2020年04月18日
外出自粛の今こそ楽しめる「e-Sport」!仮想クラシックミニ・レースがシリーズ化
クラシック・ミニのレースをバーチャルで展開
新型コロナウィルスの影響で、現在残念ながらモータースポーツイベントが開催できない状況が続いている。そこで注目を浴びているのがe-Sportである。外出自粛の現在、自宅からでも参戦できるバーチャルレースには、現役プロドライバーが参戦するほど盛り上がりをみせているのだ。
今回注目したのは、2020シーズンに本格的にシリーズ戦をスタートさせている「e-MINI CHALLENGE」だ。これは、通常リアルで行なっている「クラシック・ミニ」のワンメイクレースをリアルな舞台だけでなく、バーチャルな空間でも新たなモータースポーツイベントとして行なっていこうというもの。昨年からシリーズ化に向けたプレイベントとして6度のトライアル・イベントを行ない、今年3月13日からシーズン戦として開催。人気カーゲーム「グランツーリスモSPORT」のオンラインサービスを利用することで、だれでも参加可能なイベント(2020年シリーズ戦初参加時にドライバー登録が必須)で、参加料金は無料だ。
特徴としては、定期開催のオンラインレースであること(ポイント付与のスペシャルステージもあり)。そして、ポイントランキング上位によるシリーズチャンピオン決定戦となる「CHAMPIONS CUP」をオフラインで開催する、というところだ。
使用するコースは、リアルなレースと同じ筑波サーキット2000(8周/天候などのコンディションは当日決定される)。使用する車両はミニ Cooper’S(1965年式)のみとなる。トライアルによって、さまざまなルールやレギュレーションを設定しているが、トランスミッションのギア比は、リアルなレースで走行するマシンのギヤレシオの数値が指定されている。「e-MINI CHALLENGE」シリーズは、11月まで隔週開催のスケジュールとなっており、すでに去る3月13日(金)に開幕。3月27日の第2戦、4月10日の第3戦とこれまでに3戦を消化。参戦者には、筑波の「SUPER BATTLE of MINI」というリアルのレースに参戦する選手をはじめ、もちろん免許を持っていない小・中学生から、e-Sportで活躍する選手、イギリスのレジェンドドライバーと、さまざまな人がいるそうだ。
現在発表されているレーススケジュールは、4月24日(金)に第4戦、5月8日(金)第5戦、5月22日(金)第6戦。6月以降のスケジュールについては今後発表されるが、基本的には11月まで隔週で開催予定。また最終戦チャンピオンズカップは年末に開催するそうだ。いずれのレースもA・Bの2クラス(各クラス定員15名)が設けられ、レースの時間がAクラスが午後8時から、そしてBクラスが午後9時からという、リアルなレースではありえない時間帯となる。その分、日中は仕事をしている人でも参戦可能で、e-Sportならではの環境といえるだろう。なかなか外出できない昨今、金曜夜はレース参戦、という時間を設けるのもありだろう。
Posted at 2020/04/18 21:16:21 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月18日
レクサスがぬり絵を配信、SUPER GTとDTMの初の交流戦を再現---自宅で過ごすために
レクサスの英国部門は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により自宅で過ごす子どものために、レクサス『LC500』(Lexus LC500)のSUPER GTレーシングカーのぬり絵を無償で配信している。
このぬり絵には、レクサスLC500だけではなく、BMW、アウディ、アストンマーティンのレーシングカーが起用されている。
2019年11月、富士スピードウェイにおいて、日本のSUPER GTとドイツのDTMの特別交流戦、「Dream Race」が初めて開催された。レース1では、レクサスLC500のニック・キャシディ選手が、ポール・トゥ・ウィンで勝利を収めた。ぬり絵では、この交流戦におけるレクサスLC500とBMW「M4 DTM」 、アウディ「RS5 DTM」のバトルが再現されている。
レクサスは、炎を吐くレクサスLC 500のSUPER GTレーシングカーを、お気に入りのカラーリングで仕上げてほしい、としている。
What would your dream racing car look like? Decorate the flame-spitting #LexusLC 500 #SuperGT car with your favourite colour scheme, and share your design with us in the comments below.— Lexus UK (@LexusUK) April 12, 2020
「自宅で楽しんで」 マツダ、ロードスターとR360クーペのペーパークラフト素材公開
「#StayHome」―。マツダは「ロードスター」の100周年特別仕様車と「R360 クーペ」を再現できるペーパークラフトの素材をツイッター公式アカウントで公開した。新型コロナウイルスによる外出自粛が続く中、自宅で楽しめるペーパークラフトを提供し、ストレス解消につなげてもらう。
マツダは社会貢献の一環でこれまでホームページ上で主要車種のペーパークラフトを公開しており、マツダの創立100周年特別仕様車の発売に合わせて新たな素材を追加した。特別仕様車は、1960年に発売したマツダ初の乗用車であるR360クーペの象徴的な2トーンカラーをモチーフに赤と白を基調とした内外装を施したモデルで、2021年3月末まで期間限定で販売する。ペーパークラフトの作り方は公式ブログで解説している。
新型コロナウイルスでは、外に出られない子どもたちの心身のケアも問題になっている。マツダは「少しでも家の時間を楽しめるように活用してもらいたい」としている。
色を塗ってカスタムも マツダ、ペーパークラフトのテンプレ配布 100周年記念「ロードスター」「R360」が手軽に作れる
マツダは4月10日、同社の人気車種「ロードスター」と「R360 クーペ」を再現できるペーパークラフトをTwitterの公式アカウントで公開しました。
マツダ「ロードスター」は1989年に登場したオープン型スポーツカー。海外では「MX-5」の名称で販売されており、「最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」というギネス世界記録を有するほど、高い人気を集めています。
マツダの「R360 クーペ」は、1960年に発売された同社初の乗用車。MT車で30万円、AT車で32万円という、当時のクルマとしては画期的な価格設定で、発売前までに4500台の大量受注を獲得しました。
今回マツダが公開したペーパークラフトでは、ロードスターは4月3日に発表した創業100周年記念モデルと同じカラーリングになっています。そのまま組み立てて楽しめるシンプルな作りのデータとなっており、出来上がったクルマに自分で好きな色を塗り足して楽しむこともできます。
これら2車種のほかに、マツダのWebページでは「コスモスポーツ」や「CX-5」などのペーパークラフトのデータをダウンロードできます。この機会にいろいろなデータを手に入れて、自分好みのクルマを作ってみるのも面白いかもしれませんね。
BMWがぬり絵とペーパークラフト配信、初代 M3 のDTMレーサーなど…自宅で過ごすために
BMWは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により自宅で過ごす子どものために、複数のBMW車のぬり絵とペーパークラフトを無償配信している。
このぬり絵には、BMWの最新モデルとして、新型『X5』、新型『M8グランクーペ』を用意した。次世代EVコンセプトカーの『コンセプトi4』も起用されている。
また、DTM(ドイツツーリングカー選手権)で活躍した『M3 DTM』もフィーチャーされた。同車は、「E30」型『3シリーズ』の高性能モデルとして、1985年に発表された初代『M3』ベースのレーシングカーで、DTMで成功を収めた。
さらに、子どもだけでなく、大人も楽しめるペーパークラフトとして、『X7』と『i3』も、無償でダウンロードすることができる。
日産デザインチーム、23枚の塗り絵を提供…#drawdrawdrawキャンペーン開始
日産自動車は、「すべては1本の線から始まる」というメッセージとともに、日産のグローバルデザインチームが世界中のアート仲間をつなげるソーシャルキャンペーン「#drawdrawdraw」を開始した。
このキャンペーンに合わせ、世界各国の日産デザイナーは、数週間をかけて日産車の塗り絵23ページを制作した。塗り絵は『ブルーバードSSS 510』や『フェアレディ240Z』などのヘリテージカーをはじめ、『リーフ』や『エクストレイル』といった現行モデル、未来を見据えたコンセプトカーのほか、『フィガロ』や『チョイモビ』といったマニアックなモデルも用意。ホームページからダウンロードできる。
また、グローバルデザイン担当のアルフォンソ・アルバイサ専務執行役員は、自宅からのビデオ投稿を開始。映像の中でアルバイサは、自分がいま何を描いているのか、なぜそれを描いているのかを発信している。さらに他のデザイナーたちも今後ビデオを投稿する予定。デザインのひらめきや、今何を描いているか、どのようにしてカーデザイナーになったのか等について語り、クルマのデザインに携わりたいと思っている人へのアドバイスも行う。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により多くの人が自宅待機となっている中、日産では、塗り絵だけでなく、歩道のアートでもナプキンのスケッチでも構わないので、作品にハッシュタグ「#drawdrawdraw」をつけて投稿するよう呼びかけている。
Posted at 2020/04/18 21:11:55 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月18日
【ムービー】新井敏弘が合法峠でSUBARUニュル号を全開! レース車両とは思えない乗りやすさに衝撃
「私のラリーカーよりも乗り心地が良い」トシアライも絶賛!
SUBARU/STIは2008年からニュルブルクリンク24時間レースへの参戦を続けている。
一周25.378kmのサーキットを舞台に、24時間でどれだけ長い距離を走れるかを競うニュルブルクリンク24時間レース。そのコースは狭い道幅で荒れた路面、ブラインドコーナー、ブラインドクレストが連続し、ジャンピングスポットなども含まれることからから「世界の道の特徴がすべて存在する」とも言われている。
そのため、このレースで勝つにはさまざまな状況下で走るための技術が必要だ。ドライバーが24時間戦い抜くための快適性も重要となる。
そしてこのレースで培われた技術は、SUBARU/STIの市販車やパーツにもフィードバックされているのだ。
通常毎年5月~6月に開催されるニュルブルクリンク24時間レースだが、今年はコロナウイルス蔓延の影響により、2020年9月24~27日に延期となった。事態の収束を願いながら、ぜひ今年のSUBARU/STIの戦いにも注目してほしい。
ところで、実際ニュルブルクリンク24時間レースで戦うマシンの走りや乗り心地はどうか? なんと今回ラリードライバーの新井敏弘選手が2016年の参戦車両に試乗。場所は群馬サイクルスポーツセンターだ。全開走行による、このクルマの印象を語ってもらった。動画でお届けしよう!
VIDEO
Posted at 2020/04/18 08:12:23 | |
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富士重工 | 日記
2020年04月18日
【今でも刺激的な456ps】フェラーリ308GTB グループB ラリーカーへ試乗
珍しいグループBラリー仕様の308GTB
text:Matt Prior(マット・プライヤー)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
フェラーリのレーシングカーと聞いても、大きな驚きはないかもしれない。同様にフェラーリ製のロードマシンと聞いても、目新しさはない。では、フェラーリのラリーカーと聞いたらどうだろう。
このフェラーリ308GTBは、かつてのグループB規定に合わせて作られたクルマ。1980年代に始まった熾烈な競争は加熱しすぎ、ラリーカーは極めて高速で、危険になった。モータースポーツを変えるきっかけともなった。
フェラーリ308GTBのラリーカーは、公式的なプロジェクトではなかった。主に制作していたのは、イタリアのレーシングチーム、ミケロット。1970年代後半に、グループ4に準拠する308を相当数作っている。
世界ラリー選手権(WRC)へグループBが導入され、ランチア・ストラトスの活躍を見たミケロットは、ミドシップのフェラーリも充分に競争力があると考えた。そこで欧州でのラリー選手権出場を目指し、4台の308ラリーを生み出した。1982年には実際に1台が優勝している。
英国では、エンジニアリング企業の代表でレーシングカーの設計やフェラーリを専門とする、トニー・ワーズウィックが同様のアイデアを持っていた。その結果生まれたのが、この黄色い308GTBだ。
現存する右ハンドル車としては唯一の、当時のグループB規定に合うフェラーリ308GTBとなる。
最高出力456psで車重は970kg
フェラーリとしては、英国のラリーカーへも公式に感心を示すことはなかった。だが英国の販売代理店、マラッネロ・コンセッショネアは理解を示し、参戦への協力をしている。
「イタリアから部品が届いたと、マラッネロ・コンセッショネアから電話がありました。それはわたしたちのための部品でした」 とワーズウィックが振り返る。
実際には、英国でのマシン開発と参戦での成功は、すべてワーズウィックの手にかかっていた。ベースとなったエンジンは、308の3.0Lフラットプレーン・クランクを持つV型8気筒の自然吸気。
エンジンヘッドはワーズウィックのオリジナルで、可能な限りコスワースDFVエンジンの設計に似せたものとした。7500rpmまで吹け上がり、最高出力は456psに届いている。
トランスミッションは1速が離れた位置にある、ドッグレッグの5速マニュアル。もちろん後輪駆動だ。
普通の308GTBでも、これだけの馬力があれば不足はない。標準のクルマでも300ps程度だったのだから。加えてこのクルマの場合、車重は970kgと軽量。
車内をしっかり囲むロールケージが組まれ、剛性も確保。ボディパネルはフロント部分が軽量なカーボンファイバー製で、リア周りはケブラー・カーボンファイバー製。ワーズウィックによれば、これを参考に、フェラーリは同じ素材を1987年発表のF40にも用いたのだという。
今でも充分にセンセーショナル
燃料タンクは、エンジンの両脇に分割配置される。フロント周りはラジエターとスペアタイヤに専有されている。リアタイヤの後ろにあるのは、小さなオイルタンクだけ。
つまり、308に積まれた重量物の大半は、ホイールベース内に納まっているということ。ホイールベースはストラトスより長いが、一般的なクルマとしては短い方だ。優れたラリーカーになると考えても不思議ではない。
実際そうだった。ワーズウィックは笑顔で、308GTBはとても競争力が高かったと話す。欧州のラリーステージを戦い、トロフィーを持って帰国した、素晴らしい日々が思い出になっているという。
地元の観光協会などが後援してくれ、資金的にも困らなかったらしい。大勢の観衆は、フェラーリがラリーを戦う珍しい姿に熱狂した。
筆者もドライバーズシートへと座った。この308GTBは運転が楽しいというレベルではない。今でも充分に、センセーショナルと呼べるほどだった。
エンジンは鮮烈で、2000rpm以下からでも力強いパワーを発生させる。そのままリミッター目掛けて、リニアにエネルギーを高めていく。
アクセル操作に合わせて奏でるサウンドは、今日のスーパーカーの多くよりも心地良い。加速後のアクセルオフでは、魅了するようなオーバーラン・ノイズが炸裂する。これを超えるクルマが思いつかないほど。
ラリーマシンとして然るべき仕上がり
トランスミッションは、驚くほどカシっと変速が決まる。回転数を合わせる作業が満足感を高める。ブレーキとステアリングは、ラリーマシンとして然るべき仕上がり。速度が上がるほどに、感触が良くなっていく。
身のこなしは目をみはるほど機敏で、グリップ力も良好。ワーズウィックによれば、テールスライドの仕草も温厚なものだという。筆者は、狭いチャムリー城に設けられたスプリントコースで試すことはなかったけれど。
今回の試乗は、英国のチャムリー・パワー&スピードというイベント会場で行った。穏やかな雰囲気の中に、沢山のクルマが集っている。敷地の中には、本気で走行するクルマを見学できる、スプリントコースも設けられている。
現代でもかなり速いと感じる308GTB。当時は、圧倒的なパフォーマンスに感じられただろう。
グループBはいかに人気が高かったのか、なぜ短命に終わったのか、という理由もわかる。クルマの持つ性能を発揮できる機会がなくなるほどに、高性能だったのだ。
現代では、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードやこのチャムリーで、勇姿を毎年見ることができる。ワーズウィックの308GTBだけでなく、多くの過去の競技車両へ、新しい表舞台を提供している。見学の敷居も高くない。
百聞は一見にしかず。まだまだ先となりそうだが、新型ウイルスが落ち着いたのなら、読者も一度機会を作って訪れてみてはいかがだろうか。
※この記事のオリジナルは、2016年に書かれたものです。
Posted at 2020/04/18 08:02:32 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月18日
「誇りをもって業務に」自動車整備工場向けに自販連と日整連が声明 コロナ緊急事態で
日本自動車整備振興会連合会と日本自動車販売協会連合会は4月13日、新型コロナウイルス問題で政府が緊急事態宣言を発したことに関して、両団体の会長の連名で自動車整備工場向けに共同声明を発表した。
緊急事態宣言では、基本的対処方針として自動車整備業については、休業を要請しない業種に一つにした。声明では「自動車整備業が国民生活を維持する上で必要不可欠な重要なものであることが認識されたもの」としている。
その上で、自動車整備工場に対して「国難ともいえる厳しい状況下、経営の実情を勘案しながら事業を実施する場合は自身と顧客の健康を最優先して国民の生活と安全を支える誇りをもって日々の業務に精励されることを祈念する」と、事業を継続する整備事業者を激励した。
Posted at 2020/04/18 07:59:32 | |
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自動車業界あれこれ | 日記