【東京オートサロン2017】ワクワクパターンの見本市。かっちょいいタイヤが欲しいなら、ニットータイヤは見逃せない!
タイヤは性能で選ぶものだ! というのが私の基本的なスタンスなのだが、やっぱり不恰好なパターンのタイヤを履きたくないという気持ちは誰にでもあるもの。
そこでぜひともタイヤ選びのひとつの選択肢として頭に入れておいてもらいたいのが「ニットータイヤ」だ。
クルマ好きなら知っている「ニットータイヤ」だけど、一般への認知度はイマイチ。アジアンタイヤだと思っている人もいるようだけど、この「ニットータイヤ」、じつは東洋ゴム系のタイヤブランド。ニットーとは日東のことなのだ。
走り屋系、ドリフト系には同じのニットータイヤ。オートサロンに訪れるお客さんにはバストマッチするブランドなのだけど。その魅力を大きく感じることができたのがパワフルなトレッドパターンを多くラインアップしているところ。一般的なタイヤメーカーだと、エコタイヤなどはいわゆるおとなしいデザインにしているけど、ニットータイヤは攻めるのみ! とにかく力強いトレッドパターンを用意している。
そんなニットータイヤが展示していたタイヤのパターンを一挙掲載。じっくり見てワクドキしてほしいぞ。
(諸星陽一)
東洋ゴム、NITTOブランドタイヤ2製品を国内市場に投入
東洋ゴム工業の子会社で、NITTOブランドタイヤの国内販売を行なっているニットージャパンは、ハイエンドカー向け高性能タイヤ「NT555 G2」とSUV用低燃費タイヤ「NT421Q」を2月10日より発売すると発表した。
NT555 G2は、優れた操縦安定性とドライグリップ性能を持つ「NT555」の後継モデル。低燃費シリカ配合を採用し、ドライ/ウェット双方のグリップ力を向上させながら、転がり抵抗を低減させた。方向性パターンは従来品のデザインエッセンスを継承。新たにツインセンターリブを採用し、4本の縦溝で操縦安定性を高めるとともに排水性も向上させた。また、テーパーブロックと高剛性ショルダーブロックによって、コーナリング時の安定性とグリップ力も高めている。
サイズは17インチから20インチまで、全31サイズ。価格はオープン。
NT421Qは、大口径タイヤに履き替えてカスタマイズを楽しむ街乗りSUVオーナーをターゲットとしたSUV専用のラグジュアリー低燃費タイヤ。低燃費シリカ配合によって転がり抵抗を低減。耐摩耗ポリマーとウルトラグリップポリマーの採用により、摩耗ライフを損なうことなくウェット性能をバランスよく向上させた。全サイズで転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「b」を取得。ユニークでスタイリッシュな非対称トレッドパターンを採用し、街乗りでも快適な静粛性と乗り心地を実現する。
サイズは17インチから20インチまで全12サイズ。価格はオープン。
【東京オートサロン2017】ニットージャパン、2017の新製品タイヤを発表
1月13日、東京オートサロン2017の会場内で、タイヤブランドのNITTOが新製品を発表しました。
NITTOは1949年設立と、意外とその歴史は長いのですが、主にトーヨータイヤの対米輸出商品を主力としていたために国内での知名度はあまり高くはありませんでしたが、2003年に映画ワイルドスピードの登場車両にそのステッカーが貼られていたことで北米で大ブレイク。日本でも知名度が上がり、2006年にNITTOブランドを販売する目的でニットージャパンが設立されました。ニットージャパンの販売するタイヤはカスタマイズカーに焦点を当てたラインナップとなっています。
そのニットージャパンが今回発表した製品は2種類。ラグジュアリーSUVに向けた「NT421Q」。
そしてハイエンドカー用として開発された「NT555 G2」。
NT421Qは特にウェット性能に磨きをかけ、NT555G2は高性能と低燃費、ウェットグリップ性能をマルチに両立させた製品。
NT421QのデモカーはレクサスNX。NT555G2はフォードマスタング・エレノア。エレノアはニコラス・ケイジ主演映画60secondsで話題となり多数のレプリカを生み出しましたが、実際のホンモノは極端に数が少なく日本国内に数台しかないのですが、その一台がデモカーとなっていました。
独特のトレッドパターンがカスタムカーにこそ似合うNITTO。性能の高さはいうまでもありませんが、ファッション要素もかなり評価の高いブランドとして定着することでしょう。
(写真・文:松永和浩)
東洋ゴム 高性能車用、SUV専用の2種類のニットータイヤを国内で販売開始
2017年1月13日、東洋ゴムの子会社で、NITTOブランドタイヤの国内販売を行なっているニットージャパンが、ハイエンドカー向けのウルトラ・ハイパフォーマンスタイヤ「NT555 G2」と、優れた低燃費性能を発揮するSUV用タイヤ「NT421Q」の新商品2種類を、2月10日から国内で発売開始すると発表し、東京オートサロンで展示した。いずれも価格はオープン価格。
■NT555 G2
高出力、大トルクのエンジン性能を搭載したハイエンドカーは、路面をしっかり捉える優れたグリップ力がタイヤに求められる。この要求に応える「NT555 G2」(従来品NT555の後継モデル)は、操縦安定性や優れたドライグリップ性能を継承し、超高性能タイヤでありながら転がり抵抗性能とウェットグリップ性能を高い次元で両立した低燃費性能をも備えた新商品だ。なお従来品NT555との比較でてウェット制動距離を7%短縮しているという。
そのためトレッドゴムには、低燃費を実現するシリカを配合し、ドライ/ウェット双方のグリップ力を向上させながら、転がり抵抗を低減。トレッドパターンは従来品NT555のデザインエッセンスを継承した方向性パターンを採用。新たにツインセンターリブを採用し、4本の縦溝で操縦安定性を高めるとともに排水性も向上。また、テーパーブロックと高剛性ショルダーブロックによって、コーナリング時の安定性とグリップ力を向上させている。
構造は高張力レーヨンプライと高剛性プライトッピング、高張力ベルトや高硬度ビードフィラーを採用し、高い剛性を確保したタイヤ構造を実現。コーナリング時の安定性と、ハンドル操作時にレスポンスが優れ、ステアリング応答性を向上させている。
■NT421Q
NT421Qは人気の高いSUV(多目的スポーツ車)のために開発されたタイヤで、SUV用ならではの大径、SUVにマッチするのラグジュアリー&低燃費タイヤだ。
ウェットグリップ性能と転がり抵抗性能を高次元で両立し、展開する全てのサイズで国内タイヤラベリング制度における転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「b」を取得。ユニークでスタイリッシュな非対称トレッドパターンを採用し、街乗りでも快適な静粛性と乗り心地を実現している。
トレッドゴムには低燃費用シリカを配合し、転がり抵抗を低減。耐摩耗ポリマーとウルトラグリップポリマーの採用により、摩耗ライフを損なうことなくウェット性能をバランスよく向上させている。
トレッドパターンは縦溝内を通る空気の流れを意図的に制御するクァイエットセレーション・デザインを採用することでパターンノイズを低減し、上質な静粛性を実現。アウトサイド側を大型ブロックとすることで、コーナリング時の走行安定性を向上させている。また、合計3本のワイドストレートリブによって高い排水性を実現。
タイヤ構造は、補強プライを採用することでロードノイズを低減し、街乗りでの乗り心地(快適性)を向上。また、高硬度プライトッピング、高硬度ビードフィラーを採用することにより、高い剛性を持つタイヤ構造を実現し、操縦安定性やコーナリング性能、ステアリング応答性も向上させている。
性能としては従来品NT420Sと比較して騒音エネルギーを29%低減。「Nano Balance Technology」を駆使した材料開発により、転がり抵抗性能は従来品比で17%低減している。
ドリフトとかでは比較的知れ渡っているだろうけどもう少し一般にも知れ渡ればね
Posted at 2017/01/14 23:52:46 | |
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