シュヴァーベン地方放送局のおうち紹介番組がYouTubeチャンネルになってるのを見てた。ポルシェとメルセデスベンツの土地なのに、おうち紹介動画にはクルマの出番はないってのが結論。
↓ROUTE66のサインがあるので「なかにホットロッドアメ車?」と連想させますが
ガチ馬小屋、3頭くらい干し草をむしゃむしゃ でした。馬→カウボーイ→ウエスタン→ROUTE66なのか
工場や広い納屋、刑務所改装の広い建物であってもビルトインガレージが皆無どころか敷地に無い。クルマ好きはゼロなのに対し、絵画や彫刻をドヤるオーナーは結構居るから物欲収集欲が低いわけではなさそう。「クルマは財力や美的センスを表現するアイテムとして映えない」扱いなのはドイツの伝統だな
そんな中ゲイカップルは10組は居て顕著。子育てがなく、稼ぎは×2だし、住むとこに関心を持ちすぎるパワーカップルが多いからか、と最初は思ったが、支援団体も多く、カップルが裕福かつ幸せに暮らしてるアピールに公共放送を利用しているプロパガンダかもとは思う。日本のNHKも似たような使われかたがあるし世界的なやり口か
若いカップルのトレーラーハウスの下が堀車庫だ!だが中は農業トラクターと洗濯機でした。空きスペースにクルマ一台を出し入れしてそう…ドイツ語聞き取れないので字幕だけ見てたけど親世代の土地らしい。
ビルトインガレージ?…いやガレージドアもシャッターもなくおうちとドアで繋がってるのは上のテラスだけだから「あれがオレの自慢の車」的ディスプレィドヤりはできない。古い家の改装にガレージを追加してる
お城に住む金持ち。珍しい所蔵品や過去のオーナーが追加したっぽい屋内プールの別棟は自慢するが、クルマの出番無し。11分50秒頃の空撮の敷地内に装飾や窓のない建物がありクルマが入ってるっぽい。
日中の金持ちだとクルマ自体にはもともと興味ないけれど「金はある」アピールができる道具として高額希少車ジャンルに妙に詳しくなり、所有したりみせびらかし大会会場まで出かけたりみんカラを始めたり笑しがちだけどそれはなさげ。会社から「おまえはこのへんのクラスのどれかを選べ」とクルマをあてがわれて歳を重ねていく人たちが多い社会だとそうなるわな。クルマディーラーが企業に営業掛けてきた歴史。自己負担でアップグレードとかあるかもあってもしないだろうな
「クルマは自腹切って選択を真剣に吟味せずとも会社にあてがわれるもの」という認識、それも給料多めの企業でそれが行われ、出世していくにつれクルマも勝手にグレードアップされるわけだから、「そろそろクラウン」みたいな「これがあなたにふさわしいクルマですよ(じつはワンチャン買ってもらえるカモ?という上の価格帯)」という古い体質の日本のCMやディーラー営業がないし、耐久消費財としての資産価値を念頭においてのお手入れとやカスタムと称するどうでもいい付加部品搭載とか、乗りかえ時期と次の愛車選びやらアガりの車という考えもない。
「会社が用意してくれんなら要らんわ高いクルマ自腹で買って維持するクルマ好きは奇特(あきれ)」という視線。それを跳ね返せる強さか鈍感さを持ってないと戦えない。
ドイツの成金的行動はクルマ以外のなにかをドヤりツールとして使うわけでぶっちゃけそれが「おうち」↑ なのだなという観点で一連の動画を振り返ると即転売目的ではないにしろ「欲しい人が居たら売るよ高くてよければだけど」って思ってそうな人たち。そして動画作成の動機には不良物件を取引仲介業や改装業、調度品屋、DIYセンターからのプッシュがありそう。ホームセンター的大規模店舗でクルマいじりが禁止だからなんも買えないけどおうち方面のDIYは充実度が高いらしいです。
【更新】ついにガレージ一例めを発掘。父さんから受け継いだ(ただし父生きてる)古いJaguar、数年かけて自らレストアしたらしい
ただしその砂岩で作った多角形のおうちに住んでいるかは怪しく、奥の砂岩スレート工場のプロモが主目的、住んでいるとこは別にありそう、洗濯機が無さそうだし。そしてガレージはおうちにでなく、工場の一角にある。おうちでクルマいじりすると当局から怒られますしそうなりますよね。「このシリーズでクルマをドヤったのはあなたが初めて、おそらくこの先もあなただけです」と感謝状を笑
サイバーパンクが検診X線撮影車的な医療トラック改キャンピングカーを敷地に置いてておうちの一室だよーとドヤるのもあった。
そして他国ではユーザーがやることも多いがドイツ人だとさっぱり見ない切り貼り補修を70年代のフォードを素材にやってるドイツ人を見つけた。
2つくらい新しい記事で紹介してます。
Posted at 2024/04/12 00:45:15 | |
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