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2017年10月17日 イイね!

日本だけじゃないんだね…3ドアが売れないのは

日本だけじゃないんだね…3ドアが売れないのは消えゆく3ドア/2ドア A3 3ドア英国終売/VWシロッコ製造終了

VWシロッコの販売 在庫車のみ

アウディA3の3ドアモデルが、英国での販売を終えた。また、フォルクスワーゲン・シロッコの製造も終了を迎えた。

これにより、イギリスで手に入るA3は、スポーツバック、コンバーチブル、サルーンというラインナップになる。


他のメーカーと同様に、フォルクスワーゲン・グループも、スポーティな3ドア・ハッチバックから手を引きつつあるのだ。

VWグループ 3ドアの生き残りは?


マーケットは実用的な5ドアを望んでおり、リセール時の評価も3ドアよりずっと高い。

フォルクスワーゲン・グループで現在残っている3ドア・モデルは、
 フォルクスワーゲン・ゴルフ
 セアト・レオンSC
 フォルクスワーゲン・ビートル
 フォルクスワーゲンup!
 スコダ・シティゴ
 セアト・ミー
ということになる。


しかしA3に関しては、次世代型で、スタイリッシュなリフトバック・モデルが登場するという話題もある。


保有できるかどうかは別にしてスタイリング好きなんだけどな~
実用性を考えると結局5ドアのハッチバックになるだろうからなぁ
Posted at 2017/10/17 16:21:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2017年10月17日 イイね!

安さがウリのメーカーじゃないのは分かるけど

安さがウリのメーカーじゃないのは分かるけどロータス、日本市場で何を見据える? トップ語る、今後の「展望」

ロータス 今後の展望語る

先ごろ行われた「LOTUS NEW RANGE プレス発表会」の場において、ロータス社で中東・アジアのセールス責任者を務めるライアン・ワトソン氏が来日し、これからの展望が語られた。

あわせて日本総代理店のLCI代表取締役社長の高橋一穂氏から日本での戦略が説明された。ロータス・ファンならずとも気になるロータスの展望をご紹介しよう。

ライアン・ワトソン/ロータス中東・アジア・セールス責任者

本日は皆さまの前でお話しできることを嬉しく思います。ロータス社創始者のコリン・チャップマン曰く、「パワーを上げればストレートでは速い、しかし軽くすればどこでも速くなる」という言葉があります。

またコリン・チャップマンの有名な言葉として「グリーンフラッグが振り降ろされる時にグリッドにいなければレースにならない」とあります。

ロータスの基本フィロソフィーとしてピュア・ドライビングがあります。ヴィークル・ダイナミクスに加え軽量化、優れたエアロダイナミクス、そして美しいスタイリングはロータスのDNAです。

本日は新しいロータスのモデルレンジについて紹介させていただきます。わたしどもは日本で販売を行うLCIの方々から助言を得て、特別なマーケットの要求に応えたモデルを作ってきました。

ここで先月にジーリー(吉利汽車)とエチカが新しいロータスの上位株主になりましたことをお知らせいたします。新たなパートナーと共に未来に進むことを楽しみにしています。これにより世界中でロータスというブランドを、より競争力のあるものにしてゆきます。

ロータス・グループCEOのジャン・マーク・ゲイルズによれば、「ジーリーが投資したのは過去のロータスではなく、未来のロータスです。これによってロータスの車両開発を進め、より強固な基礎を築いてゆけます」と語ったそうです。

エキシージ・カップ380のオーダー、日本が世界一

今日はこれまでロータスが作ってきた中で最良のモデルをご紹介しましょう。それはエヴォーラGT430です。

ロータスがこれまで作ってきた中で最強のエヴォーラとなるのがGT430です。この場には間に合いませんでしたが、日本市場へは来年早くの導入を予定しています。

そしてGT430には兄弟車があります。それはGT430スポーツです。これはロータス最強のモデルで最高速度は315km/hに達します。限定車となりますが来年初めに生産がスタートする予定で、開発は順調に進んでいます。

日本でロータスの販売はLCI社が輸入代理店となって2003年に始まりました。当初のセールスはあまり目立たない位置からでしたが、LCI社のおかげでロータス・ブランドを成長させ、日本で確固たる位置を築きことができました。これまでに9000台のロータス車が輸入され、日本の道を走っています。

これからも着実に成長してゆきます。そしてLCI社はわたしたちのロータス・ブランドの重要なパートナーとして、その価値を継続的に高めてくれることでしょう。

ここでひとつ付け加えますと、LCI社は世界中で最も多くエキシージ・カップ380をオーダーしていただきました。さらに3イレブンも世界の中で日本が最も多く販売しています。GT430も日本から多くの注文をいただけることを期待しています。皆様のLCI社に対するご厚意に感謝します。

最後にもうひとつ付け加えさせていただきますと、現在日本で19の地区ディーラーを展開していますが、2018年の末までにそれを25拠点にまで増やします。

本日はありがとうございました。この後もロータスのローンチをお楽しみください。

LCI代表取締役社長 高橋一穂氏

これまで各モデルが五月雨に発表されてきましたが、今回のように2018年モデルを一斉にご紹介させていただくのは初めてかと思います。エキシージ380、エヴォーラ410、そして新型エリーゼをご覧いただきます。

前社長のダニー・バハールの時は、どんどん重く、大きく、大馬力という方向に進んでしまう懸念がありましたが、最近は本来のライトウエイトに回帰する方向へ修正されてきました。モデルチェンジの度に軽くなっていて、原点に返りつつあるのはなによりです。

近年は為替の影響から価格が上がってしまいましたが、価格を下げる努力をして参りました。今回は本社と度重なる交渉をしてエリーゼに日本独自の仕様を作ることができ、500万円を切った値段で提供できる努力をいたしました。

車重を軽くするのはメーカーの仕事ですが、低価格にシフトして日本のマーケットで台数を増やせるものと期待しております。これからも皆様のご協力、ご支援のほどお願い申し上げます。



スポーツカーブランド「ロータス」の次なる野望とは!? 発表会で敏腕広報にインタビュー!

「ライトウェイトスポーツカー」でお馴染みの英国車「ロータス」。そのロータスの日本正規輸入総代理店「エルシーアイ株式会社」が、全ラインアップを見直す「LOTUS NEW RANGE発表会」を行いました。

キーワードは「LESS MASS MEANS MORE~より軽く、よりロータスらしく」。全モデルにおいてロータスの持ち味である「ライトウェイト」、つまり「軽量化」をさらに進めたそうです。

登壇したロータス・カーズ ヘッドオブセールスのライアン・ワトソン氏によれば「ロータスはダイナミックな運動性能、ハンドリング、エアロダイナミクスを得意としています。今後は新しく株主となったGELLYやTiKaと共にロータスの新しい未来へと進んでいきます」とのこと。

この日、東京ミッドタウン内のイベント会場で発表&展示されていたのは4台の「ロータス」。

ステージ中央に展示されていたのはより軽量化に特化した「エリーゼ」。これは日本専用モデルで、エアコン、オーディオ、フロアマットなどを取り外したことで、さらに車両重量は856?へ。まさに-15?のダイエット。そしてもうひとつのトピックは価格。500万円を切る496.8万円。

「エリーゼ スプリント220」もカーボンファイバーやポリカーボネートの採用でリチウムイオンバッテリーを搭載しつつも878?で、-26?。

「エキシージ カップ380」はロータス史上最新最速の282?/h、0-100?が3.7秒。もちろんこちらも-30.2?。さらに「エヴォーラ スポーツ410」においては-70?も軽量化されるなどすべてのモデルで軽量化に成功。

実はこの日の商品プレゼンテーションの時に、機材トラブルでなかなか画像が出てきませんでしたが、広報の谷田さんは冷静に対応。見ているこちらがドキドキ。

というのも、私もイベントなどで画像が出てこないトラブルなどに遭遇したことがあり、その時のことを思い出すと…。さらに谷田さんは一人で広報を切り盛りし、スーパーGTやイベントなどにも常に足を運んでがんばっている姿を目撃しているうえ、今回も代理店などを入れずに自分たちでこのイベントを行っているという話を耳にしたので余計に心の中で応援したくなるのです。

しかもイベントでふるまわれたフィンガーフードには「ロータス」の飾りがついているものもありましたが、それも谷田さん自らが作ったというではありませんか!さすが女性ならではの気遣いです。

その谷田さんに新しい株主(GELLYとTiKa)となることで今後のロータスはどうなるのか、という質問をしたところ「とりあえず今のところ、大きな変更はないと思います。ロータスのSUVも作り計画もあるようですし」とのこと。

ロータスのSUV…?それはかなり興味があります。たしかに世界的SUVブームに乗って、今までラインアップに無かったブランドからもSUVが続々登場しています。

同じく先週、発表会がおこなわれたマセラティも世界でも日本国内でも、販売台数の半分は去年発売されたSUVの「レヴァンテ」だとか。ロータスのSUVということは、軽量なSUV?登場が楽しみです。

(吉田 由美)




ロータスが帰ってきた! より軽く・速く・楽しさを追求した新型が日本上陸

 原点に立ち戻ったロータスらしいラインアップを日本で発表

ロータスは2017年6月23日に全ラインアップモデルを一新! その日本初お披露目が10月11日に東京六本木で行われた。日本限定モデルのエリーゼなどを展示し、496.8万円から(エリーゼ)と魅力的な価格帯で展開していく。

ロータスは「LESS MASS MEANS MORE」をテーマに、”より軽く、よりロータスらしく”に基づき全モデルを見直している。

LCI代表取締役社長、高橋一穂さんは「ダニー・バハール社長のころは、どんどん重く大きく、大馬力に進みつつありましたが、最近は本来のライトウェイトに回帰し本来の姿に戻りつつあります。為替の影響もありますが、価格を下げられるように努力しております」と語る。

また本国のロータスカーズから招かれたセールスマネージャーのライアン・ワトソンさんは、次のように話した。「ロータスは車両の空力、ハンドリングに特異な技術をもっています。エヴォーラのGT430スポーツは来年初めに日本でも発表できる予定です。ロータス史上最速の315km/hを達成し、限定車として販売されます。じつは現在、9000台のロータスが日本の街中を走っています。LCIが価値を高め、多くの人に乗っていただけるクルマにしたいと思います」と語る。

それでは展示車両の詳細をお伝えしたい

・エリーゼ

エアコン、オーディオ、フロアマットなど、取り外せるものはすべて取り外し、走ることを目的としたもっともエリーゼらしいエリーゼが誕生した。1995年にデビューを果たした初代エリーゼと同じコンセプトのもと、開発が進められた。

車体は徹底的な軽量化を行い、じつに856kgを実現。また500万円を切る496万8000円という価格設定を行った。今回展示されたモデルは日本だけのラインアップとなり、既存のモデルよりも軽量フロントクラムシェルなどを採用し、ボディデザインを一新している。純粋にロータスのドライビングを楽しめる1台といえるだろう。

・エリーゼ スプリント 220

エリーゼのトップモデルとして位置づけられているスプリント220は、カーボンファイバーやポリカーボネートを採用。さらにリチウムイオンバッテリーを搭載することでマイナス10kgの軽量化を可能にし、エリーゼ スポーツ220よりも26kgも軽い878kgを実現した。

ロータスの名車エランなどで使用された「スプリント」の名が復活し、車両サイドにロゴが採用されている。税込み価格745万2000円で販売される。

・エキシージ380スポーツ

公道を走ることができるレーシングカーとして登場したエキシージだが、軽量なボディに3.5リッターV6エンジンを搭載し380馬力を発揮する。カーボンファイバーを使用し、大きいボディながら1110kgと重量を抑えた。こちらもリチウムイオンバッテリーを搭載し、専用ホイールを装備することで30.2kgもの軽量化を実現した。

0-100km/h加速は3.7秒と瞬発力を発揮し、エアロダイナミクスなどを見直して最高速度は286km/hに達する。エキシージにはさらにカップ380と呼ばれるモデルも存在。そちらは、さらに軽量化を施され、日本にも導入が開始されている。

・エヴォーラ・スポーツ410

2015年に発表されたエヴォーラ400は、長距離を走るGTカーとして登場した。さらに軽量化やエンジンなどを改良したモデルが今回のエヴォーラ410だ。マイナス70kgという軽量化を行い、さらにエヴォーラ400に比べ、2倍のダウンフォースを得ることができた。

LCIの女性広報である谷田さんは、「女性が乗っても自信を持って乗って頂ける1台として提案できます!」と話してくれた。またGT430のエヴォーラも日本に導入予定をしている。

また、これまで春に行われていた「ジャパン・ロータスデー2018」は9月2日の秋に開催されることも発表された。約600台のロータスが富士スピードウェイを埋め尽くすイベントだ。ヘリテージから最新モデルまで展示され、歴史を通じてロータスを詳しく知ることができるので、ファンはぜひ足を運んでほしい。




【ロータス 2018年型】日本市場の要望をもとに積極展開…専用モデルも

ロータスの正規輸入総代理店エルシーアイはロータスの2018年モデルを発表。そのうち特に徹底した軽量化を施した『エリーゼ』は日本のみの設定になるという。

エルシーアイ代表取締役社長の高橋一穂氏は、「ロータスはどんどん重く大きく大馬力方向に進みつつあったが、最近は本来のライトウェイト方向に回帰しており、モデルチェンジのたびにだんだん軽くなっていく」と現状を評価。

また、「為替の影響も多分にあるが、どんどん値上がりをして金額が高くなっていたので、今回本社とハードネゴシエーションして価格を下げる努力をした結果、エリーゼは500万円を切る496万8000円で提供出来た」とコメント。

そして、「メーカーとしては(車重を)軽くし、我々は低価格にシフトしていくことで、今後益々日本のマーケットで台数を増やせるのではないかと期待している」と述べた。

◇トップだった日本市場。ラインナップが豊富なことも特徴

ロータスにとって日本は重要な市場だ。最近アメリカに抜かれたものの、それまで日本市場はトップに位置していたのだ。ロータスカーズヘッドオブセールスアジア&ミドルイーストのライアン・ワトソン氏は、「我々が重要視しているのは、台数だけではなく、色々な種類のロータスを導入しており、きちんと販売しているということだ」という。

その特徴についてワトソン氏は、「日本にはAMGやポルシェ、BMWなど様々なスポーツカーが導入されている。しかし、ロータスは少し違っており、ブリティッシュネスでハンドビルド、軽量で個性的なスポーツカーという部分に日本人は共感してくれている」という。

更に、「日本のユーザーは技術面を含めて非常に細かいところまで理解している。その良し悪しについても判断出来、ロータスの基本面において日本のユーザーは理解し高評価だ」と日本市場について語る。

◇日本法人ではない強さ

また、エルシーアイのジャスティン・ガーディナー氏は英国ロータスカーズとエルシーアイとの関係について、一つの特徴があるという。「欧州メーカーは日本法人を作っており、全て本国メーカーからの指示で活動している。その一方我々はエルシーアイという会社であり、日本のマーケットやディーラーの要望のもとに活動しているという」という。つまり、「我々はメーカーとパートナーとして活動しており、メーカーの指示のもとで活動してるのではない」と説明。

その一例が今回発表されたエリーゼだ。「今回、500万を切るために我々のマージンやディーラーのマージンを下げ、かつエアコンやステレオなども外すことで、その価格を達成させた。こういうクルマがあれば日本のユーザーはとても喜ぶという我々の要望もと、日本のユーザーのために作ったクルマなのだ。こういったことは他の欧州メーカーではやらないだろう」と述べた。

最後にワトソン氏は日本市場に対し、「値段を含め日本に合うニューレンジを導入したので、再びアメリカを抜いて1位になってほしい」と期待をにじませた。

◇ディーラー展開とともにモータースポーツも積極的に活動

日本におけるディーラー網拡大についてワトソン氏は、現在18ある店舗を、「2018年度末までに25に増やす予定だ。2017年内にも2店舗オープンする」と明かす。

また、モータースポーツアクティビティも積極的に展開される。2009年から開催しているジャパンロータスデーは、2018年は9月2日、富士スピードウェイにて行われ、また、ナンバー付きワンメイクレース、ロータスカップジャパンは、2017年第5戦と6戦を同時にWTCC内で開催。「今年は15台でレースを行っているが、2018年は『エキシージ・スポーツ380』を導入し、380クラスを設定することで、全体で25台のエントリーを目指す。ジャパンロータスデーを含む年間6戦の開催を予定している」と、エルシーアイ広報の谷田恵美氏は積極的に活動していくことを語った。



500万円を切っていても正直まだまだ高い
とは言え一般人がホイホイ買っても無理な運転をして事故を起こすんだろうとは思うからそれを考慮すると安いだけが全てでは全くない

でも、国産車がこういう面白いクルマを出してくれないって考えるとモータースポーツへの興味とかも若い人から薄れるのもあるのだろう

事実売れるのはSUVだからロータスもSUVの販売を今後するのであろう…
Posted at 2017/10/17 10:39:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2017年10月16日 イイね!

レガシィの系譜をレヴォーグは踏襲出来るだろうか

レガシィの系譜をレヴォーグは踏襲出来るだろうかスバルはなぜ唯一無二のメーカーと呼ばれ、評判が高いのか?

ここ最近、さらにスバルの評価が上がっています。特にエース車種といえるインプレッサ、フォレスター、レヴォーグ、WRXは、悪い評判をほとんど耳にしたことがないほど。

なぜスバルはこれほど評価が高いのでしょうか? 実際に商品がよいから? 経営陣が優秀だから? それともイメージの問題? なんとなくいま「スバルは今イチ」などと言うと「あいつはクルマのことがわかってない」と思われそう? 何がスバルの強みであり、どこが他メーカーと比べて優れているのか、自動車ジャーナリストの渡辺陽一郎氏に伺いました。

文:渡辺陽一郎 写真:SUBARU

■「なんとなく褒めなければならないイメージ」

スバル車は全般的に評価が高い。理由は大きく分けて3つある。

まずは商品開発に対する考え方が、ほかのメーカー以上に明確かつ具体的にユーザーへ発信され、商品に反映されていること。

2つ目は上記に基づく商品の特徴が、ユーザーにとって共感の得られる内容であることだ。

そして3つ目に、優れた商品力がスバルのブランドイメージを高めたことも挙げられる。メルセデスベンツなどにも当てはまることだが、スバル車ではなんとなく褒めなければならないイメージができあがった。

このブランドイメージが、スバル車の欠点を隠している。スバルは愚直に技術開発に専念するメーカーに思えるが、実際には相当に商売が上手で、トヨタ以上かも知れない。

まずは商品開発に対する考え方と発信される内容だが、当たり前のことを真面目にやって評価を高めた。

典型的なのは安全に対する考え方だ。「0次安全/走行安全/予防安全/衝突安全」という、事故に至るプロセスを順序立てて追いながら安全技術を高めている。

この内の予防安全はアイサイトなどによる積極的な事故の回避、衝突安全は衝撃吸収ボディやエアバッグによる乗員保護で、他メーカーも同じようなことを発信している。

■「走り出す前から安全性を高める」という考え方

スバルの説得力を高めるのは0次安全だ。0次安全とは、デザインや操作性などの基本設計を工夫して、走り出す前から安全性を高める考え方になる。

この考え方を確立した背景にあるのは、事故に至る最初の根本原因のひとつに、車両の周囲に潜む危険の見落としがあることだ。視界が良ければ「これは危ない」と気付いて注意するから事故には至らない。しかし視界が悪いと気付かず、事故の危険が増してしまう。

事故の危険が増した時に備えて、予防安全のアイサイトなどが用意されるが、それ以前にドライバーが対処したほうが良いのは当たり前だ。この当たり前をスバルでは0次安全という具体的な考え方に発展させ、視界の良いクルマ造りを行う。

このほか正確な運転姿勢、疲れにくいシートなども、スバルでは「快適」ではなく「0次安全」としてアピールしている。

■「走る楽しさ」は安全を追求した結果

走行安全には、低重心の水平対向エンジンや4WDの搭載に基づく優れた走行安定性、ハンドルやブレーキ操作に対して忠実に反応する車両の挙動などが挙げられる。ほかのメーカーではこれを「走る楽しさ」として訴求するが、スバルではやはり「安全」だ。

もちろんスバルも走る楽しさに気を配るが、それは表に出さない。あくまでも安全を追求した結果、車両が正確に動いてドライバーが一体感を得られ、運転を楽しめるという考え方を貫く。アイサイトのツーリングアシストも同様だ。作動中は車間距離が自動制御されてペダル操作が軽減され、ハンドル操作も支援されて快適性を高めるが、「快適にすることで安全性を向上させる」のが目的になる。

このように明確な考え方を確立させた上で商品開発を行い、ユーザーにも分かりやすく発信しているから、スバル車は共感を得やすい。

特に近年では安全性が重視される。「クルマに走る楽しさなんか求めない」と考えるユーザーは大勢いるが、「安全性は求めない」と考える人はいないだろう。他メーカーは「安全」と「楽しさ」を同時に訴求するから、表現が曖昧になってユーザーには考え方が中途半端だと受け取られるが、スバルは安全だけだ。一見すると愚直に思えるが実に巧みなアピールで、仮に他メーカーがスバル車と同じクルマを造っても、スバルの方が安全で優れた商品に思える。

そして安全は交通事故がゼロになるまで進化を続ける重要な技術でありテーマだから、スバルの「0次安全/走行安全/予防安全/衝突安全」という発信も継続して続けられる。「やっちゃえ日産」という安全を重視すべき自動車メーカーにあるまじき浅はかで刹那的な表現に比べると、継続性があって説得力も強い。

ちなみに日産の「やっちゃえ」は、先般の本当に「やっちゃった」今では、もはや使えない。しかし安全を愚直に表現するアピールをしていたら、「ごめんなさい、さらに精進致します」で使い続けられただろう。自動車のような危険性を伴う商品の場合、安全性を高める継続性を伴った発信こそが重要で、スバルはそこをまっとうかつ上手に行っている。

■「安全」だけでなく価格も割安

以上のようにスバル車は安全に対する考え方を社内的にも、市場に対する訴求でもシンプルに確立させ、これに基づいて商品開発を行ったことにより優れた商品を投入している。

筆頭に挙げられる機能は走行安定性と乗り心地だ。4WDとの相乗効果もあって走行安定性が高い。カーブを曲がる時は後輪の接地性を高く保ち、その上で車両を操舵角に応じて正確に曲げる設定にしている。機敏な印象が薄く峠道などでの面白さはいまひとつだが、安全で疲れにくく、長く使用しても飽きない。直進安定性も向上するから、高速道路における安心感と疲労軽減の効果も大きい。

そして走行安定性を高めるためにボディ剛性を高めて足まわりを柔軟に伸縮させるから、乗り心地も快適になる。この優れた乗り心地も、先に述べたように安全性を向上させる。

価格が割安なことも特徴だ。スバルでは他メーカーに比べて車種/プラットフォーム/エンジンの数が限られ、緊急自動ブレーキを作動できる安全装備もアイサイトに一本化した。そのために技術やユニットを共通化しやすく、開発と製造の両面でコストを下げやすい。今のスバル車はアイサイトの標準装着を進めたが、改良前のレヴォーグでは、アイサイトバージョン3をUSB電源などと併せて10万8000円で設定した。そうなるとこの時のアイサイトバージョン3は、単品価格では8万5000円前後になって機能を考えると割安であった。これもコスト低減の恩恵だ。

その代わり欠点も生じる。確立された安全思想もあって商品開発が硬直化することだ。同様の傾向は今のマツダにも見られるが、背の高いコンパクトカーやミニバンは開発しにくい。ミニバンのエクシーガは売れず、クロスオーバー7に変更した。スバルはトヨタルーミー&タンク、ダイハツトールの姉妹車(OEM車)をスバルジャスティとして扱うが、これもスバル車のイメージに合わず販売不振に陥っている。5ナンバー車はOEM車を除くと皆無だ。外観のデザインも、マツダ車ほどではないが、似通った品ぞろえになりやすい。

■サイドウィンドウの下端は1mm単位で議論

そしてインプレッサは新しいプラットフォームが採用されて走行安定性や乗り心地をさらに向上させたが、0次安全で重視される側方と後方の視界は先代型に比べて悪化した。外観に躍動感を与える目的で、サイドウインドウの下端を後ろに向けて持ち上げたためだ。

それでも例えばライバルのマツダアクセラやトヨタオーリスに比べれば視界は優れているが、あえて0次安全を大々的に掲げるスバルとしては、明らかな退歩だろう。

そこで開発者に「スバルの代表となるインプレッサが視界を悪化させるとは、一体どういうつもりなのか。ほかのメーカーと同じように視界を堕落させるのか」と尋ねると、「インプレッサの視界については、社内全体で相当な議論があり、サイドウインドウの下端の位置は1mm単位で検討を重ねた。この高さと形状であれば、ギリギリではあるが視界の確保に支障はないと考えている」との返答であった。

■トヨタは全国4900店舗に対して、スバルは460店舗

このほか販売面では、購入しにくいこともスバルの欠点だ。トヨタ86はトヨタ4系列の全国4900店舗で扱うが、姉妹車のスバルBRZは460店舗だ。トヨタの10%以下になる。日産の2100店舗、ホンダの2200店舗、マツダの1000店舗と比べても圧倒的に少ない。そのためにスバル車が欲しい場合、地域によっては遠方の販売店まで出向かねばならない。車検や点検の時にも面倒が発生する。

これも先に述べたスバルの商売上手で、店舗数を限ったため、1店舗当たりの車両販売に伴う売り上げは日本車ディーラーではレクサスに次いで2番目に多い。店舗数を抑えて1店舗当たりの売り上げを伸ばせば、販売会社だけでなくメーカーも販売促進のコストを軽減できる。

以上のようにスバルは、国内のメーカー別販売ランキングでは7位に位置しながら、商品力と販売効率では、ナンバーワンのメーカーになっている。

ただし購入のしやすさについては改善を図るべきだ。店舗数の少ない地域では、スバルショップ(業販店)をさらに工夫したい。




スバルレガシィが生み出した「ツーリングワゴンブーム」という熱狂

今をさかのぼること28年前、1989年1月、スバルが再起をかけて開発した新世代モデル「レガシィ」には、セダンと共に「ツーリングワゴン」が設定されていました。

なかでもスポーツセダン並みの走行性能を持つ最上級グレード「GT」の存在は、レジャーや日常の使い勝手の良さに加え、走りも楽しめるという新たな価値が与えられ、それまでの「ワゴン」が持っていたイメージ、概念を大きく変化させ、そのブームは「スポーツワゴン」という新たな魅力と潮流を生み出しました。

本企画では1990年代に大きく花開き、国産全メーカーを巻き込む「時代」を作ったレガシィについて語ってみます。

文:大音安弘 写真:SUBARU

■初代から脈々と息づく「走りのワゴン」というコンセプト

日本自動車界ではまだバブル真っ只中だった1989年、スバル(当時は富士重工)が社運を賭けて開発した新世代モデルのレガシィは、セダンとツーリングワゴンの2本立てであった。これまでのスバルのイメージを覆すモダンな内外装に加え、スバル伝統の走りの良さを磨き上げていた画期的なモデルだった。特に従来は実用一辺倒だったツーリングワゴンの概念打ち破ったレガシィツーリングワゴンは大ヒット。のちのツーリングワゴンブームへと繋がることになる。

レガシィが特徴的だったのは、発売間もなくして、より快適装備を満載した最上級グレードのターボモデルの「GT」をセダンとツーリングワゴンに共に追加したこと。これがスポーツワゴンとしてレガシィの独自のポジションを確立。その人気ぶりは、のちにSTIチューニングによるコンプリートカー「レガシィツーリングワゴンSTi」が発売されたことからも伺える。

■続々と表れたフォロワー、ライバルたち

レガシィツーリングワゴンのヒットに刺激され、各社からは、スタイリッシュでスポーティなツーリングワゴンを続々と投入した。トヨタのカルディナと三菱のリベロが新開発車としてデビュー。ホンダは、北米より逆輸入でアコードワゴンを導入。日産はフルモデルチェンジしたプリメーラにツーリングワゴンを新設定するなど、レガシィが築き上げた「ツーリングワゴン市場」に続々と参入、追従を見せた。

さらに1993年にレガシィが2代目へと進化すると、より他社のバリエーションは拡大され、日産からは「スカイラインワゴン」と噂されたスポーティなツーリングワゴンのステージアが、三菱からは当時同社の中心車種だったギャランのツーリングワゴンに当たるレグナムが投入され、ツーリングワゴンは日本車のメインストリームのひとつとなった。

■スポーツモデルもお約束だった

もちろん、ツーリングワゴンはレガシィ登場以前より各社がラインアップしていたが、そのポジションは(やや乱暴な言い方だが)いわゆる「豪華なライトバン」であり、スポーティな走行性能など求められることはなかった。そこに革命を起こしたのがレガシィであり、先に挙げたライバルとなるツーリングワゴンには、対レガシィに向けた高性能なスポーツグレードが軒並み設定されていた。

その中の印象的なモデルを紹介すると、トヨタカルディナはプラットフォームを共有するセリカの最強モデル「GT-FOUR」のパワートレインをそっくり受け継ぐ、2代目GT-T、3代目GT-FOURを設定。日産ステージアは280psを発揮するRB25DET搭載グレードに加え、GT-Rワゴンと呼べるオーテックバージョン260RSを設定。レグナムもセダン版となるギャランのトップモデル同じVR-4を設定していたことは記憶に新しい。

まさになりふり構わず「打倒レガシィ」を目指したわけだ。

■受け継がれるスポーツワゴンスピリット

隆盛を迎えた90年代がすぎ、2000年代にはやや鎮火したものの継続的に販売を伸ばし、2010年代に入る直前の2009年にレガシィは5代目へとフルモデルチェンジ。

しかしこの頃になるとレガシィの販売の中心は北米に移っており、ニューヨークショーでプロトタイプが先行発表され、ボディもひと回り大きくなったことなどからも、レガシィの「軸足」が徐々に日本市場から離れていったことが伺える。

それもそのはずで、その頃から日本市場での販売現場ではミニバンやコンパクトカー、ついでSUVの台頭が目立っており、ツーリングワゴン市場はすっかり下火となっていた。

こうした状況を踏まえて2014年4月の5代目生産終了アナウンス時、レガシィの次期モデル(6代目となる現行型)はセダンのB4とクロスオーバー仕様のアウトバックのみが設定され、ツーリングワゴンは「レヴォーグ」に引き継がれること、またB4のターボ仕様もWRX S4に統合されレガシィからは廃止されることが公表された。

新境地を開拓したレガシィさえも「スポーツ仕様のツーリングワゴン」は後継車へとバトンを手渡したかたちとなったが、しかしスバルのスポーツワゴンスピリットは、国内市場をメインに開発されたレヴォーグにしっかり受け継がれており、いまも日本のスポーツワゴンファンの心をしっかりと捉えている。



レヴォーグとWRXも2020年位にはフルモデルチェンジをして2代目になるんだろうからまだまだこれからを期待したいね
Posted at 2017/10/16 22:09:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2017年10月16日 イイね!

もう07になるんだね

もう07になるんだねブリヂストン、86/BRZ レース承認タイヤ「POTENZA RE-07D」発売へ

ブリヂストンは、スポーツタイヤブランド「POTENZA」の新ラインアップとして、サーキットでのラップタイム短縮を追求した新商品「POTENZA RE-07D」を10月16日から発売する。

POTENZA RE-07Dは、前商品「POTENZA RE-06D」の設計思想を受け継ぎ、新たに専用開発したコンパウンド、形状、パタン、構造を採用。接地性の改良によるグリップ力向上とサイド剛性を最適化することで、ウェット性能とドライ性能の両立をさらに高いレベルで追求し、サーキットでのあらゆる場面に対応可能なスポーツタイヤとなっている。

なおPOTENZA RE-07Dは、国内最大級のワンメイクレース「トヨタ GAZOOレーシング 86/BRZレース」における「プロフェッショナルシリーズ」の競技規定を満たしており、同レースでも使用できる。

発売サイズは205/55R16 91Vの1サイズ、価格は3万5640円。



ブリヂストン 86/BRZレース用の新ハイグリップ・スポーツタイヤ「ポテンザRE-07D」を発売

2017年10月13日、ブリヂストンは、サーキット走行が中心で、一般路の走行できるハイグリップのスポーツタイヤの新商品「ポテンザ RE-07D」を10月16日から発売する。GAZOOレーシング86/BRZレースの規則に適合している。

発売サイズは205/55R16 91Vの1サイズで、メーカー希望小売価格は税込3万5640円。今回発売する「ポテンザ RE-07D」は、前商品の「ポテンザ RE-06D」の設計思想を受け継ぎながら、新たに専用開発されたコンパウンド、形状、パターン、構造を採用している。接地性の改良によるグリップ力向上とサイド剛性を最適化することで、ウェット性能とドライ性能の両立をさらに高いレベルで追求し、サーキットでのあらゆる場面に対応可能なスポーツタイヤだ。


オープン価格じゃなくなったから定価表示になるんだね~
このタイミングで追加設定なのか
05Dに215/45R17と265/35R18の2サイズを追加

ここ最近のバリエーションともまた違ったパターンだね
06Dが出てだから

Posted at 2017/10/16 21:44:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2017年10月16日 イイね!

ヴィーズマン復活!?

ヴィーズマン復活!?独ヴィーズマン復活へ BMW M、V8供給

新生ヴィーズマン 再びBMWを選ぶ

やもりを象ったエンブレムで知られる、レトロスタイルのジャーマンスポーツカーが帰ってくる。

独ヴィーズマンが、2018年のカムバックを表明したのだ。新型車のパワーユニットは、BMW MディビジョンのV8になるという。


同社は、今年の初めに新CEO、マリオ・スピツナーの就任を発表。それに続く今回のアナウンスでは、新型車のエンジンに関する情報のみ公表された。これがおそらくヴィーズマンの再出発を告げるモデルであり、1車種以上の計画が進行していると考えられる(写真は過去のモデル)。



新型車の開発スタートへ


また、本格的な開発を控えたモデルがすでに完成していることも認められている。

スピツナーCEOは、「わたくし達ヴィーズマンにとって、BMWは望ましいパートナーであり、今回の契約締結は、大きな前進となるでしょう」とコメントを発表した。


「プレ・ディベロプメントのフェーズを完了するために、全社をあげて取り組みました。BMWグループとのコラボレーションが実現するのは、喜ばしいものです」



ヴィーズマン/BMW これまでの関係は?


1993年にはじまったヴィーズマンとBMWのパートナーシップでは、MFシリーズにBMW製6気筒エンジンを搭載。そのうえで、MF4にはBMW製4.8ℓV8エンジン、MF5にはM5用5.0ℓV10エンジンを採用した経緯がある。

しかしその後、2014年に同社は清算手続きに入ってしまう。


次期型は現行M用のエンジンを搭載してどんなマシンに仕立ててくるかね
Posted at 2017/10/16 21:29:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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