※アップし損ねていたwヘッダーの1つ目です。
…というわけで、この次のwヘッダーもですm(_ _)m
場所はウィスコンシン。
ダイナミックなレイアウト、起伏のあるサーキットです。
今季、数多いダブルヘッダーレースの1つ目です。
コロナ禍で開幕日も遅れ
無観客で始まっていた今シーズンで7月。
まだ3戦目というというタイミングでしたけど、
早くもといっていいのかインディカーシリーズとしては今季初の“有”観客レースでした。
まず、
race1。
フリー走行からセットアップに苦労していた
琢磨は
予選15位と後方よりからのスタート。
決勝ではスタート後、琢磨は混乱でサイドバイサイドで押し出されるような恰好で
前戦のようにほぼ最後尾になり、そこから追い上げていく展開。
途中、ヘルメットの体を冷やすための空冷のダクトが外れて温度が急上昇するような
トラブルに見舞われましたがその困難を乗り越え、リカバリーが良かったようで
終わってみれば
シングル9位チェッカーでした。
佐藤琢磨(9位)
「
みんなが大好きなロードアメリカに戻ってくることができて、うれしく思います。予選は私たちにとっては厳しいものとなりました。残念ながら思うようにマシンのバランスを取ることができず、15番グリッドからのスタートとなりました。そして、レースでは、1周目のマシンのハンドリングがひどかったため、サイド・バイ・サイドで押し出されたような感じになって、先週と同じく後方まで順位を下げてしまいました。しかし、その後は徐々にマシンのパフォーマンスが戻ってきた上に、チームがすばらしい戦略を立ててくれました。レース序盤にはヘルメットのエアダクトが外れてしまい、相当に暑い状態で走り続けたときもありました。それでも全体的に見れば、非常にいいデータを得ることができたレースとなりました。明日はそれらを生かした戦いがしたいと思っています。予選が楽しみです。今日より前のグリッドをつかみ、レースも上位で戦うチャンスがあると思います。」
そして、翌日7/12の
race2。
琢磨はマシンがある程度以上良くならないという状況だったようで、予選で
ぶっつけ本番的に大きくを変えてくるという大胆なセットアップを施していた
ようですが、race1よりも少し順位を上げることができ
予選12位でした。
決勝では、前日のようにスタート後の混乱が前であり、それを避けれたものの
6ポジション程順位ダウンしていたようです。
そこからの順位回復はまま良かったものの、ラストピットで交換した
ユーズドレッドが予想以上に順位のタレが大きかったようです。
それでもなんとか、いよいよレース終盤でのペンスキーチーム・ニューガーデン選手の
追撃を防ぐことができ、琢磨は
8位フィニッシュでした。
気付けば
琢磨は、インディカーシリーズ
開幕戦こそレースのスタートさえできなかったけど、
それから10→9→8位と上がってきており、この先は…?!
と期待が持てるような流れで来ていました。
佐藤琢磨(8位)
「
土曜日のレース1まではマシンのバランスがうまく取れていなかったため、昨晩のうちにセッティングを大きく変更しました。未知の世界に入るのですから、予選はちょっとしたかけになってたんです。予選ではソフトコンパウンドのレッドタイヤを2セット投入しました。決勝レースに向けて犠牲を払った形ですが、そのおかげである程度上位のスターティンググリッドを手にする目的はかないました。決勝のスタートでは、目の前の人たちが大きなクラッシュを起こし、行き場を失った私は、ここ3戦と同じように順位を大きく落としました。しかし、そこから徐々にポジションを上げていき、ピットストップではクルーたちがすばらしい仕事をしてくれました。最終的に8位争いとなったという点で、まだ自分たちが理想としているレースを戦えているとは言えません。しかし、ペンスキー勢とポジションを争うことができたのですから、内容的に決して悪くものではなかったと思います。10位、9位、そして今回は8位と順位が一つずつ上がってきているので、来週のアイオワではそのトレンドの通りに、さらに上位でのフィニッシュを重ねたいと考えています。必ずや上位フィニッシュができるよう、思いきりチャレンジします。」
Posted at 2020/10/12 00:05:42 | |
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'20 INDYCAR SERIES | 日記