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2019年11月19日 イイね!

ティレルを見たくて2日目行った人は残念だったかもね

ティレルを見たくて2日目行った人は残念だったかもね【鈴鹿サウンド・オブ・エンジン2日目】元F1ドライバーのブーツェン、現役さながらの激走。6輪ティレルはトラブルで走行できず

 鈴鹿サーキットでSUZUKA Sound of ENGINE 2019のイベント2日目が行われ、初日に引き続き多くのファンの耳を、往年の名車のエンジンサウンドで楽しませた。

 中でも圧巻の走りを披露したのは、元F1ドライバーのティエリー・ブーツェンである。ブーツェンはまずウイリアムズFW12に搭乗し、デモ走行とは思えぬ速さで走行。鈴鹿サーキットを1分56秒726で駆け抜けた。

 驚きはそれだけではなかった。ブーツェンはその後、グループCカーのポルシェ962Cをドライブ。このマシンが現役だった1988年、鈴鹿1000kmの予選で記録したタイムが1分57秒709だったのに対し、ブーツェンは今回なんと1分59秒010を記録。まさに現役時代さながらの速さを披露した。

「マシンの状態は良かったからね。速く走らなきゃもったいないよ」

 ブーツェンはそう走行後に語った。

 一方で残念なこともあった。今回のSound of ENGINEの目玉として、ピエル-ルイジ・マルティニ所有の”6輪F1マシン”ティレルP34が来日していたのだが、2日目は燃料漏れにより走行不能となってしまったのだ。これには、滅多に見ることができない伝説の6輪F1マシンの走行を目にするのを楽しみにしていたファンもがっかりした。

 オーナーであるマルティニは、「今回は残念だ。ぜひまた鈴鹿に戻ってきたい」と、再来日に含みをもたせた。

 なおマルティニが現役時代にドライブしていた1991年のミナルディM191もサーキット内に展示されていたが、これに乗ることに対しても、マルティニは興味を持っていた。

「次回はミナルディでも走りたいね。1台とは言わず、複数のミナルディで走りたい。ミスター・ミナルディとして、鈴鹿に帰ってくるよ」

 マルティニはそう語り、観客席を沸かせた。

 また二輪ロードレースの走行でも、感動的なシーンがあった。ケニー・ロバーツ、エディ・ローソンというふたりのWGPチャンピオンと共に、ウェイン・レイニーと青木拓磨が鈴鹿を走ったのだ。レイニーと青木は、共に事故に遭った影響で、車椅子での生活を強いられている。青木は今年の鈴鹿8耐の際に、22年ぶりにバイクに搭乗。レイニーも土曜日に、26年ぶりに鈴鹿サーキットを走った。

 初日は慎重な走りだったというレイニー。しかし2日目にはスピードが上がり、他を置き去りにした。

 青木曰く、「4人一緒にチェッカーを受けよう」という約束があったそうだが、レイニーはそんなことは御構いなしに、ひとりでチェッカーを受けてしまったのだ。

 この他にも往年の名車が次から次に走行。サーキットに詰めかけたファンを沸かせた。初日は12000人、2日目は16000人。述べ28000人のファンが訪れる結果となった。


元F1ドライバー、ティエリー・ブーツェンが魅せた!ポルシェ962Cでの衝撃的なタイムアタック。

11月16日(土)17日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催された「SUZUKA Sound of ENGINE」には晴天にも恵まれ、幅広い年齢層のモータースポーツファンが来場した。同イベントは60年代から90年代までモータースポーツの歴史を彩った名車が集うヒストリックイベントで、今年で開催は5回目となる。

その中で観衆を驚かせたのが元F1ドライバーのベルギー人、ティエリー・ブーツェンのパフォーマンスだ。

「振り向けばブーツェン」で知られた選手
今回のイベントには2人の元F1ドライバーがゲストとして招待された。一人は希少な6輪F1マシン「ティレルP34」を所有するピエル・ルイジ・マルティニ(参考記事:伝説の6輪F1マシン「たいれる」が鈴鹿を走る。独創的なティレルP34の姿を目に焼き付けろ!)。そしてもう一人がティエリー・ブーツェンである。

ブーツェンは1983年~93年までF1世界選手権で活躍した元F1ドライバーで、F1キャリアの中で3回優勝しているトップドライバーだった。F1ブーム世代のファンには優勝を飾った1989年~1990年の「ウィリアムズ・ルノー」に所属した時代が強く印象に残っており、1988年、1989年のF1日本グランプリ(鈴鹿サーキット)では3位表彰台にも登っている。表彰台の通算獲得回数は15台と多く、マシンが壊れずに走れば安定して入賞圏内(当時は6位以内)を走る実力があった。

当時は「マクラーレン・ホンダ」や「フェラーリ」が強さを発揮した時代。「マクラーレン・ホンダ」が16戦中15勝という圧勝を見せた1988年には「ベネトン・フォード」で合計5回の3位表彰台を獲得している。そのステディなパフォーマンスから、当時F1中継で実況を担当した古舘伊知郎が使った表現が「振り向けばブーツェン」。決して派手さはないものの、当時のF1グランプリには無くてはならない存在だったと言える。

デモ走行らしからぬ超絶な走りを披露!
そんなティエリー・ブーツェンは今回トークゲストとして招かれていたのだが、自身のヘルメットやレーシングスーツを持参していたため、個人オーナーが所有するF1マシンなどをドライブ。

自身がウィリアムズ加入時にテストドライブしたという「ウィリアムズFW12・ジャッド」(1988年)を豪快に走らせ、1分56秒726という最速タイムをマークした。ちなみに1988年当時、ナイジェル・マンセルが記録した予選タイムは1分43秒893。コース形状も若干違うとはいえ、デモンストレーション走行で当時の13秒落ちというのはかなり攻めた走りだった。

それよりも驚いたのが横浜ゴムのADVANカラーに塗られたグループCカーの名車「ポルシェ962C」での走行だった。ティエリー・ブーツェンはF3000マシンのデモンストレーション走行を終えた後、「ポルシェ962C」に乗り込み走行を開始。1周目から驚くほどスムーズなコーナリングでコースを走行し、アクセル全開のアタックを敢行。その踏みっぷりはもはやデモンストレーション走行の領域を遥かに超えるものだった。

スタンドでロータリーエンジンの「マツダ787B」などの甲高いサウンドを楽しもうと思っていた観衆の目はブーツェンの本気のタイムアタックに釘付けに。高速コーナー130R手前のバックストレートでは最高速なんと280km/h以上を記録する凄まじい走りを展開し、ベストタイムは1分59秒010をマーク。ブーツェンの現役ドライバーと変わらないパフォーマンスに鈴鹿サーキットは拍手喝采の嵐となったのだ。

1分59秒010というタイムは現代のレーシングカーのスピードからすると決して速いタイムではない。SUPER GTのGT500クラスのマシンは決勝レースでさえ1分49秒台のベストラップを刻むし、GT300でも予選16番手くらいのタイムだ。

ただ、グループCカー「ポルシェ962C」の現役当時のタイムを見てみると、1988年の鈴鹿1000kmレースでの「ADVAN ALPHA 962C」(高橋国光/茂木和男)の予選タイムは1分57秒709。現役当時の予選タイムから1.3秒しか変わらないタイムを31年後に記録したということがいかに驚異的か、お分かり頂けると思う。当時をリアルタイムで知るファンなら思い出が蘇る走りだっただろう。


【グループCカー】

1980年代~90年代にル・マン24時間レースやJSPC(全日本スポーツプロトタイプカー選手権)などの耐久レースを走ったFIA(国際自動車連盟)のグループC規定の車両。燃料の総量だけが決められ、各メーカー自由なエンジン形式で戦われたレースで、最盛期には1000馬力を超えるモンスターマシンが登場した。当時を知るスポーツカーレースファンには今でも心に残る強烈なレースだった。



現役を退いて20年のブーツェン
ブーツェンは元F1ドライバーとして語られることが多いが、実は「ル・マン24時間レース」にも豊富な出場経験を持つ。1986年にはポルシェ962Cの先代モデルのポルシェ956でル・マンに出場。F1を去った後、1994年にはポルシェ962CをGTカー扱いで出場させたダウアー・ポルシェ962LMで総合3位を獲得。実はポルシェ956/962シリーズのグループCカーはかつて共に戦った旧知のマシンなのだ。

95年以降もブーツェンはポルシェのワークスドライバーとしてル・マンを戦い、1996年にはポルシェ911 GT1でル・マン24時間レースの総合優勝を成し遂げている。その後、トヨタに移籍してトヨタTS020でル・マンの優勝を目指したことを覚えている人もいるかもしれない。その1999年のル・マンでブーツェンはクラッシュし、重傷を負い、そのままレーシングドライバーを引退した。

引退後はビジネスジェット機の販売を手がける「ブーツェン・アビエーション」を興してビジネスマンに転身。F1ドライバー時代から航空機の魅力に取り憑かれたというブーツェンはモナコをベースに航空機ビジネスで成功をおさめているという。

選手生命が絶たれるル・マンでの事故から20年。ブーツェンはF1で2度表彰台に乗った鈴鹿ですっかり気を良くし、「F1、F3000、そしてグループCカー、色んなマシンをドライブできて幸せな気分だったよ。日に日に若くなっていく感じだったね」と語る。

「ポルシェ962Cという素晴らしいマシンに乗ったら1周1周がとても楽しくてね。エンジンの調子も良いし、タイヤはほとんど新品と言えるものだった。鈴鹿は僕の故郷ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットと甲乙付け難い素晴らしいコースだし、このコースでポルシェ962Cを走らせるなら、攻めない理由はないだろう」と饒舌なブーツェンは「来年、もし機会があるなら、当時のレコードタイム(最速タイム記録)を打ち破って見せるよ」と宣言した。

「振り向けばブーツェン」と呼ばれた男、ティエリー・ブーツェン。62歳になった今も変わらないジェントルな雰囲気とスピードに対するセンスには本当に驚かされる。F1優勝経験者、ル・マン24時間レースに勝つ人間はやはりタダモノではないということを改めて知らされたパフォーマンスだった。
Posted at 2019/11/19 10:49:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2019年11月19日 イイね!

初代ケイマンって良いよね~AT乗りたい人にはPDKが登場の後期が良いかもだけど

初代ケイマンって良いよね~AT乗りたい人にはPDKが登場の後期が良いかもだけど【ヒットの法則57】ポルシェ ケイマンSの全貌が明らかに、そのポジショニングの巧みさで約束された成功

2005年5月、かねてより噂の「ケイマンS」の全貌が明らかになった。ポルシェの2シーターミッドシップクーペとなれば期待は高まるばかり、ただクーペボディということはうっかりすれば911の市場を食い荒らしかねない微妙なポジションでもあった。一体、ケイマンSとはどんなモデルだったのか。限られたジャーナリストのみが参加することを許されたテクニカルワークショップからの報告を振り返ってみよう。(以下の記事は、Motor Magazine 2005年8月号より)

ボクスタークーペという成り立ちだが、巧みに違いを演出
その安定した成長ぶりと高い利益率で、今や世界中の自動車メーカーから羨望の目で見られているポルシェ。この世界でもっとも小さな自動車メーカーのひとつから、ニューモデル「ケイマンS」が発表された。

このスポーツカーメーカーを主宰するDr.ヴィーデキングの目標は、現在のペースを保ちながら年間10万台の生産台数を達成することだ。カイエンの成功で今年7万6000台にまできた。そしてこの4番目のモデルプログラム、ケイマンSの登場で、5年後にはいよいよ10万台を達成しようと目論んでいるのである。

ところで「ケイマン」という名称だが、アメリカ産のワニ、あるいはカリブ海の島などの語源が語られているが、ポルシェ側では別に特定はしていなかった。しかし、ケイマンは英語読み、ポルシェ関係者はドイツ語でカイマンと発音していた。

さて、このニューモデルだがそのミッドシップエンジンレイアウトと、スリーサイズの全長4341mm、全幅1801mm、そして全高1305mmから容易に想像できるように、実態はボクスタークーペである。

しかし、搭載されるエンジンは3.4Lで、ボクスターS(3.2L)と911カレラ(3.6L)のちょうど真ん中の排気量を持つ。また出力も295psと、280ps(ボクスターS)と325ps(911カレラ)のほぼ中間に位置している。この最高出力の差が、ケイマンSのポジショニングを暗示する符号で、ヒエラルキーは上から911カレラ、ケイマンS、そしてボクスターSと並ぶことになるのである。性能的にも同様で、ケイマンSの最高速度(275km/h)と0→100km/hの加速(5.4秒)はやはり911カレラとボクスターSの中間値となっている。

こうした内容をさらに明らかにするために、またケイマンSに新たに採用された新技術を紹介するためにポルシェはテクニカルワークショップを開催した。会場となったポルシェの開発センター、ヴァイザッハ研究所に招待された我々の前に現れたケイマンSは、スポーツカーの典型的なプロポーションを持った素晴らしいクルマであった。

とくに全長で12mmとわずかな差にもかかわらずボクスターよりも確実に長く見えたのはハッチバックのためかもしれない。このケイマンSの基本デザインは現時点ではすでに定年退職している元ポルシェ・チーフデザイナー、ハーム・ラガーイが残したもので、後述するエアインテークとフォグランプの組み合わせはラガーイの好みを暗示している。

フロント付近にはたしかにボクスターの名残りはあるが、大きな左右のエアインテークに渡されたフォグランプ(ラガーイ風)でかなり印象は変わっていた。また911より低く落とし込まれたハッチバックルーフラインは、ミッドシップでなければ実現不可能なものである。

特にこのケイマンSが美しく見えるのは、斜め後方からのアングルで、力強く盛り上がったリアフェンダーに挟まれて降りてくるルーフとの競演が素晴らしい。ちなみにこのハッチバックの両側には、強度確保のためにわずかな峰があるが、筆者の勝手な想像だが、このケイマンSではデザイン検討の初期段階に904風のリアウィンドウを検討したと噂されており、その名残りかもしれない。

またこのテールゲートの下には容量260Lの実用的なトランクが現れる。下にボクサーエンジンが埋まっているために段差があり、けっこう薄いけれども、これはケイマンの実用的ツアラーとしての特質を高めるには十分である。ちなみにトランクにはメンテナンス(オイルと水)用の注入口がレイアウトされている。

一方、コクピットを見るとダッシュボード、そしてインストルメント、またインテリアがボクスターと同一なことに気がつく。この辺りに利益率最高を誇るポルシェの共通部品戦略が見えてしまう。もし独立したラインを標榜するのであればもう少し意匠を変えて欲しかった。

911、ボクスターと違う新たなユーザーが生まれるだろう
さてこの日のワークショップではケイマンSの試乗はできなかったが、ポルシェのテスターによる様々なデモ走行が行われた。

このケイマンS用エンジンにはボクスターには採用されていないバルブ可変システム「ヴァリオ・カム・プラス」が装備され、トルクの発生をよりスポーティな味付けに変えている。その結果、ヴァイザッハのコースにおけるこの高速デモ走行では特に高回転域ではボクスターに見られない鋭いトーンが響きわたっていた。

この動力を後輪に伝えるのは他のポルシェモデル同様にスタンダードで6速マニュアル、オプションでティップトロニック5速ATが選択可能となる。すでに世界中で広範に普及しているシーケンシャル・セミオートマチックは残念なことにこのニューモデルでも見送られている。

ところでサスペンションも基本的にはボクスターと同一で、フロント/リアともにストラットであるが、このフロントサスペンションは新たにアルミの鍛造パーツを採用しスチールと同じ強度を保ちながら30%の軽量化に成功している。

さらにケイマンSにはすでに他のポルシェシリーズでも知られているポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメント(PASM)もオプションで用意されている。車高を10mmほど下げ、さらなるスポーツ走行を楽しむことを可能にするデバイスは、ケイマンSをサーキットに持ち込んでも十分に対応できるマシンへと変化させることができる。

もちろんPSM(ポルシェ・スタビリティ・マネージメント)は標準だが、この日のテストではコーナリング時における介入を控え目にし、よりドライバーオリエンテッドでスポーティな走行を可能にするファインチューニングが行われたことを紹介していた。

もちろんこのケイマンSは「S」を標榜する以上、ポルシェの売りであるブレーキにも十分な配慮がなされている。標準のブレーキディスクに対してオプションでポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキが用意されるが、このディスクと組み合わされるアルミ製キャリパーにはイエローの塗装が施される。

また、ケイマンSからポルシェは最新のタイヤを選択している。ミシュランとの共同開発による新しいタイプはフロントがわずかに広がって235/40ZR18、そしてリアには現行の他モデルと同じサイズの265/40ZR18が採用されている。このタイヤは2004年のボクスターSの時代と比べて重量は5%軽量化され、ドライ時のブレーキ性能が4%向上し、回転抵抗は6%低減されている。

ところでさらにこのケイマンのスペックを見ると空車重量が1340kgとボクスターS(1420kg)あるいはボクスター(1370kg)よりも軽くなっていることに気づく。これは単純にソフトトップとその開閉システムを外しただけでなく、この新しいクーペにはスチールを基本としながら、新たにアルミそしてプラスチック素材が採用され、そのスチールとの割合はいまや50対50にまでになっているという。

ちなみに、このケイマンの生産はポルシェ本社シュツットガルトではなく、これまでボクスターがそうであったようにフィンランドのヴァルメット社に委託される。

さて、注目のケイマンSの価格は5万8529ユーロ(約790万円)であるが、このプライシングは見事としか言いようがない。これはボクスターSよりも約6000ユーロ(81万円)高く、そして911カレラと比べるとは約1万8000ユーロ(約243万円)も安い。ふつうに考えるとボクスターSがもっともお買い得に違いない。反対に911カレラは高すぎるようにも思われる。しかし、こうした現実的ファイナンス議論はポルシェエンスージアストの皆さんにはおそらくどうでも良いことなのに違いない。

私の予想ではケイマンはボクスターとは異なる、また911とも一線を画したユーザー像が出来上がると思う。ポルシェのミッドシップスポーツクーペという別の意味でポルシェの走りに期待するドライバー達である。彼らはケイマンSに続く250psのケイマン、あるいは廉価版のケイマンCS(クラブスポーツ)へと広がってゆくだろう。

この意味で第4のモデルプログラムはすでに成功が約束されている。ポルシェの希望的観測によれば2010年までには4万台のカイエンと3万台の911カレラ(この中にはこれから発表される多くのバリエーション、480psのターボ、500psのターボS、そしてGT3などが含まれている)。そして1万5000台のケイマンと同じく1万500台のボクスターで10万台の大台に達することになる。

こうして冒頭に述べたポルシェ社長、Dr.ヴィーデキングの野望は一歩一歩実現へと向かって行くのである。(文:木村好宏/Motor Magazine 2005年8月号より)

ポルシェケイマンS(2005年)主要諸元
●全長×全幅×全高:4341×1801×1305mm
●ホイールベース:2415mm
●エンジン:対6DOHC
●排気量:3400cc
●最高出力:295ps
●最大トルク:340Nm/4400rpm
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:MR
●0→100km/h加速:5.4秒
●最高速:275km/h
※ワークショプで明らかになった欧州仕様のデータ、オプションでティップトロニック5速ATも設定。


単なるボクスターのクーペボディで終わる訳が無いですから
Posted at 2019/11/19 10:41:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2019年11月18日 イイね!

3シリーズと比較するとクワトロの方がお買い得感はあるのかな?

3シリーズと比較するとクワトロの方がお買い得感はあるのかな?【ヒットの法則51】アウディA4 3.2 クワトロとBMW330iを比較試乗して見えたブランドの本質

アウディにはBMWにはない独自の魅力がある。それは一体どこから来るのか。今なお語られることの多いテーマだが、2005年にアウディA4とBMW3シリーズがフルモデルチェンジした際、Motor Magazine誌でアウディA4 3.2FSIクワトロとBMW330iを比較しながらじっくりとそれを検証している。ともに走りに定評のあるスポーツセダンでありながら、その中身は実に対照的。その考え方の違い、そのメカニズムからくる走り味の違いは興味深い。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年7月号より)

純粋な技術オリエンテッドの傾向が強いアウディ
「必要とあらば、すべてのモデルを4WDに進化させる用意はある」、かようなコメントも聞かれるほどに、アウディが誇りとするクワトロシステムを搭載したモデルが世に送り出されてから、今年(2005)年がちょうど25年に当たる。

1980年のジュネーブモーターショーに、「アウディ・クワトロ」と呼ばれるフルタイム4WDシステムを標準装備としたアウディの乗用車の一号車が出展された。「技術のアウディ」なるイメージは、ちょうどこの頃に確固たるものになったと考えてもいいかも知れない。

クワトロシステムの実現は、ポルシェ社から同社の技術部長へと移籍をして来たフェルディナント・ピエヒが1976年の末にスタートさせたプロジェクトが実を結んだもの。 クワトロと同時進行で開発が進んでいた高出力エンジンとの組み合わせが、その後WRC(世界ラリー選手権)の舞台を席巻して行く…という話題はまだ記憶に新しい。

そんなヒストリーが代表をするように、アウディはメルセデス・ベンツやBMW以上に純粋な技術オリエンテッドの傾向が強いように感じられる。例えば、前面衝突によってパワーパックが後退する動きをワイヤーで拾い上げ、それを利用してシートベルトのたるみを巻き取ると同時にステアリングコラムを縮めるという安全ディバイスのプロコンテン(PROgrammed CONtractionTENtion)などは、クワトロシステムとともに「独自技術のアウディ」のイメージを高めるものであった。

しかし、そうした時代から比べると、最近のアウディ車のつくりはむしろオーソドックス化の方向を目指しているようでもある。それでももちろん、ハードウェア上で今なお興味深い部分は残る。例えば、FFをベースとしたクルマでは少数派の、パワーパック縦置きレイアウトはその一例だ。

トラクションをいかに有効に稼ぐかがポイント
A4 クワトロのエンジン/トランスミッションはFR車同様の縦置きレイアウト。エンジンをフロントアクスル前方にオーバーハングマウントし、その後ろにトランスアクスルをドッキング。エンジントルクは一度後方に伝わり、さらに前輪に伝えられる。まるでFRレイアウトに未練を残すかのようなレイアウトを今でも採用し続ける理由は、残念ながら、ぼくには明確にはわからない。エンジンをオーバーハングマウントするがゆえに当然フロントヘビーの傾向が強く、それを「前輪駆動時の優れたトラクション能力確保のため」と解釈することもできるが。

クワトロの場合、トランスアクスルの出口部分=プロペラシャフト付け根位置に置かれるセンターデフに、イニシャル時のトルク配分を50:50に設定したトルセンデフを採用し、75:25から25:75までの間で可変トルクスプリットを行う。後輪側駆動力をスムーズに取り出しやすいということもパワーパックを縦置きとしたひとつの理由とは考えられるが、現在ではパワーパック横置きのフルタイム4WD車も多数存在するから、これもまた決定的な要因とはなり得ないわけだが。

一方のBMW 330iはというと、縦置きされたパワーパックは、まるでキャビンの足元部分にエンジンが食い込むようなほとんど「フロントミッドシップ」のレイアウト。一般的には「Z軸回りのモーメントを減少させることで軽快な回頭性を得るための工夫」と理解されることの多い配置であるが、BMW車の場合、そもそもFRレイアウトのウイークポイントとされるトラクション能力の不十分さを少しでも補うべく、「リア荷重を増やすための手段」としてもこうしたレイアウトを採用している感触が強い。

実際、330iの心臓が発生する最大300Nmというトルクに対しても、トラクション能力が不足という印象はまず感じることはないし、それを証明するかのようにトラクションコントロールシステムが介入するシーンも稀なもの。ただし、それが成り立つのは「乾燥した舗装路上では」という注釈の下であることは付け加えておきたい。ひとたび雨、または積雪路面となったり、ダート路面に踏み込んだりすれば、そこではやはりクワトロシステムによって4輪がガッチリとスクラムを組んだA4のトラクション能力が圧倒的な強みを演じるし、今回の2台でも高速走行時によりリラックスした走りを味わわせてくれたのは、やはりA4の方だった。

走りの質感を求めて凝った足回りを設定
サスペンションシステムは、アウディ A4が4輪ともに一種のダブルウィッシュボーンタイプ。一方のBMW 3シリーズはフロントがストラット式で、リアがダブルウィッシュボーンを形成する5リンク式と、形式的には比べれば特にフロント側がよりシンプルなデザインであるのが特徴だ。

ここには、両者のフロントサスンションに掛かる荷重の大小が大きく関係をしていると推察できる。A4 3.2クワトロの前軸荷重は1トン超。一方、330iのそれは780kgほどと、比べれば実に200kg以上もA4の負担が大きい。この差がA4に「より凝ったフロントの足回りを要求した」とも考えられるし、FFベースながらライバルFR勢に負けない走りの質感にこだわったアウディが、「敢えてこだわりの足を採用した」とも想像できる。

事実、A4は高速時のフラット感の高さではヒケをとらない一方、タウンスピードではむしろしなやかな印象。ただし、比べるとサスペンションが路面凹凸を拾うことによるフロア振動が常にある程度感じられるのが、A4のちょっと惜しい点だ。

完全ニューモデルのBMW3シリーズが、ケース剛性の高いランフラットタイヤを履いてもそれに決して負けることのないボディ剛性感を演じていることを思うと、新型を謳うアウディA4にも「サスペンションの素性の良さをさらに生かすのであれば、よりしっかり感の高いボディが欲しい」というのがぼくの本音だ。

ともに電子制御式の6速AT、新しいミッションを模索?
電子制御式の6速ATというスペックが共通するトランスミッションは、確かにその出来栄えは双方甲乙をつけがたい。ただし、こうしたトルコン式ATとエンジンとのマッチングという観点では、個人的には「A4の方がやや上」とも感じられる。

330iが特別な問題を抱えるというわけではない。が、よりメリハリの効いたパワーフィールの持ち主であるBMWの新しい3Lの心臓には、トルコンスリップから訣別できるMT、もしくは2ペダルMTのSMGとの組み合わせの方が、その美点をより生かしきることができるのではと想像される。

ちなみにアウディでは、A3などパワーパック横置きモデル用にはDSGなる最先端のトランスミッションを設定。縦置きパワーパック車にはトルコンATとともにFFモデル用のマルチトロニックと呼ばれるCVT方式が混在し、ひとつのメーカーがまったく異なる3タイプの2ペダルトランスミッションを採用するという複雑な状況を生み出している。

これを、様々な車種に最適なユニットをあてがう「複眼の思想」と見るか、それとも単なる技術進歩の1つの中間過程に過ぎないと見るかは議論の分かれるところだろう。ただし、この件に関して、今でもアウディから明確な将来的ビジョンの声が聞かれないのは、少々気になるポイントだ。

ところで今回の両車の例からも明らかなように、手法は異なっても「これからのガソリンエンジンは直噴方式が主流」という考え方では、アウディもBMWも共通しているようだ。さらに、BMWがバルブトロニックなるスロットルバルブレス技術にまで踏み込んだところは、やはり「エンジン屋の意地」ということでもあろう。

こう見てくると、以前よりは目立たなくなったとは言え、現在でもアウディ独自の技術的フィロソフィは色濃く残っている。それらが巧みにバランスして、メルセデス・ベンツやBMWのFR勢に迫る走りの質感を実現させているのだ。(文:河村康彦/Motor Magazine 2005年7月号より)

アウディ A4 3.2 FSI クワトロ(2005年)主要諸元
●全長×全幅×全高:4585×1770×1430mm
●ホイールベース:2645mm
●車両重量:1660kg
●エンジン:V6DOHC
●排気量:3122cc
●最高出力:255ps/6500rpm
●最大トルク:330Nm/3250rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:4WD
●車両価格:613万円(2005年当時)

BMW 330i(2005年)主要諸元
●全長×全幅×全高:4525×1815×1440mm
●ホイールベース:2760mm
●車両重量:1550kg
●エンジン:直6DOHC
●排気量:2996cc
●最高出力:258ps/6600rpm
●最大トルク:300Nm/2500-4000rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:FR
●車両価格:625万円(2005年当時)
Posted at 2019/11/18 21:59:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | AUDI | 日記
2019年11月18日 イイね!

マザーシャシが悪かった訳じゃないんですよ…

マザーシャシが悪かった訳じゃないんですよ…【スーパーGT】「マザーシャシーは周りに受け入れられなかった」つちやエンジニアリング土屋武士監督が車両変更の真意を語る

スーパーGT(GT300クラス)にマザーシャシーで参戦を続けてきたつちやエンジニアリングだが、来シーズンは不本意ながらもGT3車両に変更することを決断した。

 最終戦もてぎが終わった後、チームを長年応援してくれるサポーターたちの前で涙ながらに車両変更のことを発表した土屋監督。その決断に至った経緯を訊いた。




「MCは周りに受け入れられなかった」土屋武士監督が来季車両変更の真意を語る

執筆: 吉田知弘
2019/11/16 13:12

2019シーズンいっぱいでマザーシャシーの使用を一旦取りやめ、来季は別のマシンで参戦することを宣言したつちやエンジニアリング。土屋武士監督が、その決断に至った経緯を語った。
 スーパーGT(GT300クラス)にマザーシャシーで参戦を続けてきたつちやエンジニアリングだが、来シーズンは不本意ながらもGT3車両に変更することを決断した。

 最終戦もてぎが終わった後、チームを長年応援してくれるサポーターたちの前で涙ながらに車両変更のことを発表した土屋監督。その決断に至った経緯を訊いた。

ホッピーさんの「来年クルマを変えよう」の一言がきっかけ
「今年の体制発表でも話した通り、応援してくれるみんなにリザルトを持って帰るシーズンにしたいと公言してスタートしましたが……フタを開けてみれば過去最低の成績でした」

「正直、自分でもどうして良いか分からない状態になって……。どうしようかと考えていたところに、ホッピーさんから『クルマを変更しよう』と言っていただいたのが、大きなきっかけでした」

 そう語った土屋監督。ウエットコンディションでのレースとなった第7戦SUGO。予選では3番グリッドを獲得するも決勝では天気に翻弄され28台中27位という結果に終わった。そのレース後にメインスポンサーであるホッピーから、来季に向けた車両変更の提案があったという。そこから急速に話が進んでいき、実際には最終戦もてぎの前の段階で車両変更が決定したとのことだ。

 改めて車両変更を決断したひとつの要因として、ドライバーや応援してくれる仲間たちを、これ以上ガッカリさせたくないという想いがあったと土屋監督は語った。

「やっぱりドライバーたちが可哀想なんです。あと、応援に来てくれている仲間たちも、みんなガッカリして(サーキットから)帰っていく姿を何度も何度も見ていました。それも非常に心苦しいところがありました」

「ドライバーたちに可哀想だというのと、応援してくれている人たちに申し訳ない。これがメインの理由です。それを提案してくれたのがホッピーさんでした」

水面下で進む“第2世代のマザーシャシー導入”と、そこで起きている“問題”
 さらに土屋監督は、もうひとつの理由があると語った。

「マザーシャシーのジェネレーション2(次世代マシン)の話を進めていかなければいけない中で、現状でそれが止まってしまっている状況にあります」

 2014年途中に開発着手が発表され、2015シーズンからスーパーGTの舞台で活躍するマザーシャシー。早くも導入5年目を迎え、水面下では次世代マシン『マザーシャシー ジェネレーション2(以下、MC Gen2)』の導入に向けた動きが始まっているという。

 ただ、そこでネックになっているのが現在のGT300クラスで大半を占める『GT3勢』とのバランスをどう取るかだ。

「エンジンだったりシャシーだったり(問題は)色々あって、今のGT3車両との車体の重量差をはじめ色々な部分で(条件を)合わせられないかと、各チームからも話がありました」

「その中でもマザーシャシーは“モノづくり”という部分がしっかり活かされなければいけないし、コストがかからないものでないといけない。それは日本のレーシングカー/レース産業というところに対して(MC Gen2でも)非常に重要な部分です。しかしそれに対する話し合い、特にMC Gen2に関しては、GTAの中で止まってしまっています」

 そう語った土屋監督。現行のマザーシャシーでも十分に戦っていけるという手応えはあるものの、徐々に増している“規制”を含め、風当たりが厳しくなってきているという。

「現状でも十分マザーシャシーでもいけるとは思いますし、今年は富士では速さを見せられました。でも、あの時はBoPの車体重量が1120kg(通常は1150kg)だったからということと、ロングレースの場合はタイヤ無交換作戦の効果が出てきやすい部分があるので、そこが大きく影響しました」

「ただ、僕たちがポールポジションを獲ったり速さを見せていくと、GT3を使っているチームから『マザーシャシーにもっと規制をかけよう』という話がたくさん出てきました」

「僕はスポーツマンシップに則って、現在のレギュレーションにしてもBoPにしてもリスペクトしながらやってきました。しかし、今後リザルトを獲るため行動を起こすとなると、本当に心苦しいですけど……マザーシャシー(での参戦)を諦めるしかないというのが現状です」

 マザーシャシーの強さが際立ったのは土屋監督もドライバーとして参戦していた2016年。ヨコハマタイヤと開発を進め、“タイヤ無交換作戦”を確立し、その結果シーズン2勝を挙げてシリーズチャンピオンを獲得した。

 昨年からマザーシャシーのBoPウエイトの数値がプラス50kgに変更されたが、土屋監督はチャンピオン獲得の要因は“マザーシャシーのパフォーマンスが高いから”ではないことを強調した。

「今のGT3車両に優位性があるのも、タイヤ開発が進んできたからなのです。クルマとタイヤのマッチングがうまく噛み合った時に圧倒的な優位性が生まれる……これはスーパーGTのGT300クラスでは昔から変わらないことです。だから僕はマザーシャシー(の特徴)を活かしたタイヤ開発をいち早くやったので、2016年にチャンピオンを獲ることができました」

「また2016年は、GT3車両がたくさん新型車になって足踏みをしていたシーズンでした。そこを突いて僕たちはチャンピオンを獲ることができました」

「その後BoPのウエイトが50kgになって、富士以外では非常に苦しい状況でした。特にウエット路面はクルマの特性上、非常に辛かったです」

「MC Gen2の話が進んでいない状況で、このまま他のチームに言われて(現行のMC車に)規制がかかると、もっと苦しむことは目に見えています。経営的な観点から見ても、このままやっていくのは非常に辛いという部分がありました」

「マザーシャシーはエントラント全体から受け入れられなかったクルマ」
 このようにマザーシャシーの継続使用を断念する経緯を語った土屋監督。結果的に“周りから受け入れられなかったクルマ”とだったと、悔しさを噛み締めていた。

「今のマザーシャシーに関しては、良い思い出もありますけど、一番最後の思い出があんな形で終わってしまったというのが……悔しすぎます。最終戦が終わった後もずっと(悔しくて)寝れませんでした」

「現行のマザーシャシーというのはエントラント全体が受け入れなかったクルマだと感じています。それに対してMC Gen2はみんなが受け入れてくれるクルマにして生まれなければいけないと思っています。もう2度とこんな思いはしたくありません」

「せっかく、(マザーシャシーは)職人を育ててくれるクルマだったはずなのに、それがみんなに潰されてしまった。日本の社会問題のひとつでもある“職人が生きていく環境をどんどん潰している”状況がここでも起きていると思います」

「僕の価値観としてはこのレースという舞台は職人を育てる環境でなければならないと思っています。でも、その価値観はみんなに殺されてしまった……これが現実です。なので、“職人 土屋武士”は今のレース業界に殺されてしまったと自分は捉えています。だからこそ、自分は職人が生きられる世界をちゃんと作りたいと強く思っています」

「一緒にやっている他のチームも含めて全体で考えていって、そこでの総意のもとに新しいマザーシャシーが生まれて欲しいなと思っていますし、そこに僕も尽力していきたいです」

2020年、つちやエンジニアリングの新たな挑戦
 そして2020シーズン。つちやエンジニアリングはGT3車両を使う予定だという。具体的な車種はまだ明らかにされていないが、土屋監督の中ではどの車両にするのか決まっているようだ。

 GT3車両で戦う2020シーズンは、“若い職人を育てる”ことをテーマに掲げてきたつちやエンジニアリングのチーム力を証明したいと力強く語った。

「ポールポジションを獲っても、速く走っても、全て『マザーシャシーが速いから』という一言で片付けられていましたが、今度は同じGT3車両を使って、完全に再現できるかわからないですけど、マザーシャシーを使っていた時と同じことができるようにチャレンジしたいと思っています」

「もし同じことができれば『人の技術、職人の技が強さの秘訣だったね、マザーシャシーが速かったわけではなかったね』ということを証明できるはずです。僕はそれを実現したいなと思っています」




GT300 用マザーシャーシの提案


うまくいかないね…
Posted at 2019/11/18 21:55:43 | コメント(0) | トラックバック(1) | 自動車業界あれこれ | 日記
2019年11月18日 イイね!

よくなったと言うべきなのか?

よくなったと言うべきなのか?曙ブレーキ 継続企業の前提に関する注記の記載が解消

曙ブレーキ工業は、取引先金融機関からの支援と、ファンドからの総額200億円の払い込み手続きが完了したことなどから「継続企業の前提に関する注記」の記載が解消されたと発表した。

同社は2019年3月期連結業績で、当期赤字182億円を計上するなど、業績が悪化したことから事業再生ADR(裁判外紛争解決)による事業再生計画を検討してきた。9月18日の債権者会議で全取引先金融機関が総額560億円の債権放棄を含む事業再生計画案に同意したことから事業再生ADR手続きが完了した。増資を引く受けた再生ファンドからの総額200億円の払い込みが完了した。これによって継続企業の前提に関する注記の記載が解消された。

また、同社の2019年4-9月期連結業績は売上高が、日本、北米の受注減少や中国での生産が減少したため、前年同期比19.0%減の1023億円、営業利益が同30.4%減の17億円となった。当期利益はにリコール関連損失78億円を計上したことに加え、取引金融機関からの債務免除益431億円の特別利益を計上し日本を中心とした固定資産の減損損失240億円や、事業構造改善費用12億円などの特別損失を計上したことから96億円となった。
Posted at 2019/11/18 21:48:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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何シテル?   09/02 19:28
初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

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