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2018年11月11日 イイね!

スバルの場合は純正ビル足はマイチェンごとにマイルドになるなんて揶揄されるからなぁ

スバルの場合は純正ビル足はマイチェンごとにマイルドになるなんて揶揄されるからなぁスバルに搭載されているビルシュタイン製ダンパーって何が良いの?

乗り味を決めるのに重要な部品の一つが、ショックアブソーバー。なかでも、スバル車が多く装着しているのがビルシュタイン製のダンパーです。このビルシュタイン製ダンパーは、どんなところが良いのでしょうか?文・赤井福

ダンパーの違いは硬さ?

クルマのサスペンションにあるダンパーは、走行時のピッチ・ロールの力を受け止めて、ボディを「支える」役割や、路面の段差を越える際の衝撃を和らげて「吸収」し、乗り心地を良くする効果があります。
一般的なダンパーは、徐行状態から街乗りの時速60キロ程度までの乗り心地を重視していることが多く、細かな衝撃はダンパーが吸収し、ボディに揺れを伝えないように、柔らかめにセッティングされています。もし走行中に大きめの衝撃が生じても、ボディ自体をゆっくりと揺らして、「フワッ」とした乗り心地になるような設計です。
一方で、ビルシュタイン製ダンパーは、硬めにセッティングされていることが多く、小さな衝撃はダンパーでいなしながら、大き目な衝撃はダイレクトにドライバーへ伝えるので、クルマの動きを的確に感じ取ることができます。
また、硬めのダンパーは、微細なハンドル操作に対しても、クルマが機敏に反応するようになり、ハンドリングの向上にも繋がります。


高速走行時の安定性が変わる

ビルシュタイン製ダンパーの真骨頂は、高速道路での運転時に感じとることができます。
柔らかい一般的なダンパーでは、時速100キロ程度で、路面からのインフォメーションが少なくなり、乗り心地が「フワフワ」した印象になります。速度が上がるにつれて、タイヤや足回りに加わる力が大きくなり、さらに短時間で複数の力が加わります。
その入力の全てに応答することができなくなり、自分の運転操作に対して少し遅れてクルマが反応するようになるのです。これが、高速道路での不安定感に繋がります。
しかし、ビルシュタイン製ダンパーは路面からの入力を的確に捉えて、ドライバーに伝えてくれます。この状態でも、受け止められる力の量は余力を残しているので、高速走行時にハンドルを切っても、クルマは思い通りの動きをしてくれるのです。
スバルのスポーツモデルに搭載されるビルシュタイン製ダンパーは、街乗りよりも高速走行時のクルージングをより快適にするために装着されます。


街乗りでも乗り心地は犠牲にしない

ビルシュタイン製ではない一般のダンパーでも、減衰力を高めれば走行安定性は向上しますが、車速の低い街乗りの乗り心地が極端に犠牲になります。ガチガチの足では、助手席も後部座席も不快でたまらないのです。
しかし、ビルシュタイン製ダンパーの減衰力は考えられて作られています。ビルシュタイン製ダンパーは、硬めではあるものの、減衰力の応答性が良いモノチューブ構造のため、小さな衝撃は「吸収」しながら、大きな衝撃は上手に「いなす」しなやかさを持っています。
これが、スポーツカーのポルシェから、高級車のBMW、メルセデス・ベンツ、アウディなどにも純正採用される所以でしょう。
アウトバーンなどの超高速域をしっかりと走り抜け、市街地での乗り心地をも求められるジャーマンスリーの各車に採用されるビルシュタインは、ショックアブソーバー界のユーティリティプレイヤーなのです。


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文・赤井福
大学卒業後、金融業に従事。その後、6年間レクサスの営業マンとして自動車販売の現場に従事する。若者のクルマ離れを危惧し、ライターとしてクルマの楽しさを伝え、ネット上での情報発信を行っている。


人によっては唯々硬い足って思われるかもしれないですからね~
っていうかビルシュタインのダンパーは他の多くの、メーカーが採用している気がするのですが…
まぁ、ビル足&モモステ&BBSのメッシュホイールって上位グレードにやってたけどさ(いすゞなんかだとビル足の代わりにレカロシートかな?)

スバルに限らず採用しているダンパーって言えば
最近流行りのKYB
ショーワにトキコ(日立製作所) 、ザックスにコニ
ビルシュタインと来ればオーリンズ
他にもテネコとか有名どころはいっぱいあるんですけどね…(汗)
Posted at 2018/11/11 22:49:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2018年11月11日 イイね!

コイツの市販化が出来ていたら乗用車の販売してたのかな?

コイツの市販化が出来ていたら乗用車の販売してたのかな?【旧車・ヤマハ OX99-11】F1技術をフィードバックして市販を目指す:日本のスーパーカー 第8回

欧州のスーパーカーがスゴいのは誰でも知っている。だが日本のメーカーも、日本人のためのスーパーカーを作るべく努力をしてきた。そんな歴史を振りかえる企画、今回は、ヤマハが市販を目指したスーパーカー「OX99-11」だ。(ホリデーオート2018年11月号より)

陰の四輪メーカーが、その技術の粋を注いだ

ヤマハ発動機は1955年の創立以来、四輪進出を目論んでいた。トヨタ 2000GTの開発などにも大きくかかわっていたのは周知の事実だろう。

トヨタ車などの四輪モータースポーツ用のエンジン供給も行ってきた。中でも、OX99-11は、その思惑が結実したものだった。

ジョーダン・ヤマハF1に搭載されていたOX99型V12エンジンを、カーボンファイバーとアルミニウムのハニカム・モノコックのシャシに搭載した。風洞実験を重ねてエアロダイナミクスを追求したボディのスタイリングは、まさにスーパーカー。

デザインを担当したのは、ムーンクラフトの由良拓也氏。センター配置された運転席の後ろにパッセンジャーが座るタンデムの2人乗りというシートレイアウトもユニークだった。

1992年、生産と販売を行う予定だったロンドンで発表され、94年には発売開始とアナウンスがされるものの、バブル崩壊など周辺事情の悪化により、93年に計画はフェードアウトしてしまった。
(解説:飯嶋洋治)

■ヤマハOX99-11主要諸元
●全長×全幅×全高:4400×2000×1220mm
●ホイールベース:2650mm
●重量:850kg
●エンジン型式・種類・排気量:OX99・V12 DOHC・3498cc
●最高出力:450ps/10000rpm
●最大トルク:40.0kgm/9000rpm
●トランスミッション:6速MT
●タイヤサイズ(前・後):245/40ZR17・315/35ZR17



ボディフォルムもカウルのついたF1って感じだしね
Posted at 2018/11/11 22:37:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2018年11月11日 イイね!

あれ?意外と全長短いの??

あれ?意外と全長短いの??【試乗】BMW M850iクーペはグランドツーリングも楽しめる本格的なスポーツカー

2018年11月9日、日本でBMW8シリーズクーペした。これまで「8」の称号は特別なモデルに与えられてきたが、新型8シリーズはどうなのか。まずは10月に開催された国際試乗会の模様をレポートしよう。(Motor Magazine 2018年12月号より)

6シリーズクーペよりも全長は50mmも短い

「8」という数字はこれまで、BMWにとってシンボリックで重要なモデルに好んで与えられてきた。1989年から96年のシリーズクーペ、2000年から03年のZ8ロードスター、さらには2013年から今日に至る現行のi8がそれだ。これらはBMWハイエンドスポーツカー、すなわちイメージ高揚のためのドリームカーとしての役割が与えられていた。

その末裔である新世代の8シリーズがカムバック、2018年11月のドイツにおける市場導入に先立って、ポルトガルのエストリルサーキットを中心に試乗会が開催された。BMWはこのモデルをルマン出場マシンM8 GTEのDNAを継承する「本格的スポーツカー」に位置付けたい意図があるからだ。

まずは現時点でのトップモデルM850i xDriveのハンドルを握る。このクルマの心臓は新たに開発された4.4L V型8気筒ツインターボで、Mパフォーマンス ツインパワー ターボテクノロジーによって最高出力390kW (530ps)と、最大トルク750Nmを発生する。0→100km/hの加速所要時間は3.7秒。最高速度は250km/hでリミッターが介入する。

標準装備でエレクトロニック可変ダンパーが組み合わされたアダプティブMシャシと、4WDシステムを装備。その特性はBMWの基本シャシセッティングである後輪への駆動重視、すなわち最大で100%のトルクをリアアクスルへと伝達することが可能だ。

ディメンジョンを見れば、この8シリーズ(型式G15)が運動性能を極めて重視していることがわかるだろう。これまでの6シリーズに代わるモデルだが、モデル名とは対照的に全長は4851mmと50mmほど6シリーズより短くなっている。同時に全幅は1902mmで10mmワイドに、さらに全高も1346mmで30mm低くなっている。一方、ホイールベースも2822mmと30‌mmほど短縮されている。

エクステリアデザインも鋭利なエッジと緊張感のあるサーフェスに包まれ、ダイナミックな印象が強調されている。とくに横に繋がってワイドな印象が強くなったキドニーグリル、その下のワイドに広がったエアインテーク、そしてこのデザインを受け継いだ抑揚の大きなリアトランクリッドスポイラーと左右のマフラーカッターが、8シリーズの高性能ぶりを視覚的にも印象付けている。

とことんスタビリティの高いオンザレール感覚を演出

さて、いよいよコースイン。完熟走行の後にスピードを上げて、主にコーナーでのダイナミック性能を見極めに入る。後輪駆動重視の4WDセッティングと電子制御のデファレンシャルロックは、ハイスピードコーナリングでの姿勢制御にピッタリのチューニングだ。決してテールハッピーな姿勢に陥ることはなかった。

そうしているうちに13カ所のコーナーに富んだ元F1コースが楽しく感じられ、速度が徐々に上がってゆく。もちろん冷静な分析も必要で88km/hまでであればハンドル操作に応じて最大25度反対方向へ操舵される4WDステアのおかげで、コーナリング時にハンドルを大きく切り込む必要はない。自然にスタビリティの高いオンザレールフィールを演出してくれる。ちなみに88km/h以上では同相に2.5度まで切れ、理論上のホイールベース延長効果でスタビリティを向上、レーンチェンジなどを快適にこなせる。

一般道では、コンフォートモードで快適なグランドツーリングを楽しむことも可能だ。さらにアダプティブクルーズコントロールの渋滞アシストにはストップ&ゴー機能も装備され、ストレスを感じることなくエンテンターテインメントのプログラムを楽しめる。

この新しい8シリーズだが、2ドアクーペに加えてすでに本国ではカブリオレも登場、この後、4ドア グランクーペも用意されているようだ。高性能版のM8にも同様のバリエーションが展開される予定だ。(文:木村好宏)

BMW M850i xDrive 主要諸元(データは2018年11月8日発表の日本仕様)

●全長×全幅×全高=4855×1900×1345mm ●ホイールベース=2820mm ●車両重量=1990kg ●エンジン=V8DOHCツインターボ ●排気量=4395cc ●最高出力=390ps/55000rpm ●最大トルク=750Nm/1800-4600rpm ●トランスミッション=8速AT ●駆動方式=4WD ●車両価格=1714万円


待望の復活を遂げたBMW新型「8シリーズ」が遂に日本に上陸

■待望の復活を遂げた新型「8シリーズ」が日本市場に上陸

 BMWは19年ぶりの復活となったクーペモデル「8シリーズ」の新型車を2018年11月9日より発売します。

 BMWジャパンのペーター・クロンシュナーブル社長は発表に際し、「8シリーズのデザインは全モデルに影響を与える」と語りますが、1990年に初代が登場した同シリーズは、1977年から1989年まで発売され“世界一美しいクーペ”と称賛された初代「6シリーズ」の後継モデルとして登場したラグジュアリーなモデルです。

 初代「8シリーズ」では、5.6リッターのV型12気筒SOHCエンジン搭載モデルを最上位に、4リッターのV型8気筒DOHC搭載モデルも用意されていましたが、新型の同シリーズでは最上級グレードに当時には無かった「M」モデルを設定。

「M850i x Drive」と名付けられたこのモデルは、最高出力530PS/トルク76.5kgを発揮する4.4リッターのV型8気筒ツインターボ・エンジンと、効率性/快適性を高めた8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションを採用しています。

 同モデルでは、BMWの四輪駆動システム「BMW xDrive」の駆動力配分をリアホイール重視に調整することで、スポーツ・カーならではのドライブ・フィーリングと最適なトラクションによる安定した走行性が実現されました。

 そのボディサイズは現時点でBMW最大のクーペモデル「6シリーズ」が全長4895 mm×全幅1895 mm×全高1370mm(Mモデルは4905mm×1900mm×1375mm)であるのに対して、「M850i x Drive」は全長4855 mm×全幅1900 mm×全高1345 mmとより低くショートな車体とされています。  また、スポーティな走行性能を念頭に置きつつも、前方の車両との車間距離を維持しながら自動で加減速を行う「アクティブ・クルーズ・コントロール」(ストップ&ゴー機能付)や車線逸脱警告システム、衝突回避/被害軽減ブレーキ、誤進入警告機能など先進の安全支援機能も搭載。

 その他、車両とデジタル端末をシームレスにつなぐ「BMW Connected(BMWコネクテッド)」の採用や、ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにしたフルデジタルコクピット「BMW Operating System 7.0」も採用されています。  19年ぶりに復活を遂げた8シリーズの新型車「M850i x Drive」は価格(消費税込)1714万円で右/左ハンドルの選択が可能です。


新型BMW8シリーズ・クーペが日本上陸! 美しさと走りを兼ね備えた1台

BMWのラグジュアリー・クーペ、新型8シリーズクーペが日本でも販売開始された。スタイリングの美しさだけでなく、高出力V8ツイン・ターボ・エンジンや、アクティブサスペンションなどで高い走行性能を示すという注目の1台は、もちろん最先端の運転支援システムやコネクテッド技術等を搭載している。

 日本に導入されるのは新開発4.4ℓV型8気筒エンジンにトルコン8速ATを組み合わせる4WDモデルのM850i xDrive(1714万円)。V8エンジンは最高出力530ps(390kW)/5500-6000rpm、最大トルク750Nm/1800-4600rpmを発生し、その結果0-100km/h加速でなんと3.7秒を謳う。
 
 電子制御のアクティブ・スタビライザーを装着したアダプティブMサスペンション・プロフェッショナルや、Mアクティブ・ディファレンシャルを装備。スタイリングだけではなく走りも追求している。

 4WDシステムは後輪寄りの駆動力配分とされ、電子制御ディファレンシャルとともにコーナーの脱出時に優れたトラクションを発揮する、スポーツカーのようなセッティングが施されているという。

 ラグジュアリー・クーペに相応しく、先進安全運転支援システムが充実しており、追従クルーズコントロール(再発進機能付)、レーンチェンジ・ウォーニング、レーン・デパーチャー・ウォーニング、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクション、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニングなど最先端の運転支援システムを標準装備している。

 更にパーキング・アシスタントには、初めてリバース・アシスト機能が採用されたという。これは車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶。同じルートをバックで正確に戻ることが可能という。例えば細い道に誤って迷い込んだ際など、安全かつ正確にバックで元のルートに復帰できる。


気になるスペックは……

 新型BMW8シリーズクーペは、新たに「BMW Operating System7.0」を搭載。ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにした表示/操作コンセプトで、10.25インチのコントロール・ディスプレイと、12.3インチのフルデジタル・メーターパネルを、それぞれ自分用にカスタマイズできるという。ヘッドアップ・ディスプレイも改良されており、視認性が向上、ドライバーは運転に集中しながらも必要な情報を受け取れるだろう。

SPECIFICATIONS
BMW M850i xDrive
全長4855mm、全幅1900mm、全高1345mm
ホイールベース:2820mm
車両重量:1990kg
エンジン 排気量:4395cc、V型8気筒ツインターボエンジン(最高出力 530ps(390kW)/5500rpm、最大トルク 750Nm/1800-4600rpm)
車両本体価格:1714万円



【BMW 8シリーズクーペ】20年ぶりの復活、日本市場投入…1714万円[詳細画像]

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は20年ぶりの復活となる新型8シリーズクーペ『M850i xDrive』(BMW 8 Series Coupe)を11月9日より発売する。

新型8シリーズクーペは、優雅なラインで構成されたボディにシンプルで精密なキャラクターラインを刻み、スポーティな力感と高級感を与えている。ルーフトップには、往年のレーシングモデルに採用されてきた特徴的なダブルバブルルーフラインを採用した。低めに配置したキドニーグリルは、一つのフレームで縁取ることで、洗練された印象を与えている。

室内空間は、外装と調和させ洗練された高級感をまといながら、乗員の視線が自然と前方へ向かい、高い走行性能への期待感を煽るようなデザインを採用した。シフトノブはクリスタルを組み込み、数字の「8」が浮かび上がる仕様となっている。さらに、ベンチレーション付きの上質なメリノレザーシートや、ハーマンカードン製オーディオ、アンビエントライトなどを標準装備する。

パワーユニットは、最高出力530ps、最大トルク750Nmを発生する新開発の4.4リットルV型8気筒ターボエンジンを搭載。改良された8速スポーツAT(ステップトロニック付)との組み合わせで、0-100km/h加速3.7秒という、ピュアスポーツカーに匹敵するパフォーマンスを実現する。また、新たに電子制御のアクティブスタビライザーを装着したアダプティブMサスペンションプロフェッショナルに加え、Mアクティブディファレンシャルを装着し、コーナリング時の安定性と俊敏性を向上させている。

価格は1714万円。



新次元のラグジュリークーペ・BMW 8シリーズが約20年ぶりに復活!

2018年11月9日、BMW株式会社は、BMWクーペモデルラインアップにおける最上級モデル「THE 8」を冠したラグジュアリークーペ・新型BMW 8シリーズクーペを発表しました。

今回発表された8シリーズは2代目にあたるモデルで、初代8シリーズは日本市場において1990年~1999年に販売されていました。リトラクタブルヘッドライトを採用し、Bピラーをもたないハードトップのボディは先鋭的なデザインのラグジュアリークーペでした。

今回発表された現行型8シリーズクーペは、すでにM8 GTEとしてWECにデビューし、サーキットで圧倒的なパフォーマンスを発揮。これまでサーキットでしか味わうことのできなかった8シリーズのパフォーマンスをようやく公道で味わえるようになるということです。

現行型8シリーズクーペの外観デザインは、強烈な存在感を見た人に与えるように優雅なラインで構成されたボディにシンプルで緻密なキャラクターラインを採用。高品質な造形技術を実感できるとともに、走る姿にスポーティさと高級感を感じさせます。

さらに、ルーフトップには往年のレーシングモデルに採用されてきた特徴的なダブル・バブル・ルーフ・ラインを採用。スポーティかつ優雅なラグジュアリークーペという個性を際立たせています。

また、フロントホイール背後のボディサイド面に陰影をつけることで、空気を切り裂いて駆け抜けるイメージを印象づけます。リアデザインは、水平なラインと車両下部にむかって収束する斜めのラインが特徴。サイドに大きく張り出したLEDテールライトの相互作用によって広い車幅と低重心に設計されたシルエットを形成しています。

8シリーズクーペのインテリアは高い操作性を確保するためにスイッチ類は明確にグループ分けされ、運転を妨げない位置に配置されているのが特徴です。

なかでもシフトノブは透明度が非常に高いクリスタルで作られたクラフテッド・クリスタル・フィニッシュを採用し、その中には数字の「8」が浮かび上がるようになっています。

さらにシートはベンチレーション機能がついたメルノ・レザーシートを採用するなどラグジュアリーモデルに相応しいこだわりの素材を使用しています。

8シリーズクーペは高いパフォーマンスとラグジュアリーを両立するために、ボディの素材にカーボンを採用。また、ボディパネルにはアルミなどを効果的に使用することで、高剛性なボディを実現しながら、車両重量は2000kgを切る軽量化を実現しています。

今回発表されたM850i xDriveに搭載されているエンジンは、最高出力530ps・最大トルク750Nmを1800rpmという低回転域から発生する新開発の4.4LV型8気筒DOHCターボ。フラップ制御式スポーツ・エキゾースト・システムによって官能的なサウンドを奏でます。

トランスミッションは8速ATでステアリングにはパドルシフトが装着され、自在にシフトチェンジが行えます。

駆動方式はBMW独自のインテリジェント4輪駆動システムであるBMW xDriveを採用。後輪重視のチューンが施されており、BMWのスポーツカーらしいドライブフィーリングを味わうことができます。

また高いパフォーマンスと快適性を両立させるサスペンションにはアダプティブMサスペンション・プロフェッショナルを採用。これは従来のダンパーに加えて、電子制御アクティブ・スタビライザーを装備することでロール特性を調整し、俊敏なコーナリングから快適なクルージングまで実現してくれます。

8シリーズクーペにはアクティブ・クルーズコントロールをはじめ最先端の運転支援システム標準装備。また、オーディオやエアコンなどの操作には、新たに「BMW Operating System7.0」を導入。10.25インチのコントロール・ディスプレイと12.3インチのフル・デジタル・メーター・パネルをそれぞれ自分が使いやすいようにカスタマイズが可能となっています。

最新鋭のテクノロジーを導入し、ラグジュアリークーペながら高い運動性能を実現したBMW8シリーズクーペ。新車価格は1714万円となっています。また、来年にはカブリオレ、グランクーペも追加される予定となっています。

本来デリバリーは年明けとなりますが、クリスマスに納車できる限定30台のスペシャルプランも用意しているそうです。気になる人はすぐにチェックしてみてはいかがでしょう。

(萩原文博)



【ニュース】美しさと速さを高次元で両立、BMW 8シリーズ クーペが日本デビュー!

2018年11月9日、BMWジャパンはフラッグシップ・ラグジュアリークーペの新型BMW 8シリーズ・クーペを発表し、販売を開始した。(タイトル写真はBMWジャパンのP.クロンシュナーブル社長)

美しいボディにV8ツインターボを搭載

BMW 8シリーズは1990年に初代が登場したが、1999年にはフェードアウトしていた。そして2018年のル・マン24時間レースで、2代目の8シリーズが発表された。

新型8シリーズは、低く伸びやかなシルエットに、美しいルーフライン、艶麗なリアフェンダーの造形が醸し出す、優雅さと官能的な個性を際立たせるデザインにより、新たなラグジュアリー・クーペとして、強烈な存在感を持つモデルとなっている。

インテリアもエクステリアと調和された洗練された高級感をまといながら、前後方向への意識を強調するように設計され、乗員の視線が自然と前方へ向かい、高い走行性能への期待感を煽るようなデザインとなっている。

搭載されるパワーユニットは、4.4LのV型8気筒ツインターボ。530psと750Nmを発生し、0-100km/h加速は3.7秒というピュア・スポーツカーに匹敵するハイパフォーマンスを実現している。

組み合わされるミッションは8速スポーツAT(ステップトロニック付き)で、BMW独自のインテリジェント4WDシステムのBMW xDrive で4輪を駆動する。

BMWのラグジュアリークーペにふさわしく、最先端の運転支援システムも標準装備。さらにパーキングアシストには、車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能なリバースアシスト機能が採用された。

グレードはM850i xDrive のみで、税込み価格は1714万円。デリバリーは2019年1月からの予定だが、最初にオーダーされた30台だけは、クリスマスに納車となる。

なお、8シリーズのコンバーチブルおよび4ドアのグランクーペは2019年に発表の予定。さらに、それぞれのMモデルも設定が予定されている。

では、発表会でのアンヴェール風景を画像でどうぞ! 前ふりが少し長いのはご容赦ください…。




■BMW M850i xDrive 主要諸元
●全長×全幅×全高:4855×1900×1345mm
●ホイールベース:2820mm 
●重量:1990kg 
●エンジン:V8DOHCツインターボ・4395cc 
●最高出力:390kW<530ps>/5500rpm 
●最大トルク:750Nm<76.5kgm>/1800-4600rpm 
●トランスミッション:8速マニュアルモード付きAT 
●駆動方式:フロントエンジン4WD
●価格:1714万円


BMW 8シリーズクーペ 新型、日本法人社長「2019年にはカブリオレとグランクーペが続く」

ビー・エム・ダブリューは11月9日、約20年ぶりに8シリーズクーペの販売を開始した。今回発売したのは4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する『M850i xDrive』を発売した。価格は1714万円。

ビー・エム・ダブリューのペーター・クロンシュナーブル社長は同日開いた発表会で、2019年に8シリーズのカブリオレモデルおよび4ドアクーペモデルも追加導入することを明らかにした。

クロンシュナーブル社長は「新型8シリーズクーペはラグジュアリークラスにおけるモデルライン拡張の幕開け的存在」とした上で、「来年には8シリーズのカブリオレとグランクーペが続き、さらにこれらすべてのモデルにMモデルを用意する」と述べた。

また「8シリーズのお客様の期待は多大なるもの。私たちにとって、そのことは極めて特別で上質なカスタマイズオプションを揃える必要性の高さを実感させている。そして来年以降、BMWインディビジュアルを提供する」ことも明かした。

さらに「新しいオンラインプラットフォーム、BMWプレオーダーをスタートさせる」ことも披露。「これはまだ正式には販売されていないモデルのために創設され、ラグジュアリーセグメントの全く新しいモデルをいち早くお届けすることを可能にする。来年の中頃に発売される新型『X7』を、お客様は今すぐオンラインで予約することが可能になった。予約したお客様には最初の生産枠の1台が確保される」とのことだ。


BMW 8シリーズクーペ 新型、日本法人社長「BMWブランドを最も強く表現している」

ビー・エム・ダブリューは11月9日、新型8シリーズクーペ『M850i xDrive』を発売した。価格は1714万円。ビー・エム・ダブリューのペーター・クロンシュナーブル社長は同日開いた発表会で「最高のトレードマークで、BMWブランドを最も強く表現している」と述べた。

クロンシュナーブル社長は「8シリーズクーペはBMWグループのナンバーワンネクスト戦略で定義されるラグジュアリーセグメントモデル構想の重要な要となる。新型8シリーズクーペの開発プロセスは極めて特殊なものだった。最初に披露したのが『M8 GTE』で、これは現在の8シリーズ開発における最初のミッションであり、レースシーンでその潜在能力を証明した」と紹介。

その上で「レーシングモデルの経験が、量販モデルの開発に影響を与えた。レーストラックから公道へ、レーストラックでのパフォーマンスと、真のラグジュアリーモデルという組み合わせは新たな境地だった。BMWのお客様は、このモデルで経験するあらゆる瞬間を楽しむことができるだろう」と述べた。

M850i xDriveは新開発の4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する。クロンシュナーブル社長は「最高出力530馬力を発生。また750Nmの最大トルクを1800回転から発揮する。そして0→100km/h加速は3.7秒」と解説した。

また「8シリーズを特徴付けているのは、そのキャラクターの多様さで、コンフォートモードでの最高にリラックスしたクルージングから、ボタンを押すだけで極めてスポーティなキャラクターへと変貌する。ちなみにスポーツモードではアクセルペダル特性曲線や出力特性だけでなく、その発するサウンドも変化する」とも。

さらにクロンシュナーブル社長は「このモデルは単に文字通りの最高級というだけではなく、運転する人をより優れたドライバー、優れたレーサーにしてくれる。8シリーズクーペは最高のトレードマークでもある。非凡な、まさに普通ではない方法でBMWならではの機能を極限まで高め、BMWブランドを最も強く表現している」と強調した。

新型8シリーズクーペは2019年1月から納車が開始されるが、クロンシュナーブル社長はによると「最初の30台に限り特別なクリスマス・サプライズを用意した。最初の30台は12月25日に特別に納車できるように調整した。注文は本日から受け付ける」とのことだ。



BMW最大のクーペ「8シリーズ」日本発売 4.4ℓV8のみ 1714万円

8シリーズ・クーペ、日本発売

BMWは、クーペの最上級モデル「BMW 8シリーズ・クーペ」を日本発売した。

新たなラグジュアリー・クーペは、リア・ホイールへの力感を表現するキャラクターラインがボディサイドに刻まれたスタイリング。低めに配置されたキドニーグリルとBMWレーザーヘッドライトが、全体のシルエットと調和し、強烈な存在感を演出するとBMWは言う。

運動性能実現を主目標に開発された新型は、新開発4.4ℓV8が最高出力530ps、最大トルク76.5kg-mを発揮。0-100km/h加速は3.7秒というピュアスポーツカーに匹敵するハイパフォーマンスを実現している。

今回、日本仕様としてはBMW M850i xドライブのみが発表された。諸元と価格は下記の通り。8シリーズの詳細は、続報をお待ちいただきたい。

8シリーズ・クーペのスペック

全長×全幅×全高:4855×1900×1345mm
ホイールベース:2820mm
車両重量:1990kg
エンジン:4395ccV8ガソリン
最高出力:530ps/5500rpm
最大トルク:76.5kg-m/1800-4600rpm
価格:1714万円





BMW 8シリーズカブリオレ 新型、量産第一号車がラインオフ…2019年3月発売へ

BMWグループは11月7日、新型BMW『8シリーズカブリオレ』(BMW 8 Series Cabriolet)の量産第一号車がラインオフした、と発表した。2019年3月に発売される。

新型8シリーズカブリオレは、クーペに続いて登場した新型『8シリーズ』の第2のモデルバリエーションだ。ルーフには、複数の層で構成されるソフトトップを採用しており、軽量化や静粛性が追求された。ソフトトップの開閉はフル電動式で、センターコンソールのスイッチ操作により、開閉は片道15秒で完了する。50km/h以下なら、走行中でも開閉できる。ソフトトップの色は、ブラックが標準で、アンスラサイトシルバーがオプションで用意される

新型8シリーズカブリオレには発売当初、欧州ではガソリンとディーゼルの1グレードずつを設定する。ガソリンエンジン搭載車が、「M850i xDrive カブリオレ」グレード。インテリジェント4WDシステム、制御式リアアクスルディファレンシャルロック、インテグレーテッドアクティブステアリング、アクティブロールスタビライザー付きアダプティブMサスペンションプロフェッショナル、高性能タイヤ付き20インチアルミホイールなどを装備する。

M850i xDrive カブリオレには、新開発の4.4リットルV型8気筒ガソリンターボエンジンを搭載した。最大出力は530hp/5500~6000rpm、最大トルクは76.5kgm/1800~4600rpmを獲得する。トランスミッションには、8速「ステップトロニック」で、4WDの「xDrive」とリアアクスルディファレンシャルロックが、常にエンジンパワーを路面に正確に伝える。その効果もあって、0~100km/h加速3.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を実現する。

この新型BMW8シリーズカブリオレの量産第一号車が、ドイツ・ディンゴルフィン工場からラインオフした。同工場では、柔軟な生産システムを導入しており、『5シリーズ』や『7シリーズ』と同じ製造ラインを使用して、新型8シリーズ カブリオレは組み立てられる。


満を持してって感じだね


BMW「8シリーズ 」が復活、エグゼクティブのためのラグジュアリーGTクーペ新登場

BMWジャパンは2018年11月9日、クーペ・モデルの最上級モデル「THE 8」を冠した新型ラグジュアリー・クーペ「8 シリーズ(G15型)」を発表し、発売を開始した。BMW 8シリーズは1990年~1999年にE31型クーペを販売していたので、今回の新型8クーペは19年振りによみがえった2代目モデルだ。

ラグジュアリーGTクーペ

新型8シリーズはエグゼクティブのためのラグジュアリーGTクーペであるが、一方できわめて高い運動性能が与えられ、余裕のあるロング・ドライブから、サーキットにおけるダイナミックなスポーツ走行までこなすことができるパフォーマンスが与えられている。

インテリアは、エクステリアと調和させ、洗練された高級感を強調しているが、ドライバー中心のデザイン、操作性は他のBMWモデルと共通だ。操作性を高めるためにスイッチ類は明確にグループ分けされ、分かりやすい配置になっている。シフト・ノブは透明度が高いクラフテッド・クリスタル・フィニッシュを採用したクリスタルで作られ、その中には数字の「8」が浮かび上がる。さらに、ベンチレーション付きの上質なメリノ・レザーシートや、ハーマンカルドン製のオーディオ、アンビエント・ライトを標準装備。スポーティさとラグジュアリーさを融合している。

新開発のV型8気筒エンジン

この新型8シリーズで初めて搭載される新開発の4.4L V型8気筒バルブトロニック直噴ツインターボエンジン(N63B44型)は、Mパフォーマンス・ツインパワーターボ・テクノロジーを採用し、530ps/750Nmという強烈な出力を発生。またフラップ制御式スポーツ・エキゾーストシステムによって官能的なサウンドを響かせる。なお0-100km/h加速は3.7秒と強烈だ。

トランスミッションはZF製の8速で、変速比幅が拡張され、油圧制御システムも改良されており、シフト・タイミングがより正確で俊敏になっている。さらに、マニュアル・シフト用に、ステアリングホイールにパドル・スイッチが設けられている。

4WDのxDrive駆動システムは、前後輪の駆動トルク配分を素早く正確に、かつ無段階に可変配分するが、この8シリーズは後輪寄りの駆動力配分によりスポーツカーそのものといえるドライブフィーリングを実現している。

ボディ、シャシーと運転支援システム

新型8クーペのプラットフォームはCLARプラットフォームで、ベースとしてはBMW 3シリーズ以上の共通FRプラットフォームだが、ボディの骨格は7シリーズと同様に、内部構造部材にカーボン材、ボディ・パネルにアルミ材を効果的に使用。堅牢で高剛性のボディながらも車両重量が2000kgを切る軽量化を実現している。

サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リヤがマルチリンク式で、アダプティブMサスペンション・プロフェッショナルを装備している。これは、従来の電子制御可変ダンパーに加え、電子制御アクティブ・スタビライザーを装備することで、ロール特性を調整し、高速コーナリングから快適なクルージングまで、幅広い範囲で操縦安定性を最適にコントロールするシステムだ。

同じく標準装備のインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングは、最小回転半径5.2mと小さくし、取り回しの良さと俊敏性を高め、一方で高速の車線変更や高速コーナリング時の走行安定性を向上させることができる。さらに、Mスポーツ・デファレンシャルLSDや、大容量のMスポーツ・ブレーキなどにより、本格的なスポーツ走行、サーキット走行をも楽しむことができる。

新型8シリーズ クーペは、ラグジュアリークーペにふさわしく最先端の運転支援システムを標準装備。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーンチェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーンディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロールアシスト、サイドコリジョン・プロテクション、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロストラフィック・ウォーニングが装備されている。

またパーキング・アシスタントには、初めてリバースアシスト機能が採用された。これにより、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能で、この機能を活用することで、例えば日本に多数点在する細い道に誤って迷い込んだ時などに安全かつ正確に、元のルートに復帰することができる。

操作系とインターネット接続

インテリアでは、新たに「BMW Operating System 7.0」を導入している。ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにした表示&操作コンセプトで、10.25インチのコントロール・ディスプレイと、12.3インチのフルデジタルメーター・パネルを、それぞれ自分用にカスタマイズすることを可能にしている。コントロール・ディスプレイは、タッチ操作に対応しており、スポーツ走行時などにコーナリングの横Gを表示させることもできる。

操作系はステアリングホイールのボタン、センター・コンソール付近に配置されているiDriveコントローラー、タッチ操作に対応したディスプレィ、さらに音声コントロール、ジェスチャー・コントロールなど他種類が採用され、状況に応じてドライバーが最も操作しやすい方法で、必要な情報設定にストレスなくアクセスできる。

また新装備の12.3インチのディスプレイを備えたフルデジタル・メーターパネルは、スピード、エンジン回転を表示する左右のメーター中央に、ナビゲーションマップの一部を表示可能としている。もちろん通信モジュールを搭載したコネクテッド・ドライブも標準装備し、さらにスマートフォン・アプリ「BMW Connected」をインストールすることでスマートフォンとの多彩な連携も可能になっている。

【メーカー希望小売価格(消費税込み)】

・BMW M850i xDrive:17,140,000円


復活した8シリーズは“おとな向け”のスポーツクーペだ!──M 850i xDrive試乗記

「感情を揺さぶる」と、BMWがうたう新型8シリーズクーペ。なるほど、低い車高に長い全長を持つ2プラス2シーターのスタイルは、スポーツクーペ好きの興味を強く惹きつける。

私がスポーツクーペ好きというのもあって、2018年6月のル・マン24時間レース会場で最初にお披露目されたときから、ずっと気になる存在だった。

だから今年10月、ポルトガルでM850i xDriveに試乗したとき、期待どおりの出来だったので、たいそう嬉しくなった。

M850i xDriveは4.4リッターV8エンジンにフルタイム4WDシステムを組み合わせたモデル。最高出力320ps、最大トルク680Nmを発揮する。

新型8シリーズを担当したBMWのプロジェクトマネージャーに想定ライバルを聞くと「アストン・マーティン DB11」や「ジャガー FタイプSVR」などがあがった。

全長4855mmもあるボディは迫力満点だ。上下幅の薄いヘッドランプにキドニーグリルと、バンパー一体型のエアダムがすごみを効かせている。この点では少なくとも”想定ライバル”と真っ向勝負できる。

ただし、名前の上がったライバルたちの本当の競争相手になるのは、2019年の登場と噂される「M8」だろう。M850i xDriveは、ステアリングのレスポンスも、足まわりの設定も、スポーツカーではなくGT寄りだったからだ。それは、一般道で試乗してすぐに気づいた。

多気筒エンジンの醍醐味を堪能

テストドライブ最初のパートは、リスボン周辺の高速道路と、山岳路、そして景色のきれいな空いた海岸線の道だった。

山岳路では、道幅が極端に狭いので神経を使った。ひょっとしたら私より対向車のドライバーのほうが、迫力ある幅広ボディの8シリーズとすれ違うのに気をつかったかもしれないが。

2820mmのロングホイールベースを持つボディに、ウルトラクイックというほどではない設定のステアリングの組み合わせのため、小さな曲率のカーブが続くワインディングロードにはベストマッチとはいえない。

ただし、道幅が広くなり交通量が減ると、このクルマの天下だ。V8エンジンは低い回転域でもたっぷりした力を生み出す。

加速する際の独特なトルク感は、多気筒エンジンの醍醐味だ。くわえて、しなやかに動くサスペンションも魅力だ。大型スポーティクーペならでは、と、言うべき気持ちのよい乗り心地である。なお、サスペンションシステムは7シリーズと一部共通。フロントがダブルウィッシュボーン、リアが5リンクだ。

とりわけ美しい海岸線のドライブは、舗装のいい路面とあいまって、じつに気分がよかった。多少シャープさを犠牲にしても、ドライブの楽しさをとったのは、正しい選択と思う。スポーツカー好きには、M8があるのだから。

このクルマのオーナーは、ロサンジェルスならパシフィックコーストハイウェイからロデオドライブへ、香港なら西貢(Sai Kung)の景色を楽しんだあと梳士巴利道(Salisbury Road)に戻ってくるような人なのかなぁと思いながら、私は海岸線を走った。

今回のドライブでは、新世代のインフォテインメントシステムが道中をより快適にした。「BMWオペレーティングシステム7.0」は、10.25インチのディスプレイであらゆる機能を操作出来る。

指先の動きだけで操作可能な「ジェスチャー・コントロール」によって、運転中に目的地を確認したりラジオ局を選択したりするのも実に簡単だった。オーディオの音もよい。

インテリアは最新BMW の共通テイストに仕立てられている。ユニークなのは8段のオートマチックギアセレクターのノブだ。透明なクリスタルなのだ。複雑な面取り(カット)がしてあり、奥に8の字が見える工夫を凝らしている。

サーキットでは想像以上にスポーティな走りを披露

テストドライブの後半、新型8シリーズが持つもうひとつの”顔”を見た。サーキット走行で、たんに快適性のみを追求したGTではないのがわかったのだ。

サーキットでは予想以上に速かった。ドライブモードで「スポーツ」あるいは「スポーツ+(プラス)」を選ぶと、威勢のよい破裂するようなアフターファイアの音が室内に響き渡り、気分が大きく昂揚する。しかも、アクセルペダルの踏み込みに対する反応は速くなり、5500rpmで最高出力を発生する高回転型のエンジンの魅力を余すところなく堪能出来る。

ステアリングホイールもスポーツモードでは重めになり、サーキットを走るにはかなりいい手応えだ。純粋なスポーツカーほどの鋭さはないまでも、路面とのコンタクトはしっかり手のひらに伝わる。また、スポーツモードの4輪駆動システムは、後輪へ積極的にトルクを配分するため、BMWならではのスポーティな操縦感覚を堪能出来る。

姿勢変化はそれなりにあり、ウルトラフラットではない。コーナーでは適度に車体がロールする。私自身はこれでよいと思った。言うまでもなく、M850i xDriveはオンロードのドライブを主たる使用目的に開発されているのだから。

なお、電子制御ダンパーを持つアクティブサスペンションシステムに、電子制御アクティブスタビライザーを組み合わせ、乗り心地と操縦性を共に高めたそうだ。

電子デバイスの介入はナチュラルだ。高頻度で介入し、ドライバーのライン取りを助ける。ただし、電子デバイスが作動しているかどうかは注意深く観察しないと気づかないはずだ。

だから、サーキット走行ではいちどもホイールスピンしなかったし、コーナーからコーナーへと移るとき、多少ステアリングホイールをこじっても、後輪が暴れるような場面は皆無だった。誰でもスムーズなスポーツドライビングが楽しめるクルマに仕立てられている。

開発担当のひとり、トマス・アルント氏は「(7シリーズと違い)あえてフルエアサスペンションにしていません。ドライビングのためには、従来からある金属コイルの特徴をうまく活かしたほうがいいと判断したからです」と、話す。

さらに「7シリーズのクーペ版がこの8シリーズと言えますが、単なるラグジュリークーペではありません。スポーツカーの特徴も併せ持つ、いわゆる“The Best Of Both Worlds”なのです」と述べた。

これまであった「6シリーズ」のポジションを受け持つ新型8シリーズの完成度は相当高い。日本で価格は1714万円であるが、価値ある“おとな向け”クーペと言える。




【試乗】BMW M850iは単なる高級クーペにあらず! サーキットまでこなす強烈な切れ味

 走りのベンチマークはポルシェ911か

 BMWから新型8シリーズとZ4の国際試乗会の案内がきた。早速スケジュールを調整して、ポルトガルに乗り込んだのだ。現地一泊二日で二台のニューモデルを試乗するのでちょっと慌ただしいが、BMWの最新のテクノロジーに初乗りできるので、期待に胸を膨らませて機上の人となったのである。

 空港からいきなりエストリル・サーキットに向かった。眠さが吹き飛ぶほどのパフォーマンスのBMWをテストする。このサーキットは最近はBMWだけでなく、ポルシェもよく使うサーキットだ。昔はF1が開催された有名なサーキットであるし、セナがポルシェのターボで優勝したコースでもある。最近はスーパースポーツの、「マクラーレン・セナ(800馬力)」で走ったことがあったが、古いサーキットなので、適度に路面は荒れているし、長いストレートと複合コーナーが特徴だ。しかもエスケープゾーンはない。圧巻はタンブレロを呼ばれる最終コーナーで、大きな横Gが長く続く難しいコーナーだ。F1のステアリングを握るセナは、誰よりもこのコーナーを速く走ったことをイメージしながらエストリルに挑んだ。

 ところで、スポーツカーのZ4をサーキットで走らせるのかと思ったが、じつはこのコースは、高級クーペの8シリーズのために用意されていたのだった。なぜ? と思った。高級クーペでサーキットを走っても平気なのかと心配になったが、じつは新型8シリーズ誕生の秘話を聞くと納得した。

 BMWはずっと昔からツーリングカーレースの常勝軍団として、ライバルからは恐れられてきた。だが、最近のモータースポーツ活動はパッとしない。SUVやディーゼルを売りすぎた後遺症なのかもしれない。昔はM3(4気筒2.5リッター自然吸気)がグループAのレースで活躍した。私も何度かM3の餌食になったことがあった。カミソリのようなハンドリングにBMWの速さの秘訣が存在していた。

 グループAからGTカーのレースにシフトすると、マシンはより大きく幅の広いシャシーが必要となった。最近までBMWはM6のレースカーでFIA・GT3を戦ってきたが、トレッドをより広くする意味もあり、今年からは8シリーズでGTレースに挑んでいる。

 新たにラインアップされた8シリーズは今年のル・マン24時間レースで発表され、今年の10月の富士スピードウェイで開催されたWEC(FIA世界耐久先取権)では見事にクラス2位を獲得している。このように新型8シリーズが単なる高級クーペではないことが理解できたし、モータースポーツと深い関係を持って誕生したのである。

 前置きが長くなったが、サーキットとオープンロードのインプレをリポートするが、テストした8シリーズは「M850i xDrive」。本格的なMモデルではないが、ノーマルのBMWとMモデルの間に位置するMパフォーマンスがM850i。しかも電子制御のxDrive(AWD)を備えている。

 V8エンジンの高級クーペのセグメントでは、メルセデス・ベンツSクーペやレクサスLCが頭に浮かぶが、開発エンジニアの言葉の端々にはポルシェ911をベンチマークとしたことを感じさせる発言がある。その証拠に0-100Km/h加速で4秒を切る俊足ぶりは911カレラ4に近いパフォーマンスだ。

 エンジンはホットVと呼ばれるV8ターボで、Vバンク内にターボを搭載する。パワーは530馬力で750N・mを発生するが、Vバンク内のターボは向き合うシリンダーの排気管を集合させ、排気干渉をなくすスグレモノだ。したがって、カタログ数値では語れないほど、スロットルレスポンスがシャープで気持ちよくエンジンが吹き上がる。まるで自然吸気のようなスムースな回り方をするのだ。750N・mというビッグトルクはMデファレンシャルを経由して20インチのタイヤに伝わるが、前後トルク配分が最適化されるインテリジェントなAWDシステムによって、4つのタイヤに分散される。

 BMWのV8はバンク内にターボを搭載するが、排気管の集合がユニークなので、排気干渉が少ないエンジンだ。BMWのオンリーワンの技術である。つまり速いだけでなく、スロットルレスポンスがシャープでドライバーの右足に鋭く反応するから、楽しいのだ。数ラップの走りはほとんど全開。まるでM8に乗っているような錯覚に陥るほど、ハンドリングはダイナミックだった。

 サーキットを後にして、リスボン郊外のワインディングを楽しむ。ハイテンポな音楽を聞きながら、ユーラシア大陸の西の外れをドライブするなんて、とても贅沢な時間がすぎる。狭い道でも、取りまわしが良いので苦労はない。こんな日はオープンで走りたいと思ったが、新型8シリーズには「カブリオレ」も用意されている。待望のM8も来年には市販されそうだ。

 新型8シリーズはエレガントであるものの、サーキットの熱い鼓動も聞こえてくる。単なる高級クーペではないことがわかった試乗会だった。
Posted at 2018/11/11 01:06:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW | 日記

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