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持込みのマシンからあまり
調子良くなかったみたいですね。
琢磨はコースオフもあったようですが、
セグメント２に進めず予選17位。
ただ、ファイナルプラクティスでは
7番手であったり決勝前の雨であったり
期待が持てる要素もありました。

しかし実際、決勝が始まる時点では晴れてドライ。
気温が上がっていきました。
琢磨はレッド（ｿﾌﾄ）タイヤスタート。
全90周とフューエルウインドウ約28周からレース始まりほどなくして、
琢磨は2回ピットで行くべくｷﾞﾘの燃費走行モード。
3ピットのクルマもいて順位は11位まで上がりましたが、琢磨は1回目ピットで
ブラックタイヤにしてじきに他車スピン、フルイエローがありました。
タイヤ特製からか、リスタート後からのペースに苦しみ順位を落とすシーンも。
おおよそ予定通りの62周目の2回目ピットで再びレッドタイヤを選択すると、
直後の17位から終盤でのオーバーテイクもあり琢磨は13位フィニッシュにまで
順位を上げることができました。

次はインディ500前のインディアナポリスGP。
ロードですが、調子を上げて繋げていきたいところです！

2022 RACE HIGHLIGHTS // HONDA INDY GRAND PRIX OF ALABAMA


佐藤琢磨（13位）
「我々にとっては厳しい週末でした。スタートでポジションを上げ、その後さらに9番手まで順位を上げることに成功しました、そしてリスタートを迎えることとなったのですが、私たちはレース中盤を戦うタイヤにプライマリーを選んでいました。その作戦は自分たちにとって有利には働かず、順位を下げることになりました。さらには燃費セーブが必要になりました。これは誰にとっても同じ条件でした。そして迎えたレース終盤、自分たちのマシンはいいものになっていました。ジョセフ・ニューガーデン（シボレー）をパスすることもできましたが、そうできるようになるまでに少々時間がかかり過ぎていましたね。13位は望んでいた結果ではありません。しかし、チームは2回ともすばらしいピットストップをしてくれたし、この勢いを保ってインディGPとINDY500を迎えられるのを楽しみにしています。」