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2018年11月21日 イイね!

実際に合併とかが裏で計画されていたのかね?

実際に合併とかが裏で計画されていたのかね?日産を裏切った本当の極悪人か?カルロス・ゴーンの功と罪

失われかけていた日産の歴史を継続させたゴーンのカリスマ性

11月19日、日産自動車の代表取締役会長であるカルロス・ゴーンが有価証券報告書に報酬を過少申告していた疑いで、東京地検特捜部は金融商品取引法違反で逮捕された。その日の22時より神奈川県横浜市にある日産グローバル本社では、西川廣人(さいかわひろと)社長兼最高経営責任者が緊急記者会見を行い、内部告発から数ヶ月にわたる調査結果を検索当局に情報提供していたという。

ゴーンが実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載したというのは、2011年から2015年までの5年間。その額は約50億円とのことだ。しかし、これは本人だけでは実行することは不可能。日産自動車社内に処理をした関係者は間違いなくいたはずだ。しかし、共同通信によると検察当局との司法取引があったということで、その結果、ゴーンが会社の資金を私的に支出していたなどの不正行為になども含め、それらに深く関与したというグレッグ・ケリー取締役の両名以外の逮捕者は出ていない。

ゴーンが前述の5年間に申告していた報酬額は約50億円。つまり半分を過小申告していたわけだ。会社の資金で購入した海外物件を私的利用していたなど、あれほどの報酬をもらっていたのに「なぜ?」という疑念は拭いきれないが、横領の疑いもあるようだ。

現段階では、各メディアが報じているように、どのような社内情報が検察当局に行ったなど公開されていない点が多々あるが、少なくとも「日産自動車」としての責任より、ゴーンおよびケリーの両者が犯した罪というスタンスに感じされた。さらに、昨晩の記者会見で西川社長が「実力者として君臨してきたことの弊害」とか「負の遺産」と長年の権力集中に対する苦言を呈していたのが印象的だった。

ゴーンが不正行為を行っていたのは事実のようだ。しかし、コストカッターの異名をもつほどの経営の効率化を行い、瀕死の日産を1999年の就任からわずか2年目でV字回復させた功績はある。

燃費不正問題で三菱自動車を日産の傘下にすることで助けたのもゴーンだ。

また身近なところでいえば、スカイラインを継続させ、途切れていたフェアレディZの歴史が再び動き出し、さらにGT-R(R35型)という世界に通用するスポーツカーを世に送り出した。

振り返れば、Z32型フェアレディZの生産が終了したのは1998年。ゴーン就任の前年だ。一般的に新型モデルが登場すると同時に次期モデルの開発がスタートする。しかし、経営が苦しかった当時の日産にとって、フェアレディZの次期モデルの開発はもちろん、構想さえストップされていた。

一方、スカイラインは1998年にR34型へとバトンを渡しているが、2001年に登場したV35型スカイラインは1999年に出展されたコンセプトカー「XVL」の市販仕様で、一説にはローレルのコンセプトカーと噂されたクルマだった。それゆえファンからは「スカイラインらしくない」など酷評されていた。

このクルマを「スカイライン」として世に放つ指示を出したのはゴーンだった。おそらく、当時の日産には、ゴーンの提案に反論することができる人はいなかったはずだ。

じつは、このV35型スカイラインの開発責任者だったのが、R35型GT-Rのチーフ・ビークル・エンジニア(CVE)だった水野和敏。

また、2001年の東京モーターショーでは、GT-Rコンセプトが登場。当時は「あくまでもコンセプトモデル」と日産は主張していたが、開発は正式スタートをしたはずで2007年のR35型GT-Rを登場させた。

また、フェアレディZの開発もゴーンの指示で再開され、Z33型が2002年に登場する。このクルマの開発責任者も水野だった。

チューニング界を再復興したR35型GT-R

1989年に登場したR32型からR34型までのスカイラインGT-Rは、間違いなくチューニング業界を潤したクルマだ。しかし搭載していたRB26DETT型エンジンが排ガスクリアをできないことが理由に2002年に生産を終了。同年にはトヨタ・スープラ、日産・シルビアといったターボモデルも続々と生産を終了している。チューニング業界としては、ベース車両となるスポーツモデルが無くなり、お先真っ暗となるところだった。

そんな状況のときに、ゴーンのひと言で開発がスタートし、登場したフェアレディZは、まさにチューニング界の救世主だったことだろう。ただ、NAエンジンということもあり、R32~34型スカイラインGT-Rほどのパワーを出せなかったこともあって、端から見ていると盛り上がりには欠けていたような印象がある。

そんな暗たんたる時代を過ごしていたチューニング業界を活性させたのは、2007年に登場したR35型GT-R。これも前述したように彼の判断で、予算度外視の開発が行われ、市販化できた一台だ。

このように、ゴーンは日産のスポーツモデルの開発を水野ひとりに託していたといっても過言ではないだろう。本来ならば異なる車種で開発期間が被っているなら、それぞれに担当者を任命してもよいはずだ。そういう点は、昨日からの報道どおり「ゴーンは気に入った人だけを使う」という人事をしていたといえるだろう。

5年振りのGT-R復活に世の中は歓喜したのもつかの間、なんとちょっとでもチューニングしたら「ディーラー出禁」というお達しを日産が発表。たとえホイール交換しただけでも、オイル交換さえもディーラーで受け付けてくれなかったという。

一説には500馬力弱(当時)のGT-Rを国土交通省が認可する上で、さまざまな要件を与えたためとも言われていた。

それまでのGT-Rの歴史を振り返れば、チューニングするユーザーが多く、日産としても大切なお客さまとして扱っていたが、その姿勢を覆したようにしたことには我われも驚かされた。結果的には、後にR35GT-Rのチューニングへの規制緩和がされ、日産系イベントへチューニングショップが参加できるようにもなっている。

もちろん、R35型GT-Rのチューニングは、発表当時からパーツメーカーが積極的に取り組み、R32~34スカイラインGT-Rとは異なり、輸出もされていたこともあって世界中でチューニングが盛り上がっていった。さらに日本のエンジン系パーツ以外にエアロパーツなどが輸出され、国内のチューニングショップはR32~34スカイラインGT-Rより幅広い販路を獲得することになった。ある意味では、これもゴーンの功績といえるだろう。

確かに法を犯したのは事実だろう。だが、良くも悪くもカリスマ性があったから、他の人では実現できないことを達成してきたのもカルロス・ゴーンである。

すでに解任は決定しているようだが、今後の日産と三菱がどのような歩みをするだろうか。

(文中:敬称略)


ゴーン氏逮捕で揺れる日産自動車、国内取引先3658社への影響は必至 帝国データバンク

帝国データバンクは11月20日、日産自動車カルロス・ゴーン会長の逮捕を受け、同社グループ取引先の調査・分析結果を発表した。

11月19日、東京地検特捜部は日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏および同社代表取締役のグレッグ・ケリー氏を金融商品取引法違反の疑いで逮捕。日産自動車は同日の記者会見で2人を解任する方針を明らかにした。ゴーン氏は世界最大規模の自動車グループを率いる「要」だっただけに、各メディアで大きな問題として報道されている。

帝国データバンクは、147万社を収録する企業概要データベース「COSMOS2」の中から、日産自動車をはじめ、国内主要連結子会社16社と直接取引がある取引先を抽出し、社数・従業員数(非正規社員を除く)合計、都道府県別、業種別、年商規模別に調査・分析した。

その結果、日産自動車グループ国内主要企業と取引のある国内企業(個人経営、各種法人等含む)は全国全業種合計で3658社にのぼることが判明した。このうち、日産自動車グループの仕入先・下請先が2703社、同グループの販売先が1127社を数えた(重複あり)。

都道府県別では、「東京都」が1264社を数え、全体の34.6%を占めトップ。2位は横浜工場や追浜工場が所在する「神奈川県」の722社(構成比19.7%)、3位は「愛知県」の256社(同7.0%)が続いた。

業種別に見ると、仕入先・下請先企業では「自動車部分品製造」が102社(同3.8%)でトップ。以下、「ソフト受託開発」(85社、同3.1%)、「産業用電気機器卸」(81社、同3.0%)、「他の事業サービス」(78社、同2.9%)、「労働者派遣業」(70社、同2.6%)の順となった。販売先企業では「自動車(新車)小売」が172社(同15.3%)でトップ。以下、「乗用旅客自動車運送」(127社、同11.3%)、「自動車一般整備」(110社、同9.8%)、「自動車部品付属品卸」(102社、同9.1%)などが上位に名を連ねた。

年商規模別に見ると、「1億~10億円未満」が1444社(同39.5%)でトップ。「1億円未満」(353社、同9.7%)と合わせて、全体の49.1%が年商規模10億円に満たない中小企業であることが分かった。他方「100億~500億円未満」(408社、同11.2%)、「500億~1000億円未満」(95社、同2.6%)、「1000億円以上」(153社、同4.2%)などの「100億円以上」の取引先は全体の2割弱を占めている。

一連の完成検査問題で日産ブランドに対する信用が低下している中、カリスマ経営者の逮捕は、国内外におけるグループの経営や体制に大きな打撃となることに加え、ブランド力の低下による今後の販売面への影響も懸念される。帝国データバンクでは、2703社の仕入先・下請先を含む、サプライチェーンへの影響は必至であり、特に日産自動車への取引依存度が高い中小企業にとっては、死活問題となりかねず、中期的な影響を注視する必要があるとしている。


日産からカルロス・ゴーン代表取締役会長らによる重大な不正行為について報道発表

■日産からカルロス・ゴーン代表取締役会長について報道発表

 2018年11月19日、カルロス・ゴーン代表取締役会長逮捕を受け、日産から以下の発表がありました。

~~ 日産自動車株式会社 リリース全文~~  日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川廣人)は、内部通報を受けて、数か月間にわたり、当社代表取締役会長カルロス・ゴーン及び代表取締役グレッグ・ケリーを巡る不正行為について内部調査を行ってまいりました。

 その結果、両名は、開示されるカルロス・ゴーンの報酬額を少なくするため、長年にわたり、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していたことが判明いたしました。

 そのほか、カルロス・ゴーンについては、当社の資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為が認められ、グレッグ・ケリーがそれらに深く関与していることも判明しております。

 当社は、これまで検察当局に情報を提供するとともに、当局の捜査に全面的に協力してまいりましたし、引き続き今後も協力してまいる所存です。 

 内部調査によって判明した重大な不正行為は、明らかに両名の取締役としての善管注意義務に違反するものでありますので、最高経営責任者において、カルロス・ゴーンの会長及び代表取締役の職を速やかに解くことを取締役会に提案いたします。また、グレッグ・ケリーについても、同様に、代表取締役の職を解くことを提案いたします。

このような事態に至り、株主の皆様をはじめとする関係者に多大なご迷惑とご心配をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。 早急にガバナンス、企業統治上の問題点の洗い出し、対策を進めて参る所存であります。

※ ※ ※


カルロス・ゴーン会長の逮捕は日産の内部告発! ゴーン会長が抜けた穴埋めはどうなる?

 カルロス・ゴーン氏の抜ける穴は大きい

 驚いた! 日産のカルロス・ゴーン会長が東京地検特捜部に逮捕された。有価証券虚偽記載容疑とのこと。容疑の内容についての詳細な内容は不明ながら、ゴーン会長の報酬の状況をみると、一般的な給与の他、株価に応じた報償が出るなど複雑。加えて絶対的な権力を持っていたため、その気になれば裏技的なことも出来た可能性大。容疑の詳細は徐々にわかってくるだろう。

 ちなみに逮捕のきっかけになったのは、ゴーン会長とグレッグ・ケリー代表取締役が数年に渡り過小申告しているという日産社内の内部告発によるもの。これを受け、日産は社内調査を行い「隠しておけない」と判断したようだ。早くも日産はゴーン会長とグレッグ・ケリー代表取締役の解任をすべく取締役会を開くという。2人の離任は確実な流れになっている。

 問題は今後だ。ゴーン会長の影響力たるや会長になった現在でも絶大。フランス主義バリバリのルノーと、同じく日本型官僚のような社風を持つ日産の関係が上手く続いているのだってゴーン会長の強い強い指導力によるものである。三菱自動車の再建にあたっても絶大な指導力を見せた。ゴーン会長の決断無しに三菱自動車の再建策は決まらなかったと思う。

 困ったことに現在ゴーン会長の役割を引き継げるような人材は、ルノーにも日産にもいない。何度か後継者を育てようとしていたものの(現在アストンマーチ代表のアンディ・パーマー氏など好例)、全て上手くいかなかった。現在日産の社長になっている西川氏もゴーン会長退任の後、采配を振れるかとなれば難しい。三菱自動車だってゴーン会長が手がけていた。

 今後の動きとしてはゴーン会長が行っていたルノーと日産の調整を行うポジションを任命しなければならない。一方、ゴーン会長のコネクションで日産に居る外国人の多くも、厳しい立場になると思う。日産に居られなくなるケースだって出てくるんじゃなかろうか。当然ながら日産に於けるルノーのプレゼンスは低くなっていく。もう少し厳しく表現するならフランスの言うことを聞かなくなる。

 ゴーン会長逮捕のニュースによりフランスでルノーの株価が5%落ちたという。経済界からすれば、ゴーン会長あってのルノーだと考えているのだろう。実際、ルノーの収益の多くは日産からの株主配当によるもの。20日になると日産の株も下がると思う。日産の激動が始まります。新しい情報あれば随時お届けしたい。



日仏政府、ルノー日産三菱のアライアンス維持を支援へ…ゴーン会長逮捕の混乱収束目指す

11月19日、日産自動車のカルロス・ゴーン会長が逮捕された。これに関して、フランス政府のル・メール経済財務大臣が、声明を発表している。

日産のカルロス・ゴーン会長は、ルノーグループの会長兼CEOも務めている。そのルノーグループの株式の15%をフランス政府は保有している。日産のゴーン会長の逮捕は、フランス政府にとっても重大な関心事だ。

ル・メール経済財務大臣は、ゴーン会長の逮捕を受けて、「フランス政府の第一の関心は、ルノーの安定と、ルノーと日産の提携の強化だ」と述べた。

今回の逮捕劇は、日産の従業員だけでなく、ルノーグループの従業員にも動揺が広がっている。ル・メール経済財務大臣は、ルノーの全従業員に対して、「フランス政府はこの問題に取り組んでいる。ルノー日産三菱アライアンスの持続可能性を確保するために、必要なすべての措置を取っている。心配しないで欲しい」と呼びかけた。

今回の件を巡って、日仏政府間の動きも活発になってきた。ル・メール経済財務大臣は11月20日、日本の世耕弘成経済産業大臣と電話会談を行った。両大臣は、「日仏政府が、世界を牽引する自動車メーカーのひとつであるルノー日産三菱アライアンスに対して、また協力関係を維持していくという共通の意志に対して、強力にサポートすることを再確認した」と共同発表している。


日産自動車のカルロス・ゴーン会長、同社の救世主から一転して独善者に?

日産自動車のカルロス・ゴーン氏が、同社の有価証券報告書に自らの役員報酬を約50億円過少記載した疑いや私的な目的での投資金支出、経費支出が有るとして、東京地検特捜部が11月19日、金融商品取引法違反の疑いで同氏と、同社代表取締役のグレッグ・ケリー氏を逮捕しました。

ゴーン氏の報酬は2016年度までは3年連続で10億円を超えていましたが、2017年度は7億3,500万円で、過去最高だった2016年度の10億9,800万円から3割以上減少していました。

経営危機に陥った日産を立て直した経営手腕で知られる同氏は、1999年に45歳で仏ルノーから日産の最高執行責任者(COO)として就任。主な経歴は以下となっています。

・1954年にレバノン人の両親の元、ブラジルのアマゾン川流域の街で生まれる・2歳で両親の故郷レバノンに移住、高校まで過ごす・仏パリの大学へ進学。6ヶ国語を操る・1978年に24歳で仏のタイヤメーカー、ミシュランにン入社・18年間で南米や北米事業のトップに就任するなど要職を歴任、コストカッターの異名を持つ・1996年に仏ルノーがヘッドハンティング、同社の上席副社長に就任するや数年で黒字化に成功・1999年に日産自動車の最高執行責任者(COO)就任、・2000年に日産取締役社長に就任(46歳)

また、ゴーン氏の日産でのこれまでの功績は以下となっています。

・2000年4月の日産社長就任時、6,800億円の赤字状態だったが、部品調達コストを削減、売れる地域(米国)で沢山販売するなど、翌年3月には 3,300億円の黒字にV字回復させる・約2兆円の有利子負債を4年で完済・2011年6月、三菱自動車工業と軽自動車事業に関わる合弁会社を設立・2016年に三菱自動車工業を傘下に入れ会長職に就任・赤字対策で2万人のリストラを断行。一方でメーカーとしてやるべき成長戦略(米市場の強化、新車投入、デザイン改良など)を着実に実行・2017年4月に日産の社長を退き、代表権のある会長に就任

一方、ゴーン氏の性格や能力面は……

・決断が早く、実行も早い・努力家、勉強熱心、複雑な物をシンプルに説明する能力に長ける

そんな日産にとっては恩人と言えるゴーン氏ですが、同氏に集中していた強大な権力の弊害からか、今回の不正発覚までに時間がかかり過ぎているきらいが有り、本件が長きに渡って発覚しなかったのが非常に不可解。

2017年4月にゴーン氏に代わり、同社社長となった西川廣人社長や、1988年に北米日産に入社、2008年に執行役員となり、2015年に同社代表取締役になったグレッグ・ケリー氏を含め、社内での認識がどうなっていたのかなど、今後の更なる事件解明が待たれます。

(Avanti Yasunori・画像:NISSAN)


犯罪をしていた事実は当然ある
三社がゴーンによって復活出来たっていうのも事実



叩けば出るゴーン会長の“ホコリ”…社費で4か国に豪華私邸、部下の役員報酬ピンハネも?[新聞ウォッチ]

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年11月21日付

●ゴーン容疑者、直近3年分も過少記載か、役員報酬、差額計30億円、ゴーン容疑者(読売・1面)

●日産、経営体制刷新へ、株主総会、前倒し検討(読売・1面)

●3社連合の行方不透明、ルノー後任、ボレロ氏軸に(読売・2面)

●日産株5%急落、ルノー株大幅続落(読売・9面)

●日産法人も立件へ、ゴーン会長報酬過少記載容疑、住宅購入数十億円支出か(朝日・1面)

●三菱電機ゴム部品で不正、鉄道車両向けなど、子会社が品質検査せず(朝日・3面)

●ゴーン経営尻つぼみ、日産、EV苦戦目標未達(朝日・8面)

●他役員の報酬、付け替えか、ゴーン会長、配分権握る(毎日・1面)

●ホンダ販売店が「やったぜ日産」従業員ツイート(毎日・27面)

●不正な投資資金支出、ゴーン容疑者是正を拒否、数年前監視委指摘で日産要求(産経・1面)

●ゴーン容疑者、年10億円報酬還流疑い、海外住宅も利益供与か(東京・1面)

●40億円分は株価連動報酬、ゴーン会長50億円不正(日経・19面)

ひとくちコメント

何とも驚くばかりである。叩けばホコリが出るというように、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕された日産自動車のカルロス・ゴーン会長の長きにわたる金銭欲にからむ悪事が次々に発覚している。

一夜が明けたきょうの各紙も「ゴーン容疑者」関連の記事が引き続き1面トップのほか、経済面や社会面、それに社説などでも取り上げている。企業トップの不正事件で全国紙が2日連続で1面トップ記事として報じるのも珍しい。このうち、朝日は「日産法人も立件へ」とのタイトルで、「特捜部は法人の責任も重視。法人も罰する『両罰規定』の適用に向けて捜査を進める」と報じている。

また、東京のトップ記事は「年10億円報酬還流疑い、海外住宅も利益供与か」。他紙も社会面などで報じているが、海外子会社の資金を使って、ブラジル・リオデジャネイロの高級マンション、レバノン・ベイルートのほか、フランス・パリ、オランダ・アムステルダムに高級住宅を相次いで購入。無償で自宅として利用していたことが発覚したという。

さらに興味深いのは、毎日が1面トップで報じた「他役員の報酬付け替えか」という疑惑。記事によると、日産の取締役に支払われた報酬の総額は毎年約30億円と株主総会で承認されていたが、実際に取締役に支払われた報酬は、承認された額より毎年約10億円少なく、ゴーン容疑者には承認額の分配を決める権限があったといい、他の取締役に支払われなかった報酬の一部がゴーン容疑者に流れていた疑いがあるという。東京地検特捜部は会社資金の流れを追っているとも伝えている。

思えば、ある執行役員に報酬額を聞いたことがあるが「みなさんが想像しているほどではなく、恥ずかしくて金額も言えない」とこぼしていた。ゴーン会長への10億円は、部下たちの役員の報酬を一部を削り取って支払われたことが読み取れる。なかには不満を訴え、クビになった役員も少なくなかったという。ゴーン会長への“上納金”がある種の「踏み絵」にもなっていたようだ。



ルノー取締役会、ボロレCOOをCEO代行に任命…ゴーン会長逮捕で

ルノーは11月20日に開いた取締役会で、カルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者(CEO)が東京地検特捜部に逮捕されたことに伴い、ティエリー・ボロレ最高執行責任者(COO)がCEO代行に就任することを決めた。

ボロレ氏は当面、ゴーン氏と同じ権限を与えられ、グループ経営に当たる。ゴーン会長兼CEOは従来の位置にとどまっているが、業務ができない状態。

また、ルノーはゴーン氏に対する東京地検特捜部の捜査については「現時点でコメントできない」としている。同時に、日産に対して社内調査で得たすべての情報をルノー側に渡すよう求めることも決めた。
Posted at 2018/11/21 22:20:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2018年11月21日 イイね!

この一件が日本とフランスでどう解釈されていくかな

この一件が日本とフランスでどう解釈されていくかなグレッグ・ケリー【Greg Kelly】日産自動車株式会社 代表取締役のプロフィール【Nissan】

カルロス・ゴーン氏とともに重大な不正行為によって逮捕されたグレッグ・ケリー氏の経歴は下記の通り。

1956年07月生まれ

学歴
1978年06月オーガスターナ大学卒業 行政学学士取得
1981年06月ロヨラ大学法学部卒業 法務博士号取得


職歴
1981年06月バーンズ&サンバーグ法律事務所 弁護士
1988年03月北米日産会社 入社 法務部シニア・マネージャー、次席弁護士
1993年08月同社 人事部 ダイレクター
2000年04月同社 人事部 シニア・ダイレクター
2005年10月同社 バイス・プレジデント、人事・組織開発担当
2008年04月日産自動車株式会社 執行役員
2009年04月同社 常務執行役員
2012年06月同社代表取締役、常務執行役員
2014年04月同社代表取締役、アライアンスEVP、専務執行役員 アライアンス タレント マネジメント担当
2015年02月同社代表取締役


カルロス ゴーン【Carlos Ghosn】:日産自動車株式会社 取締役会長のプロフィール【Nissan】

1954年3月9日 ブラジル生まれ。1974年に(仏)国立理工科大学、1978年に(仏)国立高等鉱業学校の工学部の学位を取得し、卒業。ポルトガル語、アラビア語、英語、フランス語を操る。

現在、日産自動車株式会社の取締役会長を務める。

1999年6月に日産の最高執行責任者に就任。その後2001年6月に社長兼最高経営責任者に就任し、2008年より同社の取締役会長も兼任。日産リバイバルプランにおいては中心的な役割を担い、僅か2年で倒産の危機に瀕していた会社を黒字転換させた。そして2017年4月、社長兼最高経営責任者を西川廣人氏に引き継いだ。

2005年5月にルノーの社長兼最高経営責任者に就任し、2009年より同社の取締役会長も兼任。さらに2016年12月に、三菱自動車の取締役会長に就任した。

また、世界最大規模の自動車グループである、ルノー・日産アライアンスの会長兼最高経営責任者も務めている。2015年にルノー、日産、三菱自動車とアフトヴァズはグローバルで計996万台販売し、実に新車の9台に1台がアライアンスのクルマとなっている。

2013年6月から2016年6月までは、ロシア最大の自動車メーカーで「ラーダ」ブランドを展開するアフトワズ社の会長も務めた。

現在は、北京の清華大学の国際諮問委員、ベイルートのサン・ジョセフ大学の戦略委員を務めている。

日産に着任する前は1996年12月よりルノー・グループの上席副社長を務める。メルコスール事業を担当すると共に、先行開発、車両技術・開発、車両生産、パワートレーン、及び購買部門を統括。

ルノー入社前はミシュランの北米子会社の会長兼最高経営責任者として、1990年のユニロイヤル・グッドリッチ買収を担当する。それまではブラジルを拠点としたミシュランの南米事業の最高執行責任者、仏ラドゥーで土木建設・農業機械用タイヤの研究開発部門統括、及び仏ル・ピュイ工場長を歴任した。

職歴
1978年 09月 ミシュラン入社
1985年 07月 ブラジルミシュラン取締役社長
1989年 04月 北米ミシュラン取締役社長
1996年 10月 ルノー入社
1996年 12月 同社上席副社長
1999年 06月 日産自動車株式会社代表取締役、最高執行責任者
2000年 06月 同社取締役社長、最高執行責任者
2001年 06月 同社取締役社長、最高経営責任者
2003年 06月 同社取締役共同会長兼社長、最高経営責任者
2005年 05月 ルノー取締役社長、最高経営責任者
2008年 06月 日産自動車株式会社取締役会長兼社長、最高経営責任者
2009年 05月 ルノー取締役会長兼社長、最高経営責任者
2016年 12月 三菱自動車工業株式会社取締役会長
2017年 04月 日産自動車株式会社取締役会長


日産自動車:当社代表取締役会長らによる重大な不正行為について

国内各メディアから号外が発せられたカルロス・ゴーン氏について、日産自動車からプレスリリースが発表された。同社代表取締役会長であるゴーン氏、および代表取締役グレッグ・ケリー氏は、報酬額を過少申告しており、解任される模様だ。以下、日産自動車からのプレスリリースを貼付する。

 日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川廣人)は、内部通報を受けて、数か月間にわたり、当社代表取締役会長カルロス・ゴーン及び代表取締役グレッグ・ケリーを巡る不正行為について内部調査を行ってまいりました。

 その結果、両名は、開示されるカルロス・ゴーンの報酬額を少なくするため、長年にわたり、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していたことが判明いたしました。

 そのほか、カルロス・ゴーンについては、当社の資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為が認められ、グレッグ・ケリーがそれらに深く関与していることも判明しております。

 当社は、これまで検察当局に情報を提供するとともに、当局の捜査に全面的に協力してまいりましたし、引き続き今後も協力してまいる所存です。
 
 内部調査によって判明した重大な不正行為は、明らかに両名の取締役としての善管注意義務に違反するものでありますので、最高経営責任者において、カルロス・ゴーンの会長及び代表取締役の職を速やかに解くことを取締役会に提案いたします。また、グレッグ・ケリーについても、同様に、代表取締役の職を解くことを提案いたします。

 このような事態に至り、株主の皆様をはじめとする関係者に多大なご迷惑とご心配をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。 早急にガバナンス、企業統治上の問題点の洗い出し、対策を進めて参る所存であります。

以上



現地報道陣はどうなっているか? 世界騒然。カルロス・ゴーン逮捕劇後の日産自動車の記者会見はどうなる?

11月19日夕方、自動車業界のみならず世界に衝撃が走った。日産自動車のカルロス・ゴーン会長の金融商品取引法違反容疑の逮捕。MF.jpも即座に日産本社に記者を派遣した。以下は、現地からのレポートである。

 本誌記者は、8時過ぎにグローバル本社に到着、エントランスでテレビクルーが退勤社員らしき人にインタビューを試みている。

 具体的な会見案内なし。二階受付はクローズ、ショールームにも並びはなし。

 二階ホール入り口にそれらしき列を発見、廊下の奥まで続く突き当たりで最後尾、そちらに並ぶ。


 しばらく待機、周囲のチームも情報はないらしく、イライラしているメンバーも見受けられる。

 20:45に動きあり。最前列の位置を動かしたいらしく、誘導が入る。廊下にとぐろを巻いていたわれわれは、案内に従って一旦廊下の外へ。再び、最前列をホールエントランス前にして、列を作る。並び直した列はさらに長蛇に、ビルエントランスまで伸びていた。

待機中に日産からの案内メール。


拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、記者会見を下記の通り実施することとなりました。急なご案内となり誠に恐縮ですが、何卒ご出席賜りますようお願い申し上げます。
敬具



1) 日時:    2018年11月19日(月) 22:00~

2) 場所: 日産自動車株式会社  グローバル本社 8階
    (住所:神奈川県横浜市西区高島一丁目1-1)
※2F「日産ホール」前にて受付後、会場へご案内致します。
 
3) 出席予定者: 最高経営責任者 西川 廣人


 入場は21:15から始まった。機材を担ぐ音が響くのですぐにわかる。ホール入り口で名刺を渡し、パスを受領。奥のエレベーターで8階にいき、会見室に通された。

 中は鉄火場。あっという間に席はうまり、後部のムービーカメラもずらりと立ち並ぶ。席の名札は西川さん。ずっと、虚ろな声でのマイクチェックが続くのが不気味である。

 周りの記者連中は、着席するやラップトップを広げ、臨戦態勢。ひとりで会場に来たのはわたしくらいだろうか。どの社も、並んでいるのは数名かと思いきや、入場が始まると、待機していたメンバーが合流し、大層なパーティを組んでいる。

 気になるのは、同業者が全然見当たらないこと。自動車業界というだけでない、大規模な不祥事であることは明らかだが、自動車媒体は本件を読者に伝えることに使命感を覚えていないのだろうか。

 顔なじみの商品広報のメンバーもいる。当然顔色は優れず、まことに気の毒だ。



日産 西川社長「長年実力者として君臨した弊害」…逮捕のゴーン会長を22日に解任へ

日産自動車の西川廣人社長は11月19日夜に横浜市の本社で、カルロス・ゴーン会長らの逮捕を受けて記者会見し、社内調査による不正内容を公表するとともに、22日に取締役会を開いて解任決議を行う方針を示した。

西川社長は、ゴーン会長の不正行為について、(1)報酬の有価証券報告書への虚偽記載、(2)目的を偽った会社の投資資金の流用、(3)会社経費の私的な支出---の3点と指摘。弁護士などに照会の結果、「断じて容認できる内容ではなく、解任できる重大な行為と確認している」と述べた。

こうした事態に至らせたのは「長年、実力者として君臨してきた弊害と感じている」とする一方、同社の「ガバナンスの問題点と認識し、猛省すべきと考えている」と語った。個人の感想としては「強い憤りと落胆を強く覚えている」と述べた。そのうえで、日産の顧客や株主、取引先などへ「信頼を大きく裏切ることになり残念で申し訳ない」と陳謝した。

今後の仏ルノーおよび三菱自動車工業とのアライアンスについては「パートナー各社と相談しなが、対処していき、取引先に影響が出ないようにしたい」とし、引き続き連携を図り、取引先にも配慮したいとの考えを示した。

また、自身の責任については「事態を鎮静化し、会社を先に進めるため、やるべきことが山積している。そこを足早に進めるのが私の仕事と思っている」と話した。



ルノー、ゴーン会長兼CEOの処遇は保留…緊急取締役会を開催へ

ルノーグループ(Renault Group)は11月19日、日産自動車のカルロス・ゴーン会長の逮捕を受けて、声明を発表した。

日産のゴーン会長は、ルノーグループの会長兼CEOも務めている。今回のゴーン会長の逮捕は、ルノーグループにも大きな影響を与えると予想される。

ルノーグループの声明では、日産が発表した内容を取締役委員会が確認した、と公表されている。日産の発表では、ゴーン会長らは、開示されるゴーン会長の報酬額を少なくするため、長年にわたり、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していた。さらに、ゴーン会長に、日産の資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為が認められた。

そのうえでルノーグループは、ゴーン会長兼CEOから、今回の件に関する正確な情報を得るまで、処遇については保留する、とした。また、緊急取締役会を開いて議論を行う、としている。



19日、日産自動車のカルロス・ゴーンCEO逮捕、同日22:00に開かれた緊急記者会見

日本、ひょっとすると世界に激震が走った日産のゴーンCEOの逮捕報道。19日の夜半に急遽開かれた記者会見にとるものもとらず駆けつけた。

 19日19時時点で、NHKのニュースページには「午後9時から緊急記者会見を開催」という報道がなされていた。急ぎ、横浜の日産グローバル本社へ向かうことにした。

 会見室に通されたのは、21:20頃。22:00から会見がスタートするという情報があちこちから聞こえてくる。登壇者は、日産からの事前リリースのとおり西川社長のみのよう。デスクを取り囲むように報道陣が詰めかけ、扇状に待機する。22:00を前にして、数分前から緊張が走り始める。カメラマンは機材を構え始め、ムービーチームも録画スタンバイの状況だ。ざっと見回して250人、ひょっとするとそれ以上の人数がひしめいている。

 22:00ちょうどを迎えても、ドアの向こうに人影らしきものは見受けられない。スティル/ムービーを問わず、カメラマンはファインダーをのぞき続けている。01分、動きはない。02分になったとき、扉が開き広報部長に続いて西川社長が姿を現した。一気に焚かれるフラッシュ。

 会見の模様はライブストリーミングで配信され、おそらく多くのマスコミが一言一句を漏らさずに報道しているだろうから、ここでは概要を伝えるのみにとどめよう。

(以下)
西川社長が登場。まず遅い時間の会見について謝罪。

本日夕刻プレスリリースでお伝えした通り。
社内調査の結果、重大な不正行為が大きく3点、
有価証券報告書に記載した件、
目的を偽って当社の資金を使用した件
目的を偽って当社の経費を使った件。

会社として断じて容認できることではない。専門家の先生からも充分解任い値する不正行為となる。ということで解任動議を出す。正式には木曜日に、代表権、役職を解任する。

グレック・ケリーの代表権も然り。

事案の内容の詳細は捜査の関係で話せることは限界がある。
概略、内部の通報に端を発して、社内捜査を行い、両名の主導による複数の不正が発覚。
当社から事案の報告を検察当局に報告。全面的な報告。今後も進めていきたい。
捜査の進展そのものには直接触れられない。

株主の皆様、関係車の皆様にお詫びしたい。

発見された重大な不正の除去。猛省すべきだと思っている。

長年、ゴーンの率いる日産の信頼を大きく裏切ることになってしまった。私としても大変残念で申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

もちろん、日本のみならず世界各国の従業員、販売ネットワークの皆さんにも大きな動揺が広がっていると思う。誠に申し訳ない。

日産のリカバリーに全身全霊に打ち込んできた。

そういうなかでこういうことが確認された。結果的に重大事案があり、残念という言葉を遙かに超えて、強い憤りをを覚える。落胆を強く覚えている。
社内においても当社役員、従業員と共有できる情報は限度がある。いま従業員のなかでは何が起きているかという状態だと思う。いずれにせよ、詳細が明らかになる。私が感じている思いが従業員のなかにも広がっていくと思う。

まず、社内の動揺をまず抑えたい。

今後の進め方で話せること。
社内取締役2名。ルノー任命以外に。
第一歩としてこの独立取締役を中心に第三者をいれて第三者委員会を作る。
当社に限ってみれば、執行体制面では大きな影響はないと思っている。執行体制で変更はいまはないが、必要になれば速やかに進めていく。
ルノー、三菱との関係で変更が必要なら速やかに進める。
この事案は、ルノーの会長CEO、三菱の会長であるゴーンの収監であるから、ルノーの影響は大きい。でもアライアンスに影響を与える事案ではない。むしろ緊密に連携してアライアンスに影響のでないようにする。

極端に特定の個人によらない体制をつくっていきたい。その方向でルノーとも益子さんとも話をしている。

ガバナンス上、問題があった。

最後に一点だけ。

申し上げるべき事かどうか。
ゴーン主導の不正、長年にわたるゴーン統治の負の面だと認めざると得ない。でも19年間のゴーンの実績、この19年間の実績は、個人のものではなく従業員の苦労と努力の貢献の結果だ。だからリカバリーがあった。その結晶を本事案で無碍にしたくない。ここは皆さんにもご理解いただきたい。

事業運営に向けて育てていくべき財産とゴーン統治の負の遺産、事業運営についても寄り明らかにして時間をかけずに明確な手を打っていきたい。

このふたりが調査の結果、主導したことは確認しているが、それ以上は控えさせてほしい。

捜査当局との関係で話せない事があるのをご理解いただきたい。

ゴーン会長の動き、今日の夕方羽田に到着したのは事実か?という点について、
検察の人たちの発表の通り。今日日本に到着する予定だった。
並行して捜査が進んでいるので、お話できることに制限がある。今日許されるタイミングということで、できるだけ早く、私のナマの言葉で自分の感情、すべてを言葉にできないが、極力早く機会を作りたかった。

今日は、私も大きなショックを受けている。まず、私から申し上げたい。多くの日産ファンの皆さん、さまざまな皆さんからサポートしてきていただいてきた。こういう事案が起きてしまったことを大変申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

ガバナンスに対して猛省。よくよく振り返ってみると、ひとりに権力が集中していた。

ガバナンスの面でも事業支援の面でも目に見える形で問題を解消していくことを見ていただくことしかない。

役員が知ったのは、つい先程。事案の中身から秘匿に非常に注意していたので、彼らも「一体何があったのか?」という気持ちだろう。

とにかく従業員、取引先の皆さんが心配している。そことの業務を不安定にしないように全力を尽くしたい。役員は先頭に立って、日常的な業務運営にしっかりリードしていく。捜査に全面的に協力していくことを確認した。

当然解任に値すると理解している。詳細の調査の結果を弁護士にみていただいて解任に値するという意見をいただいている。解任の提案をしようと思っている。どの事案を見ても、刑事事件になるかは判断できないが、会社として許すことはできない。

解任の提案は、実際にその方向で事案を見て、弁護士社内調査がまとまった段階で決断した。

不正はいつ頃から?ということについて、検察は23年以降といっているが、時効に関わることがあるので、もっと前からではないのか? 
話はできない。が長きにわたって、ということだと思う。当然日本で納税していたと思っている。違っていたらあとで訂正する。

会社として訴えるか?
今日は答えられないが、当然、それに値すると思うが、これから判断する。その通りだと思う。

100億を50億。50億が消えたことになっている。からくりはどうなっているのだろうか?
内容的には確認しているし検察当局と共有しているがいまは話せない。

長期政権の弊害について。権力の形成と崩壊について クーデターのように崩壊
ケリーさんの役目は? 立場上どういうことができるポジションだったのか。

クーデターというが、内部通報によって
いわゆる権力がひとりに集中したのに対してクーデータが起きたという受け止め方はしない方がいいと思う。
したがって、ここの部分はどういうカタチでより、公正なガバナンスにもっていくのかは大きな課題だと思っている。どういうカタチで権力が集中してきたのか。長い間に徐々に徐々にその形成されてきたとしかいいようがない。ルノーと日産、両方のCEOを兼任してきた時間が長かったのは問題だったのかもしれない。
ケリーという人間について、ゴーン側近としてさまざまな仕事をしてきた。CEOオフィスということになるので、そういう意味ではゴーン氏の権力を背景にそうとうな権力をもって影響力をもってきた。これが実態だ。

木曜日に取締役会。

知っていたのは数名の単位と思っていただいていい。

カリスマだったのか?暴君だったのか?について、
正直言って、いまに至るまで、当面の対応に追われているので、じっくり考えることをもう少ししたい。事実として他の人間がなかなかできなかったここと。とくに初期は大きな改革をしたのは事実だと思う。
その後は功罪両方あると思う。私の実感としてそう思う。積み上げてきた全部は否定できない。

社内調査はほとんど終わっている。状況把握はしている。捜査の進展を見守っている。

高額報酬について。ルノー上層部の反応は? 
ガバナンスの問題が大きかった。透明性が低かった。

ゴーン体制になってホームマーケットのシェア、国内市場に軸足を向けてくれるという期待があるが。
日本市場軽視ということはまったくない。その結果、お客様からも日産のインテリジェントもビリティも評価されてきた。日本発のブランドということも海外マーケットでいい評価を得ている。
事実として、偏った意見で商品投入があったのは事実。大変残念。私の実感。
(以上)

 起こしが充分でないのはご容赦いただきたい。会見の場に居合わせた感想としては、前半の西川社長の発表はよどみなく、手元に原稿は用意されていた様子だったがそれに始終目を落とし続けながら読むという体ではなかったのが印象的だ。きちんと自身の言葉で、時折その原稿を確認しながら、一言一句説明していた。上記のメモにもあるとおり、西川社長自身の気持ちをいち早く伝えたいという意志が伝わる内容である。

 質疑応答に移ると、当然記者の訊きたい内容は「なぜ」「どのように」「だれが」に集中する。捜査の関係から語れないという前置きがあるにもかかわらず、質問の多くはそこを突いたところで、あの手この手で聞き出そうというマスコミ側の強い意志も伝わってくる。
 一方の西川社長も、質問者をきちんと確認して、答えるときはその人に向かってというスタンスを守りながら、言葉を慎重に選びながら、時折長い間を置きながら回答していた。
 当初は一質問あたり2問まで、しかし当然ながら質問は止まず、途中から一質問あたり1問に制限された。会見が終了したのは23:30。最後にお辞儀をして、西川社長は会見場をあとにした。



【救世主だったのか? それとも…??】 検証 カルロス・ゴーンの功と罪

 2017年4月、2000年6月の社長就任以来17年間にわたって日産の舵を取ってきたゴーン氏が、
社長の座を退いた。同氏は現在、日産、ルノー、三菱、3社を取りまとめるグループの会長に就任している。

 階段をまたさらに一段登ったとはいえ、日産単体の経営からは離れるかたちとなったゴーン氏は、一時期「名経営者」の代名詞として語られたこともあった。しかしいま、日産は岐路に立たされている。無資格者完成検査問題での対応が問題視され、日本市場軽視が日本の日産ファンたちに指摘され、全国の日産ディーラーマンたちからも「もっとラインアップを拡充してくれ」と悲鳴があがっている。

 日産はどこにゆくのか。それを知るためにも、今こそカルロス・ゴーン氏の足跡をたどってみることに意味があるのではないか。

 就任から数年で奇跡とも思えるV字回復を成し遂げたゴーン氏の手腕は、日産にとっての希望の光だった。だが強すぎる光は、同時に影も色濃く落とす。復活の道を歩むなかで、ふるい落とされていったものはないのか。ゴーン氏が残したものを、ちょうど1年前、2017年4月26日の記事から振り返ってみよう。ゴーン体制下で生まれたクルマたちもまとめてみた。

〈カルロス・ゴーン〉


1954年 ブラジルのポルト・ヴェーリョ生まれ。レバノンで少年期を過ごし、大学時代はパリで過ごす。大学卒業後の1978年にミシュランに入社し、1996年にルノーにヘッドハンティングされ移籍。1999年に日産の最高執行責任者に就任した。2017年3月25日現在、日産の会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)、三菱自動車会長、ルノーの取締役会長兼CEO。

文:ベストカー編集部


初出:ベストカー2017年4月26日号より(本記事は2017年4月に執筆・公開されたものです)

■「ゴーンの手法」のオモテとウラで

経済ジャーナリスト 片山 修…経済ジャーナリスト、経営評論家、(株)ケイオフィス主宰。著書は50冊以上。「ソニーの法則」などベストセラー多数

 1999年、カルロス・ゴーン氏は、倒産寸前の日産にルノーから最高執行責任者として送り込まれた。以後18年間の彼の功績は、数字が如実に示している。翌’00年に社長となった当初、約263万台だった日産の世界販売台数は、’16年に約556万台と倍増した。また、ルノー・日産アライアンスという世界に類を見ないマネジメント体制を確立し、いまやアライアンスは世界販売台数約996万台と、ビッグ3に匹敵する規模を誇る。外交術に長けたゴーン氏は、中国やロシアの市場を取り込み、それぞれルノー・日産アライアンスのシェアを高めた。

 数字に表れない功績も大きい。ゴーン氏が日産入り直後にぶち上げた「日産リバイバルプラン」によって、日産はわずか1年でV字回復を達成。この復活劇は、バブル崩壊後の低迷に苦しむ日本企業、特に製造業にとって格好の「お手本」となった。終身雇用、年功序列、春闘の横並びなどの「日本型」を打破し、「系列重視」の国内自動車産業の慣行に風穴を開け、その効果をV字回復で証明した。

 日本の経営者は、ゴーン氏の手法を見習い、多くを学んだ。また、ゴーン氏の活躍は、コミットメント経営や高額の役員報酬を含めて、日本がグローバルな経営手法を評価するキッカケとなった。外国人トップによる歴史ある日本企業再建の成功例をつくった意義は大きい。

 また、世界の自動車メーカーのなかで最も早くEV(電気自動車)に積極投資したことも、大きな功績といえる。当初は苦戦し批判もあった。しかし、ゴーン氏は諦めなかった。次世代環境対応車の本命候補としてEVが注目を集める今日、ルノー・日産は世界のEV市場のシェアの約半数を握る。

 もっとも、「日産リバイバルプラン」の遂行にあたり、ゴーン氏は「コストカッター」の異名のとおり、雇用や村山工場の廃止に代表されるリストラを断行した。なれ合いの廃止は業界内に軋轢を生んだことも否めない。あえていえば、日産の復活によって多くの人々が職を失わずにすんだ功は、裏を返せば、少なくない数の人々の職を奪った“罪”でもある。

ハイブリッドを「世界的にはニッチ」と考え、EVに邁進。その判断は今、評価されている

■止められた時計

自動車評論家 鈴木 直也…高い分析力と文章力には定評あり。設定した締めきり通りに原稿がくることがないのが最大の弱点

 カルロス・ゴーン氏が何のために日産に来たかといえば、潰れそうな会社を立て直すため。まずは出血を止めないとしようがないから、切れるものはバッサリ切るしかない。

 残念なのは、その過程で「当面収益に貢献しない技術」もそうとう整理されちゃったこと。そのなかには、ハイブリッドやリチウムイオン電池など将来重要となるテーマもあったが、とりあえず「今はそういう時期じゃない」ということで一時凍結となる。

 もうひとつ惜しまれるのは、「日産車ならではの走りのキャラクター」も、一旦ここで棚上げされちゃったこと。

 ’90年代の日産はシャシー開発に熱を入れていたから、ハンドリングの評価は高かった。

 いま思い返すと、もうちょっとここで踏ん張ればそれをブランド化できたかもしれないが、金のかかる凝った足回りもここでばっさりカット。これ以降クルマ好きのハートをくすぐるマニアックなクルマもすっかりご無沙汰となる。

 いっぽう、重視されたのは収益性がよくグローバル市場で多く売れるクルマ。贅沢は言ってられない。手持ちの技術でできる低コストなコンパクトカーと、北米市場で売れるコスパの高いミドルクラス、このへんのラインアップを整備するのが最優先課題となる。

 やがてマーチ、ノート、キューブといったコンパクトカーが充実し、V36スカイラインが北米でヒット。ティアナを先兵に中国市場にも積極的に進出してゆく。

グローバルで利益を出すクルマが重視されるゴーン体制下。ノートのようなコンパクトカーは日本でも大事なのは間違いないが…

 結果として日産の業績もV字回復ということになるわけだが、その過程で日産の技術陣の意識もずいぶん変わった。

 この時代、ゴーン氏は「コミットメント」という言葉をよく使ったから、開発陣も「どのくらい売れて、どのくらい収益が上がるのか?」を意識せざるを得ない。何が起きるかというと、冒険を避けた手堅いクルマの蔓延。リスクを取りに行かなくなるのだ。

 そんななか、冒険的なプロジェクトに挑んだのは水野和敏率いるR35 GT-Rチームと、ゴーン氏直轄プロジェクトのお墨付きがあるリーフのチームだけ。こういうチャレンジングなクルマ作りを活性化させるのが、これからの日産の課題だと思うなぁ。

クルマは好きなゴーン氏だけに、たとえチャレンジングなクルマでも開発陣に熱意があればGOサインが出る気もするが…R35型 GT-Rはそのよい前例だ

■素顔のカルロス・ゴーン

 大胆なリストラ策の敢行など、ともすると冷酷な印象を受けかねないゴーン氏。実際の人柄はどうなのか? 直接会ったことのあるふたりの人間に話を伺った。

山口 京一氏(モータージャーナリスト)

 就任直後に箱根のホテルで、ほかのジャーナリストたちとテーブルを囲んで喧々囂々やったけど、その時の印象は「とにかく逃げない人」というイメージだね。リストラの話もあったから、ケンカみたいな状態になってるんだけど、どんな批判や質問からもいっさい逃げずに答えてた。

 部屋から出た後も外でまだ話を続けてたからね。とにかく逃げないんだよ。真っ正面から問題にぶつかる、真面目な人間だと思うよ。

 2~3年前のデトロイトショーで質疑応答があった時も、わざわざ演壇から降りてきて、質問者の前に立って、目をしっかり見て話す。面白くて魅力的な人間だとボクは思うね。世界レベルで見て面白いトップは、彼とフィアットのマルキオンネくらいだよ。マルキオンネはゴーンと違って、絶対に演壇に上がらない。横から見てるだけなんだよね。

某日産OB

 たまに各フロアを見て回ることがあるんですけど、その時になるべく多くの社員と握手しようとするんですね。自社の社長とはいえ、なかなか会えない人ですから、そうされるとモチベーションが上がるんですよ。

 人柄とは関係ないですが、あまり食事にはこだわらないようです。物品にこだわらないんですね。これは人から聞いたんですが、御飯食べるのが速いって言ってました。役員食堂とかで食事しているのを見た人によると、とにかく食べるのが速いそうです。

 基本せっかちだと思いますね。世界中飛び回っているからしようがないですけど、「ゴルフとかやらないんですか?」って聞いたら、「15分で終わるならやる」って言われたらしいので。

 まとめると、ゴーン氏はとにかく逃げず、飯を食うのが速く、せっかちでゴルフはやらない、ということだ。

「怒りっぽい人ですか?」と山口京一氏に聞いたところ「怒ったような顔してるだけ」と回答

■ゴーン体制下で生まれたクルマたち

 最近の日産は日本市場を軽視していると言われる。本当だろうか。日産はもはや日本の自動車メーカーではなく、ゴーン氏率いるルノーグループの一員。「グローバル戦略のなかで、日産が何を分担すべきか」。そういう発想からクルマが作られている。となると、確かに日本市場専用の商品企画がなかなか通らなくなる。

 そもそも日産のグローバル生産台数556万台のうち、国内で売られるのはその1割弱。それで全国3000店のディーラー網を維持していくわけだから、国内営業の人は大変。軽自動車やらOEMやらで、なんとか商品ラインアップを維持している状態だ。

 だから、ゴーン体制下で「日産のクルマは面白くなくなったよね」などと言われても、構造的な問題ゆえ解決は難しい。

 ここでは、ゴーン体制になって以降に生まれたモデルを挙げ、「日本のファン盛り上がり度」という指標で検証してみたい。

■Z33型フェアレディZ(2002年7月登場)

バブル景気の崩壊で一時、開発は中断していたが、ゴーン氏の指示により開発が再開された。

鈴木直也ひと言コメント:北米人気に注目して復活させたが、昔よりスポーツカー市場は激戦区。収益的には不満足

ゴーン氏満足度:70/100


日本のファン盛り上がり度:85/100 

■リーフ(2010年12月登場)

EV戦略に邁進する日産の嚆矢となった一台。「HVはニッチ」というゴーン氏の発言も当時話題に。

鈴木直也ひと言コメント:電池工場建設を含め、大規模投資を伴う未来戦略車だったが、現在のところ成功とは……

ゴーン氏満足度:95/100


日本のファン盛り上がり度:60/100 

■R35型 GT-R(2007年12月登場)

水野和敏氏の下で開発されたスーパースポーツ。デビュー時の出力は480ps/60.0kgmだった。

鈴木直也ひと言コメント:日産のブランドアイコンとして世界的な知名度を獲得したのはいいけど、ゴーン氏が期待したほど収益が出ていない

ゴーン氏満足度:80/100


日本のファン盛り上がり度:120/100 

■2代目 エクストレイル(2007年8月登場)

初代同様のグローバルモデルで、2Lディーゼルターボ搭載グレード「20GT」も用意された。

鈴木直也ひと言コメント:市場動向の読みが当たって日本市場だけではなくグローバルに通用する人気車種となった

ゴーン氏満足度:90/100


日本のファン盛り上がり度:90/100 

■ジューク(2010年6月登場)

斬新かつ奇抜なデザインで世界的にヒットし、コンパクトSUVブームをけん引した一台。

鈴木直也ひと言コメント:コンパクトクロスオーバーという新しい市場を開拓。思い切ったデザインも意外にウケた

ゴーン氏満足度:80/100


日本のファン盛り上がり度:75/100 

■初代ノート(2005年1月登場)

グローバル展開されるコンパクトカーで、デビュー時は1.5Lエンジン車のみが用意された。

鈴木直也ひと言コメント:グローバルコンパクトをこれに集約するという戦略は、ほぼ狙いどおり達成されている

ゴーン氏満足度:75/100


日本のファン盛り上がり度:70/100 

■3代目セレナ(2005年5月登場)

ルノーと共通の日産・Cプラットフォーム採用。日本専売モデルだが、力は入れられている。

鈴木直也ひと言コメント:日本市場に絶対必要な基幹車種だけに力も入り、売れるクルマに仕立てられた

ゴーン氏満足度:85/100


日本のファン盛り上がり度:85/100 

■4代目マーチ(2010年12月登場)

日本へはタイ製モデルが入っている。搭載エンジンは先代までの直4から1.2Lの直3に変更。

鈴木直也ひと言コメント:もはやマーチを国内生産しては採算取れないという判断だが国内のユーザーは「NO!」

ゴーン氏満足度:75/100


日本のファン盛り上がり度:30/10



三菱自動車、ゴーン会長を解任へ…不正行為の社内調査も実施

三菱自動車は、カルロス・ゴーン代表取締役会長が金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)の疑いで東京地方検察庁に逮捕されたことから、解任すると発表した。

同社では、ゴーン容疑者の逮捕内容がコーポレートガバナンス、コンプライアンスに関するものであることも踏まえ、会長と代表取締役の職を速やかに解くことを取締役会に提案するとしている。

また、同社では同様の不正行為が行われていなかったかどうかについて今後、速やかに内部調査を行う予定。



長過ぎた “賞味期限切れ” 日産ゴーン会長衝撃の逮捕劇[新聞ウォッチ]

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年11月20日付

●日産ゴーン会長逮捕、報酬50億円過少記載疑い、東京地検、日産側と司法取引(読売・1面)

●司法取引カリスマ摘発、企業トップ初の適用、日産社員の処分軽減へ(朝日・2面)

●日産三菱・ルノー激震、3社連合要を失う(朝日・7面)

●初のPHVスバル発売、北米向け(朝日・9面)

●世界初、いよいよ公道で、2台同時で自動運転、福井・永平寺(毎日・7面)

●ゴーン流20年統治不全「権力集中負の側面」日産社長(産経・3面)

●社説・ゴーン会長逮捕、巨額報酬の闇にメスを(東京・5面)

●日産、22日に会長解任へ、社長会見「内部通報で不正発覚」(日経・1面)

●トップ不在経営に打撃、3社連合仏政府の対応焦点に(日経・3面)

●AIロボ、次は床清掃、ソフトバンクGオフィス向け開発(日経・12面)

●ガソリン、アジアで下落、中国輸出増、日本に波及も(日経・18面)

●日産社員「一体何が…」トップ逮捕に衝撃「あまりに不意」社内困惑(日経・39面)

ひとくちコメント

師走に入るとメディアは今年の十大ニュースを相次いで発表するが、「日産ゴーン会長逮捕」という衝撃的なニュースは、平成時代の企業不祥事の中でもトップ級の重大ニュースとして経済事件史に克明に刻み込まれることだろう。

日産自動車のカルロス・ゴーン会長が自らの報酬を過少に申告した疑いがあるとして、東京地検特捜部が、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑でゴーン氏を逮捕した。過少申告した金額は50億円以上にのぼるとみられる。

きょうの朝刊は全紙が1面トップ記事として「日産ゴーン会長逮捕」と大きな見出しで報じているほか、各紙は関連記事を経済面や社会面などでも取り上げている。例えば、読売は2面、3面、10面、11面、36面、37面に及んで逮捕劇の背景などを詳細に伝えている。

このうち、3面の総合面では「再建カリスマ失墜、ゴーン容疑者 権限集中に日産社内に不協和音」として「経営危機に陥った日産をV字回復させ、そのカリスマ性で日産・仏ルノー・三菱自動車の3社連合を率いてきた世界的な経営者。まさかの失墜だった」と取り上げた。

また、11面の経済面では「日産 企業統治に綻び」として「ゴーン容疑者の逮捕は、日産が深刻なガバナンスの問題を抱えていいたことも浮き彫りになった」としている。さらに、36と37面の社会面では「『裏切られた』衝撃、不正続きに『追い打ち』」とのタイトルで「社員らの間には衝撃が走り、怒りと将来への不安が渦巻いた」と伝えている。

毎日は「19年長すぎた君臨」として「3社のバランスが不安定化するのは不可避で、自動車業界の勢力図への影響も計り知れない」と説明。朝日も「日産三菱・ルノー激震、3社連合要失う」とのタイトルで「3社連合の行方は一気に不透明になった」と取り上げている。

それにしても、日産の広報体制は、不祥事慣れなのか、対応が素早かった。特捜部の捜査開始情報から1時間余りで「当社代表取締役会長らによる重大な不正行為について」というニュースリリースを発表。内部通報による数か月間の内部調査を実施するとともに、取締役会で解任を提案する旨を明らかにした。

さらに、夜10時からの西川廣人社長の緊急会見でもゴーン会長に権力が集中し過ぎたことで不正が見抜けなかった背景などを語った。「何が起きたかわからない」という社員や株主らの怒りと不安を、広報による手際の良さで払拭する狙いもあったようだ。そもそも、ゴーン会長は20年近くも君臨していたとはいえ、“賞味期限”はかなり前に過ぎており、そこまで腐敗が蔓延してからの解任は残念でならない。



世界が震撼!カルロス・ゴーン会長逮捕

2018年11月19日、東京地検特捜部は羽田空港に午後4時半頃、プライベート・ジェット機で到着した日産のカルロス・ゴーン会長に任意同行を求め、夕刻に逮捕した。なおこの事件は朝日新聞が事前に情報をキャッチし、羽田空港で飛行機から降りる、任意同行を求められるゴーン氏の姿をキャッチしている。


異例の即日逮捕

ゴーン会長の任意同行と並行して、特捜部は日産本社、ゴーン会長の東京で滞在するマンションの家宅捜査も行なわれている。また側近のグレッグ・ケリー代表取締役も逮捕された。逮捕の理由は「金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)」だ。こうした容疑で即日逮捕に至るのは異例だ。


そして同日の18時40分に日産は緊急プレスリリースを発信した。プレスリリースの内容は以下の通りだ。
「日産自動車株式会社は、内部通報を受けて、数か月間にわたり、当社代表取締役会長カルロス・ゴーン及び代表取締役グレッグ・ケリーを巡る不正行為について内部調査を行ってまいりました。その結果、両名は、開示されるカルロス・ゴーンの報酬額を少なくするため、長年にわたり、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していたことが判明いたしました。
そのほか、カルロス・ゴーンについては、当社の資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為が認められ、グレッグ・ケリーがそれらに深く関与していることも判明しております。
当社は、これまで検察当局に情報を提供するとともに、当局の捜査に全面的に協力してまいりましたし、引き続き今後も協力してまいる所存です。
内部調査によって判明した重大な不正行為は、明らかに両名の取締役としての善管注意義務に違反するものでありますので、最高経営責任者において、カルロス・ゴーンの会長及び代表取締役の職を速やかに解くことを取締役会に提案いたします。また、グレッグ・ケリーについても、同様に、代表取締役の職を解くことを提案いたします」


このプレスリリースからわかるように、日産は内部通報を得て、数人という極秘チームで内部調査を行ない、専門家の評価を受けて検察当局に情報を提供し、特捜部が動いたという構図になる。しかし、「金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)」という容疑は、取締役会のゴーン会長、同じく取締役会のNo.2であるグレッグ・ケリー取締役CEOのみが責任を負うのは不自然で、社長兼最高経営責任者の西川(さいかわ)廣人CEOや他の取締役などいわゆる経営陣が連帯した責任を負うと見るのが一般的だが、検察当局に情報を提供したことでの司法取引があったと考えられる。

西川CEOの緊急記者会見

そして、同日の夜10時から日産本社で西川CEOによる緊急記者会見が開かれた。西川CEOによれば、ゴーン会長、ケリー取締役は内部調査により、役員報酬の有価証券報告書過少記載、投資資金の不正な流用、経費の不正な使用の3種類の不正行為があったという。役員報酬の有価証券報告書過少記載とは、実際の役員報酬より安い(公表)金額を記載したということで、実際はより多くの報酬を得ていたということだ。ただ、この有価証券報告書は当然ながら取締役会で承認されていたはずだ。


投資資金の不正な流用と経費の不正な使用は、一般的な考えでは背任罪に相当するはずだが、現時点では特捜部は捜査中で、西川CEOも捜査中であることを理由に、その不正の理由や不正手法、日産の経理部門の対応などには一切触れることはなかった。ただ、今後はそうした事実が確定すれば、損害に対する賠償請求なども考慮するという。

また、この内部通報を受けるまで西川CEOを始め取締役は全くこうした不正に気づかなかったという。その原因は、ゴーン会長による個人への権力の集中という体制が築かれ、社内ガバナンスが機能しなかったとしている。

今から思えば、2005年からゴーン氏は日産のCEO、ルノーCEOを兼任することになり、その時期から次第にゴーン会長による個人統治、権力の集中が始まり、近年は実務から遠ざかり、側近からのレポートに頼るような現状になっていたと西川CEOは語っている。

つまり、ゴーン体制のもとで少人数によって不正が行なわれ、他の取締役などの経営陣は実態を把握できなかったのだ。内部調査の結果を弁護士などと相談し、ゴーン会長、ケリー代表取締役の解任を行なう必要があると判断し、11月22日に緊急取締役会を開催し、両名の解任決議を行なう予定となっている。

西川CEOは、今後の社内統治は少数の人間に権力を集中させないシステムにすること、ルノー、日産、三菱のアライアンスはこれまでと同様に緊密に連携しながら展開を行なうと語っている。日産ではカリスマであり絶対的な唯一の権力者であるゴーン会長の影響力は今回で一掃される。西川CEOはあくまでも不正行為に対して対応するだけだと語っているが、一種のクーデターという見方もできなくはない。

今回のゴーン会長による不正問題と、どのように関連があるのかまだ不明で、エビデンス(証拠)は存在しないものの、日産は11月11日に国税庁により2017年3月期のタックスヘイブン(租税回避地:英領バミューダ諸島)に保有する子会社を巡って200億円強の申告漏れを指摘されている。申告漏れによる追徴課税は約50億円だ。この200億円は自動車ローンのための保険料の支払いといわれているが、その実態が不明で、金額的には今回のゴーン会長の不正問題と近似している。この辺りは今後しだいに明らかになるのを待つ他はない。

カリスマの終焉?

ブラジル出身のレバノン人で、フランスで国立高等鉱業学校を卒業し工学博士となったカルロス・ゴーン氏は、ミシュランの上席副社長を経て、1996年に当時のルノーのルイ・シュバイツァー会長にスカウトされ上席副社長に就任。1999年に経営危機に陥った日産にルノーが出資したため、日産COOに就任し、日産リバイバル・プランを策定し、主導することで2003年までの4年間で2兆1000億円の有利子負債を返済し、日産のV字回復を実現した。

ミシュランの経営体質の改革、ルノーでの業績の立て直し、そして日産の奇跡とも言えるV字回復を成し遂げ、ゴーン氏は世界が認めるカリスマ経営者となった。日産ではその後、最高経営者兼会長のCEOに就任し、ルノーでも取締役会長兼CEO、2社アライアンスのCEOにも就任している。さらに2016年の日産の出資により三菱自動車がアライアンスに加わると、益子CEOを継続任用し、コーン氏は会長に就任した。この結果、2017年からは日産では西川廣人氏が代表取締役社長兼CEOとなり、ゴーン氏は取締役会会長となっている。


ルノーでは2018年に取締役会長兼CEOの任期を終え、退任すると予想されたが、結局、CEOに再選されている。
ただ、フランスはマクロン大統領が就任した結果、ルノーの株式を持つフランス政府はルノーが議決権を行使して日産を吸収合併することを求める声が大きくなっているが、ゴーンCEOはこれまでのアライアンスを維持する政策を主張している。いずれにしても、ゴーンCEOはルノーにおける任期は長くないと考え、No2の座に、ティエリー・ボロレCOOを選んでいる。ボロレCOOはミシュランの出身で、その後フランスの大手サプライヤーのフォルシア社を経て2012年にルノーのCCO(チーフコンペティティブ・オフィサー)としてルノーのクルマづくりの指揮を取り、商品力の高いクルマの開発を行なうなど業績を上げ、COOに昇進している。


日産は11月22日に緊急取締会を開いてゴーン、ケリー両名の解任を行なうが、ルノーも11月19日にプレスリリースを発表し、緊急取締役会を開き、今後の対応の決定することと、新たなCEOを選出するとしている。

そして日産の株式の44%を保有し、日産に対して議決権を持つルノーは、新たな取締役を日産に送り込むのか、それは誰なのか・・・ルノーと日産との関係はまた新たな局面を迎えることになる。



ゴーン会長の役員報酬額、9年累計で90億900万円

11月19日、金融商品取引法違反の容疑で東京地検特捜部に逮捕された日産自動車のカルロス・ゴーン会長。東京商工リサーチの調べによると、ゴーン会長の役員報酬額は9年累計で90億0900万円。1億円以上の役員報酬の開示制度が始まった2010年3月期決算から9年連続で1億円以上の役員報酬を得ていた。

ゴーン氏は2016年5月、日産自動車の傘下に収めた三菱自動車でも、2018年3月期に2億2700万円の役員報酬を受け取っていた。2018年3月期は2社合計で9億6200万円は同年度の11位に相当する。

累計額は過去9年で合計90億0900万円。内訳は日産自動車が9回で87億8200万円、三菱自動車が1回で2億2700万円。過去最高は2017年3月期の10億9800万円で、これは1億円以上の役員報酬を受け取った役員の歴代30位に該当する。年度別で役員報酬がトップだったのは2009年度(2010年3月期)、2010年度(2011年3月期)、2012年度(2013年3月期)の3回だった。



【池原照雄の単眼複眼】CASEが新たな求心力に…ゴーン後の日産・ルノー・三菱アライアンス

◆当社やパートナーシップに影響を与える事案ではない

自動車産業における21世紀のカリスマ経営者が、金銭をめぐる犯罪容疑で突如の失脚となった。いずれもカルロス・ゴーン容疑者を会長に頂いている日産自動車、仏ルノー、三菱自動車工業のアライアンス3社は、「求心力」の欠如が懸念されている。

しかし、例えば日産の種々の業務オペレーションを取材すると、すでにゴーン依存にはないと実感することが多い。アライアンスにしても、3社が直ちに個々の道を歩む可能性は希薄だ。「CASE」と略される自動車産業のテクノロジーやサービスの変革期にあって、離散するリスクの方が大きく、むしろCASEが3社の新たな求心力になっていくだろう。

19日夜に緊急記者会見を開いた日産の西川廣人社長は、ゴーン容疑者の逮捕について「当社への業務の影響はない。現時点で執行体制を見直すことはない」と、社内外の動揺に先手を打つように冷静な受け止め方を示した。3社アライアンスについても同様で「ルノー、日産、三菱のパートナーシップに何ら影響を与える事案ではない。アライアンスに影響が出ないよう努力していきたい」と、強調した。

◆ガバナンスを見直す好機が訪れた

ただ、そう簡単ではなく、仏政府が15%を出資して筆頭株主となっているルノーと、そのルノーが43.4%を出資する日産と仏政府の関係は、3年ほど前にギクシャクした経緯がある。

仏政府が自国での雇用や生産活動を強化するため、ルノーと日産の経営統合を画策したのだ。これには日産が猛反発し、交渉を担った西川氏が仏政府から日産の経営には介入しないとの約束を取り付けた。両社の会長を務めるゴーン容疑者が退任すれば、再び、混乱する可能性がないわけではない。

一方で、3社アライアンスの新しいガバナンスの姿については、「ポスト・ゴーン」時代を見据えて模索が始まっていた。ゴーン容疑者は2022年までルノーの会長兼CEOの任期があるが、それまでに新たなアライアンス体制をつくろうと3社で協議を進めていたのだ。当事者の突然の失脚で展開が早まるわけだが、それはむしろ日産をはじめ3社にとって歓迎すべきことだ。激変の時代に、3年も4年もかけて新しいガバナンスを探るなどといった余裕はなかった。

西川社長も「将来に向けては極端に個人に依存していた体制を見直し、持続可能な体制にしたい。その良い機会になるのではないかと見ている」と、タイミングが早まったことに歓迎の意向を示した。また、部品共通化などがもたらすアライアンスのシナジーの成果については、これまで毎年金額で示され、中期目標も掲げられてきた。だが、数字先行の感は否めず、これらについても実質重視での見直しが行われるのではないか。

◆アライアンスを崩す余裕などない

1999年に日産の経営再建から始まったルノーと日産のアライアンスは、それぞれのブランドで一定の経営の自主性が担保されたことが成果を生んだ。これは、目標を公約に掲げる「コミットメント経営」と並ぶ「ゴーン改革」の柱だった。西川社長は今回、「ゴーン時代の負の側面」が噴出したが、同時にこの19年間にもたらされたもので、「守れるべきものは、守っていきたい」とも指摘した。

3社アライアンスは、最優先で守るべきものといえよう。自動車産業は、巨額の投資や緻密な提携戦略が必要な電動化や自動運転技術、さらにシェアリングなどによる新たなモビリティサービスの加速というCASEの時代に直面している。それは生存をかけた闘いであり、日産はじめ各社に、今のアライアンスの枠組みを崩す余裕などない。それがカリスマ経営者に変わる、3社の新たな求心力となっていく。


フランスはどう報道? カルロス・ゴーン会長、内部告発で逮捕

もくじ
ー 仏の経済誌「残酷で不名誉な処刑」
ー フランスはどのように報じているか
ー 経済的な「宣戦布告」か、否か?

仏の経済誌「残酷で不名誉な処刑」

フランスの経済紙レ・ゼコーには「Stupeurs et tremblements(スチュプール・エ・トランブルマン、畏れと慄き)」という見出しが躍った。

日本の商社に勤めた経験を風刺的に描いたアメリー・ノートンの小説、それにしても20年近くも前のベストセラーに引っかけているのだ。

いささか古いな、と嗤ってはいけない。当該記事はさらに遡って古代ローマ、カピトリーノの丘にある「タルペイアの崖」すら引用している。

件の崖は、「残酷で不名誉な処刑」の喩えで用いられるが、日本では飛行機のタラップほどの長さがあれば十分、と。

要は、オリンパスから東芝まで隠蔽による不祥事の多かった日本の企業文化にしては、今回の司法取引による逮捕劇の迅速さと手並みの鮮やかさを、少し讃えつつも斜に見ているのだ。

カルロス・ゴーン日産会長の逮捕から20時間近く経った現段階で、フランスで報じられている事実関係としては、フランスのメディアには日本の報道を後追いする情報しかほとんど挙がっていない。

次項で詳しくみていこう。

フランスはどのように報じているか

1 カルロス・ゴーン会長が羽田空港に日産の社用機で到着したところを逮捕されたこと

2 逮捕の理由は有価証券報告書の虚位記載であること

3 日産から内部告発によって為されたこと

4 日産は司法取引によって東京地検特捜部に協力し続ける意向を示していること

よって、日産内部からのクーデターであるとの受け止め方が大勢で、日産の記者会見における西川廣人社長の「権力の集中」「長期統治」「負の側面」といった言葉も報じられている。

日産のグローパル・ニュースルームのサイトは11月19日付の横浜発で、数か月前から内部調査を行ってきたところ、カルロス・ゴーン代表取締役会長とグレッグ・ケリー代表取締役の不正行為が判明したというリリースを発表した。

一方のルノーのグループ・サイトは同日のブローニュ・ビランクール発で、

1 取締役員会が日産が発表したリリース内容を知ったこと

2 カルロス・ゴーン代表取締役の現況に関する詳細な情報を待っていること

3 アライアンス内におけるルノー・グループの権益を守る意思を表明し、取締役会議を早急に開く

と応じた。

およそ日産からはリリースで初めて事が起きてから知らされた体で、「アライアンス内におけるルノー・グループの権益」という表現にアルピーヌ、ダチア、ラーダ、サムスン・モータズは含まれるものの、日産のそれを含んでいないことは明白だ。

今後の興味は当然、収益と統治(もしくは主導権)の在り方がアンバランスだったルノー日産連合の今後の在り方で、ルノーは日産にアライアンス統治の改変を迫られる、という見立てがリベラル系のメディアでは多い。

要はアライアンス内における、日仏間の主導権争いが起きるか、資本のリバランスに向かうかという見方だ。

経済的な「宣戦布告」か、否か?

周知の通り、日産の筆頭株主は43.4%を保有するルノーで、そのルノー株の15%はフランス政府が保有している。

ルノーにおける仏政府の議決権増大と、日産の垂直統合は、エマニュエル・マクロン仏大統領が経済産業デジタル大臣だった頃から前のめりだった案件だが、フランスの雇用確保と収益還流に前向き過ぎて、日産の疑念は増すばかりだった。

ブレグジット後の英国に対し厳しい姿勢を崩さないマクロンの姿勢も、英国に工場を持つ日産には懸念材料だったはずだ。

ブリュッセル訪問中のエマニュエル・マクロン大統領は「事実に関する補足的な情報を持ち合わせていないので、その真相や具体的状況について意見を述べるのは時期尚早です。株主である国(フランス政府)は、連合の安定、グループ、グループの全従業員のために必要な安定を極めて注意深く見守っていきます。株主である国はグループ従業員に対し、まさに全面的な支援を保証すると申し上げたいと思います」と、声明を発した。

他国の司法機関が捜査している間に内政干渉じみた発言をしないのは、三権分立の確立された国の元首の立場では当然のことだ。

だが今回の日産の一連の動きは、日本側の官民一体の動きとも見られている。

じつは11月19日、20日の両日、フランスから公式に経済/財務省のアニエス・パニエ=リュナシェ副大臣が来日していて、あろうことかそのミッションは「フランスの経済的魅力をアピールするため」だったりする。

麻生財務大臣と会っている様子もツイッターで公開されているし、パリ・ユーロプラス東京フォーラムでは「フランス経済を深部から改善」「外国投資に対する優遇措置」「欧州大陸でNo.1の金融センターとなるためのパリの資質」といった、明確なメッセージを発したのだ。

しかも就任早々の新米副大臣の来日に先立つ17日、安倍首相とマクロン大統領はパリで首脳会談を行っていた。

国交成立160年、在日フランス商工会議所の設置100年の節目に、来年はG7とG20の議長国をそれぞれ務める両国が連携強化を確認している最中に、何の手打ちもないまま今回の逮捕劇があったのなら、それはほとんど経済的な宣戦布告のようなものだ。

もし手打ちが済んでいるのなら、先のメッセージに沿えば、日産からルノーへの資本注入&外資誘致によるアライアンス内の均衡改善も、十分に考えられるシナリオとなる。いずれだったのか、今のところは「注視する」他、ないようだ。




話が大きくなって日本とフランスの話になありそうなんですけど~
Posted at 2018/11/21 22:09:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2018年11月21日 イイね!

GC6でもGC8でも使ってたっけなぁ~

GC6でもGC8でも使ってたっけなぁ~【直撃!! 噂の真走】時価10万円!? 中古相場が高騰しているガナドール「スーパーミラー」、そもそもなぜ廃盤になった? メーカーに聞いてみた

00年代に車検対応の可倒式エアロミラーとして一斉を風味した、ガナドールのスーパーミラーという製品をご存知だろうか。それまでエアロミラーと言えばショップが得意車種に向けてオリジナル製品を作っていたくらいで、敷居が高いスタイルアップパーツだった。

そんな市場を開拓しようと、ガナドールが車種別のエアロミラーを開発。可倒式ギミック搭載の車検対応モデルでありながら、電動式で装着も純正の取り付け穴を使用するポン付け設計ということから人気が爆発。エアロミラーをエクステリアチューンの定番パーツにまで押し上げたんだ。

しかし、30プリウス用を最後に突如販売停止。それでも人気は高まる一方で需要のみが増加、結果として中古相場が高騰していって2018年現在では程度が良いものだと10万円オーバーという状況なのである。

定価の3倍近くで取引されている現状、当のガナドールはどう思っているのだろうか…。再販すればいいのに…。などと、さまざまな想いを胸に、ウェブオプ取材班はガナドールに突撃電話取材を敢行しました!

ウェブオプ「あの、ガナドールのスーパーミラーってなんで販売しなくなったんですか?」

ガナドール「ちょうどマフラーのほうの開発に集中したい時期だったのが大きいですねぇ」

ウェブオプ「え??? それだけ??? 一説ではミラーを電動可変させる内部モーターが手に入らなくなったって聞きましたけど」

ガナドール「それはないです。普通に手に入りますよ。もうひとつ大きな理由があって、新型車ってミラーの台座がピラー側ではなくドア側にあるタイプが多くて。あれって本当にデザインが大変で、破綻せずにガナドールのテイストを盛り込むのが限界にきていたんです」

ウェブオプ「中古で10万円以上とかふざけた価格になってるんですけど…」

ガナドール「うれしいような悲しいような…という心境です」

ウェブオプ「エアロミラーが欲しいユーザーは号泣ですよ! 再販する気はないんですか!?」

ガナドール「いまのところないですね。もちろん型や設計図などは残っていますけどね。

ウェブオプ「もうこうなったら、型くださいよ! ウチで生産しますよ!」

ガナドール「すみません。たまにショップさんから連絡がきて、販売権利を売ってくれって!って言ってくるケースもありますが、すべて断ってます」

ウェブオプ「頑固者!」

ガナドール「だって、どんなクオリティで仕上がってくるかわからないじゃないですか。ガナドールのネーミングで粗悪品だったらユーザーに申し訳ないでしょ」

ウェブオプ「それはたしかに…。何度も聞きますけど、再販はぜったいにない!?」

ガナドール「ないです。それより新作マフラーの取材してくださいよ。スイフト用がかなりいいデキなんです」

ウェブオプ「ミラーが再販したら取材いきますよ…」

ガナドール「…」

ガナドールのスーパーミラーが欲しくて欲しくてたまらないユーザーの皆様、もう高くても買っちゃいましょう。今後、値段は上がる一方ですよ…。

取材協力:ガナドール

(web option編集部)



GC6の時
GANADOR SuperMirror

純正ミラー→ガナドールへの交換


GC8の時
GANADOR Super Mirror


オプションの編集者とガナドールのスタッフのトークがおもしろいねw
ってか10万円とかにまでなってしまってるんだね…
Posted at 2018/11/21 21:47:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2018年11月21日 イイね!

155でアバルトって言ったら155 V6-TI DTMを思い描くけど

155でアバルトって言ったら155 V6-TI DTMを思い描くけど幻の「アルファ155GTAストラダーレ」登場 ボナムス・パドーヴァ・オークション

ライバルはM3? 190E 2.5-16?

ボナムス・パドーヴァ・オークションならではの出品車といえるのが、イタリア国内ツーリングカー選手権を席巻したアルファ・ロメオ155GTAに計画されたストラダーレのプロトタイプだ。

製作は実質アバルトのアルファ・コルセが担当したもので、パワートレインは155Q4をベースに、ランチア・デルタHFインテグラ―レのテクノロジーを注ぎ込んだグループNスペックを備える。ポジショニングとしてすでに成功を収めていたメルセデス・ベンツ190E 2.5-16やBMW M3の対抗馬を狙っていた。

その姿は大きく張り出したブリスターフェンダー、別体式の大型リアウイングとフロント・スポイラーが組み込まれたスカート、クイックフィラー風デザインのフューエル・フィラー、そして革装の豪華なインテリアトリムが識別ポイントになる。

こうして様々なテストが行われ、プロタイプはその後プロモーションも兼ねて1994年にアウトドローモ・モンツァで開かれたイタリアGPの際に、あのシド・ワトキンス氏が乗るドクターカーに使われたヒストリーを持つ。

同年12月のボローニャ・ショーで展示されたたが、結局試作だけでカタログモデルとはならず市販されなかった。当時のフィアットの首脳部は6気筒エンジンを積むことを望み、それよりも生産コストの高さから開発が中止され、ストラダーレ・プロトタイプはコレクターに放出されるのだった。

オークションの結果は……?

このような経緯で誕生したアルファ155GTAストラダーレ・プロトタイプは、このオークションでは注目を集め、2304万円と思われる最低落札額が設定されていた。しかし直前になって突然出品取下げになってしまった。もともとミステリアスな存在だけに、その真相とクルマの行方は闇の中だ。

今回はその姿と、アバルトで開発中のデザイン検討中の写真が提供されたのでお目に掛けよう。


デルタの中身をねじ込んであるアバルトの社内呼称であるSEナンバーが与えられた1台「SE051」
そしてタイトルに書いたV6 TI-DTMが「SE057」の名が与えられている
っていうのであってるかな?

グループBのランチアを知っている人なら思い出されるであろう
ランチア・ラリー037 型式名はZLA151AROがアバルトでの呼称がSE037
ランチア・デルタS4 型式名はZLA038AROでアバルトでの呼称のSE038から由来になるとの事

んでグループS用の開発車両であるECV&ECV2がSE041、Gruppo SがSE042の名が与えられていた
Posted at 2018/11/21 21:34:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2018年11月21日 イイね!

ハイブリッドを初めて出したのも先代XVだったけどXVってトライアルをするのに丁度いいのかね?

ハイブリッドを初めて出したのも先代XVだったけどXVってトライアルをするのに丁度いいのかね?【新車】スバルXVの北米仕様に8.8kWhのリチウムイオン電池を積んだプラグインハイブリッドが登場

スバルXVの北米仕様といえる「クロストレック」に、プラグインハイブリッドシステム『SUBARU StarDrive Technology』を搭載したグレードを新設定。2018年11月30日から一般公開される2018 ロサンゼルスオートショーにて実車が公開されることが発表されました。

日本仕様のフォレスターやXVに設定されている「e-BOXER」と異なる名前が付いてますが、それもそのはず。北米でデビューする『SUBARU StarDrive Technology』は、完全に新設計の2モーターハイブリッドです。ブレーキについても回生ブレーキを有効活用できる電子制御システムとなっています。

注目のバッテリーは、総電力量8.8kWhのリチウムイオン電池。この総電力量はトヨタ・プリウスPHVと同じスペックで、25.0Ahの容量、総電圧351.5Vという数値も同じものとなっています。また、家庭用コンセントから充電できるような仕様になっているのもプリウスPHVと共通しています。

この部分に注目すると、まるでプリウスPHVのユニットを流用したように感じるかもしれませんが、駆動モーターの最高出力は118hpと、プリウスPHVのモーター最高出力が72PS(日本仕様のため単位が異なります)となっているのと比べると大きくなています。

北米ではSUVにはトーイング能力を求められる部分もありますし、スバルSUVとしての走破性を確保するためにパワフルなハイブリッドシステムになっているといえるでしょう。

(山本晋也)



スバル初のPHV誕生「クロストレック・ハイブリッド」がその姿をついに公開

■スバル初のPHV「CROSSTREK HYBRID」が米国で発表

 スバルは現地時間2018年11月19日、米国で同メーカー初となるプラグイン・ハイブリッドモデル「CROSSTREK HYBRID(クロストレック・ハイブリッド)」を発表しました。

 2リッターの水平対向直噴エンジンと、2つのモーターを組み込んだCVT(無段変速機)、スバル独自のシンメトリカルAWDを組み合わせた「SUBARU StarDrive Technology(スバル・スタードライブ・テクノロジー)」を搭載するこのモデルは、現地時間11月30日から一般公開される「LAショー」に出展されます。

 地球環境保護への貢献を目指し開発された「CROSSTREK HYBRID」は、ガソリン使用の「CROSSTREK」(日本名:スバルXV)の走行性能や使い勝手はそのままに、高い動力性能と環境性能の両立が図られており、約50リットルの燃料で最大約772kmの航続距離を実現。約27kmのEV走行も可能としました。

 専用外装色としてラグーンブルー・パールが用意された同モデルは、家庭用コンセントでの充電が可能で、スマートフォンから遠隔操作することで空調などを乗車前に稼働させることもできます。

 安全運転支援機能「EyeSight(アイサイト)」も標準装備された「CROSSTREK HYBRID」は、2018年内に米国での販売が予定されていますが、現状では日本国内への導入は見送られています。 【了】


スバル クロストレックPHV、最新コネクトとアイサイト搭載…ロサンゼルスモーターショー2018で発表へ

◆スバル初のプラグインハイブリッド車

SUBARU(スバル)の米国部門、スバルオブアメリカは11月19日、『クロストレック・ハイブリッド』(Subaru Crosstrek Hybrid)に最新のコネクティビティと「アイサイト」を搭載すると発表した。

スバル初のプラグインハイブリッド、クロストレック・ハイブリッドの実車は11月28日に、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー2018で初公開される。なお北米市場のクロストレック・ハイブリッドは、日本市場の『XV』に相当するSUVだ。

クロストレック・ハイブリッドでは、プラグインハイブリッド車(PHV)ならではの表示コンテンツや、専用機能追加により強化されたテレマティクスシステムによって、利便性や快適性を追求しているのが特徴だ。

◆スターリンク・マルチメディア・プラス

具体的には、Apple「Car Play」とグーグル「Android Auto」を搭載した8.0インチの「スターリンク・マルチメディア・プラス」システムを採用する。プッシュボタンスタートによるキーレスアクセス、タイヤ空気圧監視システム、後席のデュアルUSBポートも導入した。レザーステアリングホイールには、オーディオ、Bluetooth、「SIドライブ」のコントロールスイッチを装備する。

クロストレック・ハイブリッドのメーターパネルには、4.2インチのカラーLCDディスプレイと、モーターの出力や回生状態を示すパワーメーターを採用する。センタースタックの上に位置するマルチファンクションディスプレイには、ドライブモードや充電状況など、ハイブリッド専用表示が追加される。

◆専用のコネクテッド・サービス

クロストレック・ハイブリッド専用の「スバル・スターリンク・コネクテッド・サービス」も採用する。このサービスを利用すれば、車両に乗り込む前にスマートフォンから予め空調を稼働させ、乗車直後から快適な空間を実現することが可能。スマートフォンから遠隔で充電設定も変更でき、利便性を高めている。

また、SOS緊急アシスト、自動衝突通知など、「スバル・スターリンク・セーフティ&セキュリティ・プラス・パッケージ」が付帯する。また、メンテナンス通知、毎月の車両診断レポートと診断アラート、車両回収サービス、車両セキュリティアラーム通知、リモートロック/アンロック、リモートホーン&ライト、車両位置情報サービスを導入した。免許を取ったばかりの子どもを持つ親向けに、子どもが運転する際に車両の速度超過警告などを行う機能もある。オプションの「スターリンクコンシェルジュパッケージ」では、レストランやホテルの予約、スポーツや劇場イベントのチケットの購入、スケジュール管理などのサービスが含まれている。

◆アイサイトは最新版に

クロストレック・ハイブリッドには、先進運転支援システム(ADAS)のアイサイトの最新版を標準装備する。プリクラッシュブレーキは、衝突の危険がある場合、ドライバーに注意を喚起し、ドライバーが回避操作を行わない場合、ブレーキ制御を行い、自動的に車両を減速または停止させる。アダプティブクルーズコントロール、レーン逸脱&ふらつき警報、レーンキープアシストも導入する。スバル車で初めて、ドライバーアシストインジケーターがメーターの上部に配置され、アイサイトの状態やその他の警告の視認性が向上した。後退時自動ブレーキシステムは、後退中に障害物が検出された場合、車両に自動的なブレーキをかける。ステアリング連動ヘッドランプも採用した。

LEDハイビームアシストは対向車に配慮しながら、ハイビームを最大限に使用できるようにドライバーを支援する。レーンチェンジアシストとクロストラフィックアラートでは、ドライバーの死角に入った車両を検知し、警告を行う。さらに、歩行者警報システムが装備されており、EVモードで32km/h以下の低速走行時、歩行者に車両の接近を音で知らせることができる。



【ニュース】スバル初のPHVが「クロストレック(日本名:XV)」に採用され、2018年11月30日に米国でデビュー!

2018年11月20日(現地時間では19日)、スバルは米国で初のPHV(プラグインハイブリッド)モデルの「CROSSTREK HYBRID(クロストレック ハイブリッド)」を発表、11月30日から一般公開されるロサンゼルス・オートショーに出展する。クロストレックは、日本市場のXVだ。

2018年内には米国で販売開始の予定

クロストレックは、日本市場ではXVに相当するモデルだ。今回発表されたハイブリッドは、燃焼効率を高めた新開発の専用2L 4気筒水平対向直噴エンジンと、2つのモーターを組み込んだ新型リニアトロニック(CVT)、荷室下に配置した大容量のリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、ガソリン車同様の低重心かつシンメトリカルな構成を実現した「SUBARU StarDrive Technology(スバル スタードライブ テクノロジー)」を搭載している。

駆動用バッテリーはリチウムイオン電池で、総電力量は8.8kWh。フル充電ならば、17マイル(約27km)のEV走行が可能で、エンジン走行も含めれば最大480マイル(約768km)の航続距離を誇る。
ハイブリッド走行時には、力強いモーターアシストで、滑らかかつレスポンスが良く力強い加速を提供し、またモーターのレスポンスを活かした、優れた悪路走破性を実現している。

家庭用コンセントからも充電は可能で、また高電圧バッテリーには衝突時のエネルギーが直接及ばないよう前後にサポートフレームを配置している。さらに堅固なケースで保護することで電気が外に漏れることがないように安全対策を施すと同時に、さまざまな衝突試験で安全性能を検証し、安全なPHVを実現している。

さらに、1000ポンド(約453kg)のトーイングを可能にするなど、アメリカ市場での使用を考慮してガソリン車同様にさまざまなアクティビティをサポートしている。

クロストレック ハイブリッドは11月30日から一般公開されるロサンゼルス・オートショーに出展され、2018年内に米国で販売を開始する予定だ。
なお、気になる日本市場での発売だが、今のところは予定がないという…。

スバル クロストレック ハイブリッド 主要諸元(編集部調べ)

●全長×全幅×全高:4465×1803×1595mm
●ホイールベース:2664mm
●パワーユニット:水平対向4気筒DOHC+モーター
●排気量:1995cc
●最高出力:137hp・118hp
●最大トルク:182Nm・202Nm
●トランスミッション:電気式無段変速機
●タイヤサイズ:225/55R18
●駆動方式:フロント縦置きAWD



スバル・クロストレック(XV)のプラグインハイブリッドのメカニズムを考える

ロサンゼルスオートショーで、スバル・クロストレック(日本名:XV)のハイブリッド仕様が登場する。スバルブランドで初めてのプラグインハイブリッドシステムを搭載する模様。

 スバル・クロストレックとは、日本で言うところの『XV』。「Subaru StarDrive Technology(SSDT)」に基づくプラグインハイブリッドシステムを搭載しているのが最大のトピックである。スバルの最新ハイブリッドシステムとしては「e-BOXER」の愛称を与えられたものがフォレスターおよびXVに搭載されているが、本システムはそれとは根本的に異なる。

2モーター式のプラグインハイブリッドシステム

 具体的には、e-BOXERが1モータ式なのに対して、今回のプラグインハイブリッドシステムは2モーター式とした。ふたつのモーターの機能はひとつが始動/発電用、もう一方が駆動用としていて、それぞれ前者をMG1、後者をMG2と称している。

 EVS31で展示されたトランスミッションのカットモデルを見ると、エンジントルクの入力は遊星ギヤを介して減速→MG1→遊星ギヤ(THSによる動力分割機構か)→平行軸ギヤによる減速→★遊星ギヤによるモーター入力のためのさらなる減速→MG2→電子制御カップリングユニット→プロペラシャフトというトルクフローになっている模様。なお、★の部分ではトルクは前輪へも分配されている。

 つまり、リリースには「new Lineartronic CVT」とあるが、従来のチェーン&プーリー式のバリエータ型CVTとはまったく異なり、いわゆる電気式CVTにあたるユニットを積んでいるわけだ。

 MG1のパフォーマンスは諸元表に無記載、MG2については10kW/65Nmとある。なお、システム出力としては110kWとしている。二次電池はリチウムイオン式、電圧は351.5V/容量は25.0Ah、つまり消費電力量は8787.5kWh(8.8kWh)である。なお、モーター走行レンジは17マイル(=27.2km)、総走行距離は480マイル(=768km:EPA)を確保している。

エンジン

 エンジンはもちろん水平対向4気筒、排気量は2.0ℓで燃料噴射は直噴を用いる。ボア3.31インチ×ストローク3.54インチとあるので、FB20型である。圧縮比は13.5と、相当な数値。燃料の種別が記載されていないが、おそらくオクタン価90を使用。かりに日本に導入されたとしても、レギュラーガソリンのオクタン価は同値なので、圧縮比は13.5に近い数字になるだろう。
 参考までに、先行しているXVのe-BOXERに搭載されているFB20型と比べてみると──

 102kW/5600rpm 181Nm/4400rpm 13.5【クロストレックPHEV】
 107kW/6000rpm 188Nm/4000rpm 12.5【XV e-BOXER】

という具合。おそらくミラーサイクルを用いて高効率運転に努めるとともに、熱効率も相当追求している仕様になっていると思われる。



【新車】スバルから2モーターを搭載したプラグインハイブリッドの「CROSSTREK HYBRID」が登場。日本での販売は?

SUBARUは主力マーケットである米国において、2018年11月19日(現地時間)に初のプラグインハイブリッドである「CROSSTREK HYBRID(クロストレック ハイブリッド)」を発表しました(日本名はSUBARU XV)。なお、ロサンゼルスモーターショーへの出展が予定されているそうです。

今回、発表された「クロストレック ハイブリッド」は、SUBARUの環境理念を商品として具現化。同社が得意とする走りや安全面だけでなく、持続可能なモビリティ社会に実現、もちろん現実的には、年々厳しくなるエミッションや燃費規制などに具体的な商品として対応する必要があります。

「クロストレック ハイブリッド」は、ガソリンエンジン仕様のクロストレックが備える走破性の高さ・使い勝手の良さはそのままに、時代に求められる環境性能を実現したとしています。さらに、高い動的質感と優れた環境性能を両立し、ガソリンエンジン車とはひと味違った「安心と愉しさ」を提供するとしています。

なお、クロストレック ハイブリッドは、2018年内に米国で販売を開始する予定としていて、日本での導入予定は残念ながらないそう。

注目のシステムは、燃焼効率を高めた新開発の専用2.0Lの水平対向4気筒直噴エンジンと、2つのモーターを組み込んだリニアトロニック(CVT)、荷室下に配置されたリチウムイオンバッテリーという組み合わせ。

プラグインハイブリッドなので電欠の心配はありませんが、充電時のモーター走行による航続可能距離は日常の短距離移動をまかなうとするものの、17 マイル(約27.3km)と短め。プラグインハイブリッドとしては、90MPGe の燃費性能、最大480マイル(約772.4km)の航続距離だそう。

充電は、家庭用コンセントからも充電を可能とすることで利便性を向上したとしています。安全対策として、高電圧バッテリーに衝突時のエネルギーが直接及ばないよう前後にサポートフレームを配置。さらに堅固なケースで保護することで、電気が外に漏れることがないように安全対策を施すと同時に、多様な衝突試験で安全性能を検証し、安全性を確保したとしています。

また、北米市場向けらしいのが1,000lbまでのトーイングを可能と訴求している店で、ガソリン車同様さまざまなアクティビティをサポートするとしています。

ほかにも、プラグインハイブリッド車らしい表示コンテンツや、専用機能追加により強化されたテレマティクスシステムにより、利便性や快適性が引き上げられています。さらに、スマホから遠隔操作で充電設定の変更を可能とすることで、高い使い勝手を実現。また、クルマに乗り込む前にスマホからあらかじめ空調を稼働させ、乗り込んだ瞬間から快適な空間を確保できるなど、電動車らしい機能も用意されています。

(塚田勝弘)




スバル初のPHV、クロストレック・ハイブリッドを米国で発表---EVレンジ17マイル

SUBARU(スバル)は現地時間2018年11月19日、米国において、同社初となるプラグインハイブリッドモデル『クロストレック・ハイブリッド』を発表した。クロストレックは、日本市場で『 XV』に相当するクロスオーバーSUVだ。

水平対向エンジン、リニアトロニック(電気式CVT)、モーター、シンメトリカルAWDを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを、スバルでは「スバル・スタードライブ・テクノロジー」と呼ぶ。クロストレック・ハイブリッドでは、2.0リットル4気筒水平対向直噴エンジンと2つのモーターとを組み合わせた。これによりガソリン車同様の低重心かつシンメトリカルな構成を実現したという。

クロストレック・ハイブリッドのEV航続距離は、日常の短距離移動をまかなう17マイル=27km。燃費性能は90MPGe=38km/リットルとされ、最大480マイル=770kmの航続距離をもつ。

スバルでは、「クロストレック・ハイブリッドでは、ガソリンエンジン仕様のクロストレックが備える走破性の高さや使い勝手の良さはそのままに、時代に求められる環境性能を実現した。ガソリンエンジン車では体験できない新たな『安心と愉しさ』を提供する」と自負する。

スバルはクロストレック・ハイブリッドを、現地時間11月30日から一般公開されるロサンゼルスモーターショー2018に出展、2018年内に米国で販売を開始する予定だ。



スバル初のプラグインハイブリッド車「クロストレック ハイブリッド」を米国で発表

スバルは現地時間2018年11月19日、米国において、スバル初となるプラグインハイブリッドモデル「CROSSTREK HYBRID(クロストレック ハイブリッド)」を発表した。現地時間11月30日から一般公開される「2018 LOS ANGELES AUTO SHOW」にも出展予定だ。


スバルは自動車事業と航空宇宙事業を柱としており、『大地と空と自然』を事業フィールドと位置付け、そのフィールドが広がる地球の環境保護も企業活動における重要課題の一つとして掲げている。
商品開発においては「先進の技術で環境に貢献できる商品を開発、社会に提供」することで地球環境保護への貢献を目指しており、今回発表した「クロストレック ハイブリッド」は、この環境理念を商品として具現化したものといえる。

「クロストレック ハイブリッド」では、2.0l 4気筒水平対向直噴エンジンと、2つのモーターを組み込んだリニアトロニック(CVT)、シンメトリカルAWDを組み合わせた「SUBARU StarDrive Technology(水平対向エンジン、リニアトロニック、モーター、シンメトリカルAWDを組み合わせたスバルのプラグインハイブリッドシステム)」を搭載。ガソリンエンジン仕様のクロストレックが備える走破性の高さや使い勝手の良さはそのままに、時代に求められる環境性能を実現した。高い動的質感と優れた環境性能を両立し、ガソリンエンジン車では体験できない新たな「安心と愉しさ」を提供する。
また、運転支援システム「EyeSight(アイサイト)」を標準装備される。
「クロストレック ハイブリッド」は、2018年内に米国で販売を開始する予定だ。

【クロストレック ハイブリッドの主な特徴】

●プラグインハイブリッド車ならではの安心と愉しさ


・燃焼効率を高めた新開発の専用2.0L 4気筒水平対向直噴エンジンと、2つのモーターを組み込んだ新型リニアトロニック(CVT)、荷室下に配置した大容量のリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、ガソリン車同様の低重心且つシンメトリカルな構成を実現した「SUBARU StarDrive Technology」を搭載
・日常の短距離移動をまかなう17マイルのEVレンジ
・90MPGeの燃費性能、最大480マイルの航続距離
・ハイブリッド走行時には、力強いモーターアシストで、滑らか且つレスポンスが良く力強い加速を提供
・モーターのレスポンスを活かした、優れた悪路走破性を実現
・家庭用コンセントからも充電を可能とすることで、利便性を向上
・高電圧バッテリーには衝突時のエネルギーが直接及ばないよう前後にサポートフレームを配置、更に堅固なケースで保護することで電気が外に漏れることがないように安全対策を施すと同時に、さまざまな衝突試験で安全性能を検証し、安全なプラグインハイブリッド車を実現
・1,000lbまでのトーイングを可能とすることで、ガソリン車同様さまざまなアクティビティをサポート

●先進性と高機能感を際立させたデザイン
・エクステリアは要所に配した専用アイテムでボディの厚みとラギッドさを表現、色と素材で先進性や上質感を演出


・クロストレック ハイブリッド専用外装色として、ラグーンブルー・パールを設定
・インテリアは全体をブルー基調でコーディネートし、先進性と特別感のある室内空間を表現


・ブルー色を基調に、スポーティさと精緻さを表現した、専用のコンビネーションメーターを採用


●クルマとの生活をさらに快適にする装備・機能


・プラグインハイブリッド車ならではの表示コンテンツや、専用機能追加により強化されたテレマティクスシステムにより、利便性や快適性を向上
・スマートフォンから遠隔で充電設定の変更を可能とすることで、利便性を向上
・クルマに乗り込む前にスマートフォンから予め空調を稼働させ、乗り込んだ瞬間から快適な空間を実現

●クロストレックが磨き上げた商品性の継承
・優れた車体剛性を持つSUBARU GLOBAL PLATFORMの採用により、質感の高い走りを実現
・回生ブレーキとメカニカルブレーキを組み合わせた電子制御ブレーキシステムを採用
・バッテリー等、プラグインハイブリッド化に伴う追加部品による快適性及び使い勝手への影響を最小限に留め、アクティブライフをより充実させる多用途性を確保したパッケージングを実現

●安心して走れる総合安全性能
・あらゆるシーンにおいて安全で愉しいドライブを提供する総合安全の考え方のもと、ガソリン車同様に高い安全性能を実現
・プラグインハイブリッド化に伴う重量増等の影響を感じさせない高い危険回避性能
・SUBARU GLOBAL PLATFORMの安全性の高い骨格を基本に、プラグインハイブリッド化に伴う重量増に対応した車体フレーム強化や、バッテリー保護を追加することで、ガソリン車で高い評価を得ている衝突安全性能を継承



スバル初のPHEV『クロストレック ハイブリッド』発表。ロサンゼルスオートショーで初公開へ

2018年11月20日
プレスリリース

SUBARU『クロストレック ハイブリッド(CROSSTREK HYBRID)』をアメリカで発表

~SUBARU初のプラグインハイブリッド車~
●2.0L 4気筒水平対向直噴エンジンと、2つのモーターを組み込んだリニアトロニック(CVT)、シンメトリカルAWDを組み合わせたSUBARU StarDrive Technology*1を搭載

●運転支援システム、EyeSight(アイサイト)を標準装備

●現地時間11月30日から一般公開される2018 LOS ANGELES AUTO SHOWに出展

 SUBARUは、現地時間2018年11月19日、アメリカにおいて、当社初となるプラグインハイブリッドモデル『クロストレック ハイブリッド(CROSSTREK HYBRID)』を発表しました。

 自動車と航空宇宙事業を柱とするSUBARUでは、“大地と空と自然”を事業フィールドと位置付け、そのフィールドが広がる地球の環境保護を企業活動における重要課題のひとつとして掲げています。
 
 商品開発においては、「先進の技術で環境に貢献できる商品を開発、社会に提供」することで地球環境保護への貢献を目指しており、今回発表したクロストレック ハイブリッドはこの環境理念を商品として具現化したものです。

 クロストレック ハイブリッドでは、ガソリンエンジン仕様のクロストレックが備える走破性の高さや使い勝手の良さはそのままに、時代に求められる環境性能を実現しました。高い動的質感と優れた環境性能を両立し、ガソリンエンジン車では体験できない新たな“安心と愉しさ”を提供します。

 クロストレック ハイブリッドは、2018年内にアメリカで販売を開始する予定です。

*1:水平対向エンジン、リニアトロニック、モーター、シンメトリカルAWDを組み合わせたSUBARUのプラグインハイブリッドシステムの名称

【CROSSTREK HYBRID(クロストレック ハイブリッド)の主な特徴】
■プラグインハイブリッド車ならではの安心と愉しさ
・燃焼効率を高めた新開発の専用2.0L 4気筒水平対向直噴エンジンと、2つのモーターを組み込んだ新型リニアトロニック(CVT)、荷室下に配置した大容量のリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、ガソリン車同様の低重心且つシンメトリカルな構成を実現したSUBARU StarDrive Technologyを搭載

・日常の短距離移動をまかなう17マイルのEVレンジ

・90MPGeの燃費性能、最大480マイルの航続距離

・ハイブリッド走行時には、力強いモーターアシストで、滑らか且つレスポンスが良く力強い加速を提供

・モーターのレスポンスを活かした、優れた悪路走破性を実現

・家庭用コンセントからも充電を可能とすることで、利便性を向上

・高電圧バッテリーには衝突時のエネルギーが直接及ばないよう前後にサポートフレームを配置、更に堅固なケースで保護することで電気が外に漏れることがないように安全対策を施すと同時に、さまざまな衝突試験で安全性能を検証し、安全なプラグインハイブリッド車を実現

・1000lbまでのトーイングを可能とすることで、ガソリン車同様さまざまなアクティビティをサポート

■先進性と高機能感を際立させたデザイン
・エクステリアは要所に配した専用アイテムでボディの厚みとラギッドさを表現、色と素材で先進性や上質感を演出

・クロストレック ハイブリッド専用外装色として、ラグーンブルー・パールを設定

・インテリアは全体をブルー基調でコーディネートし、先進性と特別感のある室内空間を表現

・ブルー色を基調に、スポーティさと精緻さを表現した、専用のコンビネーションメーターを採用

■クルマとの生活をさらに快適にする装備・機能
・プラグインハイブリッド車ならではの表示コンテンツや、専用機能追加により強化されたテレマティクスシステムにより、利便性や快適性を向上

・スマートフォンから遠隔で充電設定の変更を可能とすることで、利便性を向上

・クルマに乗り込む前にスマートフォンから予め空調を稼働させ、乗り込んだ瞬間から快適な空間を実現

■クロストレックが磨き上げた商品性の継承
・優れた車体剛性を持つSUBARU GLOBAL PLATFORMの採用により、質感の高い走りを実現

・回生ブレーキとメカニカルブレーキを組み合わせた電子制御ブレーキシステムを採用

・バッテリー等、プラグインハイブリッド化に伴う追加部品による快適性及び使い勝手への影響を最小限に留め、アクティブライフをより充実させる多用途性を確保したパッケージングを実現

■安心して走れる総合安全性能
・あらゆるシーンにおいて安全で愉しいドライブを提供するSUBARUの総合安全の考え方のもと、ガソリン車同様に高い安全性能を実現

・プラグインハイブリッド化に伴う重量増等の影響を感じさせない高い危険回避性能

・SUBARU GLOBAL PLATFORMの安全性の高い骨格を基本に、プラグインハイブリッド化に伴う重量増に対応した車体フレーム強化や、バッテリー保護を追加することで、ガソリン車で高い評価を得ている衝突安全性能を継承



日本市場導入を熱烈希望! スバル初のPHV「クロストレック ハイブリッド」をアメリカ市場に投入

 最大772kmという航続可能距離を誇る

 スバルは、同社初となるプラグインハイブリッドモデル「クロストレック ハイブリッド」をアメリカで発表。11月30日より一般公開されるロサンゼルスオートショーに出展される。なお、日本で発売される予定はないとのこと。

 クロストレック ハイブリッドは、ガソリンエンジン仕様のクロストレックが備える高い走破性や使い勝手のよさはそのままに、プラグインハイブリッドという高い環境性能をプラスしている。

 注目のパワートレインは「SUBARU StarDrive Technology」と名付けられ、新開発の4気筒2L水平対向エンジンにふたつのモーターを組み込んだCVT、荷室下に配置する大容量リチウムイオンバッテリーを組み合わせる。EV走行可能距離は17マイル(約27km)で、日常の短距離走行はEV走行でまかなうことも可能だ。エンジン走行と合わせ、最大480マイル(約772km)の航続可能距離となっている。充電は家庭用コンセントからも可能なため、高い利便性を誇る。

 エクステリアはプラグインハイブリッド車専用アイテムを随所に配し、ボディの厚みとラギッドさを表現。上質感も感じさせるデザインだ。クロストレック ハイブリッド専用色として、日本仕様のXVハイブリッドにも採用されているラグーンブルー・パールを採用。室内もブルー基調でコーディネイトし、先進性と特別感を感じさせる。

 プラグインハイブリッドならではの表示コンテンツや専用機能追加など、強化したテレマティクスシステムにより利便性を向上。スマートフォンによる遠隔操作で充電の設定などを変更することが可能に。また、事前に空調などを設定できるので、すぐに快適な車内でドライブすることもできる。

 日本でもハイブリッド仕様が登場したばかりだが、このプラグインハイブリッドも非常に魅力的。ぜひとも日本市場導入を検討してもらいたい1台だ。


↑この数字聞くとレヴォーグの1.6で1000km走れるっていうのじゃダメなの?って思ってしまったw
Posted at 2018/11/21 21:12:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記

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