環境をサーチし
電気工事士の動画をみた結果タイトルを訂正します、欧州と日本はあまり変わらない。アメリカだけが特別、50Aのコンセントを使う国。コンセントとしては30A対応は欧州に無いが、分電盤の32Aブレーカーから引いた線はジャンクションボックス内で接続するようです。コンセントの抜き挿しをせずに使用するクッキング、床暖房ヒーターやビルトインホームランドリとかがそれ。訂正は以上。
英国の人おうちガレージでメトロ6R4レプリカのロールケージを作るべ、ベンダー高いからそれを作るとこから。真面目に競技規則を熟読するとこから始めてます。
ベンダーの製作は動画後半でダイを板金で作ろうという試みをはじめて、もちろんうまくいっていません。いくら金がなくてもロールケージベンダーのダイセットは買ったほうがいいです。
ベンダーのパーツを切り出すのはレーザー外注。ケチりたいだけのためにプラズマCNCを組んだけど10ミリ厚なんて全然無理だったそう、「10ミリは切れると謳っている機械を買ったけど5ミリも難しい」ブレーカーが上がるというかヒューズが切れると言ってます、ちょっと英国のこと調べてみたら歴史の国とはいえ分電盤にヒューズはもう使ってない、表現として残ってるようで。そして供給電流が足りないのはひょっとすると…
うまく切れない一連の動画を見ると切断電流を30Aにするとブレーカーが上がるそう、つまりボトルネックはブレーカーなのだな。日本だと住宅分電盤のブレーカーは20-30AがIHクッキングヒーター用等普通にありますが、英国を含むEU全般、住宅では15Aの次はもうないんだそう。商用電源としては32A、64A、128Aと倍数で用意されてるけど32Aのプラグは茶筒サイズですからおうちで15Aアウトレットより太い線をひくことはない。日本の家庭のように料理もしないし笑
こちらはドイツの機械レビューする人、英訳字幕のちょうど良いとこで止めました「うちらのおうちには16Aより上はないので(この機械は40だけどそこまで上げたらヒューズブローします)」具体的に機械の出力を何アンペアまで上がれるかまでは言及してませんが厚さ5ミリは難しいと、良心あるレビュー。
最近アップされた別の機械の動画では「10ミリだって切れる」と言ってますが、

よくよく見るとあとのほうで「今回は三相電源からとってるけど機械のダイヤルを40Aまで上げるとヒューズが切れる、30Aが安全域」といってます。そもそもチラチラ映る電源プラグが15AのC型だし日本にもよくある中華チープな機械と同じ感じ。
上の人と同じレベルでYouTube撮影セットを置いて動画量産してるような別の人、アップしたてのCNCプラズマ動画で6ミリ切れる言うので「住居でやるDIYerが用意できるコンセントは16Aまでだからあんたが見せてるような6ミリを切るの難しいやろ?」と英→独翻訳でツッコミを入れたんですけどわかってないかバカのフリして逃げるのかって感じのリプライでした。新しいCNCコントローラーを紹介し、それのリベート収入が目的なんじゃないかという感じの動画なのかもね
欧州で売ってるガレージDIY向け機械は北米よりしょぼい、DIYスキルが北米より見劣りするのはそのせい。アメリカカナダ家庭には50AのNEMA 6-50Pがあるのはいいなあ、と思ってたけど240Vが主流の欧州が日本に劣るとは思ってもみなかった。…とはいえ日本の住宅ガレージでもなにも指示なしで建ててる場合設計は「15Aだな」とVVC1.5mm線を選び、それを電灯とコンセントに分岐してるだけ。あとからプラズマを使おうとしたら線から太くして30A流せる工事が必要、セットでエアーコンプレッサーも稼働させるんだし。
英国発の質問
「16Aプラグをコンセントに挿していいの?」が英米カナダの人たちの知恵をまとまめています。質問の趣旨は英国アウトレットの最大アンペアは15A-13A、ドイツの製品が16Aプラグ、差していいの?ってことか。アメリカの充実ぶりを語るコメントとか、英国でもキッチン機器用に別途引いてあることがある、と。日本のIH用30Aコンセントがシステムキッチンの奥まったとこにあり、おうちの人は抜き差しすることないのと似てるのかも。
Posted at 2024/04/22 21:04:07 | |
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