2019年11月02日
【東京モーターショーの深層(4)】新型レヴォーグ~現在わかっていること、これがすべてだ!
東京モーターショー2019もあと4日(11月4日)で閉幕。今回は市販前提の次世代車が多数展示されて来場者を愉しませているが、市販車同然のエクステリアでひときわ注目を浴びているのが「レヴォーグ プロトタイプ」。来年後半の市販を謳う、期待の新型車の実像に迫る。
前中期経営計画の総仕上げであり、新中期経営計画の第1弾
「新型レヴォーグ プロトタイプ」について明らかにされたのは、以下の新技術が採用されるということのみ。
「新世代アイサイト」「新開発の高精度マップ&ロケーター」「スバル国内初のコネクティッドサービス」「新開発1.8L水平対向直噴ターボエンジン」「新ボディ構造」の5つを採用することだ。
いずれもその詳細について関係者の口は固く、具体的な説明はなかった。とは言え、そのヒントは言葉の端々に散りばめられていた。そして、その意図するところは、すでに過去の中期経営計画からも伺われる。
まずは2016年に発表された中期経営計画「際立とう2020」で明かされた商品戦略(下図参照)からチェックしていこう。
この計画の骨格となるのは新開発プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」の導入だ。モデル計画の欄を見れば、第1弾がインプレッサ(2016年度)、第2弾がXV(2017年度)、第3弾がフォレスター(2018年度)とアセント(北米専売/2018年度)、そして現状で最新のモデルとなるのが北米で先行発表されたレガシィ/アウトバック(2019年度)である。そして、2020年度の欄に暗示されているのが新型レヴォーグであることが一目瞭然だ。前中期経営計画の集大成である。
一方、環境対応の欄で注目すべきは、2019年度の投入とされている「新設計ダウンサイジングターボ」。これこそ、新型レヴォーグから搭載が始まる「新開発1.8L水平対向直噴ターボエンジン」だ。レヴォーグの国内発売は2020年後半とアナウンスされているので、新型エンジンの投入は半年ほど遅れていることになる。もっともこの新設計ダウンサイジングターボは、新中期経営計画の根幹を成すパワートレーンだけに、その開発・発表に関しては万全を持って望むための遅れであると予想される。
続いて、新中期経営計画である「STEP」を見てみよう(下図参照)。
SUVラインアップの強化とバリエーションの充実、スポーツモデルの充実とSTIモデルの進化、そしてSGPの進化が明確化されている。特筆すべきはデザイン・コンセプトの進化。従来の「ダイナミック&ソリッド」をより大胆に進化させた「BOLDER(ボールダー)」の採用が謳われている。そして、その新デザインコンセプトを採用した最初のクルマこそ新型レヴォーグだという。
新型レヴォーグのデザインについて、ある関係者がこっそりと耳打ちしてくれた。
「2018年のジュネーブショーで公開したヴィジヴ ツアラー コンセプトを市販車で再現することを目標にデザインしました。(過去のスバル車は)コンセプトカーと市販車が全然違う! とお叱りを受けることもありましたが、今回はほぼイメージを再現できたと思います。新デザインコンセプト(BOLDER)もちゃんとも盛り込まれています。たとえば、ボディのキャラクターラインはすべてヘキサゴングリルから伸びていますよね? これからのスバル車のデザインの特徴となります」
ただし、まだBOLDERとは謳っていなかったが2017年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカー「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」にも新型レヴォーグと同じく新デザインコンセプトは盛り込まれていた。つまり、新型レヴォーグと次世代のWRX系セダンは現行型と同じく並行して開発されていることは間違いないだろう。
新型レヴォーグはスバルファンが期待する走りを実現
さて、再び新型レヴォーグにフォーカスしよう。
まずは新世代のアイサイトについて。従来のシステムとの最大の違いは、広角化された新開発のステレオカメラに加えてレーダーセンサーが前後合わせて4つ組み合わされたところにある。これにより、従来のアイサイトでは検知できなかった見通しの悪い交差点や右左折時でも衝突被害軽減ブレーキの作動範囲が広がり、安全性能は大幅に高まることが期待される。
新アイサイトの搭載とともに注目されるのが、新開発のロケーター(自車位置情報検知デバイス)と高精度マップの採用だ。GPSと準天頂衛星「みちびき」を介してロケーターが自車位置を正確に測定するとともに、高速道路の形状を判断。コーナーでの加減速や渋滞でのハンズオフ走行支援も含むレベル2相当の運転支援が可能になるのだ。
さらに万が一の時に役立つコネクティッドサービスもスバル車として国内で初めて採用するなど、あらゆるシーンで「誰もが安心して運転を楽しめる」ことを標榜するスバルらしい次世代安全技術が盛り込まれてくる。
メカニズム面の充実も著しく、ボディ骨格を組み立ててからパネルを貼り付ける「フルインナーフレーム構造」の採用、前述の新開発1.8L直噴水平対向エンジン(ブロックからヘッドまで新開発なので新しいエンジン型式が採用される予定)の採用、さらにSGPの採用によりスポーティでありながら大幅に改善された乗り心地など「スバルが考えるグランドツーリングの最新版であり、ファンが期待する走りに仕上がっている。とにかく、いま出来ることをすべてやった」というスバルの自信作が新型レヴォーグだ。
発売は前日のとおり2020年後半とアナウンスされているが、2020年3月のジュネーブショーで詳細を発表後、国内では6月後半からティーザー活動を開始。同時に事前受注を開始するという情報もある。まずは、来年3月に予定されている市販モデルの公開を楽しみに待ちたい。
どうなるかね~
Posted at 2019/11/02 23:14:53 | |
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富士重工 | 日記
2019年11月02日
スバルの世界生産台数は2年ぶりのプラス、1.3%増の49万7946台 2019年度上半期
SUBARU(スバル)は10月30日、2019年度上半期(4~9月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。世界生産台数は前年同期比1.3%増の49万7946台で、2年ぶりのプラスとなった。
海外生産は『アセント』が増加したものの、『レガシィ/アウトバック』がモデル切り替えの影響で減少し、同0.2%減の17万2157台で2年連続のマイナス。しかし国内生産は『フォレスター』等が増加し、同2.2%増の32万5789台で3年ぶりのプラスとなった。
国内販売は、同2.5%増の6万9133台で2年ぶりのプラスとなった。登録車はフォレスターや『XV』等が増加し、同1.1%増の5万5099台。軽自動車も『シフォン』等の増加により同8.6%増の1万4034台。ともに2年ぶりに前年実績を上回った。
輸出はフォレスター等が増加し、同4.5%増の26万5864台と、3年ぶりのプラスとなった。
数字に反映されるのは来年だろうけどね
Posted at 2019/11/02 23:10:36 | |
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富士重工 | 日記
2019年11月02日
ミシュラン 「パイロット・スポーツ CUP2R」に「フェラーリ488PISTA」承認タイヤ追加
日本ミシュランは2019年11月1日、公道も走行できるサーキット用スポーツタイヤ「ミシュラン パイロット・スポーツ CUP2R」に「フェラーリ488PISTA」承認サイズを追加し12月1日から発売すると発表した。サイズは20インチの2サイズ。価格はオープン価格。
商品概要
「パイロット・スポーツCUP2R」は世界中の様々なレースで培われたミシュランの最新技術を投入し、世界の名だたるスポーツカーメーカーと共同開発された「パイロット・スポーツCUP2」のドライグリップ性能をさらに向上させたスーパースポーツカー専用のサーキット走行向けタイヤだ。
今回、フェラーリに標準装着されるタイヤに採用される「K1」マークが刻印された「フェラーリ488PISTA」向け専用サイズを追加。ドライバーが求めるレーシングなドライビング・プレジャーやラップタイム更新だけにとどまらず、「フェラーリ488PISTA」が本来持つポテンシャルを余すところなく引き出すことが可能となっている。
N0ので2サイズってポルシェ以外に履く人いるのかな…
ミシュラン「PILOT SPORT CUP 2 R」にフェラーリ 488 ピスタ承認サイズを追加
MICHELIN PILOT SPORT CUP 2 R
ミシュラン パイロット スポーツ カップ ツー アール
公道走行可能なスーパースポーツ専用サーキットタイヤ
日本ミシュランタイヤは、公道も走れるサーキット用スポーツタイヤ「MICHELIN PILOT SPORT CUP 2 R」に、フェラーリ 488 ピスタ承認サイズを追加し、12月1日から販売する。サイズは20インチの2サイズでの展開となる。価格はオープン。
「PILOT SPORT CUP 2 R」は、世界中の様々なレースで培われたミシュランの最新技術を投入し、世界の名だたるスポーツカーメーカーと共同開発された「PILOT SPORT CUP 2」のドライグリップ性能をさらに向上させたスーパースポーツ専用サーキット向けタイヤ。今回、最高の走行性能を誇るフェラーリ 488 ピスタ向けのタイヤとして「PILOT SPORT CUP 2」が承認された形だ。
488 ピスタのポテンシャルを最大限に引き出す
今回、フェラーリに標準装着されるタイヤに採用される「K1」マークが刻印された488 ピスタ向けサイズを追加したことで、ドライバーが求める「走る悦び」や「ラップタイム更新」だけでなく、488 ピスタが本来持つポテンシャルを余すところなく引き出すことが可能となる。
「PILOT SPORT CUP 2 R」は公道走行が可能となっているが、ミシュランが推奨する走行状態・使用環境、そして「サーキット走行時の推奨空気圧について」などの注意事項を守っての使用をミシュランは求めている。
公道OKのサーキット用タイヤに「Ferrari 488 PISTA」承認サイズ追加 日本ミシュラン
日本ミシュランタイヤは2019年11月1日(金)、公道も走れるサーキット用スポーツタイヤ「MICHELIN PILOT SPORT CUP 2 R(ミシュラン パイロット スポーツ カップ 2 R)」に「Ferrari 488 PISTA」承認サイズを追加し12月1日(日)から販売すると発表しました。
このタイヤは「MICHELIN PILOT SPORT CUP 2 R」のドライグリップ性能をさらに向上させたとのこと。フェラーリに標準装着されるタイヤの「K1」マークが刻印されています。サイズは20インチの2サイズ。価格はオープンです。
Posted at 2019/11/02 23:02:52 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2019年11月02日
17回目の出展、日本導入40周年を祝うアルピナ…東京モーターショー2019
アルピナの日本総代理店、ニコルオートモビルズ(以下ニコル)は東京モーターショー2019に17回目の出展を果たし、今回はワールドプレミアの『B3リムジーネ』をはじめ、ジャパンプレミアの『XD4』など合計4台を展示した。
◆日本導入40周年を記念しB3をワールドプレミア
アルピナ社とニコルとの関係は1979年に最初のアルピナが輸入された時から始まり、今年で40周年を迎える。アルピナ社代表取締役社長のアンドレアス・ボーフェンジーペン氏は、「この喜ばしき40周年記念を祝し、またアルピナにとって重要な日本市場に向けて、全く新しいBMWアルピナB3リムジーネを東京モーターショーで発表する」と述べる。
このB3についてボーフェンジーペン氏は、「小さなボディに、非常に巧みでスリリングなドライビングエクスペリエンスを満たす低回転域トルクと、リニアパワーの組み合わせ。このアルピナ哲学の永遠の真髄が、日本とヨーロッパの市場において常に最強のパフォーマーのひとつになっている」と述べる。
パワートレインは、アルピナ独自のビターボチャージングと、最適化された性能を持つ冷却システムを備えた直列6気筒3リットル直噴ガソリンエンジンを搭載。462psの最高出力と700Nmの最大トルクを生み出す。四輪駆動と電子制御式LSDを併用した最新スペックのZF製8速スポーツATが組み合わされる。
0から100km/h加速は3.8秒。最高速度は303km/hを記録している。ボーフェンジーペン氏は「この全く新しいBMW アルピナB3のスリリングなパワーとパフォーマンスを提供できることに大きな喜びを感じている」とした。
B3はこのリムジンとともにツーリングもラインナップされ、生産はともに2020年春に開始予定で、最初の納車は秋になる見込みとのことだ。
最後にアルピナ社の2020年についてボーフェンジーペン氏は、「B3の市場導入だけでなく、異なるディーゼルモデルの導入、現在のプロダクトラインナップの継続的改善、そして全く新しいモデルの発表も考えている。最終目標は、2020年に1,600台の特別なクルマを製造することだ」と来年の展望を語った。
◆17回の継続出展は他のインポーターにはないこと
ニコル・オートモビルズ最高経営責任者のC.H.ニコローレケ氏は、「1987年の東京モーターショーに初めて参加して以来、32年間を迎え、今回17回目の出展となった。1991年にバブルがはじけた頃、2009年のリーマンショックの後、そして2011年の大震災の後も継続的に参加。つまり外国の自動車メーカーとして唯一アルピナ社だけがずっと東京モーターショーに参加している」と述べ、「これは何よりも我々のお客様の強いサポートによるもので感謝している」と話す。
そして今年は「BMWアルピナの輸入を開始して40年。これまでに5,500台以上を納車してきた」とニコローレケ氏。今回の東京モーターショーでは「B3リムジーネのワールドプレミアのほか、ジャパンプレミアとしてアルピナ初のSUVクーペモデルXD4を誕生させる。SUVのスポーティーさ、ダイナミックなクーペのシルエットというのはパーフェクトなコンビネーションのひとつだ」と紹介。
搭載されるエンジンは、6気筒3リットルクワッドスポーツディーゼルターボエンジンで、パワーは388ps、トルクは770Nmを発揮。0-100km/h加速は4.6秒で最高速は約270km/hであるという。
このほか、『B7リムジン』と『XD3』が展示されている。
ニコローレケ氏は、「今年我々は日本の市場で約200台のアルピナ車を納車する予定だ。そして来年には豊富な新しいアルピナモデルによってさらにこれを高めていきたい」とコメントした。
東京モーターショーに出展し続ける理由とは? アルピナが新型B3リムジンを初お披露目
■1987年以来東京モーターショーに皆勤賞のアルピナ
アルピナの日本総代理店であるニコル・オートモビルズは、今回の東京モーターショーで連続17回目となる参加となりました。
2019年は、ニコル・オートモビルズがアルピナのクルマを初めて日本に輸入してから、ちょうど40年目にあたる節目の年です。
出展されたクルマは、ワールドプレミアとなるBMW アルピナ「B3リムジン・オールラッド」、ジャパンプレミアとなる「XD4 オールラッド」、それに「B7リムジン・オールラッド」と「XD3 オールラッド」の4台です。
ドイツ本国からは、アルピナ社代表取締役社長のアンドレアス・ボーフェンジーペン氏が今回も来日し、新型B3について次のように話しました。
「B3にはリムジンと一緒にツーリングもラインナップされます。B3の生産は2020年の春頃を予定してます。納車は2020年秋になる見込みです。またディーゼルモデルの導入やまったくの新規モデルの発表も視野に入れています。2020年までに1600台のクルマを製造することです」
新型B3リムジン・オールラッドは、ビ・ターボ・チャージングシステムを搭載した3リッター直列6気筒エンジンを採用しています。
最高出力は462馬力で8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションと組み合わせられ、3000rpmから最大トルク700Nmを発生させます。
巡航最高速度は303km/h、0-100km/h加速は3.8秒、0-200km/hは13.4秒です。
新型B3リムジン・オールラッドの車両価格は1229万円(税込み、以下同)で、右ハンドル仕様はプラス29万円、アルピナブルーとグリーンのオプションカラーは、プラス40万7000円となります。
ジャパンプレミアのXD4オールラッドは、4基のターボ・チャージャーとコモンレール式の高圧ダイレクト・インジェクション・システムを搭載した3リッター直列6気筒ディーゼルエンジンが採用されています。
最高出力は388馬力で、最大トルクは770Nmです。巡航最高速度は268km/h、0-100km/h加速は4.6秒です。
XD4オールラッドの車両価格は1385万円となります。
※ ※ ※
東京モーターショーは、1991年のバブル崩壊後、2009年のリーマン・ショック後、そして2011年の東日本大震災の後、多くの欧州メーカーが出展を取りやめました。そうした社会情勢のなかでも、アルピナだけは東京モーターショーに出展を続けてきました。
ニコル・オートモビルズ最高経営責任者のC.H.ニコローレケ氏はその理由を、「カスタマーの強いサポートに支えられた賜物、非常に感謝しています」と語りました。
アルピナの2018年度の日本における販売台数は225台です。しかし、BMWアルピナの生産台数は年間1600台ほど。アルピナにとって日本市場は非常に重要なマーケットであるのです。そしてこれこそ、アルピナの熱烈なファンが日本に多く存在しているという証拠でもあります。アルピナがBMWも出展しなくなった東京モーターショーに出展し続ける理由は、実はここにありました。
Posted at 2019/11/02 22:58:39 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2019年11月02日
【スーパーGT】マレリへの社名変更に伴い、伝統の“カルソニックカラー”が今季で見納め? 星野一義監督が状況を語る
今シーズンもスーパーGTの舞台で活躍し、多くのファンに愛されている#12 カルソニック IMPUL GT-R。そのトレードマークである「カルソニックブルー」のカラーリングが今季で見納めになる可能性が高まってきている。
長年、星野一義監督率いるTEAM IMPULを支えてきたカルソニックカンセイ株式会社だが、今年10月からマレリ株式会社へと社名が変更。基本的にグローバル展開していくブランド名も「マレリ」に変更されることが発表された。
10月24日に開幕した東京モーターショーでも、これまではカルソニックカンセイの“青”を基調としたブースが展開されていたが、今年はマレリブランドの紺色に近い色をベースとしたブースが展開されている。
ここで気になってくるのが、これまで30年以上にわたって国内モータースポーツシーンで活躍してきた“カルソニックブルーのマシンが見納めになる可能性がある”ということだ。
スーパーGT第8戦もてぎに登場した#12 カルソニック IMPUL GT-Rは、基本的なカラーリングは今までと同じであるが、ルーフ部分や、リヤバンパー部分に「CALSONIC by MARELLI」と新ブランドのロゴが入れられていた。
今季はカルソニックブランドでシーズンを戦ってこられた12号車だが、来年以降はさすがに同カラーの継続は難しくなり始めている模様だ。
星野監督は、現在の状況についてこのように語った。
「まだ最終的に決まっていないというのが現状です。日本側としてはこれまで通りカルソニックブランドで通したいんですが、最終的な決定権は向こうが持っていますから。(カルソニックカラーの継続は)多分難しいのではないかなという部分はありますが……ただ現時点では何も決まっていません」
具体的な話し合いはシーズンが終わった後に詰めていくことになるそうだが、話を訊く限りカルソニックブルーの継続は難しくなり始めている模様。ただ、長年培ってきたTEAM IMPULの“イメージカラー”にもなっているだけに、星野監督は何とか来年以降も残していきたいと語った。
「このカルソニックのカラーリングについても、昔からデザイナーと色々話をしてきましたが、彼らはクルマが止まった状態をイメージしてデザインを考えます」
「でも、実際には時速250km~300kmで走っているのをイメージしないと、みんなの印象に残りません。だからオートバックスさんもオレンジを強調しているのがそこだと思います」
「みんなの目が止まるか止まらないかが重要なんですよね。こうして40年近くやってくると、もしカラーリングが変わるとすると、2年や3年では(イメージの定着は)追いつかないですよね」
これについては旧カルソニックカンセイの日本側のスタッフを中心に特にアジア圏でのカルソニックブランドの継続展開については熱望している声もあるとのこと。星野監督も“カルソニックブルー”を何とか来年以降も残したいという想いを明かした。
「日本側としてはカルソニックを残したいという気持ちはあるけど、最終的には外資系(本社サイド)が決めることなので。ただ、現時点では何も決まっていないです。希望としては“あの色のまま”来年も行きたい気持ちはあります」
どうなるんだろうか?
Posted at 2019/11/02 22:47:06 | |
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自動車業界あれこれ | 日記