
琢磨がアンドレッティ・オート・スポーツ(AAA)に来て
今季初となるオーバルレース。
楽しみにしていたんですけどね…
まず、
予選。
琢磨は出走順が早い(チームでもトップの)上、
砂まで飛んでくるような風が強くて方向が定まらない
難しいコンディションの中
マシンの調子も相まって
コンサバにアプローチするしかなく、
18位と沈みました。
決勝では、琢磨はオープニングラップの多重クラッシュはラッキーにも避けることができ
13位にポジションアップすることはできたんですが、そこから伸び悩みました。
ペースが上がらず、前のクルマに近づきすぎると挙動が不安定になってしまう。
そんな抜きにくい状態の中、粘り強く走っていました。
しかし、2回目ピット直後のアウトラップにてターンでエイペックスには付けれたんですが、
原因不明で全くフロントがグリップせず、そこからウォールにジュドン!
琢磨のレースはそこで終わってしまい、
16位フィニッシュでした。
悔しいですね。
チームメイトのアレクサンダー・ロッシも同じようなことが起こってしまい、
いち早い原因究明と対策を願うばかりです。
AAAはロングビーチ以来、再びの全滅となりました。
佐藤琢磨(16位)
「厳しいレースでした。レース序盤はライバル勢のペースについていくのが難しく、2回目のピットストップの直後に、また苦しい状態に陥りました。ピットを出てから2周目で、マシンが突然まったく曲がらなくなりました。ターン3でレーシングラインの外に向かい、コースの汚れた部分に出てからは、もう二度とラインに戻ってくることはできず、壁にぶつかりました。本当に残念な結果です。来週のゲートウェイ・モータースポーツ・パークでのテストが実りあるものになることを期待します。」
<レースリザルト>
順位 No. ドライバー エンジン 周回数 タイム/差
1 1 S.パジェノー シボレー 250 1:46'24.9473
2 12 W.パワー シボレー 250 +9.1028
3 21 J.R.ヒルデブランド シボレー 250 +9.3417
4 3 H.カストロネベス シボレー 250 +16.5864
5 9 スコット・ディクソン Honda 249 +1Lap
6 10 トニー・カナーン Honda 249 +1Lap
7 20 E.カーペンター シボレー 248 +2Laps
8 83 チャーリー・キンボール Honda 248 +2Laps
9 2 J.ニューガーデン シボレー 248 +2Laps
10 14 C.ムニョス シボレー 247 +3Laps
11 19 エド・ジョーンズ Honda 247 +3Laps
12 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 246 +4Laps
13 28 ライアン・ハンターレイ Honda 220 +30Laps
15 98 アレクサンダー・ロッシ Honda 141 +109Laps
16 26 佐藤琢磨 Honda 135 +115Laps
17 7 ミハイル・アレシン Honda 0 +250Laps
18 27 マルコ・アンドレッティ Honda 0 +250Laps
19 18 セバスチャン・ブルデー Honda 0 +250Laps
20 8 マックス・チルトン Honda 0 +250Laps
21 15 グレアム・レイホール Honda 0 +250Laps
<ポイントランキング>
ドライバー
順位 No. ドライバー エンジン 総合ポイント
1 1 S.パジェノー シボレー 159
2 9 スコット・ディクソン Honda 141
3 2 J.ニューガーデン シボレー 133
4 18 セバスチャン・ブルデー Honda 128
5 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 120
6 3 H.カストロネベス シボレー 118
7 12 W.パワー シボレー 91
8 10 トニー・カナーン Honda 87
9 28 ライアン・ハンターレイ Honda 82
10 19 エド・ジョーンズ Honda 81
11 26 佐藤琢磨 Honda 79
12 98 アレクサンダー・ロッシ Honda 75
15 7 ミハイル・アレシン Honda 67
16 83 チャーリー・キンボール Honda 61
17 15 グレアム・レイホール Honda 59
18 8 マックス・チルトン Honda 58
19 27 マルコ・アンドレッティ Honda 57