2000GTについての記事に追記していたんですが、面白くなってきたので独立させて新しい記事にしました。
マサチューセッツのWray Schelin氏ももう作品作りはせずに教室運営ばかり。
生成AIでクラシックショーカーでっち上げ手順を挙げたりしてんのはそれ、コーチビルダーは権利フリーか独自デザインを元に造形していかなくてはならなくなってきた。それが…
ここんちはまだ250GTOレプリカを堂々とタイトル画像に… 強心臓だな、赤く塗ってはね馬エンブレム付けてみろよ笑
ところで下のほうに変わったクルマがあります。
Coupe Simoneという戦前のカスタムカーを装った非実在、AIでない人力での生成車、20世紀末のねつ造作品だそうで。
そのときモデルカーが製造されたんだそう。上に並んでる画像は世紀末のものでなく、最近のでっち上げCG技術で生成されたもののようです。実 在 し な い架空のクルマのでっち上げ画像。
この名前のクルマについてのwikipediaの掲載が立ち上がった2024の3月、つまりこの記事を書いた一カ月前。ひょっとすると「昔製造されたモデルカー」「世紀末にねつ造されたストーリーとデザイン」というの自体がここ最近のねつ造、つまりねつ造のねつ造だったりする疑いが浮上。生成AIで作ったデザインでなく、誰かがスケッチを描いたことにしたい意図があるのでは。
パクリエーターでしかない上のショップ、イカすアイキャッチ―なデザインのクルマがもともとないというとこに目ぇつけて作り始めたわけですね、
プラモダイキャストモデルを3Dスキャンして採寸したんだとか。
ですけど、更新が半年以上途絶えています やっぱどこかから怒られた?
カーメディアのHagertyにも詳しく取り上げた記事があるんですが、これでひと儲けを目論むやつが裏にチラチラしてそうな感じ。真偽のほどは…
…現時点でのわたしの推理はねつ造ストーリーを用意して、程度の良い当時ものを装った1/24モデルをあり得ない高価で売りさばくつもりなんだろうなという。同じ画像を使いまわした中古品が別のとこから出品されてます。当時ものはそれぞれ個数1、つまり残りひとつでしか販売できない、ダークパターン商売
5年くらい前の記事を掘りあてて読んでみると、"This car was designed by Raffi Minasian in 1996-1997. He worked for Franklin Mint precision models company.
Raffi Minasian氏はモデラ―で↑のHagerty記事を書いた人というか創作した本人。ミニチュアモデル屋に請われて世紀末にデザインした、とありました、これは多分事実。1930年代のデザインスケッチやシミのついた古い書類等をでっち上げて「諸事情で実車展示がかなわなかった幻のショーカー、まるごと全部フェイクですけどね、うまくできてるでしょ?」としてミニチュアモデル屋で展示を行ったあと社長が気に入ってダイキャストモデル化を実行に移したわけで20世紀末のミニチュアは実在、今出品しているものがその当時のその会社で作られたものなのかまでは不明…あたりが落ち着きどころか。
ともあれ今後は昔あったようでいて実在しない、生成AIによるデザインを元に金属板加工のウデだけは卓越してる誰かが板金技術と作業時間を思う存分投入したショーカーがどんどん作られるようになりそうですが、デザイナ不在のままだと威張りようがないですわね。「板金スキルすごいですね」だと、現存実物のレストアとそれに独自性を付加するカスタムの仕事と同じ評価になりますがそれは当然。楽曲の権利は作曲者・作詞家にあり、歌手ではない。このへんの理解がカスタム界は遅れてる。
レザークラフト界でも「小物作って売るのやめます、( ;∀;)」って動画を見ました。まずは道具や機械はそろえた、いい素材や道具を選ぶ眼も良い、手先は器用だし作業は好き。だけど「独創的なものを生みだす力がオレには無いのわかってなかった」あのジャンルは昔から革細工道具素材屋主導ですよね。
カービングパターンは生成AIで作ってくれそうだけど、ウォレットやバッグのデザインもお任せなんてのはまだ無理か。
Posted at 2024/04/04 13:34:53 | |
トラックバック(0) |
ボディ・シャーシ | 日記