聞いていましたが、
後からラスト10秒は何か別のトラブルによるものと判明したようでHPDが調査中とのこと)
0.0528秒差での悔しい
5位チェッカーとなりました。
TVで見ていた時は琢磨は4位チェッカー受けるとばかり思っていたので、
画面でこの順位が出た時は何が起こっていたのか分からず驚きました。
今回の琢磨の決勝での全てはやはり3回目ピットでしょうね。
ただ、チームの仲間にデータの共有で助けられましたし、
決勝リスタートで危うい接触をハンター-レイが避けてくれていたようで、
移籍後の初レースとしてやはり喜ぶべきなんですかね。
でも、2017年シーズンの今後が期待できるレースでした!
佐藤琢磨(5位)
「チームのスタッフ全員が本当にすばらしい仕事をしてくれました。新しいシーズンの開幕戦で、私は史上最も厳しい状況に置かれました。大変難しい週末となっていましたが、チームメートたちとエンジニアたちが助けてくれました。私たちはそうした状況下で予選でも決勝でも望み得る最良の結果を手にすることができたと思います。私はその点にとても満足しています。大変なレースでしたが、私たちAndretti Autosportは4、5位でのゴールを達成しました。これはファンタスティックだと喜んでいい結果です。今日のレースは私にとっては移籍したばかりのチームでの初めての戦いでしたから、こうして予選5番手、決勝5位という結果を残すことができ、とてもよかったと思います。」
<決勝リザルト>
順位 No. ドライバー エンジン 周回数 タイム/差
1 18 セバスチャン・ブルデー Honda 110 2:04'32.4153
2 1 S.パジェノー シボレー 110 +10.3508
3 9 スコット・ディクソン Honda 110 +27.4985
4 28 ライアン・ハンターレイ Honda 110 +36.1147
5 26 佐藤琢磨 Honda 110 +36.1675
6 3 H.カストロネベス シボレー 110 +42.0285
7 27 マルコ・アンドレッティ Honda 110 +49.5217
8 2 J.ニューガーデン シボレー 110 +50.0443
9 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 110 +58.8628
10 19 エド・ジョーンズ Honda 110 +1'01.8611
11 98 アレクサンダー・ロッシ Honda 109 +1Lap
12 10 トニー・カナーン Honda 109 +1Lap
14 7 ミハイル・アレシン Honda 109 +1Lap
16 8 マックス・チルトン Honda 109 +1Lap
17 15 グレアム・レイホール Honda 108 +2Laps
18 83 チャーリー・キンボール Honda 105 +5Laps
Posted at 2017/03/18 23:50:47 | |
トラックバック(0) |
'17 INDYCAR SERIES | 日記