2020年09月16日
スバル インプレッサ に2021年型、「SI-DRIVE」を拡大展開 10月米国発売へ
SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは9月3日、『インプレッサ』(Subaru Impreza)の2021年モデルを発表した。10月、米国市場で発売される予定だ。
2021年モデルには引き続き、4ドアセダン(日本名:『インプレッサG4』に相当)と、5ドアハッチバック(日本名:『インプレッサスポーツ』に相当)が、ラインナップされている。
◆ドライバーが車両のスロットル特性を調整できる「SI-DRIVE」
2021年モデルでは、「プレミアム」グレードに「SI-DRIVE」が拡大展開された。SI-DRIVEでは、「インテリジェント」または「スポーツ」モードを選択することで、ドライバーが車両のスロットル特性を調整できる。
インテリジェントモードは、燃料節約のためにアクセルをスムーズに操作するのを支援し、スポーツモードは、パフォーマンスを強調するためにスロットルを調整する。ドライバーは走行条件や個人の好みに合わせて、パフォーマンス特性を自由にカスタマイズできる。
◆最新のアイサイト
2021年モデルには、CVT車に最新の「アイサイト」を標準装備する。自動ブレーキ、レーンキープアシスト、ブラインドスポット検出、リアクロストラフィックアラートなどが含まれる。「STARLINK セーフティプラス」パッケージでは、SOS緊急アシスト、自動衝突通知、メンテナンス通知、車両診断レポート&診断アラートが用意される。
また、「STARLINK セーフティプラス&セキュリティプラス」パッケージは、盗難車両発見サービス、車両セキュリティアラーム通知、リモートロック/ロック解除、リモートホーン&ライトを備えたリモートエンジンスタートを装備する。「STARLINKコンシェルジュ」パッケージは、レストランやホテルの予約、スポーツや劇場イベントのチケットの購入、サービスの予約などが行える。
2021年モデルには、CVT車に後席リマインダーを標準装備した。これは、車両から降りる前、後部座席を確認するようドライバーに警告するものだ。子どもやペットを車内に置き忘れることを防ぐのに役立つ。
◆「SUBARU STARLINK」マルチメディアシステム
室内には、タッチスクリーン付きの「SUBARU STARLINK」6.5インチマルチメディアシステムを標準装備した。アップルの「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」に対応する。燃費情報を備えた多機能ディスプレイも装備される。衝突検出ロック解除機能を備えた自動パワードアロックが、全車に標準装備されている。
また、「スポーツ」グレードには、SUBARU STARLINKの8.0インチマルチメディアプラスシステム、プッシュボタンスタート付きキーレスアクセス、アルミ製ペダル、革巻きステアリングホイール&シフトレバーなどが装備される。インストルメントパネルには、専用のスポーツメーターと多機能ディスプレイが組み込まれた。
この8.0インチマルチメディアプラスには、Wi-Fiホットスポット機能、無線アップデート、近距離無線通信を採用する。ナビゲーションシステムを備えた最上位の8.0インチマルチメディアは、「TomTom」の3年間無料の無線地図更新、3年間無料の「SiriusXM Traffic」付きの音声コマンドナビゲーションが装備されている。
◆2.0リットル水平対向エンジンは最大出力152hp
インプレッサの2021年モデルには、直噴2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載する。米国仕様の場合、最大出力152hp、最大トルク20kgmを引き出す。トランスミッションはグレードに応じて、5速MTまたはリニアトロニックCVTを組み合わせる。
スポーツグレードには、専用チューニングサスペンションや18インチアルミホイールを装備した。「アクティブ・トルク・ベクタリング」も導入する。セダンには、ステアリングホイールのパドルシフトとドライバーがモードを選択できるSI-DRIVEを採用した7速マニュアルモード付きリニアトロニックCVTが標準装備された。5ドアには、ショートストロークの5速MTを標準装備している。
スバル「インプレッサ 2021年モデル」登場! エンジン特性が変更できる「SI-DRIVE」設定拡大
■エンジン特性が変更できる「SI-DRIVE」の設定が拡大
スバルの北米部門は、「インプレッサ」の2021年モデルを発表しました。
インプレッサは、北米で唯一のAWDを標準装備したコンパクトな乗用車として人気を博しており、セダンと5ドアハッチバックがラインナップされています。
インプレッサ 2021年モデルでは、「スポーツ/リミテッド」に従来から標準装備されていた「SI-DRIVE」が、「プレミアム」グレードにも追加され、エンジンのパフォーマンスや制御、効率を最大化することが可能になりました。
「SI-DRIVE」はふたつのドライブモードを備えており、モードによってパワーユニットの特性が変化。ドライバーは運転条件や好みに合わせてパフォーマンスをカスタマイズすることができます。
パワートレインは、152hpを発揮する2リッター水平対向4気筒直噴エンジンを搭載。全グレードにリニアトロニックCVTが設定されるとともに、「スタンダード」と「スポーツ」(ハッチバックのみ)には5速MT仕様も設定されています。
また、リニアトロニックCVTを搭載モデルには、運転支援システム「アイサイト ドライバーアシストテクノロジー」を標準装備しました。
さらに、車両を降りる前にリアシートに乗せた子供やペットを確認するようドライバーに警告する「リアシートリマインダー」も装備しています。
価格は、セダンが1万9720ドルから2万6820ドル(約200万円から約285万円)、ハッチバックが2万220ドルから2万7320ドル(約215万円から約290万円)で、従来モデルより100ドル(約1万円)の増加にとどまりました。
インプレッサ 2021年モデルは、北米で2020年10月に発売される予定です。
Posted at 2020/09/16 21:37:08 | |
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富士重工 | 日記
2020年09月15日
標準モデルにない5速MT仕様を設定。フィアット500と500Cに限定車「マヌアーレ ピゥ チエロ」が登場
2020年9月8日、FCAジャパンはフィアット500と500Cに限定車「マヌアーレ ピゥ チエロ(Manuale+Cielo)」を設定。車両価格は276万円~295万円として、2020年9月19日に発売する。
マットグリーンのボディカラーとスポーティな前後バンパーを採用
小さくて愛らしいボディデザインが目を惹くフィアット500は2008年にデビューし、2016年に内外装をリフレッシュするなど大幅改良を受けて長らく愛されているコンパクトハッチだ。全長は軽自動車規格より170mmほど長い3570mmで、全幅も1625mmと街中でのとりまわしはバツグンに良い。また、カラフルでポップな内外装色も人気を呼ぶ要因のひとつだろう。
ハッチバックの「500」のほかに、電動ソフトトップのカブリオレ「500C」もラインアップしており、今回この2モデルに台数限定車「フィアット500/500C マヌアーレ ピゥ チエロ(Manuale+Cielo)」が発表、9月19日に発売される。ハッチバックが276万円で限定155台、カブリオレは295万円で限定75台が用意される。
この限定車最大の特徴は、日本仕様の標準モデルには設定されていないMT(マニュアルトランスミッション)を搭載していることだ。85ps/145Nmを発生する875ccの2気筒ターボエンジン「ツインエア」を搭載し、5速MTを組み合わせることによりおよそ1トンの軽量ボディで力強い走りを楽しむことができるという。
ボディカラーには限定車専用で用意されたマット系の新色、ポルトフィーノグリーンを採用する。前後のバンパーデザインも変更されて、ボディ同色サイドスカートや16インチアルミホイールを装着(標準は14インチ/15インチ)するなど、スポーティな印象を強めている。
カブリオレ仕様にはブラックの電動ソフトトップを採用、一方クローズドボディのハッチバック仕様にも固定式グラスルーフを採用することで開放感を味わわせてくれる。インテリアには、テクノレザーとファブリックを組み合わせたブラックのシート、さらにマットグリーンのダッシュボードパネルを装着してボディカラーとのコーディネートが図られている。
ちなみにこの限定車の名称、マヌアーレ・ピゥ・チエロはイタリア語で「マニュアル+空」という意味を持ち、頭上に広がる広い空とクルマを自在に操るというふたつの楽しさを表現しているという。
フィアット 500 マヌアーレ ピゥ チエロ 主要諸元
●全長×全幅×全高:3610×1625×1515(1505)mm
●ホイールベース:2300mm
●車両重量:1040kg(1050kg)
●エンジン:直2 SOHCターボ
●総排気量:875cc
●最高出力:85ps/5500rpm
●最大トルク:145Nm/1900rpm
●駆動方式:FF
●トランスミッション:5速MT
●車両価格(税込):276万円(295万円)
※()内はカブリオレ仕様。
マニュアルトランスミッションを組み込んだフィアット500/500Cの限定車「Manuale+Cielo(マヌアーレ・ピゥ・チエロ)」が登場
頭上いっぱいに広がる空を感じながらマニュアルトランスミッションを駆って爽快に走るチンクエチェントの特別仕様車「500/500C Manuale+Cielo」が日本上陸。販売台数は230台限定
FCAジャパンは9月8日、フィアット500/500Cに特別仕様車「Manuale+Cielo(マヌアーレ・ピゥ・チエロ)」をラインアップし、9月19日より販売すると発表した。車両価格および販売台数は、ハッチバックの500 Manuale+Cieloが276万円/155台限定、カブリオレの500C Manuale+Cieloが295万円/75台限定に設定している。
イタリア語でマニュアルを意味する“Manuale(マヌアーレ)”、プラスを表す“+(ピゥ)”、そして空を意味する“Cielo(チエロ)”を車名に冠した今回の限定車は、頭上いっぱいに広がる空を感じながらマニュアルトランスミッションを操り、自由・自在に駆け回る――そんな楽しみを提供するスペシャルモデルとして製作される。
パワーユニットには、875cc直列2気筒マルチエア・インタークーラー付ターボエンジン(85ps/145Nm)に、通常モデルでは未設定の5速MT(最終減速比3.867)を搭載。軽快で力強い走りに加えて、26.6km/リットル(JC08モード)の低燃費を実現する。一方、ルーフはハッチバックの500 Manuale+Cieloが固定式ガラスルーフを、カブリオレの500C Manuale+Cieloがブラックカラーの電動開閉式ソフトトップを組み込み、開放感あふれるドライビング空間を創出した。
外装については、限定車専用となる新色ポルトフィーノグリーンのボディカラーをベースに、マットカラーのアクセント(ドアミラー/ドアハンドル/アクセントライン/テールゲートハンドル)や前後スポーツバンパー、ボディ同色サイドスカートなどを採用。また、足もとには専用デザインの16インチ10スポークアルミホイール(タイヤサイズは195/45R16)を特別装備する。ボディサイズは500 Manuale+Cieloが全長3610×全幅1625×全高1515mm/ホイールベース2300mm、500C Manuale+Cieloが全長3610×全幅1625×全高1505mm/ホイールベース2300mmに設定した。
インテリアに関しては、ブラック/グレーの内装色を基調に、ボディ同色のポルトフィーノグリーンで彩ったインストルメントパネルやスタイリッシュなイタリアンスーツをイメージしたテクノレザー/ファブリック表皮のブラックカラー・シートを特別装備。また、Beats Audioのプレミアムサウンドシステムや本革巻きスポーツステアリングホイール、専用シフトノブ、マルチファンクションディスプレイなどを標準で組み込む。さらに、機能装備としてSTART&STOPシステムやLEDデイランプ、ESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)、ABS+EBD、TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)、ESS(ハザードランプ緊急制動表示機能)、7インチタッチパネルモニター+Apple CarPlay/Android Auto対応オーディオプレイヤー(Uconnect)、キーレスエントリー(アンサーバック機能付)などを標準で採用した。
フィアット 500/500C、空を見渡せる5速MTの限定車発売へ
FCAジャパンは、フィアット『500』および『500C』に、マニュアルトランスミッションや各種特別装備を採用した限定車「Manuale+Cielo(マヌアーレ・ピゥ・チエロ)」を設定し、9月19日より230台限定で販売する。
限定車は通常の500シリーズに設定のない5速マニュアルトランスミッションを採用し、さらに内外装をリッチに彩る数々の特別装備を付与した。イタリア語でマニュアルを意味する「マヌアーレ」仕様であることに加え、車内から空を見渡せることから、プラスを意味する「ピゥ」、空を表す「チエロ」を融合した「マヌアーレ・ピゥ・チエロ」という名称が与えられている。頭上いっぱいに広がる空を感じながらマニュアルトランスミッションを操り、自由・自在に駆け回る、そんな楽しみを提供する限定車だ。
ハッチバック仕様は固定式グラスルーフの採用により、クローズドボディでありながら開放感のある車内空間を実現。一方、カブリオレ仕様にはワンタッチで展開するブラックの電動開閉式ソフトトップが組み合わされ、オープンエアドライブを気軽に楽しむことができる。
ボディカラーには、限定車専用となる新色ポルトフィーノグリーンを採用。特別色のマットカラーがエクステリアを小粋に彩る。また、スポーティな形状のフロントおよびリアバンパーや16インチ専用アルミホイール、ボディ同色のサイドスカートにより、軽快かつアグレッシブなパフォーマンスをイメージさせる。
インテリアには、レザーの質感が漂うテクノレザーとファブリックを組み合わせたブラックのコンビネーションシートを採用。ダッシュボードパネルはボディカラーとコーディネイトされたマットグリーン仕上げとされ、プレミアム感が高められている。さらにBeats Audioの「プレミアムサウンドシステム」を装備。高品質な音響空間でより充実したドライビングシーンを演出する。
エンジンは、最高出力85psを発生する875cc 2気筒ターボ「ツインエア」を搭載。軽快かつパワフルな走りと26.6km/リットル(JC08モード)の低燃費を両立している。
価格はハッチバックが276万円(限定155台)、カブリオレが295万円(同75台)。
【MTで選ぶチンク】フィアット500、500Cに「マヌアーレ・ピゥ・チエロ」 5速マニュアル
チンクエチェントに、Manuale+Cielo
フィアット車を日本で販売するFCAジャパンは、マニュアル・ミッションや特別装備を採用した「500マヌアーレ・ピゥ・チエロ」「500Cマヌアーレ・ピゥ・チエロ」を、限定発売すると発表した。
本モデルは、通常は500シリーズには設定のないマニュアル・トランスミッションを採用し、内外装を特別装備でリッチに飾った限定車。
モデル名のマヌアーレ・ピゥ・チエロは、イタリア語でマニュアルを意味する「マヌアーレ」、プラスを意味する「ピゥ」、空を表す「チエロ」を組み合わせたもの。
同社は、「頭上いっぱいに広がる空を感じながらマニュアルトランスミッションを操り、自由・自在に駆け回る。そんな楽しみを提供する」と紹介している。
ハッチバック仕様は固定式グラスルーフの採用により、クローズドボディでありながら開放感のある車内空間を実現。カブリオレ仕様には、ワンタッチで展開するブラックの電動開閉式ソフトトップを組み合わせた。
ボディカラーは、本モデル専用となる新色ポルトフィーノグリーンを採用。マットカラーの特別色がエクステリアを彩る。
また、スポーティな形状の前後バンパーや16インチの専用アルミ・ホイールが、力強いアクセントとなっている。
マットグリーン仕上げの内装 価格/発売日は?
内装には、レザーの質感が漂うテクノレザーとファブリックを組み合わせたブラックのコンビネーション・シートを採用。ダッシュボードは、ボディカラーとコーディネイトされたマットグリーン仕上げだ。
エンジンは、875ccの2気筒ターボエンジン、ツインエア(85ps/14.8kg-m)を搭載し、力強い走りと26.6km/L(JC08モード)の燃費性能を両立する。
発売日は9月19日で、合計230台限定。価格とモデル別の販売台数は下記のとおりとなっている。
500マヌアーレ・ピゥ・チエロ(ハッチバック:155台):276万円
500Cマヌアーレ・ピゥ・チエロ(カブリオレ:75台):295万円
フィアット MT仕様の限定モデル「500/500Cマヌアーレ・ピゥ・チエロ」を発売
FCAジャパンは2020年9月8日、フィアット500/500Cに、マニュアルトランスミッションや特別装備を採用した230台の限定車「500/500Cマヌアーレ・ピゥ・チエロ」を設定し、9月19日から発売すると発表しました。
この限定車は、通常の500シリーズには設定のないマニュアルトランスミッションを採用し、さらに内外装に特別装備を付与した限定車です。
イタリア語でマニュアルを意味する「マヌアーレ」仕様であることに加え、車内から空を見渡せることから、プラスを意味する「ピゥ」、空を表す「チエロ」を融合した「マヌアーレ・ピゥ・チエロ」という名称となっています。
ハッチバック仕様は固定式グラスルーフの採用により、クローズドボディでありながら開放感のある車内空間を実現。一方、カブリオレ仕様にはワンタッチで展開するブラックの電動開閉式ソフトトップが組み合わされ、オープンエアドライブを気軽に楽しめます。
ボディカラーは、限定車専用となる新色ポルトフィーノグリーンを採用。特別色のマットカラーがエクステリアのアクセントです。また、スポーティな形状のフロントおよびリヤバンパーや16インチの専用アルミホイールも装備しています。
インテリアは、レザーの質感が漂うテクノレザーとファブリックを組み合わせたブラックのコンビネーションシートを採用。ダッシュボードパネルはボディカラーとコーディネイトされたマットグリーン仕上げとされ、プレミアム感が高められています。
エンジンは、排気量875ccの2気筒ターボエンジンTwinAir(最高出力85ps)を搭載し、力強い走りと26.6km/L(JC08モード)の低燃費を両立しています。
価格
フィアット500マヌアーレ・ピゥ・チエロ(155台限定):276万円(税込み)
フィアット500Cマヌアーレ・ピゥ・チエロ(75台限定) :295万円(税込み)
開放感のあるグラスルーフとマットカラーが小粋なフィアットのMT限定車「500/500C Manuale+Cielo」
FCAジャパンは、「Fiat 500 / 500C(フィアット・チンクエチェント/チンクエチェントシー)」に、マニュアルトランスミッションや数々の特別装備を採用した限定車「500 / 500C Manuale+Cielo(マヌアーレ・ピゥ・チエロ)」を設定。
2020年9月19日(土)より230台限定で販売する。メーカー希望小売価格は、ハッチバックが2,760,000円(限定155台)、カブリオレは2,950,000円(限定75台/いずれも消費税含む)。
この限定車は、通常は500シリーズには設定のないマニュアルトランスミッションを採用し、さらに内外装をリッチに彩る数々の特別装備を付与した限定車。
イタリア語でマニュアルを意味する「マヌアーレ」仕様であることに加え、車内から空を見渡せることから、プラスを意味する「ピゥ」、空を表す「チエロ」を融合した「マヌアーレ・ピゥ・チエロ」という名称が与えられている。
頭上いっぱいに広がる空を感じながらマニュアルトランスミッションを操り、自由・自在に駆け回る。そんな楽しみを提供する限定車だ。
ハッチバック仕様は固定式グラスルーフの採用により、クローズドボディでありながら開放感のある車内空間を実現。
一方、カブリオレ仕様にはワンタッチで展開するブラックの電動開閉式ソフトトップが組み合わされ、オープンエアドライブを気軽に楽しむことができる。
リッチな佇まいも500 / 500C マヌアーレ・ピゥ・チエロならでは。ボディカラーには、限定車専用となる新色ポルトフィーノグリーンを採用。
特別色のマットカラーがエクステリアを小粋に彩る。また、スポーティな形状のフロントおよびリアバンパーや16インチの専用アルミホイールによりたくましさが演出されている。
インテリアには、レザーの質感が漂うテクノレザーとファブリックを組み合わせたブラックのコンビネーションシートを採用。
ダッシュボードパネルはボディカラーとコーディネイトされたマットグリーン仕上げとされ、プレミアム感が高められている。
エンジンは、排気量875ccの2気筒ターボエンジンTwinAir(最高出力85ps)を搭載し、力強い走りと26.6km/ℓ(JC08モード)の低燃費を両立した。
関連情報:https://www.fiat-auto.co.jp/limited/500manuale-cielo/
構成/DIME編集部
MTでフィアット「500」を操ろう! 「500/500C マヌアーレ・ピゥ・チエロ」は230台限定!!
■MTで「500」を操る楽しみを味わおう!
FCAジャパンは、「フィアット500/500C(フィアット・チンクエチェント/チンクエチェントシー)」に、マニュアルトランスミッションや数々の特別装備を採用した限定車「500/500C Manuale+Cielo(マヌアーレ・ピゥ・チエロ)」を設定し、2020年9月19日より販売を開始する。
500/500C マヌアーレ・ピゥ・チエロは、日本市場では500シリーズに設定のないマニュアルトランスミッションを採用し、さらに内外装をリッチに彩る数々の特別装備を付与した限定車だ。
車名は、イタリア語でマニュアルを意味する「マヌアーレ」仕様であることに加え、車内から空を見渡せることから、プラスを意味する「ピゥ」、空を表す「チエロ」を融合した「マヌアーレ・ピゥ・チエロ」に由来している。
ハッチバック仕様は固定式グラスルーフを採用し、クローズドボディでありながら開放感のある車内空間を実現。一方、カブリオレ仕様にはワンタッチで展開するブラックの電動開閉式ソフトトップを組み合わせ、オープンエアドライブを気軽に楽しむことが可能だ。
ボディカラーは、限定車専用となる新色ポルトフィーノグリーンを採用。特別色のマットカラーとなる。また、スポーティな形状のフロントおよびリアバンパーや16インチの専用アルミホイールにより精悍なルックスに仕上がっている。
インテリアは、レザーの質感が漂うテクノレザーとファブリックを組み合わせたブラックのコンビネーションシートを採用。ダッシュボードパネルはボディカラーとコーディネイトしたマットグリーン仕上げとされ、プレミアム感が高められている。
エンジンは、875ccの2気筒ターボエンジン・ツインエア(最高出力85ps)を搭載し、力強い走りと26.6km/L(JC08モード)の低燃費を両立している。
* * *
500/500C マヌアーレ・ピゥ・チエロの車両価格(消費税込、以下同)と台数は次の通り。
・ハッチバック:276万円/155台
・カブリオレ:295万円/75台
空を感じながらMTを楽しむ! フィアット500の限定モデル「マヌアーレ・ピゥ・チエロ」登場
マットカラーのグリーンが上質感を感じさせる1台
FCAジャパンは、フィアットブランドの人気コンパクトハッチバック「Fiat 500/500C」をベースにした限定車「500/500C マヌアーレ・ピゥ・チエロ」を設定。9月19日(土)より、230台限定で発売する。メーカー希望小売価格(税込み)は、ハッチバックが276万円(155台限定)、カブリオレが295万円(75台限定)となっている。
今回の限定モデルの一番のトピックは、現在フィアット500シリーズに設定されていない、マニュアルトランスミッション仕様であることだろう。車名にも用いられている“マヌアーレ”は、イタリア語でマニュアルを意味している。
ハッチバック仕様は固定式のガラスルーフを採用。クローズドボディならではの静粛性と、開放感あふれる室内空間を両立した特別な1台だ。ちなみに、カブリオレ仕様はもちろん、このガラスルーフを採用したハッチバック仕様と、両モデルともに空を感じながらドライブを楽しめるということで、イタリア語でプラスを意味する“ピゥ”、そして空を意味する“チエロ”を、先ほどのマヌアーレと組み合わせているのだ。
ボディカラーは、今回の限定車専用色となる、新色のポルトフィーノグリーンを採用。深みのある緑はマットカラー仕立てのため、上質感も感じさせる仕立てとなっている。加えてスポーティさを感じさせる前後のバンパー、16インチ専用アルミホイールの採用により、たくましさをプラスしている点にも注目だ。
インテリアは、テクノレザー&ファブリックを組み合わせたブラックカラーのシートをはじめ、ダッシュボードはボディカラーに合わせたマットグリーン仕上げで内外装をコーディネートする。
搭載するエンジンは875ccの2気筒ターボ。最高出力は85馬力だが、マニュアルトランスミッションで気持ち良い加速を味わえる。燃費はJC08モードで26.6km/Lと、低燃費も両立している。
FCAジャパン、フィアット「500/500C」にMTの限定車「マヌアーレ・ピュ・チエロ」発売
FCAジャパン(ポンタス・へグストロム社長、東京都港区)は、フィアット「500」と「500C」のマニュアル車「マヌアーレ・ピュ・チエロ」を19日に発売する。230台限定で販売する。通常の「500シリーズ」ではマニュアルトランスミッションを設定していない。ボディーカラーにも専用の新色「ポルトフィーノグリーン」を採用し、スポーティな形状のフロント、リアバンパーなどを装備した。
ハッチバック仕様は、固定式グラスルーフを採用し、カブリオレ仕様にはワンタッチで展開する電動開閉式ソフトトップを組み合わせた。
価格は限定155台のハッチバックが276万円、同75台のカブリオレが295万円(消費税込み)。
MTで楽しもう! 「フィアット500/500C」の限定モデル「マヌアーレ・ピゥ・チエロ」が登場
ツインエアエンジン+MTに加え専用の新色ボディカラーも採用
FCAジャパンは、「フィアット500/500C」にマニュアルトランスミッション(MT)や数々の特別装備を採用した限定車「500/500Cマヌアーレ・ピゥ・チエロ」を設定。2020年9月19日より、全国の正規ディーラーにて230台限定で販売する。消費税込みの車両本体価格は、ハッチバック(500)が2,760,000円(限定155台)、カブリオレ(500C)は2,950,000円(限定75台)となる。
このモデルは、通常の500シリーズには設定されない5速MTを採用。さらに、内外装をリッチに彩る数々の特別装備が加えられている。イタリア語でマニュアルを意味する「マヌアーレ」仕様であることに加え、車内から空を見渡せることからプラスを意味する「ピゥ」、空を表す「チエロ」を融合した名前が与えられた。頭上いっぱいに広がる空を感じながらMTを操り、自由・自在に駆け回る。そんな楽しみを提供する限定車に仕上げられている。
ハッチバック仕様は、固定式グラスルーフの採用でクローズドボディでありながら開放感のある車内空間を実現。一方、カブリオレ仕様にはワンタッチで展開するブラックの電動開閉式ソフトトップが組み合わされ、オープンエアドライブを気軽に楽しむことができる。
リッチな佇まいも、500/500Cマヌアーレ・ピゥ・チエロならでは。ボディカラーには、限定車専用となる新色ポルトフィーノグリーンを採用。特別色のマットカラーがエクステリアを小粋に彩る。また、スポーティな形状のフロントおよびリヤバンパーや16インチの専用アルミホイールによりたくましさも演出された。
インテリアには、レザーの質感が漂うテクノレザーとファブリックを組み合わせたブラックのコンビネーションシートを採用。ダッシュボードパネルは、ボディカラーとコーディネートされたマットグリーン仕上げとされ、プレミアム感が高められている。
エンジンは、排気量875ccの2気筒ターボエンジンTwinAir(最高出力85ps)。力強い走りと26.6km/L(JC08モード)の低燃費を両立している。
※商品サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/limited/500manuale-cielo/
カワイイ車代表“チンク”に走りのMT車を追加! フィアット500/500Cの限定モデルが登場
FCAジャパンは、「Fiat 500 / 500C(チンクエチェント/チンクエチェントシー)」に、マニュアルトランスミッションや数々の特別装備を採用した限定車「500 / 500C Manuale+Cielo(マヌアーレ・ピゥ・チエロ)」を設定し、2020年9月19日から230台限定で発売する。価格は276万円~295万円(消費税込み)。
ガラスルーフのフィアット500が限定車でデビュー!
限定車「500 / 500C Manuale+Cielo(マヌアーレ・ピゥ・チエロ)」は、通常は500シリーズには設定のないマニュアルトランスミッションを採用。
また仕様は、ハッチバックとカブリオレを用意。ハッチバックは固定式グラスルーフの採用により、クローズドボディでありながら開放感のある車内空間を実現。一方、カブリオレにはワンタッチで展開するブラックの電動開閉式ソフトトップが組み合わされ、オープンエアドライブを気軽に楽しむことができる。
なお車名は、イタリア語でマニュアルを意味する「マヌアーレ」に加え、プラスを意味する「ピゥ」、空を表す「チエロ」に由来している。
限定車「500/500C マヌアーレ・ピゥ・チエロ」の主な特徴
ボディカラーには、限定車専用となる特別色のマットカラー、新色ポルトフィーノグリーンを採用。また、スポーティな形状のフロントおよびリアバンパーや16インチの専用アルミホイールによりたくましさが演出されている。
インテリアには、レザーの質感が漂うテクノレザーとファブリックを組み合わせたブラックのコンビネーションシートを採用。ダッシュボードパネルはボディカラーとコーディネイトされたマットグリーン仕上げとされ、プレミアム感を高めている。
エンジンは、排気量875ccの2気筒ターボエンジンTwinAir(最高出力85PS)を搭載し、力強い走りと26.6km/L(JC08モード)の低燃費を両立している。
価格と限定台数
■ハッチバック:276万円(限定155台)
■カブリオレ:295万円(限定75台)
※価格はいずれも消費税込み
Posted at 2020/09/15 21:56:07 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年09月15日
「12カ月点検」はたった「3割」程度しか受けていない! 「義務」だけど「罰則」のない法定点検の中身とは
法律で定められている点検は12カ月と24カ月のふたつ
クルマを所有して、維持していくために必要なのが点検だ。いくら進化しているといっても消耗品はあるし、調整などが必要な部分もあるため、乗りっぱなしではそのうち調子を崩してしまう。そうならないためにも、事前に不具合がないかを確認するのが点検だ。
法定点検と言われるように、受検は法律で決められていて、現在あるのは12カ月点検と24カ月点検のふたつ。以前は6カ月点検もあったが、クルマの性能進化に併せて法定点検としては現在はない。また、クルマに乗る前に行うことが定められている運行前点検も、義務として定められた点検となっている。
そもそも「道路運送車両法」では「点検はユーザーが行う義務」と定められている。素人がブレーキなどの分解整備をしてはダメだろうと思うかもしれないが、ユーザーが自分の愛車に対して行うのは問題ない。ただ、技術的には普通は無理なので、それを代行するのが国家資格である整備士の資格をもったプロという位置づけになっている。また、新車購入時にディーラーからくる1カ月点検というのもあるが、こちらは製品としての初期不良を確認するためのもので、法定ではない。
12カ月点検の実施率は意外と低いのが現状だ
法定のふたつの内容はというと、12カ月点検が26項目で、24カ月点検は56項目(12カ月点検の26項目を含む)が確認事項として定められている。24カ月点検は車検時に行うもので法律的にはセットとは定められてはいないが、車検受検時には点検記録簿の確認がされるし、ラインでのチェック項目は24カ月点検に含まれているため、実質ワンセットになっていると言っていいだろう。
気になる実施率はというと、24カ月点検はすでに触れたように、車検とリンクしているのでほぼ100パーセントに近いものの、12カ月点検はプロに聞いてもだいたい3割ぐらいしか受けていないのではという意見が多い。確かに、最近のクルマは壊れないので12カ月点検は受けなくても問題はないだろうし、費用も点検代だけで1万円少々かかるので、積極的にユーザーが受けないのも致し方がない気はする。しかも、罰則規定はないので逮捕されることもない。
最後に気になるステッカーについて紹介しておこう。フロントガラスの室内から見て左上に丸いものが貼られていることが多いが、こちらは認証工場で定期点検を受けた証ではあるので、義務もなければもちろん罰則もない。国や警察は推奨しているし、安心感も含めて、貼る意味はあると言っていいだろう。
Posted at 2020/09/15 21:33:55 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年09月15日
スバル、「XV」を大幅改良 フロントデザイン刷新
スバルは、大幅改良した「XV」を10月8日に発売する。バンパーやグリルを刷新してSUVらしい力強さを感じさせるデザインとした。マイルドハイブリッドシステム「e―ボクサー」には、コーナリング時によりスポーティな走りをサポートする「e―アクティブシフトコントロール」を初採用した。
e―アクティブシフトコントロールは、コーナーへの進入を車両が判断して高いエンジン回転数を維持し、脱出時にモーターアシストも加えて力強い加速を実現する。オプションでは、見通しの悪い交差点などで視界をサポートする「フロントビューモニター」も設定する。
エクステリアはフロント形状に加えアルミホイールのデザインも変更した。インテリアは一部のグレードでシート表皮などを見直した。
価格は、「2・0e―Sアイサイト」で旧モデルから据え置きとなる287万1千円(消費税込み)。月販目標は2200台。
フロントマスクのイメージを一新! 「スバルXV」がマイナーチェンジ
「XV」の全グレードでサスペンションを改良! e-BOXER搭載車は新たな変速制御も採用
スバルは、クロスオーバーSUVである「XV」の大幅改良モデルを2020年9月4日に発表。10月8日より発売を開始する。消費税込みの車両本体価格は、2,200,000円~2,981,000円。
2017年4月に発表されたスバルXVは、「Fun Adventure」をコンセプトに都会的で洗練されたデザインとスバルらしいSUVとしての走破性、そして世界トップクラスの安全性能を兼ね備えたクロスオーバーSUVだ。
今回の大幅改良だが、エクステリアはフロントフェイスやアルミホイールに新デザインを採用。ボディカラーには「プラズマイエロー・パール」を設定することで、スタイリッシュさとSUVらしい力強さを改めてアピール。インテリアでは、一部グレードでカラーコーディネートやシート表皮が見直され、より上質で先進的な印象が高められた。
走行性能では、全グレードでサスペンションを改良。SUVらしい、しなやかさとスポーティさを高い次元で両立。さらにe-BOXER搭載車では、SI-DRIVEと協調するアダプティブ変速制御「e-アクティブ・シフト・コントロール」を新採用、よりスポーティで愉しい走りをサポートする。
安全性能では、見通しの悪い交差点や、駐車・発進時にドライバーの視界をサポートする「フロントビューモニター」がメーカー装着オプションとして設定された。
スバルオフィシャルwebサイト
https://www.subaru.jp/xv/xv/
スバルXVの主な改良内容
安全性能
・フロントビューモニター(メーカー装着オプション)
エクステリア
・新デザインフロントフェイス(バンパー・グリル)
・新デザイン17インチアルミホイール(切削光輝)
・新デザイン18インチアルミホイール(切削光輝)
・新ボディカラー「プラズマイエロー・パール」
インテリア
・「1.6i-L EyeSight」と「Advance」のインテリア仕様変更
機能装備
・アダプティブ変速制御「e-Active Shift Control」(e-BOXER搭載車)
スバル XVがビッグMC。スポーティな変速制御や欧州で好まれそうな新色プラズマイエローを採用
2020年9月4日、「スバル XV」の大幅改良が発表されました。
同社におけるSUVラインナップの末弟といえるスバル XVの発表は2017年4月ですからマイナーチェンジを受けるタイミングとはいえますが、これまでも安定して評価を得ているだけに、大きくイメージを変えるような内容ではありません。
外観では、フロントバンパーのサイドにあるシルバー加飾を大きくして、より踏ん張り感やワイド感を強調。初代XVから伝統となっているアクティブな意匠のアルミホイールもイメージそのままにブラッシュアップするといった変更になっています。
とはいえ、写真でみるとそこそこ変わってように思えるかもしれません。それはおそらく撮影車が新色「プラズマイエロー・パール」だからでしょう。太陽光の下でみると、光の加減によってはグリーンかかってみえることもあれば、ハイライトの効いた部分ではゴールド的な印象もある深みのあるイエローとなっています。実は、かつてスズキ・スイフトに同名のボディ色が設定されていたこともありますが、いずれにしても欧州マーケットで好まれそうなSUVらしい新色です。
今回のマイナーチェンジではサスペンションの味つけが見直され、2.0Lエンジンのeボクサー(マイルドハイブリッド)車は「eアクティブシフトコントロール(e-Active Shift Control)」というアダプティブ変速制御が盛り込まれています。
SIドライブでスポーツモードを選んだとき。CVTはアクセルオフでハイギアード側に変化させていく傾向にありますが、eアクティブシフトコントロールが働いているときは、アクセルを抜いてコーナーに進入するといったシチュエーションで変速比を維持することで、ドライバーの期待値に見合ったエンジンブレーキや加速性能が期待されます。
そのほかメーカーオプションとして、見通しの悪い交差点などで左右から接近してくる車両や歩行者をカメラでとらえ、モニターに映し出す「フロントビューモニター」がメーカーオプションとして新設定されています。
発売開始は2020年10月8日。メーカー希望小売価格は1.6リッター車が220万円~238万7000円と従来同様。2.0リッター車も265万1000円~298万1000円と据え置きになっています。
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
Posted at 2020/09/15 21:32:07 | |
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富士重工 | 日記
2020年09月14日
トヨタ「GRヤリス」発売。9月16日にはオンラインイベント「GR YARIS ONLINE FES」も開催
トヨタ自動車は9月4日、新型車「GRヤリス」を発売しました。
GRヤリスは、コンパクトカー「ヤリス」の3ドアハッチバックをベースに、WRCで培った知見や、プロドライバーの徹底した評価によって、「誰もが安心して意のままに運転できる」クルマとして誕生。トヨタ自動車の社長であり、同社のマスタードライバーでもある、モリゾウこと豊田章男氏の「トヨタのスポーツカーを取り戻したい」という想いのもと、「モータースポーツ用の車両を市販化する」という逆転の発想で開発されたモデルです。
トヨタ自動車は、GRヤリスの発売を記念し、オンラインイベント「GR YARIS ONLINE FES」を9月16日に開催。イベントでは、GRヤリスの開発に込めた想いや開発ヒストリー、GRヤリスを生産する元町工場の「GRファクトリー」を紹介するほか、豊⽥章男氏が運転するGRヤリスの⾛りを、VRで同乗体験できるコンテンツを配信するとのことです。
■GR YARIS ONLINE FESの概要
日時:9月16日(水)19:30~21:00(予定)
配信:TGR公式YouTubeチャンネル
構成:第一部 ファンイベント(19:30~20:05)、第二部 GRヤリス オンラインQ&A(20:15~21:00)
■GRヤリスのグレード紹介
●RZ:卓越した⾛⾏安定性、圧倒的な加速と気持ちの良いエンジン回転数の伸びを体感できる⾼出⼒モデル。より限界性能を⾼めた「RZ“High performance”」も設定
・新開発の⼩型軽量ハイパワー1.6リットル直列3気筒インタークーラーターボエンジン「G16E-GTS」を搭載
※RZ“High performance”には、冷却スプレー機能付空冷インタークーラーを標準装備
・多板クラッチによる前後駆動⼒可変システム採⽤の新開発スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を採用
※RZ“High performance”には、前後のディファレンシャルにトルセンLSDを標準装備
・6速マニュアルトランスミッションに「iMT」を搭載
・BBS製鍛造アルミホイールにミシュラン「Pilot Sport 4S ラジアルタイヤ」を装着
※RZ“High performance”に標準装備
●RS:GRヤリスの⾛りを、誰もが気軽に楽しめるモデル
・TNGAの思想に基づく直列3気筒1.5リットルダイナミックフォースエンジン「M15A-FKS」を搭載
・発進⽤ギヤを追加し低速から⾼速域まで⼒強くダイレクトな⾛りを実現する「Direct Shift-CVT」を採用
マニュアル感覚の操作が楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックのパドルシフトを装備
・18.2km/リットル(WLTCモード)の低燃費を実現する⼀⽅、スポーツ⾛⾏はもちろん、⽇常⽣活の中でも、安全な速度域でパワーを使い切れる楽しさや、意のままに⾞両をコントロールする「気持ち良さ」を実現
●RC:モータースポーツベース⾞として、カスタマイズに最適なモデル
・「RZ」をベースに、⾛りに必要な装備以外を極⼒排除しながら、1.6リットル直列3気筒インタークーラーターボエンジン「G16E-GTS」と、スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」などの基本性能は継承
・ラリー⽤⼩径タイヤの装着を考慮した16インチベンチレーテッドディスクブレーキを採用
■メーカー希望小売価格
265万円~456万円(消費税込み)
【競技用GRパーツ 始動】GRヤリス カタログモデルの実車を撮影 ファン・イベント、9/16にオンライン開催
GRパーツ エアロ装着車
photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)
9月4日にカタログモデルが日本発売されたGRヤリスには、さっそく「GRブランド」のカスタムパーツが登場している。
ドレスアップ系パーツが用意される点は、他のモデルと同じだが、GRヤリスには新たに、競技用GRパーツを発売したのがトピックだ。
装着車両の実車、さらにカタログモデル全グレードの車両を撮影してきたのでご紹介したい。
GRのエアロパーツは、GRフロント・スポイラー、GRサイド・スカート、GRリア・バンパースポイラー&GRスポーツマフラーの3点で構成。艶ありブラックのカラーリングがスポーティだ。
このうちGRフロント・スポイラーは、大胆な3ピース構造。フロント部にダウンフォースを発生させるのだが、前後のバランスを取るために、リアスポイラーに装着するエクステンションがセットとなっている。
たとえドレスアップパーツと言えども、走りの質を追求するのがGRのやり方だ。
これ以外にも、ブラック×レッドのカラーを基調とし、スポーティなサイドビューを演出するGRボディ・ストライプなど、様々なドレスアップパーツを設定している。
競技用GRパーツについても見てみよう。
競技用GRパーツ装着車
GRヤリスの登場にあわせて、GRパーツに「競技用」というシリーズが新たに加わった。
今回発表されたのは下記の品々で、なかでもGRロールバーはなかなかの作り込みなのである。
ロールバーは、JAF公認競技に出場可能な6点式でありながら、普段使いの乗降性・後席乗員のスペースを確保している。
Aピラー内にバーが格納される専用設計(内張りがやや太くなる)で、視界を妨げないよう配慮したほか、サンバイザーも問題なく使用できる。
Bピラーの内装とサイドバーが接触する部分も、内張りの一部を削って調整してあった。
・GRロールバー(サイドバーなし):24万6400円
・GRロールバー(サイドバーあり):27万3900円
・GR機械式LSD(グラベル/ターマック用):38万7497円
・GR強化メタルクラッチ&クラッチカバーセット:15万5760円
・GRアンダーガードセット:27万600円
写真はGRヤリスRZにこれらのパーツを装着した車両。通常のRZの写真も撮影してきたので、細部を見比べてみてほしい。
GRヤリス・オンライン・フェス概要
トヨタGAZOO Racing(TGR)では、これまでもファン・イベントに力を入れてきた。
With コロナに世界がシフトするなか迎えたGRヤリスの日本発売。TGRでは、9月16日 水曜 19時30分から、オンライン上で「GRヤリス・オンライン・フェス」を開催し、ファンとともに新モデルの登場を祝うことにした。
当日は、TGRのウェブサイトでGRヤリスの勇姿を披露し、オンラインQ&Aの時間も設ける。
新たな試みとしては、GRヤリスの走りをVRで同乗体験できる機会も、同イベントには用意されている。
VR体験には、スマートフォンと簡易的なVRゴーグルが必要で、先行導入された限定モデル「GRヤリス・ファーストエディション」の購入者にはすでに届けられているという(ゴーグルなしでも2D映像は視聴可能)。
実は車両撮影の場で、そのVR同乗体験のテスト版を視聴することができた。
スマートフォンの音量を上げて、VRゴーグルの先端にスマホをセット。
配信が始まると同時に、ゴーグルのなかを覗くと、レーシングスーツをまとったモリゾウこと、豊田章男社長が目の前に登場する。
VRで同乗体験 どんな感じ?
自分の顔を左に向けると、グラス越しの映像も左に移り、右を向くとやはり映像も右に流れていく。
どうやら未舗装のグラウンドに居るようで、視線の先にはGRヤリスのラリーマシンが1台。
そうこうしているうちに、助手席の映像に切り替わり、ドライバーズシートのモリゾウさんがスタートの準備を完了、カウントダウンを開始する。
右足で秒読みのリズムを取りながら、5、4、3、2、1、ゼロー!の合図とともにスロットルオン。GRヤリスが猛発進すると、跳ね上げられた砂利石がアンダーカバーを盛大に叩くノイズが襲ってくる。
年末に毎年開催されるトヨタ・ガズーレーシング・フェスティバルで、プロドライバーの同乗体験をした時のことを思い出した。
GRヤリス・オンライン・フェスは、9月16日の19時30分~21時に配信される予定だ。
【ラリーのDNA注入】GRヤリス、GRファクトリーで生産開始 トヨタのホットハッチ
ライン生産とは異なる方式を採用
text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
トヨタのスポーツカー、「GR」シリーズの新モデル「GRヤリス」が、10月の英国発売に向けて日本の工場で生産を開始した。
生産ラインは特殊で、無人搬送車を用いたボディ運搬や、セル生産方式を採用する新しい車両組み立てシステムを導入している。
トヨタによると、この方法は他の工場で使用されている従来のベルトコンベアシステムよりも、剛性の高いスポーツカーのシェルやシャシーをより正確に組み立てることができるため、GRヤリスの生産に適しているという。
GRヤリスは先日、英国で2万9995ポンド(420万円)から予約注文できるようになった。
英国仕様のベースモデルはダンロップのスポーツマックスを履いた18インチのアロイホイール、デュアル・エグゾーストパイプ、レザー巻きステアリングホイール、キーレス・エントリー、アクティブ・ノイズコントロールを標準装備している。
ハードなサーキット仕様は価格が3万3495ポンド(470万円)に跳ね上がり、リミテッドスリップデフ、レッドのブレーキキャリパー、ミシュランのパイロットスポーツ、強化サスペンションが追加されている。
どちらのモデルも白が標準のボディカラーだが、オプションで赤、黒、シルバーが用意されている。イギリス向けの納車は11月に開始される予定だ。
ラリー特化のスポーツカー
この新型ホットハッチは、トヨタのガズー・レーシングが次世代ヤリスWRCの開発を支援するためのホモロゲーションモデルとして開発したものだ。英AUTOCARはカモフラージュを施したプロトタイプに試乗したことがある。
トヨタの世界ラリー選手権プログラムを運営するトミ・マキネン・レーシングは、このモデルに多大な影響を与えている。
先述の通り、GRヤリスはトヨタのパフォーマンスラインナップ「GR」シリーズのスープラに続くモデルだ。
これまでガズー・レーシングのカンパニープレジデントを務めてきた友山茂樹氏は、「GRヤリスが加わったことで、トヨタのパフォーマンスラインナップはさらに充実したものになった」と語っている。
「新型GRスープラがサーキットを念頭に置いたスポーツカーであるのに対し、GRヤリスはラリーへの参戦を通じて開発されました。多くのファンが待ち望んでいたモデルです」
ヤリスとは全く異なる構造
GRヤリスは、トヨタのTNGAプラットフォームを四輪駆動仕様にしたものを採用しており、フロントは新型ヤリスのGA-B小型車用プラットフォームを、リアはカローラのGA-Cを使用している。
通常のヤリスと比較すると、全く異なるボディを持つ。ルーフは低くなり、5ドアから3ドアへと変更され、空力性能を上げるためにスタイリングが大幅に見直されている。
GRヤリスは全長3995mm、全幅1805mm、ホイールベースは2560mm。フロントトレッドは1535mm、リアトレッドは1565mmとなっている。
ボディパーツにはカーボンとアルミニウムを多用し、軽量化を図っている。また、リアトレッドは通常のヤリスよりも大幅にワイド化され、新しいダブルウィッシュボーン式リアサスペンションを採用。
AUTOCARがGRヤリスを試乗した際には限られたスペック情報しか得られなかったが、後にトヨタが公開したところによると、1.6L 直列3気筒ターボを搭載し、6速インテリジェント・マニュアル・トランスミッション(IMT)と組み合わされる。
駆動方式はトヨタの新しいGR-Fourシステムを採用したAWDだ。多板クラッチを使用し、4輪すべてのパワー配分を変化させることができる。完全に後輪駆動とすることも可能だ。
ブレーキには、4ポットキャリパーを用いた356mmベンチレーテッド・ディスクブレーキを採用。
日本ではすでにカタログ・モデルの予約受付を開始されている。
GRヤリスは、豊田市元町工場のガズー・レーシングの専用ラインで生産され、熟練工による組み上げ工程が多く含まれている。
【ラリーのDNA注入】GRヤリス、GRファクトリーで生産開始 トヨタのホットハッチ
ライン生産とは異なる方式を採用
text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
トヨタのスポーツカー、「GR」シリーズの新モデル「GRヤリス」が、10月の英国発売に向けて日本の工場で生産を開始した。
生産ラインは特殊で、無人搬送車を用いたボディ運搬や、セル生産方式を採用する新しい車両組み立てシステムを導入している。
トヨタによると、この方法は他の工場で使用されている従来のベルトコンベアシステムよりも、剛性の高いスポーツカーのシェルやシャシーをより正確に組み立てることができるため、GRヤリスの生産に適しているという。
GRヤリスは先日、英国で2万9995ポンド(420万円)から予約注文できるようになった。
英国仕様のベースモデルはダンロップのスポーツマックスを履いた18インチのアロイホイール、デュアル・エグゾーストパイプ、レザー巻きステアリングホイール、キーレス・エントリー、アクティブ・ノイズコントロールを標準装備している。
ハードなサーキット仕様は価格が3万3495ポンド(470万円)に跳ね上がり、リミテッドスリップデフ、レッドのブレーキキャリパー、ミシュランのパイロットスポーツ、強化サスペンションが追加されている。
どちらのモデルも白が標準のボディカラーだが、オプションで赤、黒、シルバーが用意されている。イギリス向けの納車は11月に開始される予定だ。
ラリー特化のスポーツカー
この新型ホットハッチは、トヨタのガズー・レーシングが次世代ヤリスWRCの開発を支援するためのホモロゲーションモデルとして開発したものだ。英AUTOCARはカモフラージュを施したプロトタイプに試乗したことがある。
トヨタの世界ラリー選手権プログラムを運営するトミ・マキネン・レーシングは、このモデルに多大な影響を与えている。
先述の通り、GRヤリスはトヨタのパフォーマンスラインナップ「GR」シリーズのスープラに続くモデルだ。
これまでガズー・レーシングのカンパニープレジデントを務めてきた友山茂樹氏は、「GRヤリスが加わったことで、トヨタのパフォーマンスラインナップはさらに充実したものになった」と語っている。
「新型GRスープラがサーキットを念頭に置いたスポーツカーであるのに対し、GRヤリスはラリーへの参戦を通じて開発されました。多くのファンが待ち望んでいたモデルです」
ヤリスとは全く異なる構造
GRヤリスは、トヨタのTNGAプラットフォームを四輪駆動仕様にしたものを採用しており、フロントは新型ヤリスのGA-B小型車用プラットフォームを、リアはカローラのGA-Cを使用している。
通常のヤリスと比較すると、全く異なるボディを持つ。ルーフは低くなり、5ドアから3ドアへと変更され、空力性能を上げるためにスタイリングが大幅に見直されている。
GRヤリスは全長3995mm、全幅1805mm、ホイールベースは2560mm。フロントトレッドは1535mm、リアトレッドは1565mmとなっている。
ボディパーツにはカーボンとアルミニウムを多用し、軽量化を図っている。また、リアトレッドは通常のヤリスよりも大幅にワイド化され、新しいダブルウィッシュボーン式リアサスペンションを採用。
AUTOCARがGRヤリスを試乗した際には限られたスペック情報しか得られなかったが、後にトヨタが公開したところによると、1.6L 直列3気筒ターボを搭載し、6速インテリジェント・マニュアル・トランスミッション(IMT)と組み合わされる。
駆動方式はトヨタの新しいGR-Fourシステムを採用したAWDだ。多板クラッチを使用し、4輪すべてのパワー配分を変化させることができる。完全に後輪駆動とすることも可能だ。
ブレーキには、4ポットキャリパーを用いた356mmベンチレーテッド・ディスクブレーキを採用。
日本ではすでにカタログ・モデルの予約受付を開始されている。
GRヤリスは、豊田市元町工場のガズー・レーシングの専用ラインで生産され、熟練工による組み上げ工程が多く含まれている。
【ニューモデル写真蔵】「GR ヤリス」はモータースポーツ用のクルマを市販化した本物感が魅力
2020年9月4日、トヨタは「GR ヤリス」のカタログモデルを発売開始した。トップグレードのRZ ハイパフォーマンスからエントリーグレードのRSまで、そのディテールを写真で紹介しよう。
誰もが安心して意のままに運転できるクルマ
GRヤリスはコンパクトカーのヤリスがベースだが、トヨタ GAZOO レーシング ワールド・ラリー・チームから「WRCで競争力あるクルマづくり」を学び、開発初期からの社外プロドライバーによる評価によって、世界のあらゆる道で思いどおりに操れ、「誰もが安心して意のままに運転できる」クルマとして誕生した。
ボディパネルにはアルミ素材やCFRP素材を採用し、軽量化を図りながら優れた空力性能を示す3ドアとした。RZとRCには新開発の1.6L 直3インタークーラーターボエンジンとスポーツ4WDシステムの「GR-FOUR」を搭載。トランスミッションは、6速iMT(インテリジェントMT)を組み合わせる。RSは1.5L 直3のダイナミックフォースエンジンとダイレクトシフトCVTを組み合わせ、前輪を駆動する。
インテリアも、本革巻きステアリングやスポーツシート、スポーツメーターなど、専用アイテムを装備。また、スポーツモデルといえども予防安全の機能パッケージ「トヨタ セーフティセンス」はオプションで設定されている。
グレードは卓越した走行安定性、圧倒的な加速と気持ちの良いエンジン回転数の伸びを体感できるハイパワーモデルの「RZ」、より限界性能を高めた「RZ ハイパフォーマンス」、競技用のベース車両としてのカスタマイズに最適な「RC」、そして気軽にGRヤリスの走りを楽しめる「RS」が設定されている。
GRヤリス RZ ハイパフォーマンス 主要諸元
●全長×全幅×全高:3995×1805×1455mm
●ホイールベース:2560mm
●重量:1280kg
●パワーユニット種類:直3 DOHCターボ
●排気量:1618cc
●最高出力:200kW<272ps>/6500rpm
●最大トルク:370Nm<37.7kgm>/3000ー4000rpm
●トランスミッション:6速インテリジェントMT
●駆動方式:4WD
●WLTCモード燃費:13.6km/L
●タイヤサイズ:225/40R18
●税込み車両価格:456万円
Posted at 2020/09/14 23:41:13 | |
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自動車業界あれこれ | 日記