2020年04月25日
アウトバックもアセントも日本販売不可!?? スバル水平対向エンジンの苦悩【クルマの達人になる】
スバルが誇る水平対向エンジンの名機「EJ20」が、2019年末にその歴史に幕を閉じた。現在は、直噴(DIT)技術を採用した次期型の水平対向エンジンにバトンが渡っている。
個性的な水平対向エンジンは、その魅力で多くのファンの心をつかんでいるが、省燃費性能という観点から見ると苦戦を強いられている。地球温暖化対策のため、世界各国で燃費規制が強化されているなか、その先行きが不安視されている。
スバルとしては水平対向エンジンを手放すという選択肢はないが、厳しい状況にあることは確かだ。水平対向エンジンは生き残るためにいかに活路を見出すべきか、国沢光宏氏が語る。
文:国沢光宏/写真:SUBARU
ベストカー2020年4月26日号
【画像ギャラリー】スバルのこだわり! 水平対向エンジンを搭載する現行型スバル車たち
■現状では違約金覚悟! トヨタの技術に活路を見出すべし
最近「水平対向エンジンは燃費規制をクリアできるんでしょうか?」と聞かれることが多い。実際、アメリカで販売されてる新型アウトバックを日本で発売しないことや、スバルの新型車に高性能エンジン搭載モデルをラインナップできないのは、燃費規制をクリアできないからだ。ちなみに、アメリカでアウトバックやSUVのアセントを販売できるのは、世界で最も燃費規制が緩いためであり、厳しいヨーロッパじゃハイブリッドしかラインナップできない。
少し詳しくスバルと燃費規制の関係を紹介してみよう。ヨーロッパは2021年からJC08モード換算で約20km/L以上の企業平均燃費が求められる。10%悪くなるごとに大雑把に言って1台あたり12万円くらいの違反金を支払うことになります。
スバルの場合、インプレッサのハイブリッドでギリギリ。フォレスターだと6万円くらいの違反金を支払わなくちゃならなくなる。すでにヨーロッパにおけるスバル車の販売台数は、わずか年間3万1000台!
スバル全ラインナップをヨーロッパ全土で販売してこの台数だ。当然ながら燃費のよいヨーロッパ仕様を”適正な頒価”で作ることなどできない。2021年からは燃費イマイチで走りイマイチ、そして価格割高のeボクサーしかなくなる。ここまで読んで「ニュルブルクリンクで優勝してるじゃないか」と思うかもしれないが、少数のプライベーターしかいないクラスにワークスで参戦しても話題にならない。水平対向、ヨーロッパでは2021年をもってフェードアウトしていく。
日本はどうか。2020年からヨーロッパと同じく企業平均燃費が導入される。ヨーロッパを参考にしているため、目標値JC08モードで20.3km/Lとほぼ同じ。ただし目標未達成になった時のペナルティが激しく緩い!
「e-BOXER」を搭載する現行型フォレスターの燃費は、JC08モード燃費で18.6km/L、WLTCモード燃費では14.0km/Lだ
前述のとおりヨーロッパだと基準を10%下回ると、1台売るごとに約12万円。日本といえば、メーカーに対し100万円の違約金だけなのだ。つまり規制値を達成していなくたって100万円払えばいいだけ。ここまで読むと”ザル法”だと思えるかもしれない。
確かに水をすくえないザルのような規制なのだけれど、日本の場合、違う制約が出てくる。国交省の「型式認証」です。新型車を販売しようとしたら、必ず国交省の型式認証を受けなくちゃならない。仮にスバルが規制値をクリアしていない車種の型式認証しようとしたとする。当然のごとく国交省は「燃費は目標達成してますね?」と言う。していなければ認めない。なんたって二酸化炭素排出力の削減は世界的なニーズ。国交省としちゃ譲れません。
そんなワケで新型アウトバックは日本に導入できないし、ましてやアセントなど夢のまた夢。フォレスターやインプレッサに高性能エンジン搭載モデルをラインナップできないのも、現在の水平対向エンジンの燃費が悪いからだ。今後どうか? アメリカで販売されているPHEVや、2025年から始まるアメリカの燃費規制強化に合わせ登場してくるトヨタの技術を使った新世代ハイブリッドを投入してくれば、流れは変わってくるかもしれません。
北米に投入がされている「クロストレックハイブリッド」。トヨタのTHS-IIをアレンジして組み込んだCVTと水平対向エンジンを搭載する。カリフォルニアのZEV規制適合のため投入されたが、赤字プロジェクトといわれている
Posted at 2020/04/25 22:56:48 | |
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富士重工 | 日記
2020年04月25日
【スクープ】ピュアEV仕様は700㎰? 次期「ポルシェ・マカン」を初捕捉!
ガソリン仕様とEVで2つのプラットフォームを使い分ける?
いまやポルシェの主軸モデルとなっている「マカン」の次期モデルを初めてカメラが捉えた。「カイエン」の弟分として登場した現行マカンは、2018年に大幅なアップデートを実施。ほぼ熟成の域に達しているが、ポルシェは2024年までに市販車の電動化などに100億ユーロを投資し、次期マカンをピュアEV化すると発表している。
それだけに次期マカンの動向には注目が集まっているが、今回北ヨーロッパの山中に現れたプロトタイプは現行モデルをベースとした開発初期段階の車両のようだ。とはいえ、すでにリヤバンパーの形状は異なりドア下部がカモフラージュ。フロントバンパーのエアインテークもカバーされている。
信頼できる情報提供者によれば、この車両は間違いなく次期マカンとのことだが、いわく次期型ではEVだけではなくガソリン駆動モデルもラインアップされるという。現行型のプラットフォームは、第一世代のアウディ「Q5」のものをベースとするが、次期型のガソリン仕様では現行Q5用がベースとなる。
一方、ピュアEV仕様は、「タイカン」と共有するVWグループの「PPE」(Premium Platform Electric)を採用。つまり、マカンという車名こそ共有するが次期型は2つのプラットフォームをパワートレインによって使い分けることになるわけだ。なお、フロントマスクはガソリンとピュアEVで異なるデザインを採用する模様で、後者の最高出力は700ps、最大トルクは1017Nmという強力なスペックが与えられるという。
気になるデビューのスケジュールだが、2021年内にガソリン仕様が先行して発表。ピュアEV版は2022年末までに生産が開始され、2024年以降はガソリン駆動モデルが廃止。EVのみの設定となる可能性が高い。
Posted at 2020/04/25 22:47:16 | |
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ポルシェ | 日記
2020年04月25日
【スーパーカー年代記 059】高級車メーカーとレース界の名門がコラボしたメルセデス・ベンツ SLRマクラーレン
クルマ好きなら一度は憧れたことがあるだろうスーパーカー。その黎明期から現代までをたどる連載企画。第59回は「メルセデス・ベンツ SLRマクラーレン」だ。
メルセデス・ベンツ SLRマクラーレン(2004-2009年)
1999年のデトロイト モーターショーで、メルセデス・ベンツは「ビジョンSLR」という、1950年代の名車300SLRをリスペクトしたスーパースポーツカーのコンセプトモデルを発表。その年のフランクフルト モーターショーではロードスター バージョンを発表した。いずれも近い将来の市販が決定していたが、日の目を見たのは4年後のことだった。
2003年のフランクフルト モーターショーで発表されたスーパースポーツクーペの名は「SLRマクラーレン」。その名が示すとおり、当時F1グランプリでパートナーだったマクラーレンが開発に協力し、実際の生産もイギリスにあるマクラーレンの工場で行われた。基本的なスタイリングはビジョンSLRと大きく変わっていないが、ドアの開閉方式やエアアウトレットなどが変更されている。
CFRP製のモノコックタブを基本構造体とし、さらにリアフェンダーやルーフ部までCFRP製パネルで成形し、タブの前方にはアルミニウム製のサブフレームが接合され、パワーユニットがマウントされる。さらにその前方にはCFRP製のクラッシュボックスが組み合わされている。
フロントに搭載されるエンジンは、5.5L V8の3バルブSOHCにスーパーチャージャーを装着し、最高出力は626ps、最大トルクは79.6kgmというパワースペックを発生する。このユニットは、メルセデスAMGがSLRマクラーレンのために専用開発したものだ。組み合わされるミッションは5速AT。0→100km/h加速は3.8秒と発表されていた。
ブレーキディスクにはカーボンセラミック製を採用し、電子制御のSBC(センソトロニック ブレーキ コントロール)も組み合わせ、車速が120km/h以上で走行時にはこれに連動するエアブレーキもリアエンドに備えていた。
日本でも2004年10月から発売され、当時の価格は5775万円だった。また、ビジョンSLR同様にロードスターも2007年には発表された。エンジンを650ps/83.6kgmにパワーアップした「722エディション(722は1955年のミッレミリアで優勝したスターリング・モスがスタートした時刻の7時22分に由来する)」、およびそのロードスター、さらに722をベースにしたワンメイクレース仕様の「722GT」、そして2009年には75台限定の「SLRスターリング・モス」とバリエーションを進化させた。
メルセデス・ベンツ SLRマクラーレン 主要諸元
●全長×全幅×全高:4656×1908×1261mm
●ホイールベース:2700mm
●重量:1768kg
●エンジン種類:90度V8 SOHCスーパーチャージャー
●排気量:5438cc
●最高出力:626ps(460kW)/6500rpm
●最大トルク:780Nm/3250-5000rpm
●駆動方式:FR
●トランスミッション:5速AT
●タイヤサイズ:前245/40R18、後295/35R18
●当時の価格:5985万円
Posted at 2020/04/25 22:42:00 | |
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メルセデスベンツ | 日記
2020年04月25日
ロードスターのペーパークラフトを作ってみた…『魂動デザイン』の会得に大きな障害が?
新型コロナウイルスによる外出自粛が続く中、マツダは親子で(も)楽しめる工作としてペーパークラフトのPDFデータを公開している。100周年記念の『ロードスター』のデータがあるというので、作ってみた。
データは、マツダのサイトからPDFをダウンロードできる。家にカラープリンタがあれば、このPDFを印刷して、切り抜いて組み立てるだけだ。
必要なものは、カッターかハサミとのりくらいなので「外出自粛ですることがないといっても、面倒なことやあまり時間がかかるものはやりたくない」という人でも、気軽に試すことができるのがうれしい。自分も昔は戦車だの飛行機だののプラモデルにハマっていた時期があったが、老眼がきつくなってくると手元の細かい作業が億劫になってくるのだが、PDFをみると部品点数も少ないし、「これなら、やってみよう」という気にもなったくらいだ。
台紙のデータは、プリンタで出力できるので、仮に加工に失敗しても何度でもやり直せる。ただし、ペーパークラフトとして切り抜いたり組み立てたりする必要があるので、用紙は普通のコピー用紙ではなく、画用紙、ケント紙などの厚紙がいい。家に、A4サイズのケント紙と、写真印画紙(光沢あり)があったので、今回はケント紙バージョンと印画紙バージョンの2台をつくることにした。印画紙はコート紙のように表面に光沢があるので、クルマのペーパークラフトにちょうどよい。
切り抜きはハサミでもよかったが、いちおうデザインカッターを使うことにした。カッターを使う場合は定規とカッターマットも必要となる。のりは、液体タイプとテープのりの2種類を用意。テープのりはほとんどの「のりしろ」にきれいにのり付けできるので結構便利だが、今回のロードスターなら、ウインドウシールドの三角の部分など細かくてもしっかりのり付けしたいところは、液体のりをつまようじなどで塗るとうまくいった。
あとは切り取り線とそうでないところを間違えないように注意しながらデザインカッターで台紙を切り抜く。曲線の切り抜きは台紙を動かしながら作業するとよい。
山折り、谷折りの部分は、カッターの峰(刃のない方)などで軽くキズをつけておき、先に曲げる箇所を曲げておく。のり付けする前の仮組みで仕上がりの曲面の「クセ」を部品につけておくと仕上がりがきれいにできる。
などと、さも達人のようなことを書いたが、普段ペーパークラフトなどやっているわけではなく、いわば「にわか」なので、実際にやってみるとなかなか難しい。のりがはみ出たり、貼り合わせる位置が微妙にずれたり、近くで見ると、そこかしこに「素人作業」が確認できる。
いちおう撮影などもしてみたが、なぜか見本の写真のようにならない。不思議だ。接写には耐えられない代物になってしまった。外で撮影すればもう少し違うかも、と思ったが、やはり全体的にいびつだ。
が、よく見るとリアフェンダーあたりの立体的な形状、フロントのブリスターフェンダーの曲線など、「魂動デザイン」の神髄を見た気さえする。というとデザイナーにグーパンチされそうだ。せいぜい「小僧デザイン」レベルの仕上がりで、これは魂動デザインに、助走をつけて土下座しなければ許してくれそうもない。
とはいえ、自分で作ったものは、それなりに愛着も湧く。すくなくとも、次はもう少しうまく作ろうという欲がでてくる。その前に『サイバートラック』あたりでもっと練習する必要がありそうだが。
なお、作業中、作業後のいちばんの難題は、野生の勘で「かまえ」攻撃の最適(最悪)ポイントをはずさない家ねこの存在だった。
”アート”を身近に! 日産の「#drawdrawdraw」キャンペーンとは?
自宅で過ごす子どもにも嬉しい23ページの塗り絵を用意!
日産自動車は、「すべては1本の線から始まる」というメッセージとともに、日産のグローバルデザインチームが世界中のアート仲間をつなげるソーシャルキャンペーン「#drawdrawdraw」を開始すると発表した。
日産が今回制作した23ページの塗り絵は、愛され続けるヘリテージカーや人気の現行モデル、未来を見据えたコンセプトカーのほか、「フィガロ」や「チョイモビ」といった一部に熱狂的なファンを有するモデルがラインアップ。これは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により多くの人が自宅待機となっている中、世界各国に在住する日産のデザイナーが数週間をかけて制作したものだ。
日産のグローバルデザイン担当専務執行役員であるアルフォンソ・アルバイサ氏は今回のキャンペーンについて以下のようにコメントした。
「素晴らしい創造的なアイデアが頭に浮かんだとき、それをデザインとして実現するために最適な方法は、『描いて、描いて、描きまくる』ことです。特に、世界的なパンデミックを経験しているこの状況下ではなおさらでしょう。世界中にいる日産のデザイナーたちは、今、この時間にも描き、そして夢を創造しています。私たちは今、大きな試練に直面していますが、そうしたときにこそ最高の作品が生まれたりするものです。そこで、『創造力豊かに自分を表現する機会を皆さんに提供し、それをともに分かちあえるようにしよう』と考えたのです」
アルバイサ氏は、まず自宅からのビデオ投稿を開始している。映像の中で彼は2人の息子の意見を取り入れ、自分がいま何を描いているのか、なぜそれを描いているのかを発信している。アルバイサ氏のチームの他のデザイナーたちも今後ビデオを投稿する予定で、デザインのひらめきや、今何を描いているか、どのようにしてカーデザイナーになったのかなどについて語り、クルマのデザインに携わりたいと思っている人へのアドバイスも行なうという。
アルバイサ氏は、このように続ける。
「今回のキャンペーンは、昨年発表した『ニッサン・アリア・コンセプト』のデザイナーであるジオバーニ・アローバの言葉からインスピレーションを受けています。アローバはカーデザイナーになるにはどうすれば良いかとアドバイスを求められたとき、『とにかく描いて、描いて、描きまくることです』と端的に美しく答えたのです」
日産では、歩道のアートでもナプキンのスケッチでも、今回の日産のホームページからダウンロードした塗り絵でも構わないので、自分の作品にハッシュタグ「#drawdrawdraw」をつけて投稿することを呼びかけている。
アルバイサ氏も最後にこう結んでいる。
「私たちは、情熱と創造性を皆さんと分かちあえることを楽しみにしています。日産のデザイナーから皆さんの作品にコメントが来たりしても、驚かないでくださいね」
無料で塗り絵をダウンロードして自宅でアートしよう!日産、#drawdrawdraw キャンペーンを開始
日産自動車は4月17日、「すべては1本の線から始まる」というメッセージとともに、日産のグローバルデザインチームが世界中のアート仲間をつなげるソーシャルキャンペーン「#drawdrawdraw」を開始すると発表した。日産が制作した塗り絵やビデオ、デザイン画にハッシュタグ「#drawdrawdraw」を付けて投稿することで、誰でもキャンペーンに参加できる。
「#drawdrawdraw」キャンペーンに参加する方法
今回のキャンペーンに参加するには、歩道のアートでもナプキンのスケッチでも、日産のホームページからダウンロードした塗り絵でも、ハッシュタグ「#drawdrawdraw」をつけてSNSに投稿することで参加可能。
日産のグローバルデザイン担当専務執行役員アルフォンソ・アルバイサ氏は「情熱と創造性を皆さんと分かちあえることを楽しみにしています。日産のデザイナーから皆さんの作品にコメントが来たりしても、驚かないでくださいね」と述べている。
世界各国の日産デザイナーが23ページの塗り絵を制作
日産が今回新たに制作した23ページの塗り絵には、愛され続けるヘリテージカーや人気の現行モデル、未来を見据えたコンセプトカーのほか、「フィガロ」や「チョイモビ」といった一部に熱狂的なファンを有するモデルを用意。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により多くの人が自宅待機となっている中、世界各国の日産デザイナーが数週間をかけてこの塗り絵を制作した。塗り絵は、ホームページからダウンロードできる。
キャンペーン開催のきっかけは、デザイナーの一言から
アルバイサ氏は「今回のキャンペーンは、昨年発表した『ニッサン アリア コンセプト』のデザイナーであるジオバーニ・アローバの言葉からインスピレーションを受けています。アローバはカーデザイナーになるにはどうすれば良いかとアドバイスを求められたとき、『とにかく描いて、描いて、描きまくることです』と端的に美しく答えたのです」と、説明した。
表現する機会を提供し、分かち合おう
「世界中にいる日産のデザイナー達は、今、この時間にも描き、そして夢を創造しています。私たちは今、大きな試練に直面していますが、そうしたときにこそ最高の作品が生まれたりするものです。そこで、『創造力豊かに自分を表現する機会を皆さんに提供し、それをともに分かちあえるようにしよう』と考えたのです」とアルバイサ氏は語っている。
他のデザイナーも今後情報発信する予定
アルバイサ氏は、自宅からのビデオ投稿で情報発信を行い、2人の息子の意見を取り入れて、自分がいま何を描いているのか、なぜそれを描いているのかを述べた。
アルバイサ氏のチームの他のデザイナーたちも今後ビデオを投稿する予定で、デザインのひらめきや、今何を描いているか、どのようにしてカーデザイナーになったのか等について語り、クルマのデザインに携わりたいと思っている人へのアドバイスも行う。
スバル インプレッサ と BRZ がペーパークラフトになって登場…親子で楽しめる
スバルのアフターパーツなどを主に扱っているスバル用品は、無料でダウンロードして楽しめるペーパークラフトを公式HPで公開。『インプレッサスポーツ』と『BRZ』の2台がラインナップされている。
組み立て方も合わせて記載されているので、大人のみならず子どもも楽しめる仕様になっている。自宅で過ごす時間が多い今だからこそペーパークラフトを作ってみてはいかがだろうか。
Posted at 2020/04/25 22:30:25 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月25日
トヨタが新型コロナ感染患者の移送車両を提供…JPN TAXI ベースに制作
トヨタ自動車は4月21日、新型コロナウイルスに感染して軽症者の移送用車両1台を、千葉県に提供したと発表した。
提供した車両は千葉県からの協力要請に対応してトヨタの『JPN TAXI』(ジャパンタクシー)をベースに、運転席・助手席のある車両前方スペースと、後部座席以降の車両後方スペースの間に隔壁を設置し、前方を陽圧、後方を陰圧とすることによって、後方の空気が前方に循環しないようにコントロールした「飛沫循環抑制車両」。トヨタ自動車東日本東富士研究所が開発・架装した。
すでに、東京都内の病院などにも同様の対策を施した車両5台を提供、軽症患者の移送に活用されている。
トヨタでは医療現場のニーズを聞き取って、ドライバーへの感染を防止して軽症患者を安全に運べる車両を提供することで、病院の病床を確保して医療崩壊防止に貢献していく。
トヨタ、JPNタクシーを改造 車内前後で気圧差 隔壁設けてコロナ対策
トヨタ自動車は、新型コロナウイルス感染者を運ぶ改造車を千葉県に提供したと発表した。「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」の車内前後に隔壁を設け、前後に気圧差をつけることによって後方のウイルスを含んだ空気が前方に循環しないよう工夫した。千葉県のほか、東京都内の病院にも同様の車両5台を提供しているという。
自動車メーカーでは、ホンダもミニバンに同じ対策を施した移送車両を自治体などに納車している。
トヨタ、千葉県に軽症の新型コロナウイルス感染者用車両を提供
トヨタ自動車は4月21日、新型コロナウイルス感染症に感染された患者のうち、軽症者の移送用車両1台を千葉県に提供した。この車両は、千葉県からの協力要請に対し、JPN TAXI(ジャパンタクシー)をベースに、トヨタ自動車東日本 東富士総合センターにて開発・架装を行った飛沫循環抑制車両となっている。
飛沫循環抑制仕様のJPN TAXI
今回提供した車両は、JPN TAXI(ジャパンタクシー)をベースに、運転席・助手席のある車両前方スペースと、後部座席以降の車両後方スペースの間に隔壁を設置。前方を陽圧、後方を陰圧とすることによって、後方の空気が前方に循環しないようにコントロールした「飛沫循環抑制車両」だ。
すでに、東京都内の病院などにも同様の対策を施した車両5台を提供しており、軽症患者の移送に活用されている。
トヨタの即断・即決・即実行を具現化
トヨタ自動車ならびにトヨタグループ各社は、「安全・安心を最優先に現場で戦っている方々、苦しんでいる方々の気持ちに寄り添いながら、私たちにできることを即断、即決、即実行していく」との方針に基づき、現在、社会的な最優先課題となっている新型コロナウイルス感染拡大の抑制や医療現場の支援に向け、様々な側面から対策を検討し、迅速に取り組んでいる。
各地で新型コロナウイルス感染症の軽症患者を療養施設等へ移送することによって病床を確保し、医療崩壊を防ぐための取り組みが始まっている。そこで、軽症の患者を安全に運べる車両、また、ドライバーの感染防止が課題であるとの認識から、トヨタでは医療現場のニーズをヒアリングし、少しでも役に立つ車両が提供できないか、検討を進めてきた。
トヨタ「ジャパンタクシー」を新型コロナ軽症患者移送用に改造 隔壁設置で運転手の感染防ぐ
■ジャパンタクシーに隔壁設置 圧力差でドライバーの感染を防ぐ
トヨタは、軽症感染患者の移送用車両として「ジャパンタクシー」をベースとした「飛沫循環抑制車両」を開発し、千葉県に1台提供しました。
軽症患者を療養施設などへ移送することによって病床を確保し、医療崩壊を防ぐための取り組みが各地で始まっていますが、安全に移送できることとともに、ドライバーの感染防止が課題となっています。
トヨタの飛沫循環抑制車両は、運転席・助手席のある車両前方スペースと、後部座席以降の車両後方スペースの間に隔壁を設置。前方を陽圧、後方を陰圧とすることによって、後方の空気が前方に循環しないようにコントロールされています。
医療現場のニーズを聞き、少しでも役に立てる車両が提供できないかということを検討し、トヨタ自動車東日本 東富士総合センターで飛沫循環抑制車両の開発・架装がおこなわれました。
すでに、東京都内の病院などに同様の対策を施した車両5台を提供しており、軽症患者の移送に活用されているということです。
トヨタならびにトヨタグループ各社は、「安全・安心を最優先に現場で戦っている方々、苦しんでいる方々の気持ちに寄り添いながら、私たちにできることを即断、即決、即実行していく」との方針に基づき、現在、社会的な最優先課題となっている感染拡大の抑制や医療現場の支援に向けて、さまざまな側面から対策を検討し、取り組んでいます。
医療用フェイスシールド(防護マスク)生産やトヨタ生産方式(TPS)活用による医療機器メーカーの生産性向上への協力、サプライチェーンを活用したマスクなど衛生用品の調達支援など、トヨタグループが一丸となって支援に乗り出しています。
※ ※ ※
ホンダでも「ステップワゴン」や「オデッセイ」などをベースとした、軽症感染患者の移送用車両を開発し、東京・港区や渋谷区へ納車しています。
患者搬送時の感染リスクを削減するため、運転席と後部座席に仕切りを設置。前後席間の圧力差を利用して、飛沫感染を抑制する構造に仕立てています。
Posted at 2020/04/25 11:29:09 | |
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自動車業界あれこれ | 日記