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2020年04月20日 イイね!

PDKも進化してるのかな〜他メーカーは多段ATに帰るけどポルシェはPDKに拘って欲しいな

PDKも進化してるのかな〜他メーカーは多段ATに帰るけどポルシェはPDKに拘って欲しいなポルシェ 911ターボS 新型、最新のエアロダイナミクス技術を採用…最高速330km/h

ポルシェは4月15日、新型『911ターボS』(Porsche 911 Turbo S)に、「ポルシェアクティブエアロダイナミクス(PAA)」など、最新のエアロダイナミクス技術を採用した、と発表した。

◆3つのアクティブエアロシステム

新型911ターボSは、現時点での新型『911』(992型)シリーズの頂点に位置する高性能モデルだ。新型の「アダプティブエアロダイナミクス」には、フロントの制御式クーリングエアフラップが含まれており、大型のリアウイングは、さらに大きなダウンフォースを獲得するように設計された。

フロントの制御式クーリングエアフラップに加えて、可変式フロントリップスポイラー、伸縮&角度調整式リアウイングという3つのアクティブエアロシステムが採用されている。フロントバンパーには、ブラックのエアブレードが備わり、エアロダイナミクス特性を最適化する。水平方向のエアインテークは、左右に設けられたアクティブエアインテークフラップによって、必要に応じて空気を効率よく供給し、最適なエアロダイナミクス特性と冷却性能をもたらす。

最新のポルシェアクティブエアロダイナミクス(PAA)も採用されており、ウェットロード状態での走行安定性を高めるために、空力バランスをリアアクスル方向に移動する「ウェットモード」機能と、フルブレーキング時に高い抗力と大きなダウンフォースを生み出すエアブレーキ機能が導入された。PAAは、スライディングルーフやコンバーチブルトップが開いている時に、車両周囲の空気の流れを最適化するためにも使用される。

再設計された空気圧展開式フロントスポイラーと大型リアウイングにより、ダウンフォースが15%強化された。パフォーマンスポジションの最大ダウンフォース(スポーツプラスモード時)は、約170kgになるという。

◆大幅にワイド化されたボディ

強化されたドライビングダイナミクスに合わせて、大幅にボディサイズが拡大された。フロントアクスル上部では45mmワイドになり1840mmに、リアアクスル上部では20mmワイドになり全幅が1900mmとなる。トレッド幅の変更、エアロダイナミクスの改善、サイズの異なる新しいタイヤ構成によって、俊敏性とスポーツ性を向上させた。トレッドはフロントを42mm、リアを10mmワイド化している。

専用のフロントマスクには、よりワイドなエアインテーク、デュアルフロントライトモジュール、ダークインサート付LEDマトリックスヘッドライトを装備する。エアインテークを組み込んだリアウイングセクションは、新型の流線型ボディを強調する。ハイグロスブラックのターボスタイルの角型テールパイプも採用された。

◆最大出力は従来型を70ps上回る650ps

3.8リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンを、2つのVTG(可変タービンジオメトリー)ターボで過給した新ユニットを搭載する。新エンジンは、新型『911カレラ』のエンジンがベースだ。完全に再設計された給気冷却システム、電動調整可能なウエストゲートフラップを備えた対称レイアウトの新しい大型VTGターボチャージャー、応答性や出力、トルク特性、エミッション挙動、吹け上がり性能に関する車両の特性を大幅に改善するピエゾインジェクターが採用されている。

この新しい6気筒エンジンは、新設計のエアインテークシステムによって吸気される。そのために、処理空気と給気冷却の経路が、入れ替えられている。処理された空気の一部は、リアサイドセクションの特長的なターボエアインテークを通って流れる。リアフェンダーに備わるエアフィルターの前方にも、リアリッドグリルを通る2つの別のエアフローが組み込まれた。

全体の断面積が大きく空気抵抗の小さな4つのエアアインテークを備えており、エンジンの効率を向上させる。可変タービンジオメトリーを備えて対称に配置された2つの大型ターボチャージャーが、従来型のパーツに代わり、コンプレッサーとタービンホイールは反対方向に回転する。タービンホイールの直径はプラス5mmの55mmに、コンプレッサーホイールの直径はプラス3mmの61mmに、拡大された。ウエストゲートフラップは、ステッピングモーターによって電気的に制御される。

これらの新技術の結果、最大出力は従来型を70ps上回り、650psを獲得した。最大トルクは5.1kgmプラスの81.6kgmを引き出す。

◆0~100km/h加速は2.7秒

強化された4WDシステムの「ポルシェ・トラクション・マネジメント(PTM)」によって、最大で51kgmのトルクがフロントホイールに伝達される。標準装備の新世代「PASM」シャシーも、さらにスポーティに改良された。ポルシェによると新型では、より迅速かつ精確に制御されるダンパーが、ロール安定性、ロードホールディング、ステアリング挙動、コーナリングスピードのダイナミクスに大きなメリットをもたらすという。

トランスミッションは、ターボ専用の8速「PDK」(ポルシェ ドッペルクップルング)。0~100km/h加速は、従来型を0.2秒短縮する2.7秒で駆け抜け、最高速は330km/hに到達する。0~200km/h加速は、従来型を1秒短縮する8.9秒、としている。
Posted at 2020/04/20 21:52:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2020年04月20日 イイね!

無理矢理開催になるのか?

無理矢理開催になるのか?VLNニュルブルクリンク耐久シリーズが強引に6月開幕目指す!? 罰金刑や隔離の障害も

 4月15日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が記者会見において、新型コロナウイルス感染拡大防止のため8月31日までの大型イベント開催禁止継続を発表した。しかしその翌日の4月16日、ニュルブルクリンクを舞台に争われるVLNニュルブルクリンク耐久シリーズの主催者が「6月27日に予定どおり開幕するコンセプトで尽力している」とSNS上で声明を発表した。ただ、これには多くのハードルがありそうだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、モータースポーツ界では多くのシリーズが序盤戦の延期や中止を強いられているが、ドイツでは早期開幕を目指したカレンダーを発表していた。ただ、4月15日にドイツとベルギーでは、8月31日までの大型イベント開催禁止が発表され、関係するオーガナイザーはカレンダーの再構築を強いられている。

 そんななかで発表されたVLNの声明だが、その裏には9月24~27日に予定されているニュルブルクリンク24時間レース開催を実現するべく、その準備レースとしてのVLNをなんとしてでも開催をしたいという意向が見え隠れする。ただその意志は理解できるものの、いくつも大きなハードルがありそうだ。

 強引に6月に開催した場合でも、プレシーズンテストの際と同様にパドックやスタンドへのファンの立ち入りを禁止する方向で意見交換がされていると考えられるものの、ニュル24時間レース前のVLNには160台前後が参加する。ニュルのピットやパドックは他のサーキットよりもやや広い作りとなっているとはいえ、1ピット内に4~6台が入庫するため、ピットの出入口の扉を常時全開にするとしても、数多くのチーム関係者やドライバーでピット内、前後のエリアには人が多く集まることから、もしも感染者がいた場合にはクラスター発生の危険性が高まる。

 また、ニュルがあるライン・プファルツ州の新型コロナウイルス関連の罰金刑には、イベントの参加禁止をはじめ、多くの項目が該当することから、もしも州警察が巡視のためにサーキットを訪れた場合には、かなりの人数が罰金を科される可能性も出てくる。

 さらに州は観光客用の宿泊施設の稼働も認めておらず、もしも州の許可を得ずに顧客に宿泊施設やキャンプ場等を提供した場合は、ライン・プファルツ州では宿泊施設に2500~5000ユーロ(約30~60万円)の罰金が科される。

 また旅行禁止令も出ているため、旅行者にも250~1000ユーロ(約3~12万円)の罰金刑が科されることになってしまう。果たして参加チームの宿泊施設が確保できるのか、という問題も出てくるほか、アマチュアチームやドライバーの“趣味”として“観光”目的と捉えられるのか、プロチームの“仕事”としてのレース参戦の線引きを市町村や州・国、警察の関係者がどう判断をするのか、という点でも容易ではない。

 VLNには近隣諸国から参戦するチームやドライバーも多いが、引き続き国境が閉鎖されているため、実質的にはそれらの外国人の参加は不可能となる。また、海外から飛行機でドイツに入国するには2週間の隔離が義務づけられていることから、日本やアメリカ等、海外からどうしても参加したい参戦希望者は、2週間以上の時間と費用の余裕を持って渡航を計画しなければならないだろう。

「感染防止と安全は絶対的に、何よりも優先すべき点だ」とVLN主催者側は強調する。今後の新型コロナウイルス感染者数の移行や情勢によって、緩和策が取られる可能性もなきにしもあらずだが、もしも実際に6月に予定通りに開催を目指すのであれば、市町村や州、国の各機関の承諾を得る等、解決すべき問題が山積みとなりそうだ。6月ならばすでに約2カ月後に迫るとあり、早急な対応が迫られるだけに、今後の動向や進展に注目したい。
Posted at 2020/04/20 21:07:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月20日 イイね!

ホントにアメリカで売れてんだな〜

ホントにアメリカで売れてんだな〜スバル4車種、最優秀ファミリーカー賞に輝く…米国の子育て支援メディアが選出

SUBARU(スバル)の米国部門は4月14日、『フォレスター』など4車種が、「ペアレンツ・ベスト・ファミリーカー・オブ2020」を受賞した、と発表した。

この賞は、米国の子育て支援メディアの『PARENTS』(ペアレンツ)が毎年発表しているもの。米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)から5つ星の総合安全性評価を受けた乗用車、SUV、クロスオーバー、ミニバンを対象に、独自のテストを行い、ファミリー層に推奨できるベストな車をカテゴリーごとに選出する。

同メディアが独自に行うテストは、チャイルドシートやジュニアシートの取り付けのしやすさに加えて、後席に9歳の子どもを乗せた状態で、ブレーキやハンドリング性能などをチェックする。エンターテインメント装備も選考対象に含まれる。

スバルの4車種が、このペアレンツ・ベスト・ファミリーカー・オブ2020を受賞した。フォレスターは、「ロードトリップに最適な車」に選出。『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』 に相当)は「ベストオールウェザー賞」を受賞した。

また、『クロストレック・ハイブリッド』(日本名:『XVハイブリッド』に相当)が「ベストエコピック」に選出された。3列シート中型SUVの『アセント』は、「ベストファミリー賞」を受賞している。



日本の4倍! 北米で売れまくるスバルの「走り」の実力と見習うべきポイント

 日本のクルマメーカーの中において、異彩を放つスバルは、熱烈なファンが多いことで有名だ。その人気は国内のみならず、海外においても人気があり、特に北米では近年、販売台数を伸ばし続けている。

 例えば、2020年1月-3月の3ヶ月間で、米国でスバル車は、13万591台も売れており、日本市場での同期間の販売台数(3万992台)の4倍以上も売れている。

 ラインアップされているスバル車のほとんどが、2020年ベストリセールアワード※を受賞するなど、スバルの北米でのスバル車人気は、とどまるところを知らない。

 フォードやシボレー、GMといった巨大な自動車メーカーが存在する北米において、比較的規模が小さい日本のメーカーであるスバルが、これほどまでに認められるようになったのは、なぜだろうか。

※米国にあるケリー・ブルー・ブックという車両評価及び自動車研究を行う会社が主催する、新車登録から5年後に最も高い残存価値を持つと予想されるブランドを選出した賞

文:吉川賢一、写真:スバル

【画像ギャラリー】日本未発売の大型SUV アセント&クロストレックPHV

スバルが北米で認められるようになった理由とは?

シンメトリカルAWD

 ここ日本において、スバルといえば、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDを生かした「走りの良さ」をイメージされる方が多いであろう。

 1990年代以降、世界ラリー選手権での活躍によって、インプレッサWRX STIが有名になり、ステーションワゴン流行のきっかけを作ったレガシーツーリングワゴン、GT500でのBRZの活躍など、比較的コンパクトで、走りの良いクルマを作っている、というのが日本におけるスバルのイメージだと思う。

 しかし、北米で売れているスバルの人気車種は、フォレスター、アウトバック、XV、そして、日本未発売の大型SUVアセントといったSUV。

アセント

 実は、北米においてスバルは、SUVブランドというイメージを持たれている。近年北米では、SUVの需要が急激に高まっており、長年販売ランキング上位を独占してきた大型ピックアップトラックに販売台数で迫っている状況。

 スバルは、彼らがもつ「水平対向エンジンとシンメトリカルAWD」といった技術の高さを武器に、世界的なSUVブームに早い段階から参戦し、ラインアップを拡充させていったことで、北米での人気を獲得したのだ。

「良いものは良い」と認める国民性と、公平で信頼のおけるメディアの影響があった

 「自由の国」である北米の人々は、「良いものは受け入れる」という自由度のある国民性をもっている。

 日本や欧州ほど固まったブランドイメージがなく、新規参入メーカーであっても、性能が良くて信頼性があれば、認める、という文化が根付いており、そのおかげもあって、スバル車は徐々に、人気メーカーとなっていった。

クロストレックPHV(日本名XVのPHV車)

 スバルは、北米において絶大な信頼性があるメディア「コンシューマー・リポート(自動車編)」で、2019年2月にトップリコメンド(最もおススメ)に選ばれる、という快挙を達成している。

 コンシューマー・リポートは、北米の人々のクルマ選定において、相当影響を与えているという。信頼性の高いメディアの公平なレーティングが、スバル人気を後押ししている面もあるのだ。

 余談になるが、日本には、衝突試験や安全性に関する試験結果のレーティングはあるが、走行性能や使い勝手といった魅力性能を、コンシューマー・リポートほどに横並びでレーティングするような媒体はこれまでない。

 日本にも、こうした車両のレーティング制度があってもいいのではないか、と筆者は考える。

 良いクルマがどれほどよいのか、逆にどれほどダメなのか、長所短所を指摘されれば、メーカーはクルマをよくしないとならなくなる。

 そうして日本車全体の走りや商品力が上がるならば、大いにありだと思う。

まとめ

 日本で流されているスバルのCMでは、昔ほど、「走りの技術」を売り出していない。

 何となく、「家族のつながりや、思い出を大切にしよう。それをサポートするクルマでいたい」といった、メッセージを持たせている。尖がったファンも大切だが、それだけではダメなことを、スバルは良く分かっている。

 先日、インプレッサスポーツに試乗させていただいたが、出来の良さと、コストパフォーマンスの高さに改めて驚かされた。

 スバルのAWD車に乗れば、そのメカニズムによる走りの高さを、誰でも味わうことができる。それが、より多くの方に伝わって欲しいと思う。

Posted at 2020/04/20 21:04:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2020年04月20日 イイね!

40年以上前のクルマだよ?ストラトスって

40年以上前のクルマだよ?ストラトスってオークションでは5000万円が上限か!? ランチア「ストラトス」の栄光の歴史とは?

■ラリーで勝つことを目的につくられたホモロゲーションモデル

 ランチア「ストラトス」。イタリア語で「成層圏」を意味する、「ストラトスフェラ」を語源とするこの特徴的なスタイルのクルマは、ランチアがWRC(世界ラリー選手権)の制覇を狙って開発を進めたモデルだった。

 ランチアは、それまでフルビアで参戦していたWRCのメインクラスであるグループ4(連続する12ヶ月間に500台以上の生産を必要とする)に、ストラトスで参戦するつもりで開発を進めるが間に合わず、結局、1972年のツールド・コルスで、まずはプロトタイプ・クラスで参加することとなった。

 実際にランチアがストラトスのプロダクション・モデルのセールスを開始するのは1974年になってからの話である。

 プロダクション・モデルとはいえ、その目的はラリー以外にはなかったので、ベルトーネによってデザイン製作されたボディは個性的というよりも、むしろ特異なシルエットにさえ映る。

 3710mmの全長に対して、全幅は1750mm、ホイールベースは2179mmと驚くほどに短く、またトレッドは前後で1433mm、1457mmという数字だ。短く切り詰められたオーバーハングとともに、その姿はまさにコーナリング・マシンそのものともいえる。

 ストラトスの基本骨格は、鋼板製のモノコックで、前後のカウリングを開放すればそのデザインの一端を目にすることもできる。

 リアミッドに搭載されるエンジンは、「ディーノ246GT/GTS」や、フィアット「ディーノ・クーペ&スパイダー」にも搭載されていた2.4リッターのV型6気筒DOHCだ。

 最高出力はディーノには若干劣り、フィアットに対しては若干のアドバンテージがある190ps/7400rpm。組み合わされるミッションは5速MTだが、そのギアレシオは、ラリーユースを考えてクロスレシオ化されている。時代はまだ4WDが全盛を誇る以前であったので、駆動輪はもちろん後輪だ。

 ストラトスは1974年10月に正式にグループ4のホモロゲーション(公認)を取得すると、同年にはやばやとメイクスタイトルを獲得し、翌1975年と続く1976年シーズンを連覇し、3年連続でWRCのチャンピオンシップを獲得した。ストラトスによるランチアのラリー活動は1978年まで続いた。

■極めて貴重なロードモデル仕様のランチア・ストラトス

 ランチア・ストラトスは、オークション・マーケットでも常に熱い視線を受ける存在だ。その理由は、総生産台数がわずかに492台であること。そして多くの個体がラリー用にコンバートされたことで、オリジナルのストラダーレの数がさらに少なくなっていることなどが挙げられる

 1970年代当時に活躍したワークス・マシンは、オークション・マーケットに姿を表せば大きな話題を呼ぶはずだが、美しく当時の仕様で製作されたコンバート・モデルの人気も高い。

 2020年1月に日本で開催されたBHオークションでは、グループ4のコンペティツィオーネ仕様にコンバートされたモデルが、7100万円で落札されている。ストラトス人気、いやその源流たる「サーキットの狼」人気は、いまだ健在なのだ。

 その一方で、先日アメリカのフロリダ州アメリア・アイランドで開催されたRMサザビーズのオークションに出品された、1975年モデルのストラトスHFストラダーレ(ロードモデル)は、50万から60万ドル(約5350万円から6420万円)のエスティメート(予想落札価格)が提示されていたが、売買は成立しなかった。

 もちろんRMサザビーズの目は確かで、出品車は492台のストラトスの中で最後期に生産されたもの(S/N:01976)。ランチアやオートクラブ・イタリアの資料でもオーナーシップはきちんと証明されており、シャシ、エンジン、ボディのナンバリングはもちろん正確にマッチしている。

 長くイタリアにあった後、2015年にカナダへと渡り、ここでオーナーが6万ドル(約642万円)をかけてレストア。さらに2017年にはアメリカのフロリダ州にあるスペシャリスト、カルブ・スポーツ・レーシングが、再度メカニカルなパートを中心にメンテナンスをおこない、新車のコンディションを取り戻しているため、状態はベストに近いはずの車両だ。

 やはり1970年代のスーパースポーツのプライスは、一時と比較して、やや落ち着きを見せてきたということなのだろう。
Posted at 2020/04/20 20:50:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月20日 イイね!

今後もヤマハで4輪が出ることはないのかね

今後もヤマハで4輪が出ることはないのかね【スーパーカー年代記 055】「OX99-11」はヤマハが技術の粋を集めて市販を目指したタンデムのスーパーカー

クルマ好きなら一度は憧れたことがあるだろうスーパーカー。その黎明期から現代までをたどる連載企画。第55回は「ヤマハ OX99-11」だ。

ヤマハ OX99-11(1992-1993年)
日本楽器(当時)の2輪車部門が1955年に独立して創業されたヤマハ。それゆえ、ヤマハというと2輪車をイメージしてしまうが、エンジンをはじめ4輪車に関しても高い技術力を持つメーカーだ。ヤマハの技術力に白羽の矢を立てたトヨタは、1960年代の名車トヨタ 2000GTの開発を依頼し、その後もトヨタの高性能エンジン開発をヤマハが受け持ってきたのは、クルマ好きにはよく知られている話だ。

1985年、ヤマハは全日本F2選手権用エンジンとして2L V6の5バルブDOHC「OX66」を開発して投入。その後もOX77(全日本F3000用)、OX88(F1用の3.5L V8)と進化を続け、1991年にはF1用の3.5L V12「OX99」を開発し、さらにこのエンジンを搭載したスーパースポーツカーを計画する。

こうして1992年5月にロンドンで発表されたのが、「OX99-11」だ。F1用のOX99型エンジンを公道でも走行可能なようにデチューンし、カーボンファイバーとアルミニウム製のハニカム モノコックのシャシにミッドシップ搭載。カウルにはFRPだけでなく、アルミニウム製の叩き出しも用いられるという凝ったものだった。

そのユニークなスタイルのボディをデザインしたのは、GCマシンなどのレーシングカー コンストラクターだったムーンクラフトの「違いのわかる男」由良拓也。風洞実験を重ねてエアロダイナミクスを追求したボディは、フロントセクションは独特のウイングと一体化した形状で、リアウイングなどのエアロデバイスなしに大きなダウンフォースを生み出していた。

ユニークなのはエクステリアだけでなく、インテリアでは前後に二人で乗るタンデムのシート配置(プロトタイプには一人乗りもあった)が特徴的だった。コクピットはタイトで、リアシートの居住性は必ずしも快適とはいえるものではなかったようだ。このあたりは、二輪メーカーらしい発想と言うべきだろうか。

最高速度は350km/h、0→100km/h加速は3.2秒と公称されていたヤマハ OX99-11。生産と販売はイギリスで行われ、1994年には車両価格100万ドル(当時のレートで約1億3000万円)で発売を開始するとアナウンスされていたが、バブル景気の崩壊やヤマハ自体の業績不振などのため、1993年には計画を撤回した。

当時は、ブガッティ EB110やジャガー XJ220、そしてマクラーレン F1など重厚なスーパースポーツカーは次々と登場したが、OX99-11のような動力性能と運動性能の切れ味や俊敏性を求めた、2輪メーカーのヤマハらしい感覚のスポーツカーはなかった。時代の波に翻弄されたが、その存在が日の目を見なかったことは惜しまれてならない。

ヤマハ OX99-11 主要諸元
●全長×全幅×全高:4400×2000×1220mm
●ホイールベース:2650mm
●重量:850kg
●エンジン種類:70度V12 DOHC
●排気量:3498cc
●最高出力:450ps/10000rpm
●最大トルク:40.0kgm/9000rpm
●燃料タンク容量:120L
●駆動方式:縦置きミッドシップRWD
●トランスミッション:6速MT
●タイヤサイズ:前245/40ZR17、後315/35ZR17
Posted at 2020/04/20 20:45:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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