2020年04月29日
ル・マン24時間は『特別』な一戦。9月開催がムリなら、11月まで延期の可能性も
フランス西部自動車クラブ(ACO)は新型コロナウイルスの流行を受けて、FIAや世界耐久選手権(WEC)と協議した上で、ル・マン24時間レースの開催日程を例年の6月から9月19~20日へ延期すると発表した。
ACOのプレジデントであるピエール・フィヨンは、レースが9月に開催できない場合、観客の有無に関わらず11月まで開催日程をずらす用意があることを明かした。
「もし7月末に、当局が『9月開催は不可能だが、10月または11月なら100%可能だ』と我々に言ってきたとしたら、間違いなくそれに従うだろう」とフィヨンは語った。
「我々が慣れ親しんでいる24時間レースとは違うが、我々はプロであり、素晴らしいドライバーが集まっている。昨年は雪の降る中、スパで走ったしね!」
WECは4月初旬に今後の暫定スケジュールを発表。8月15日にスパ6時間レース、9月のル・マンを挟んで、11月21日のバーレーン8時間レースをシーズン最終戦とするとしていた。しかしWECのジェラール・ヌブーCEOは、ル・マンを中心にカレンダーを考えるべきだと話した。
「言うまでもなく、ル・マンは全てのスポーツカー・プログラムの中心的な柱だ」
「”家”を守りたいなら、その大黒柱を守らなくちゃいけない。例えいくらか損害があっても、まずはその部分を守らなくちゃいけないんだ。それが未来を保証することにつながる」
「ル・マンを他の一般的なレースと同じように扱うわけにはいかない。ル・マンは例外的な存在なんだ。だが世界的なプラットフォーム、チャンピオンシップについて話をする時は少し状況が異なる。だがル・マンはル・マンであり、エベレストのようなものなんだ」
フィヨンは、史上初めてル・マンが無観客レースとして実施される可能性は否定できないと話したが、状況は非常に流動的だとも考えている。
「ああ、(無観客開催は)選択肢のひとつだ」と、フィヨンは付け加えた。
「実際、現時点で9月に何が起こるかは誰にもわからない! ツール・ド・フランス やローランギャロス(テニスの全仏オープン)など、フランスでは開催が予定されていた大きなイベントが多くあった」
「問題は、来場者が10万人を超えるイベントを我々が実施できるのかどうかだ。その答えは分からない」
「(エマニュエル・マクロン)大統領のコメントを聞く限りでは、7月半ば以降に何らかのイベントを行なうことができるかもしれないが、ドイツの状況を見ると8月いっぱいは何もできない。ミュンヘンでの大きなイベント(9月19日~10月4日開催のオクトーバーフェスト)が中止されているし、誰にも分からないんだ」
ACOがイベント実施に向けて、どのようなコロナ対策を検討しているのかについて、フィヨンは3つの選択肢を明かした。
「まずひとつは、ファンと共にイベントを実施することが許可された場合だ。おそらくマスク着用などの制約を設けるかもしれない」
そうフィヨンは語った。
「ふたつめの選択肢は、イベントの参加人数を5千人以下にすることだ。テレビ放送には適しているが、観戦したいファンにとっては良くない。そして間違いなく、これは本当のル・マンではない。ル・マンはただのレースではなく、観客全員が体験するものなんだ」
「もう一つは、ル・マン24時間レースの実施が全く不可能というケースだ。言うまでもなく、それが選択肢に残らないことを願っている! しかし、現時点ではその可能性を除外できない」
WEC:ル・マンの“前哨戦”スパ6時間を無観客で開催か。ヌーブCEOが可能性を示唆
WEC世界耐久選手権のジェラール・ヌーブCEOは、新型コロナウイルスのパンデミックによってスケジュールが変更された2019/2020年シーズンを完了させるため、必要な場合は無観客でのレース開催の可能性もあることを示唆した。
昨年9月に開幕したWECの2019/20年シーズンは現在、新型コロナウイルスの影響で実質的な中断を余儀なくされている。当初、シリーズは今週末の4月25日に第7戦スパ・フランコルシャン6時間レースを開催するはずだったが、このスケジュールは8月15日に修正された。
また、その後のル・マン24時間は9月19~20日に、第6戦セブリングの代替ラウンドとなる2度目のバーレーン8時間が第8戦として11月21日に設定されている。
そんななかベルギー当局が8月31日まで大規模イベントを禁止する措置を発表。これによりWECとELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、ふたつのスポーツカーシリーズのスパラウンドは問題に直面することとなった。なお、直後に発表されたWECの声明では、レースの計画はまだ進行中であることが伝えられていた。
その後、ヌーブはEndurance-Infoが行ったファンのQ&Aに対して答え、WECとELMSの両イベントとも規制が残っていれば無観客でレースをする用意があることを認めた。
「現時点ではすべての可能性を考慮したと言うには時期尚早だ」とヌーブは述べる。
「この夏にWECとELMSを非公開で走らせなければならない場合、そうするだろう」
「参加者の安全が保証される限り、この夏のレースに参加できるように、我々のチームはあらゆる機会を利用すべきだと考えている」
ELMSは今月始めにリスケジュールされた暫定カレンダーを発表し、ポール・リカール(7月19日)、スパ(8月9日)、バルセロナ(8月29日)の4レースが今夏に予定されている。
ヌーブは当局の規制動向次第で計画が変わる可能性があることを強調した。実際にヨーロッパの一部の国では新型コロナウイルスの症例数が減少していることから、規制の緩和を行う動きが出始めている。
「いま、私たちは非常に謙虚である必要がある」とヌーブ。
「我々は閉ざされた出口戦略の詳細が明らかになるのを待っており、そのときになって初めて、この夏のイベントどのように運営するかを正確に知ることができるだろう」
「もちろん、もっとも重要な要素はすべての人が安全で健康であり、家にいるということだ」
参戦メーカー数の減少に苦しむDTM。生き残るためにはGT3マシンの採用など、抜本的な対策が必要?
ドイツ・ツーリングカー・マスターズ(DTM)は、参戦メーカー数の現象という危機に瀕している。メルセデスはフォーミュラE参戦にそのリソースをシフトするために、2018年限りでDTMから撤退。2019年にはR-モータースポーツが走らせるアストンマーチンが加わったが、それも1年限りで撤退してしまうこととなり、2020年はアウディとBMWのマシンのみ、合計16台で戦われることになっている。
アウディは、モータースポーツへの関与を変更することを評価していると見られており、2020年以降現在の契約が終了した後にはDTMを離れ、フォーミュラEに専念することを選ぶのではないかとも言われている。
これが現実のモノとなってしまえば、DTMにはBMWの1メーカーしか残らないということになり、シリーズの存続も危ぶまれてくる。
アウディのマシンでDTMに参戦、1990年にはドライバーズタイトルも獲得しているハンス-ヨアヒム・シュトゥックは、DTMがクラス1規定のマシンを使い続けることを諦め、GT3マシンを投入することで、その危機を回避することができると信じている。
「私がDMSB(ドイツ・モータースポーツ連盟)の代表である限り、私のアプローチは次のようなモノだった。『ゲルハルト(ベルガー/DTMの運営団体であるITRの会長)、この素晴らしいプラットフォームのDTMを存続させるためにはどうすればいい? 今のような非常に特殊なマシンを走らせるのは、本当に正しいことなのか? それとも、ある年からマシンを変更して、GT3を使うことはできないか?』というようなね」
シュトゥックはそうmotorpsort.comに対して語った。
「ゲルハルトは、常にそのことについて強く反対してきた。『それは問題外だ。私はBoP(性能調整)は好きじゃない!』と言ってね。しかしその後で、信じられないほど興味深いことが起きた」
「2月の初め、ウォルフガング・ポルシェとゲルハルト、そして私が偶然顔を合わせることがあった。そして、ウォルフガングがこの話題を持ち出したんだ」
「ゲルハルトがGT3の導入について、一貫して否定的な意見を言わなかった。初めてのことだ。彼は必ずしも(GT3の導入について)前向きなことを言ったわけではない。しかし、彼は耳を傾けた。それは良いことだと思ったよ」
シュトゥックは、GT3を採用すれば、ヨーロッパと日本のメーカーだけが製造する高価な”クラス1”のマシンに頼るのではなく、DTMで様々な車種を走らせることができるようになると考えている。
シュトゥックはまた、ADAC GTマスターズ・シリーズと同じ週末に、DTMがレースを主催するというアイデアを提案。これについては、ベルガーも支持しているという。
「いつかスタートしなければならないシーズンがある」
そうシュトゥックは語った。
「”GTM”の実現について考えるために使う時間がある。どうやって続けていくのか、そしてそれにはいくらかかるのか、特に全てのメーカーが再び議論している」
「これが実現した場合、使える車種は11もしくは12種類になる。そのうち6つか7つを使うことができれば、完全な形になるだろう。そして、ステファン・ラテル(SRO/GTワールド・チャレンジ・ヨーロッパの運営団体)を通じてBoPを取得するのは、何か問題になるのだろうか? それは時代の流れだ」
「3番目や4番目のメーカーを探すよりも、勢いに繋がる可能性がある。GT3には今、スプリントレースはない。GT3だけでなく、GTEマシンでも実現できるだろう」
WRC:参戦全メーカーは5月31日までテスト禁止。トヨタの2021年型車両開発に影響か
FIAでラリー・ディレクターを務めるイブ・マトンは、WRC世界ラリー選手権に参戦している全ワークスチームにテスト禁止を伝達していると明かした。これにより、2021年に新型マシン導入を予定しているTOYOTA GAZOO Racing WRTの計画にも影響が出ているようだ。
トヨタは2020年内の市販を予定しているGRヤリスをベースとした新型WRカーを2021年のWRCに投入する計画を立てており、2月にはフィンランドで雪上テストを行うなど車両開発を進めている。
しかし、トヨタのほかヒュンダイやMスポーツが拠点を構えるヨーロッパ圏では新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止策として都市封鎖(ロックダウン)や外出自粛/禁止令が出されている地域もある。
ただヒュンダイが拠点を構えるドイツやMスポーツが拠点を構えるイギリスは都市封鎖により活動が制限されているものの、トヨタが拠点を構えるフィンランドはそこまで厳しい対策は行われていないため、テストを行うことは可能とみられる。
しかし、FIAはこれら3メーカーに対し、5月いっぱいのテストを禁止するという伝達を行ったようだ。
マトンはアメリカのラリー専門ニュースサイト『DirtFish.com』に対し、「新型コロナウイルスが引き起こした危機的状況下で、特定のチームがアドバンテージを得るような状況を望んではいない」と述べている。
「そのため、WRCコミッションやWMSC(世界モータースポーツ評議会)に現時点でのテスト禁止を決定するよう依頼した」
「2021年に向けて、トヨタが開発を進めたいという意向を持っているのは分かっている。だが、対する2チームが何を考えているかも分かる。たとえ新型マシン開発のために行うテストでも、そこで集めたデータは現行マシンにも転用でき、結果としてアドバンテージを得られる」
「無観客開催の場合、F1は契約料変更に応じるはず」とスペインGP主催者
スペインGP主催者は、F1の商業権保有者であるリバティ・メディアには、グランプリを無観客で開催する場合、サーキットが支払わなければならない開催権料について再交渉を行う意志があると考えている。
ほとんどのサーキットは、F1レースを開催するために毎年2000万ドル(約21億5500万円)から5000万ドル(約53億8700万円)の開催権料を支払っており、それはリバティとチームの収入になる。しかしサーキットは、開催権料の一部を調達するのにチケット販売に頼っている。
バルセロナ-カタロニア・サーキットのゼネラルマネージャーを務めるホアン・フォントセレは『The Associated Press』に対し、無観客でレースを開催しなければならない場合、イベント主催者の契約に関しては何らかの形で再交渉が行われる必要があることを、リバティ・メディアは“意識”していると語った。
現在、新型コロナウイルス感染拡大のため、スペインGPを含む序盤9戦が延期あるいは中止となり、リバティ・メディアは、新たなカレンダーを作成しなければならない状況にある。できるだけ早くシーズンを始めるため、関係者は、無観客での開催という形をとる可能性を検討している。
「彼らはこれが例外的な状況であることを意識している」とフォントセレは語った。「我々もまったく同じ考えだ。彼らがテレビ放映権やチームのために一部のレース開催を希望する場合、我々の収益が減ることは理解している。今年はそのようになることを彼らは認識しているのだ。我々としても確かにそのように捉えている」
現在のところ、スペインGP主催者は、観客を入れてレースを開催することはまったく視野に入れていない。サーキットは、ホスピタリティ施設からも収益を得るが、無観客レースの場合は、ホスピテリティ施設も無人となる。また、チケット収入以外に得ていた経済的メリットも減少することは確実であり、そういう意味でも、契約内容の見直しは必要であると、フォントセレは主張する。
「カタロニア州政府がF1に投資をしているのは、我々のチケット売り上げのためだけでなく、イベントが国内およびカタロニア州に及ぼす経済的影響のためだ」とフォントセレは語った。
「国内の経済的メリットは大幅に減少することになるだろう。タクシーやホテルが収益を上げられないことになる。そうなると二者間の契約は完全に変わることになる」
スペインGPは地元に1億6000万ユーロ(約186億円)以上の経済効果をもたらす。昨年のレースウイークの観客数は16万人を超えていた。
Posted at 2020/04/29 21:43:34 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月29日
「現代版スーパーシルエット・トミカスカイラインに長谷見昌弘も感動!」LBワークス渾身の魔改造ER34、見参
日産モータースポーツ界のレジェンドとカスタム界のカリスマが対面
心臓部にはL型改3.1Lフルメカチューンを搭載!
1970年代後半、市販車ベースで改造ほぼ無制限のレース“スーパーシルエット(シルエットフォーミュラ)”が走り屋達を虜にした。
そしてこのレースをきっかけに、街中にはシルエットフォーミュラ仕様を模した街道レーサー達が溢れかえるわけだが、その渦中にいたのが、カスタム界のカリスマ的存在であるリバティーウォーク代表の加藤代表だ。
これまで昭和をテーマにしたカスタムカーを毎年製作し、ケンメリ、S30、サバンナRX-3、ランボルギーニミウラ、フェラーリ308GTB…と、独自の発想からネオ街道レーサースタイルを確立。その最新作にして究極系が、東京オートサロン2020でデビューしたスーパーシルエット仕様のER34だ。
スタイリングは、当時のDR30スカイラインをほぼ完璧にオマージュしながらも現代的な味付けをプラス。トミカスカイラインに採用された赤+黒の色合いにも拘り、おっさん世代からも高い支持を受けた。
リバティーウォークの加藤代表が、ER34ベースとしたスーパーシルエットスタイルの構想を思い付いたのは2019年のこと。現車が飾ってある厚木の日産ヘリテージコレクションに見学(計測?)へ行くと、その構想はさらに現実的となる。
実際のところ、現車のサイズは想像以上にワイドで、ER34で再現するにはCG上でDR30と合成してバランスを見ながらイメージ優先で作り込んでいったと言う。
そのためフロント片側+70mm、リヤ片側+100mmというボディサイズは現車合わせで決定。加藤代表の言葉を借りれば「適当に合わせた(笑)」とのことだが、ER34のボディへと見事にバランスさせている。
フロントフェンダーはノーマルフェンダーをベースに、フィンは部分溶接とアルミで製作。ワイド化されている部分は発泡スチロールを削り込んで形状を確認しながら、型を成型してFRPで製作されている。
リヤも同じ製法でワイドタイヤを入れるために現車のフェンダーを加工。前後フェンダーに合わせたサイドステップもバランスさせFRPで製作されている。
ホイールは前後とも11J×18のアドバンレーシングGTをセット。タイヤはオートサロン出展時はスリックだったが、今回はアドバンスポーツの275サイズを組み込んでいる。
アンダースポイラーレスだった当時のリヤビューをそのまま踏襲するのは寂しいとのことから、現代的な大型アンダーディフューザーを用意。リヤウイングは専用品で、サイドから中央のパネルを結合する形状でセンターステーのデザインにも拘った。
エクステリアのみならず“中身”もネオ街道レーサースタイルを表現するために、エンジンマウントを加工してL型の3.1Lフルメカチューンを換装。ソレックス50PHHを装着してセッティングしている。
エキゾーストマフラーも本物にならったサイド出しとし、火を吹くイメージで製作されている。
イエローに塗装されたロールケージが覆い尽くすインテリアも超レーシーな仕上がり。ダッシュボードはFRP製で作り直し、センタークラスターにはアルミパネルに追加メーターをビルトイン。シートはボディカラーにも合わせた赤のブリッドのジータIVを2脚セットする。
今回は、かつてトミカスカイラインと共に伝説を築いた“Mr.スカイライン”こと長谷見昌弘氏を取材現場にお呼びしたのだが、「綺麗で雰囲気あるねぇ。作ってもらって嬉しいよ」と絶賛。これには加藤代表も「作って良かったです!」と子供のように喜んでいた。
「デビュー2戦目の富士は凄かったね。1周目をトップで帰ってくると満員のグランドスタンドが総立ちで迎えてくれたのが印象的だった。みんなレースで走るスカイラインが大好きだったんだよ。マシンはジャジャ馬で、570psのエンジンはストレートは速かったけど扱いは大変だった」と、令和に蘇ったトミカスカイラインを眺めながら長谷見氏。
なお、このER34スーパーシルエットは、あまりの反響の大きさからコンプリートカー販売を行うことが決定。すでに8台もの注文を受けていると言うから、リバティーウォーク人気もさることながら、スーパーシルエット伝説の凄さを改めて実感した次第だ。
●取材協力:リバティーウォーク TEL:0561-51-0001
東京オートサロン2020 その3
Posted at 2020/04/29 21:31:50 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月29日
【訃報】日産をはじめ国内レースでも活躍した名エンジニアのリカルド・ディビラが亡くなる
F1をはじめ数多くのマシンデザインを手がけ、日本のレース界でもエンジニアとして活躍したリカルド・ディビラが病気で亡くなった。享年74歳。
ブラジル出身のディビラは大学て機械工学を学んだあと、同郷で活躍していたウィルソンとエマーソンのフィッティパルディ兄弟が立ち上げた「コパスカー・フィッティパルディ」に加入し、様々なレーシングカーをデザインした。中でも1975年から1977年にF1を戦った際のマシンには自身のイニシャルである「D」とフィッティパルディの「F」を組み合わせた『FD』というマシン名がつけられた。
その後ディビラは、1980年代に入ると他のF1チームに移籍し、ライフ、リジェ、マーチなどで活躍した。2000年以降は日本のモータースポーツ界にも携わるようになり、2004年から2007年に日産がGT500クラスで使用したフェアレディZの開発にも大きく貢献した他、サードや童夢でもエンジニアとして活躍した。
近年ではル・マンのプロジェクトや海外のGT3車両でのレース活動に携わり、特にブランパンGTで活躍したニッサン・GTアカデミーのチームではヤン・マーデンボローや千代勝正とともにレースを戦った。しかし、4月25日に病気によりフランスで亡くなったことが分かった。
デザイナー、エンジニアとしてF1をはじめ様々なカテゴリーで活躍してきたディビラ。心から哀悼の意を表します。
Posted at 2020/04/29 21:25:51 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月29日
どうしてこうなった 他人の家にダイナミック帰宅をかました酔っぱらい、直後にクルマを盗んで同じ家にダイナミック帰宅をキメる
酒に酔った男がクルマの運転操作を誤り、他人の家にダイナミック帰宅をかました後、近くにあったクルマを盗んで同じ家にダイナミック帰宅をかますという事件が、米カリフォルニアで起きました。わけがわからないよ。
事件は米カリフォルニア州マリン郡の中心都市「サンラファエル」のベイエリアにある閑静な住宅地で起きました。深夜2時45分ごろ、自宅で寝ていた被害者が大きな音に驚いて目を覚ますと、家に1台のフォード・マスタングが侵入していました。
家を囲っていた柵を破って突入してきたマスタングに近づいてみると、ドライバーはとても運転ができる状態ではなかったそうで、被害者は犯人が現場から逃げられないようにクルマのキーを奪い、警察に通報するために屋内に引き返しました。
犯人は近くに止めてあった被害者が所有するトヨタ「RAV4」のキーを盗み、現場から逃走しようとしました。しかし、男は再び被害者の家に突っ込みました。後退しようとしたつもりが、そのまま前進したと見られています。
被害者の男性は再びキーを取り上げようとしますが、犯人は運転席で暴れだし、何度か殴られてケガをしたそうです。
その後、現地に到着した保安官が見たのは、2台のクルマが仲良く民家に突っ込んで停まっている姿。どうしてこうなったと言いたくなる光景ですね。
事件を担当した保安官事務所の発表によると、事件当時の犯人は酒に酔っていたそうで、薬物の疑いもあり、事故の責任だけでなく、窃盗や暴行など複数の罪で調査が進められています。
Posted at 2020/04/29 08:56:59 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月29日
スバル インプレッサ、「10代のドライバー向けベストカー」に選出…米メディア
SUBARU(スバル)の米国部門は4月21日、『インプレッサ』(Subaru Impreza)の2020年モデルが、「10代のドライバー向けベストカー」に選出された、と発表した。
この賞は、米国の子育て支援メディアの『PARENTS』(ペアレンツ)が毎年発表しているもの。米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)から5つ星の総合安全性評価を受けた乗用車、SUV、クロスオーバー、ミニバンを対象に、運転免許を取得して間もない10代の子どもを持つ親に推奨できるベストな車を選出する。
同メディアでは、「10代のドライバー向けベストカー」の選出基準として、安全性を重視している。同メディアは、インプレッサの2020年モデルの高度な安全機能や耐久性、標準装備のシンメトリカルAWDなどを評価した。
具体的に同メディアは、「AWDは濡れた路面でのトラクションを向上させる。過去10年間に販売されたインプレッサの97%は、現役」と、インプレッサのシンメトリカルAWDや耐久性を称えている。
また、同メディアは、インプレッサの広い室内空間を評価した。「後部座席を折りたたむと、週末の冒険や大学のスポーツ用品などを満載できる」と、している。
Posted at 2020/04/29 08:54:18 | |
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富士重工 | 日記