2020年04月10日
SUBARU全車対応「STI サンシェード」発売、ズレにくく折りたたみやすいスグレモノ
ステアリングカバーとして使える専用ケース付き
日差しを遮ることで、駐車中の車内温度上昇を軽減したり紫外線によるダメージから内装を守ってくれるサンシェード。太陽光による輻射熱や紫外線の影響が強くなる春先から夏にかけて重宝する快適性向上グッズだ。
STIから新発売された『ステアリングカバー付サンシェードver.3』は、軽自動車からEyeSight搭載車両までスバル全車に対応。素材には遮光率99.99%の1級遮光生地が使用され、フロントガラスから入ってくる太陽光を確実に遮断してくれるうえ、アンモニアをはじめとする悪臭のみに反応する防臭・消臭処理が施されている。 表面は安心感の高い難燃性シルバーコートをベースに、クリアコートで仕上げられ高い耐久性も確保。STIによると従来製品よりもさらに軽量・薄型となっており、装着時はズレにくく、収納時の折りたたみやすさも向上しているという。
また、サンシェード本体をコンパクトに収納できる専用ケースは、ステアリングカバーとしても使用可能。フロントガラス以外の部分から入ってくる太陽光からもステアリングを保護することができるので、炎天下に駐めてもステアリングが高温になりにくく、乗り込んでからすぐに快適なドライブを楽しめる。
ステアリングカバー付サンシェードver.3□価格:¥12,650(税込)□サイズ(展開時):ヨコ約1450mm×タテ約803mm□素材:ポリエステル□対応車種:軽自動車を含むスバル全車□セット内容:フロントシェード1枚、収納ケース兼ステアリングカバー
Posted at 2020/04/10 22:34:29 | |
トラックバック(0) |
富士重工 | 日記
2020年04月10日
WTCR:新型クプラ・レオンTCRを投入するクプラ・レーシング、新型コロナウイルスの影響でサポート撤回へ
2020年からTCR規定ツーリングカーの新型モデル『CUPRA Leon Competición TCR(クプラ・レオン・コンペティションTCR)』を投入するクプラ・レーシングは、世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、WTCR世界ツーリングカー・カップでの公式関与を撤回することを決めた。
スペインを本拠地とするセアトの高性能車両部門であるクプラは、2019年シーズンのWTCRでPWR RacingとComtoyou Racingの2チームに対し、公式なパートナーシップを結んでシリーズに参戦してきた。
しかし“TCR規定のメートル原器”とも呼べるクプラ・レオンTCRが次世代モデルに切り替わる節目のシーズンを前に、クプラとしてWTCRへの公式なサポートを行わないという決定を下した。
地元スペインのモータースポーツ専門サイト『sportmotores.com』の取材に対し、クプラの広報担当者は「新型コロナウイルスの世界的流行を受け、影響の甚大さを考慮してクプラ・レーシングは2020年のWTCRに関与しないことを決定した。いかなるチームに対しても、ファクトリーサポートの活動は行わない」と明かしている。
前述2チームのうち、Comtoyou Racingはクプラとの提携を解消してアウディRS3 LMSに1本化しトム・コロネルにマシンを託すことを発表済みだが、PWR Racingに関してはまだ国際シリーズでの活動計画を確定していない。
ただし、このスウェーデンを拠点とするチームは地元STCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権(TCRスカンジナビア・シリーズ)のプログラムで、引き続きクプラ・レーシングとのパートナーシップ契約を延長し、新型クプラ・レオン・コンペティションTCRの投入を予定している。
前述の広報担当者も、WTCRを除く各地域や国内選手権への新型モデル投入に関しては「クプラとして、すべてのTCRシリーズで引き続きカスタマーチームの支援を実施し、すべてのトラックでエンジニアによる技術支援やクプラ・レーシングのファクトリーによるテクニカルサポートを提供するつもりだ」と明言している。
そのPWR Racingは4月3日付で2020年STCCの参戦体制をアナウンスし、2019年王者のロバート・ダールグレンと、優勝経験を持つ女性ドライバー、ミカエラ・アーリン-コチュリンスキーの残留を発表した。
「ここ数年は、モータースポーツキャリアで最高の戦績を残してきているし、そのリザルトは間違いなくPWR Racingのサポートなしには達成できなかったもの」と語った2019年STCC開幕戦ウイナーのコチュリンスキー。
「私たちは一緒に、史上初の女性ドライバーによるSTCC優勝などいくつか歴史的な記録も手にしてきた。2020年もさらにその記録を更新することを望んでいるし、ここでの4シーズン目を前にモチベーションは高まっている。PWRとセアト、クプラ・ファミリーの一員であることを誇りに思っている」
チームは、シリーズチャンピオンのダールグレンと、ランキング6位のコチュリンスキーに対し、ブランニューモデルの新型クプラ・レオン・コンペティションTCRの2台を準備している。
「新しいレースカーを学ぶのは、いつだって刺激的でチャレンジングな出来事だ」と語るのは、2017年に続き自身2度目のタイトルを獲得しているダールグレン。
「こうしてSTCCに継続参戦できることをうれしく思う。選手権の名が何らかの役割を果たさないと考えることもできるが、それでもSTCCはスウェーデンだけでなく国際的に強いブランドバリューを誇る。クプラとともに戦えるのは光栄だ」
チームはまた、2018年末に独自プロジェクトでの開発をアナウンスした電動ツーリングカー“PWR 001”の計画も継続することを明かしている。
「このスポーツを前進させるために全力を尽くすことこそ、チームのルーツと言える精神なんだ」と語ったPWR Racing共同代表兼2019年WTCR参戦ドライバーのダニエル・ハグロフ。
「それがこのプロジェクトが生まれた理由であり、作業は決して終わらない。レースの電動化はスポーツの歴史のなかで最も重要な移行のひとつであり、その発展にできる限り貢献することを決意している」
2020年のSTCCシーズン開幕戦は5月15~16日のクヌットストープが予定されていたが、全モータースポーツ・カテゴリー同様に新型コロナウイルス禍により開催延期が決定。オーガナイザーはイースター明けとなる4月12日以降に「改訂版カレンダーを発表したい」としている。
Posted at 2020/04/10 22:31:36 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月10日
ベントレーがSNSで「Bacalar」コンテスト開催! 新型コロナで外出自粛中にチャレンジしてみよう!
■無限に広がるBacalarのカラーコーディネートにチャレンジ!
開催が中止になった2020年のジュネーブ・モーターショーでワールドプレミアされる予定だったベントレー「Bacalar」に、ベントレー・デザインティームが6つの仕様例を作成した。12台限定のBacalarが、どのように仕上げられたのだろうか。
Bacalarを購入するカスタマーは、内外装ともに、無限の選択ができるため、自分だけの1台をイメージすることが難しいかもしれない。
ベントレー・デザインティームが示した6つBacalarの例は、あくまでもカスタマーができるカスタマイズの範囲を示したものだ。そのため、今回発表された外板色と内装のマテリアルの組み合わせになるというわけではないが、先に発表されているイエロー以外だと、どのように印象が変わるのか、とても参考になる。
発表された6色のBacalarは、外装と内装で共通の差し色を用いるなど、トータルでのバランスが取れた組み合わせとなっており、若々しくチャレンジングな組み合わせから落ち着いたシックなものまで、Bacalarがいろいろな好みに対応できることもよく分かる。
ベントレーのカラー及びトリムの責任者であるマリア・モルダーは次のようにコメントしている。
「作成した6つの仕様例には、それぞれ独自の個性と目的がありますが、共通しているのは、このレベルのパーソナライズができるのは、Bacalarだけであることです」
ベントレーは、この6つの仕様例を公開するとともに、Twitterを介して、独自にカラーコーディネートしたBacalarコンテストを立ち上げた。
不要不急の外出を控えなくてはいけない現在、大人も子供も、Bacalarの外観とインテリアのテンプレートをダウンロードして、ぬり絵として楽しんでみてはいかがだろう。
完成したぬり絵は、Twitterの@BentleyCommsに送ると、ベントレーのデザインティームによって審査され、Twitter上で紹介されるそうだ。
ベントレー・デザインティームが示した6つの仕様例は、次のとおりだ。
●The Clerkenwell(クラーケンウェル)
クラーケンウェルは、初期のベントレーが走ったブルックランズ・サーキットの精神を象徴している。クラーケンウェルは、ロンドン中心部にある地区名に由来し、この地区は市内で最も古い建築物が集まり、創造力が溢れる地区である。
モスグリーンのエクステリアペイントは、ダークグリーンとブラウンのクラシックなコントラストに重点を置いており、カンブリアグリーンとゴールデンオークのハイドとペアになっている。
サドルスレッドのステッチやチェルトナムツイードが非常に対照的である。ベニヤは新しいコンセプト(ハニーラーチ)インテリアにさらにコントラストを与えている。
エクステリアのブライトウェアはダークブロンズガラスに収められており、キャビンからカラーテーマを引き出し、インテリアパレットとエクステリアパレットがリンクしているのが分かる。
●The Menlo(メンロ)
多くの起業家とIT産業が集まる、米国カリフォルニア州のシリコンバレーにある都市名「メンロパーク」の名にちなんでネーミングされた。
大胆なコバルトの外板色と、外装と内装にあしらわれたサイバーイエローのアクセントが強烈なコントラストをつくっている。アルカンタラの超モダンなテキスタイルは、ピアノブラックのベニヤとの調和もよい。
●The Fulton(フルトン)
シカゴのダウンタウンのフルトンリバー地区にインスピレーションを得て、生み出された、見る人が見れば分かる玄人好みの仕上がりとなった1台。
ラッカーレッドの深く刺激的な外板色は、光線の具合で、Bacalarの複雑な造形をより鮮明に見せる。
5000年前のオープンポアリバーウッドとピアノブラックベニヤの組み合わせが、インテリアに歴史と深みを与え、グロスブラックのブライトウェアとベルーガアルカンターラのテキスタイルが控えめでありつつ存在感を醸し出している。
●The Greenwich(グリニッジ)
英国のオーダーメイドの仕立てと、グリニッジにインスパイアされたヘリテージスタイルの1台。現代的なミニマリズムが表現されている。
ニューグレーの新しく特注のエクステリアペイントは、クラシックでありつつ進化しているグリニッジの街の象徴だ。
インテリアは、グレイツイードのテキスタイルが特徴的。ハイグロスリバーウッド組み合わされたオープンプアーリバーウッドは、新しいものと古いものとの対比を表している。
マットなブラックのブライトウェアとキャメルのコントラストスレッドのディテールがインテリアのテーマを締めくくっている。
●The Brickell(ブリッケル)
フロリダの高層ビル、高級マンション、アートギャラリー、ブティックが集まる「ブリッケル」がコンセプトとなった。
ブリッケルには、新しいコンセプトのアトムシルバーペイントが採用され、内外装ともにオレンジのラインが強烈なアクセントとなっている。
また、ブルネルハイドには、オープンポアリバーウッドとピアノブラックベニアが占められており、グレーのツイードテキスタイルは、上品で洗練された雰囲気を与えている。
●The Randwick(ランドウィック)
Bacalarのデモカーであるランドウィックは、シドニーのランドウィック郊外に見られる輝く太陽の光線を象徴している。
イエローフレームペイントは、グロスブラックのハイライトに代表される外観を明るくし、Bacalarの外観をより詳細に強調している。
ブライトウェアは、ダークブロンズを採用し、これまでに見たことのない精巧でユニークな仕上げでとなっている。ランドウィックにもオープンポアリバーウッドが用いられ、ピアノブラックベニアとのクラシックな組み合わせがシックで上品な雰囲気を引き立てている。
【ハサミと糊で作る】メルセデスAMG GTのペーパークラフト 新型コロナウイルス
自宅待機 子どもと過ごす時間に
メルセデス・ベンツ日本法人が、自宅で過ごす時間が多くなったファンのために、AMG GTシリーズのペーパークラフトを公開した。
日本に限らずメルセデス・ブランドの各国法人が運営するSNSには、新型コロナウイルスの感染拡大とともに、数多くの塗り絵素材が掲載されて話題になっている。
現行車種はもちろん、クラシック・モデル、コンセプトカー、F1マシン、警察車両、マイバッハまでが用意され、大人でも楽しめるクオリティなのが嬉しいところ。
コレクションに新たに追加されたのは、AMGブランドのスポーツカー「AMG GT」シリーズのペーパークラフトだ。フロント・グリルが、パナメリカーナ・タイプになる前のダイヤモンド・グリルに見える。
塗り絵もできる
白地に輪郭だけが描かれているので、自分好みのカラーリングにできるのも楽しみの1つ。
その作業手順は実にシンプル。
1.お好みの色でボディをデザイン
2.線に沿ってはさみでカット
3.網目の部分にのりをつけて接着したら完成
ペーパークラフトのテンプレートは、メルセデス・ベンツ日本のtwitterなどからダウンロードすることができる。
フィアットがぬり絵を配信、どんな 500 にしようか?---自宅で過ごすために
フィアットは4月6日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により自宅で過ごす子どものために、フィアット『500』(Fiat 500)をテーマにした塗り絵を無償配布すると発表した。
フィアットは、「#fiatforkids」と題して、子ども向けのアクティビティを提供する。この塗り絵は、#fiatforkidsの一環で、フィアットの公式Facebookページからダウンロードすることができる。
塗り絵には、3世代のフィアット500が起用されており、風景の描画やカラーリング、車窓からの景色の描画まで、さまざまな視点から子どもたちの創造性や想像力を自由に発揮させるよう、デザインされているという。
フィアットによると、同ブランドはいつの時代も、ファミリーカーの主役だったという。新型コロナウイルスの影響で、フィアット車で自由に外出することは困難になっているが、フィアットは自宅で過ごす時間をサポートすることができる、としている。
Posted at 2020/04/10 22:28:01 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月10日
【AMG製NA V8サウンドを我が手に】メルセデスSLK 55 AMG 英国版中古車ガイド
ハイパワーで重たいエンジンだからこそ
text:John Evans(ジョン・エバンス)
translation:KENJI Nakajima(中嶋健治)
中古車を選ぶ場合、できるだけ多くの情報を売り手から聞き出したい。紹介用の写真からでも、状態を推測できることがある。
筆者が見つけた、2005年式のメルセデス・ベンツSLK 55 AMGを例に挙げてみよう。価格は1万3995ポンド(188万円)で、走行距離は14万4000kmほど。英国では概して長距離を走るから、走行距離は多めだ。
写真は、手入れされた所有者の敷地で撮影されているようだ。きれいに刈り込まれた生け垣に沿って、クルマ用の道が伸びている。おそらく売り手自慢の自宅だろう。
売りに出ているクルマも、オーナーは誇りに思って乗ってきた様子。紹介文には「エンジンオイルは、モービル1かシェルVパワーを選んできました。16本のプラグを最近すべて交換しています」
「整備記録も完全に残っています。バリオルーフの動作は完璧。ゴム製のシール部分も、柔軟性を保てるケア剤を定期的に塗っています」 と記してある。
トランスミッションのバルブボディ、エンジンマウント、フロント・ウイッシュボーン、シャシー・ブッシュ、ショックアブソーバーが交換済み。指摘する場所はなさそうだ。
SLK 55 AMGは重いクルマで、フロントサスペンションへの負担は大きい。ウイッシュボーンへの負荷も無視できない。エンジンマウントがヘタると、不具合を招く原因となる。ダンパーのオイル滲みやリアスプリングの破損は、R171型SLKに共通する弱点。
7速ATは手間いらずなユニットではない。新しいバルブボディに変えても不思議ではない。売り手も良い状態だと書いているが、ちゃんと理解して維持していることが伺える。
思わず虜になるAMG製V8エンジン
メルセデス・ベンツSLK 55 AMGが発売されたのは2004年。5.4Lという大排気量の自然吸気V8エンジンを搭載し、360psを発揮した。パドルシフト付きの7速ATを介して、後輪を駆動する。
AMG専用のボディに18インチ・アルミホイール、専用サスペンション、4本出しのマフラーなどが標準装備。欲しいオプションは、ハーマン・カードン製のオーディオと、エアスカーフと呼ばれた首元のヒーターだろう。
当時4500ポンド(60万円)で選べた、AMGパフォーマンス・パッケージも嬉しいオプション。コンポジット・ブレーキに引き締まったサスペンション、セパレートリムのアルミホイールがセットになる。スピードリミッターも249km/hから280km/hへと緩くなる。
2年後の2006年、ハードコアなブラック・エディションが登場。399psを誇った。フェンダーは広げられ、調整式のダンパーにデュアルモード付きのトランスミッション、ストラットブレース、バケットシートとリアウィングなどを獲得。
カーボンファイバー製の固定式ルーフとなり、45kgの軽量化も果たしている。当時のメルセデス・ベンツは世界中で100台以下の販売を予定しており、いま中古車として出てくる可能性は低い。
だが、英国では2007年式のクルマを見つけた。価格は2万7971ポンド(377万円)で、メルセデス・ベンツでの整備記録が揃い、走行距離はわずか4万1800kmほど。
フェイスリフトを受けたのは、生産終了2年前の2008年。見た目の違いはフロントバンパーで、両端のエアベントの形状が変わり、ヘッドライトの内側がブラックアウトされている。
同時にATの変速がクイックになり、可変ステアリングシステムを獲得。フェイスリフト前の方がフロントブレーキの性能は良いが、部品は高価だ。
同じ頃のポルシェ・ボクスターSの方が、ドライビングはシャープ。だがV8エンジンを目覚めさせれば、思わず虜になるだろう。
不具合を起こしやすいポイント
エンジン
定期的なエンジンオイル交換以外の整備記録を見る。点火プラグは16本。交換時期を確認したい。ロッカーカバーの両端にあるブリーザーホースが詰まりやすく、アイドリングが不安定になる。ヘッドカバー・ガスケットからのオイル漏れにも注意。
トランスミッション
ATフルードは6万kmごとに交換したい。フルードの量が少なくなると、オーバーヒートを起こし、クラッチが焼き付く。試乗ではすべてのギアに変速し、スムーズで異音がないかも確認する。
サスペンションとブレーキ
ブレーキディスクとパッドはとても高価。交換時期かどうかを確認する。特にフェイスリフト前のSLK 55 AMGには、フロントにブレンボ製の6ポッドキャリパーとフローティング・ディスク、リアに4ポッドキャリパーが奢られている。
エンジンは重く、フロントサスペンション・アームへの負担も大きい。ヘタるとハンドリングに影響を及ぼす。ブッシュ類やショックアブソーバーも同様。
ボディ
サビに注意。一部のクルマは、リアサブフレームが激しく腐食していることがある。
シートの後ろやスペアタイヤの下側に、水が流れ込んだ跡がないか確認する。トランクリッドのシールが変形して水が入ることがある。
電動ルーフがスムーズに動くかも確認する。長期間使用していないと、マクロスイッチがホコリやゴミで詰まり、動作不良になることがある。
インテリア
シートヒーターを確認する。座面に強い力をかけると、ヒーターが切れることがある。良くある不具合で修理費は高め。エアスカーフが付いている場合は、動作確認も忘れずに。
エンジン始動時には、すべての警告灯が一度灯り、始動後に消灯することも見ておく。
専門家の意見を聞いてみる
コリン・ジャクソン P3 AMG社代表
「2台のSLK 55 AMGを所有しています。マッドボールと呼ばれるラリーイベントに参加した記憶が大きいです。イタリアのステルヴィオ峠を、友人が運転するランボルギーニ・ガヤルドと走りました」
「マニュアルモードにして、パドルで変速して走りました。素晴らしい体験でした。2400kmを走った後でも、気持ちは新鮮なままでしたよ。特に好きなのは、排気音。運転もしやすく、乗り心地も快適です」
「いくつかのメンテナンスは必要です。適切に整備していれば、エンジンは丈夫で信頼できます。フロントサスペンションはエンジンの重みで傷みます。ブレーキにも費用がかかります。でも、もう1台欲しいと思っているくらいです」
知っておくべきこと
二酸化炭素の排出量は、288g/km。英国の場合、2006年3月以前に登録されたクルマの自動車税は325ポンド(4万4000円)だが、それ以降になると570ポンド(7万7000円)に高くなる。
いくら払うべき?
8000ポンド(108万円)~1万999ポンド(149万円)
走行距離の長いクルマが少数。大きな修復を受けているものも。
1万1000ポンド(150万円)~1万3999ポンド(189万円)
主に2005年式で複数オーナー、走行距離の多いクルマが中心。中には走行距離9万kmほどのクルマも見つかる。整備記録が揃っている場合があるが、メルセデス・ベンツでの整備でないことが多い。
1万4000ポンド(190万円)~1万6999ポンド(229万円)
状態のかなり良いクルマが出てくる。2005年式の個人売買で、正規ディーラーでの整備記録が揃った9万km台が、1万4995ポンド(202万円)だ。2008年式のクルマでも良いものが見つかる。
1万7000ポンド(230万円)~2万ポンド(270万円)
メルセデス・ベンツの正規中古車を含める、優良車両がほとんど。
英国で掘り出し物を発見
メルセデスSLK 55 AMG 登録:2005年 走行:8万8500km 価格:1万2995ポンド(175万円)
見栄えの良い、低走行距離のクルマで、内容も良い。整備は正規ディーラーだけでなく、専門店でも受けているが、すべて揃っているわけでもないようだ。安い価格に反映している。ちなみに2008年式の11万2600kmのクルマで、正規ディーラーでの整備記録が残っていると、英国では1万5500ポンド(209万円)くらい。
Posted at 2020/04/10 22:16:46 | |
トラックバック(0) |
メルセデスベンツ | 日記