
悔しい!!
残念!!!
琢磨にとって、
全てはレース終盤67周目のこの日2回目となる
フルイエロー、リスタート後の周回でした。
←家政婦は見た!
琢磨のタイヤバリアとのいきなりのシーンに最初は何が起こったのか分かりませんでしたが、
このレースウィナーとなったマイク・コンウェイとサイドバイサイドをやりあってた中、
後ろを走っていたグラハム・レイホールが止まり切れず琢磨に突っ込んできたようです。
グラハムはウイングを破損。(映像に映っていましたね)
琢磨はリアタイヤをカットされてしまい、パンク。
もうどうすることもできず、タイヤバリアへ…
なんとかマシンを修復して完走はしましたが、琢磨のレースはここで終わりました。
21位フィニッシュ。
このロングビーチでは琢磨は予選で苦労し、イエロー発生によるタイムの取り消しもあって
予選22位でした。
最初のスティントこそ琢磨は少し順位をあげるにとどまりましたが、
1回目のピット後は刻み納豆走法?で着実に順位を上げ、
問題となったリスタート前には10番手まで来ていました。
先ほど触れた問題の2回目リスタート時には最後のスティントとなるはずで
特に上位は異常な接近戦。
ターン1でエリオ・カストロネベスが
またターンのブレーキでやっちゃってウィル・パワーと交錯。
それを機に複数台がストップし、順位ダウン。
琢磨は上手くその場をクリアしていきます。
そして、順位では6、7番手だったハズ。
そこでのそのアクシデント。
レースといえばレースかもしれませんが、やりきれないですね。。
勝者はマイク・コンウェイ。
インディカー・シリーズ参戦26戦目だそうです。
マシンの決まり具合からコンウェイのようにいかなかったかもしれませんが、
それなりの順位は期待できました。
非常に残念です。
でも、次に目を向けるしかありませんね!
KVのピット作業は昨年に比べてかなり良くなった気がします。
ピットでの順位アップが見られるようになりました。
あとはマシン自体のアップを願いたいですね。
琢磨は次で参戦21戦目。
琢磨ファンとしてはあまり思い出したくない?、昨年開幕のブラジル戦。
がんばってくれると思いますが、特に今年はダブルファイルでのリスタート。
タイトな1コーナーシケインはやはり要注意です!
日の目は突然やってくるのか!?
2011 Long Beach IZOD IndyCar Series Race Highlights
2011インディカー・シリーズ第3戦ロング・ビーチ決勝レポート
佐藤琢磨(21位)
「本当に悔しいレースになってしまいました。ハードタイヤでスタートし、燃費をセーブして前を行くマシンたちよりもピットストップのタイミングを遅らせ、彼らの前に出ていくことができていました。予選からセッティングを変更したマシンはトップ10に食い込むレベルまで改善ができていたと思います。レース終盤、前でアクシデントが発生して6位まで順位を上げた時には、燃料の心配はもうなくなっていたし、タイヤもフレッシュで、プッシュ・トゥ・パスも15回ほど残していたので、さらに上位を狙う戦いができると思いました。その直後、レイホールが止まりきれずにリアに追突してきました。今回のレースで自分も、またチームも多くを学ぶことができ、我々に何が足りていないのかを明確にすることができました。次のブラジルではもっとがんばれると思います」
決勝
順位 No. ドライバー チーム C/E/T タイム
1 27 マイク・コンウェイ Andretti Autosport D/H/F 1:53:11.1000
2 6 ライアン・ブリスコー Team Penske D/H/F +6.3203
3 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing D/H/F +6.7163
4 06 ジェームズ・ヒンチクリフ Newman Haas Racing D/H/F +9.1705
5 77 アレックス・タグリアーニ Sam Schmidt Motorsports D/H/F +16.0177
6 2 オリオール・セルビア Newman Haas Racing D/H/F +16.8966
7 7 ダニカ・パトリック Andretti Autosport D/H/F +17.5016
8 82 トニー・カナーン KV Racing Technology-Lotus D/H/F +18.9655
9 14 ヴィットール・メイラ A.J. Foyt Enterprises D/H/F +19.4723
10 12 ウィル・パワー Team Penske D/H/F +19.8909
11 17 ラファエル・マトス AFS Racing D/H/F +20.4660
12 3 エリオ・カストロネベス Team Penske D/H/F +20.7784
13 38 グラハム・レイホール Service Central Chip Ganassi Racing D/H/F +21.3464
14 34 セバスチャン・サーベドラ Conquest Racing D/H/F +23.1137
15 18 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing D/H/F +24.5926
16 8 ポール・トレイシー Dragon Racing D/H/F +63.7578
17 4 J.R.ヒルデブランド Panther Racing D/H/F +70.9001
18 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing D/H/F +1Lap
19 24 アナ・ベアトリス Dreyer & Reinbold Racing D/H/F +2Laps
20 78 シモーナ・デ・シルベストロ HVM Racing D/H/F +3Laps
21 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus D/H/F +4Laps
22 22 ジャスティン・ウィルソン Dreyer & Reinbold Racing D/H/F +7Laps
23 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport D/H/F +13Laps
24 83 チャーリー・キンボール Novo Nordisk Chip Ganassi Racing D/H/F +19Laps
25 59 E.J.ヴィソ KV Racing Technology-Lotus D/H/F +26Laps
26 26 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport D/H/F +48Laps
27 19 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing D/H/F +58Laps
<ポイントスタンディング>
順位 ドライバー マシン 総合ポイント
1 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 122
2 ウィル・パワー Team Penske 115
3 トニー・カナーン KV Racing Technology-Lotus 87
4 オリオール・セルビア Newman Haas Racing 80
5 マイク・コンウェイ Andretti Autosport 74
6 アレックス・タグリアーニ Sam Schmidt Motorsports 73
7 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 66
8 ライアン・ブリスコー Team Penske 66
9 シモーナ・デ・シルベストロ HVM Racing 66
10 ヴィットール・メイラ A.J. Foyt Enterprises 64
11 ダニカ・パトリック Andretti Autosport 57
12 ラファエル・マトス AFS Racing 57
13 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus 56
14 エリオ・カストロネベス Team Penske 56
15 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport 54
16 J.R.ヒルデブランド Panther Racing 49
17 ジェームズ・ヒンチクリフ Newman Haas Racing 44
18 ジャスティン・ウィルソン Dreyer & Reinbold Racing 44
19 チャーリー・キンボール Novo Nordisk Chip Ganassi Racing 44
20 セバスチャン・サーベドラ Conquest Racing 43
21 グラハム・レイホール Service Central Chip Ganassi Racing 42
22 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport 40
23 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing 40
24 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing 34
25 E.J.ヴィソ KV Racing Technology-Lotus 34
26 アナ・ベアトリス Dreyer & Reinbold Racing 28
27 シモン・パジェノー Dreyer & Reinbold Racing 24
28 ポール・トレイシー Dragon Racing 14