2019年11月17日
”6輪F1”ティレルP34が鈴鹿サーキットを走行。サウンド・オブ・エンジンが開催
2019年の鈴鹿サウンドオフエンジンが初日を迎え、鈴鹿サーキットに懐かしの名レーシングカーが多数集結。ファンの前でそのエンジンサウンドと走りを披露した。
鈴鹿サウンドオブエンジン初日の11月16日(土)は、「たいれる6輪」の愛称で知られるティレルP34をはじめ、往年のF1マシン、Group Cカー、1960年代の日本のモータースポーツ黎明期を駆け抜けたスポーツカー、WGPマシンなど100台以上が鈴鹿サーキットに集結し、デモランやデモレースを開催。ファンの前で懐かしの走り、懐かしのエンジンサウンドを披露した。
中でも一番人気だったのはやはりティレルP34。1976年にデビューしたこのF1マシンは、空気抵抗を減らす目的でフロントタイヤに小径のモノを採用し、さらにグリップダウンを補うために2輪増やして6輪とした異色のマシン。当時日本ではスーパーカーブームの真っ只中で、同年富士スピードウェイでF1が日本初開催(F1グランプリ・イン・ジャパン)されたこともあり、今でも記憶に残るマシンとして有名だ。
グリッドウォークでは人だかりでマシンが見えないほどの大人気。そしてティレルP34がコースインして走行を始めると大きな拍手が湧き上がるほどだった。
ドライブを担当したのは、ミナルディの名手として活躍したピエル-ルイジ・マルティニ。ティレルP34の魅力に取り憑かれたマルティニは現在ティレルP34のコレクターとして有名で、複数のP34を所有。そのうちの1台を鈴鹿サーキットに持ち込み、自らのドライブでファンの前でその走りを披露した。
「飾るだけではかわいそう。F1マシンは走ってこそ意味がある」とマルティニ。それを日本のファンの前で実現した形だ。
レジェンドF1マシンは、他にも1981年のアルファロメオ179Cや1981年のロータス88Bなど11台が参加。Group Cは6台、60年代レーシングカーは22台、WGPマシンは3台。他にもFL500やHistoric Formula Resister、MOTORCYCLE HERITAGEなど多数の走行イベントに加え、グランドスタンド手前のGPスクエアではレジェンドドライバー・ライダーによるトークショーも行われた。
鈴鹿サウンド・オブ・エンジンは17日(日)も引き続き開催される。
Posted at 2019/11/17 01:13:02 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2019年11月17日
「BRIDGESTONE」ならぬ「FULISITONG」、ブリヂストンが中国で商標権侵害訴訟に勝訴
ブリヂストンは、中国の大手タイヤメーカーである水滸タイヤ社との商標権侵害訴訟に勝訴したと発表した。
ブリヂストンは2018年6月、同社の登録商標である「BRIDGESTONE」および「普利司通」に類似した「FULISITONG福力思通」を使用してタイヤを生産・販売した水滸タイヤの行為は、商標権侵害に該当するとして提訴。その結果、2019年5月に水滸タイヤに対して、侵害行為の中止、損害賠償金約330万元(約5280万円)の支払いを命じる判決が下され、今回、判決が確定した。
Posted at 2019/11/17 01:08:26 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2019年11月16日
Posted at 2019/11/16 23:26:19 | |
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G4 2.0i アイサイト | 日記
2019年11月16日
OKI:SUBARUと人が介在する作業支援システム実現に向けた実証実験を開始
OKIは、映像とカメラにより生産現場での作業ミスのゼロ化を支援する「プロジェクションアッセンブリーシステム(注1)」を自動車生産現場の作業支援に応用した「Projection Complement System(PCS)」の実現に向けた実証実験を、SUBARU群馬製作所の大泉工場で11月13日より開始した。「プロジェクションアッセンブリーシステム」をSUBARUのFAシステム(注2)と連携させ、同社の製造工程において人が介在する作業を支援するシステムの実現を目指す。
フォレスター、レヴォーグなどのSUBARU車の生産を担う群馬製作所のなかで、大泉工場は、自動車用エンジン、トランスミッションの製造を行っている。これらの製品は、自動車を構成するパーツのなかでも特に高い品質と耐久性が求められており、加工・組立工程の後、外観検査、運転検査などの工程を経て完成車工場へ出荷される。これらの工程においては、重要箇所や重要パーツの指差し確認が欠かせないが、OKIでは、高い品質や精度を保ちながら作業員の負荷を軽減する仕組みづくりが急務となっていた。
今回の実証実験にあたっては、製造現場における組立作業ナビゲーションとして実績のある「プロジェクションアッセンブリーシステム」をSUBARUのFAシステムと連携させ、指差し確認など、人が介在する作業を支援するシステムとして活用することを目指している。「プロジェクションアッセンブリーシステム」は、OKIのIoT活用工場ソリューション「Manufacturing DX(マニュファクチャリング・デジタルトランスフォーメーション)」による現場変革ソリューションのひとつで、製造現場においてプロジェクターによる的確な作業指示を行うとともに、画像センシングにより作業実績をデジタル化するなど、現場の作業を支援するシステムとして、多くの実績を保有する。
「プロジェクションアッセンブリーシステム」をFAシステムと連携させたPCSにより、たとえば、指差し確認箇所や作業手順をプロジェクションマッピングにより作業対象のワークそのものに直接投影することが可能になる。これにより作業員は、車種や型式により多数のバリエーションが存在する工程においても、一問一答形式で抜け漏れなく、かつストレスなく確実に、手順を消化できると期待される。また、PCSで取得した作業実績データは、作業員が作業を実施した証跡となるだけでなく、可視化により「作業時間のばらつき具合」や「作業手順における問題個所」の特定への活用など、高い品質の維持と作業員の負荷軽減への効果が期待される。
OKIはSUBARUの大泉工場において、PCS活用の実現性評価・検証を同社と共同で進めていく。SUBARUは、本実証実験による評価・検証結果を踏まえ、製品の組立工程や確認工程を中心に、人が介在して作業を行う生産現場での作業支援・作業補完による業務効率化を視野に、さらなる検討を進めていく。
OKIは、SUBARUの取り組みに寄与するとともに、本実証実験によって、これまで培った現場変革のためのノウハウや技術をさらに発展させ、「Manufacturing DX」を構成するソリューションのさらなる拡大を目指す。
注1:プロジェクションアッセンブリーシステム
OKIのIoT活用工場ソリューション「Manufacturing DX(マニュファクチャリング・デジタルトランスフォーメーション)」による現場変革のソリューションのひとつで、製造現場においてプロジェクターによる的確な作業指示と、画像センシングによる作業実績のデジタル化による作業支援システムとして、多くの実績を保有しています。
注2:FAシステム
工場における生産工程の自動化を図るシステム。
Posted at 2019/11/16 10:18:33 | |
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富士重工 | 日記
2019年11月16日
次期型 BMW M3のリアエンドが見えた 現行M3 CSを上回る性能を目指す
現行より軽量でパワフルに
text:Greg Kable( グレッグ・ケーブル)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
次期型BMW M3は2020年に発表予定だが、BMW専門ショップのフェイスブック・アカウントに、次期M3の写真がアップされた。偽装のない姿を目にするのは今回が初めてだ。撮影された写真は製造ライン上のようで、今まではっきりしていなかったデザインを確認できる。
写真から判断すると、標準のG20型BMW 3シリーズからの変更点は、トランクリッドのスポイラーにワイドフェンダー、黒いプラスティック製のバンパー下トリムなど。トランクリッド自体のデザインも変更されているようだ。
M3定番の太い4本出しマフラーも付いている。大型のリアディフューザーが装着されるはずだが、それはまだ取り付けられていないようだ。
われわれも期待を寄せる次期型のM3には、3.0L直列6気筒ツインスクロールターボ・エンジンを搭載。大幅にアップデートを受け、最高出力は500ps程度まで高まると考えられる。
BMWの取締役会会長、ハラルド・クルーガーは、2018年のパリ・モーターショーでM3の開発が進んでいることを認めていた。詳細に触れることはなかったが、BMWのエンジニアの話では、現行のM3 CSの460psを上回るパワーを目標としているという。
追加となる馬力は、M4 GTSに採用されている水噴射システムなどによって獲得する模様。シリンダー内の温度を下げ、燃焼効率を高めることが可能となる。パッケージング上の障害もあったと思われるが、既に克服されたのだろう。
ハイブリッドを搭載しない最後のM3
水噴射システムの搭載に伴う車両増は最小限。1585kgのM3 CSより軽量化するという目標の足かせとなる可能性も低い。ルーフパネルなどをカーボンファイバー製の軽量なものに置き換えるだけでなく、G20型3シリーズの基本骨格の軽さも貢献している。
搭載される4輪駆動システムは現行のM5との共通性が高い。だが、車重の増加や機構の複雑さ、コストなどの面で、ハイブリッドを含む電動化技術の導入は見送られている。
一方で2020年に発表となる次期型M3は、電動化技術を搭載しない最後のM3となるようだ。BMW全体での二酸化炭素排出量を減らす目標達成の優先度から、避けられないのだろう。
パフォーマンスの具体的な情報は明らかではない。それでも軽量でパワフルになる新しいM3は、現行型M3 CSの0-100km/h加速3.9秒を上回る鋭さを得ることは間違いなさそうだ。
トランスミッションは6速MTか8速ATがラインナップされるだろう。ローンチコントロール・システムも内蔵し、スタートダッシュの性能は引き上げられるはず。
次期型M3は、高張力鋼とアルミニウムを適材適所で用いた、新プラットフォームのCLARストラクチャを採用。優れたボディ剛性も獲得する。BMW 3シリーズが、クラス最高のパフォーマンス性能を獲得している理由でもある。
M3にはアップグレードされたサスペンションと、より幅の広いトレッドが与えられる。ダイナミクス性能を向上させるにあたり、エンジニアが既に得ているアドバンテージは高い。
次期型が現行に負けるようじゃ困るんですけどねw
Posted at 2019/11/16 10:13:09 | |
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BMW | 日記