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2023年01月19日

”GT”の終焉!?!?

”GT”の終焉!?!?


どもっ(*^^)v


皆さんは”GT”と聴いてどう思いますか…?

”GT”という言葉、特別な存在でこのグレードを背負ったモデルを目にするとウキウキ心が躍動する、そんな風に思うご同輩も多いのではないかと思います。


”GT”とは元々は海外からきたモデル名、日本では60~90年代では盛んに名つけられたモデルが多く特に70/80年代、つまり元Gureの青春期はどこもこれも”GT”、雨後の筍のように各社各車にGTグレードが用意されどのモデルも特別な存在(大概はTOPグレードだった)で有難かったモノですよねぇ…

しかしあの頃に較べたら最近はこの”GT”を名乗るモデル、めっきりと少なくなっておりスポ車好きには寂しい限り、まぁ、時代的にEVやHV押しの現代でGTもクソもないんでしょうしスポーツモデルが持て囃される訳でもない、過去、あれだけ存在しただけあり古臭い、飽きもあると思いますがワタクシ、今でもスポーツモデルをこれ以上的確に表し響きもカッコよく感じそのモデルの内容を誇示するにこの”GT”を上回るモノはないと思うんですが如何なもんでしょうか?

日本では元々GT=グランツーリスモ 若しくはグランドツーリングに解釈され前者はハードなスポーツモデル、後者はハード面に加え豪華装備を充実させ長距離を快適に移動できる欧米的な意味合いしたが現在ではその垣根は曖昧になってきていると言っていいでしょう。

尚ここで語る”GT”とはあくまで市販モデルの一グレードの事でありレースカーのカテゴリーやプロトタイプではない事をご了承下さいまし<(_ _)>

ここでいにしえの?”GT”の歴史や経緯を振り返ってみると国産で初めてこれを名乗ったのは1964年(S39)4月の現代目線からすれば不思議に写るいすゞのベレットGT、当時も今もいすゞはトラック本業ながら戦後から乗用車も造り90年代までは乗用車メーカーでもあった訳ですね、そのいすゞも1960年代はトヨタ、日産と並ぶ”御三家”と言われる程の人気メーカー、その人気を決定づけたのが1963年に発売した「ベレット」!

国産初の”GT”を名乗ったいすゞベレットGT PR90型!
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このベレットのスポーツタイプとしてデビューしたのがベレットの車高を抑え流麗なノッチバック2ドアクーペとしたのがベレットGT、ベレットの前進であるヒルマンミンクス時代にスポーツモデルのパイオニア的存在であるヒルマンはツインキャブ、フロアシフト、セパレートシートを備えたスポーツモデルが既に存在、これの発展形がベレットGTでありヒルマンから引き継ぐSUツインキャブ、国産市販車初のディスクブレーキ(前輪)、バケットタイプのセパレートシート、タコメーター等、標準車にはないスポーツ装備とパワーUPされた心臓、しかも当時では例のない流線形の流麗な出で立ち、サーキットにも早々とデビューし好成績を収めるベレットGTがその後の国産スポーツモデルの教科書的存在になったのは明白、この”ベレG”の成功でまたたくまに各社に”GT”は増殖、ベレG発売の翌月には今でも続くGTの伝統的存在であるプリンス(後日産)スカイラインに”GT”が追加されます!

スカG伝説の始まりとなるS54型スカイライン2000GT S54型!
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スカGは従来型のW/B、ノーズを伸ばして上級グロリアの直6 G7型エンジンを押し込みウェバー3連キャブで武装、サーキットに殴り込みを掛けるモンスターとして登場、まだまだ外国勢が優勢な日本のサーキットい於いてその実力は肉薄する走りを見せこれがスカイラインの伝説として今でも語り継がれ中身は大幅に変わりながらも”GT”グレードが衰退して行く中で現スカイラインにも設定される所以でもあります…。

スカGは日本GPでの活躍からベレGを上回る大成功を納めセダンボディながらもアンバランスな?長い鼻を持つ堂々とした出で立ちは当時のカーマニアの憧れの存在、その後当初のGTはGT-Bに改称、シングルキャブとし出力をデチューンしGTの普及版としてGT-Aを設定し当初GT-B(GT名称時)がAライ保持者への限定販売策を取った事もありGT-AはAライを持たないファンへの救済策的位置付け、このGT-A(青バッジ)とGT-B(赤バッジ)が3代目スカイライン以降のGT/GT-X(青)とGT-R(赤)に継承される訳です。

S54A/B以降はGT(GT-X)/GT-RとなるスカイランGT(画像は69年型KGC10型スカイライン2000GT-R)
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そして国産GT第三弾は御三家のトヨタか?と思いきやそうはいかずに伏兵!?ダイハツが1965年に追加発売したコンパーノGTがここに現れます、コンパーノGTは1963年に発売されたダイハツのファミリーカーである「コンパーノベルリーナ」のスポーツバージョン、ベルリーナの800ccOHVエンジンを1Lに拡大したFE型とし更に国産初となる機械式インジェクションを採用、先にデビューしたオープンモデルのコンパーノスパイダーがツインキャブのFE型で65psとされていたのと同等のパワーを誇り元々のベルリーナがイタリアン調の小洒落た出で立ちに加えベレGと同様、各スポーツ装備が施されトヨタ傘下入りのダイハツはこうした意欲的モデルもリリースしていました!

国産GT第三弾で国産初のインジェクション搭載のコンパーノGT F40型
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そしていよいよ?御三家のうち2社であるいすゞ、日産(プリンス)から”GT”が出たら黙ってられないとばかりに横綱トヨタは満を持して67/8月にヤマハと共同開発した日本初のスーパーカーとも称されるあのモデル=トヨタ2000GTを発売します!

トヨタ初冠の”GT”はトヨタ2000GT MF10型
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一部辛辣な評価等には「あれは”ヤマハ2000GT”だ」という意見もありますがベレGが4気筒OHV、スカGが6気筒SOHCだったところトヨ2はいきなりまだ当時ではレースカー位でしか見られなかったDOHCの6気筒を搭載、リトラクタブルヘッドライトを国産初採用しプロトに近いとても市販車とは思えない出で立ち、当時としては破格な238万円という高額さからなるその存在感がカーマニア憧れの存在となりその伝説が現代でも継承され今では1億2億という個体も現れる程、日本が誇る名車となっているのはご承知の通りでしょう…

この2000GTの評判がきっかけにトヨタは”GT”はさも自分のモノだ!的にGTモデルを乱立する作戦に邁進、ある意味市販車と言えども一部富裕層にしか手にできない現実離れした2000GTに対しほぼ同時発売で既存、3代目コロナHTのボディを使い普及版のGTも用意、それが「トヨタ1600GT」!

1600GTは見かけこそ従来型コロナながら心臓部は4気筒ながらも高性能DOHC+ソレックスツインの9R型110psのGT名に相応しいエンジンを搭載、2000GTと同じ5MTギアボックス(4MTもアリ)と相まってそれまでのコロナスポーティグレードの1600Sとは段違いの俊足を誇りサーキットでは2000GTよりも1600GTが暴れまわりスカGの良きライバルだった時期もあります。

トヨタ”GT”第二弾は普及版となるトヨタ1600GT RT55型
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1967年(S42)までにに出そろった御三家のGT達、前年の昭和41年が1Lカーが出そろう”マイカー元年”ならば昭和42年は”GT元年”と言ったところでしょうか…?

その後GTブーム?は御三家以外にも飛び火しますが何故か元祖のいすゞはベレGのグレードUPを行ったのみ(69年のGTR/GTタイプR、71年の1800GTN)、プリンスを吸収合併した日産は”GT”の称号はスカイラインのみに限定、他モデルのスポーツグレードはSSS(ブルーバード)GX(セドグロ、ローレル、サニー)とされトヨタも1600GTを継承したコロナマークⅡには何故か”GT”ではなくGSS(グランドスーパースポーツ)名を与えます。

トヨタDOHC第三弾は非GTであるマークⅡ1900GSS RT72型
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2000/1600GT同様にトヨタの武器でもあったDOHC×ソレックス2(10R型→8R-Gに改称)エンジン、既存ボディを使いコスト低減で普及促進を狙う手法は1600GTそのものながら何故に”GT”を名乗らないかが不思議、これもあったのか否かは解りませんがマークⅡGSSは2000/1600GTと較べかなりインパクトが弱かった印象があります。

さて他メーカーですが御三家に続けとばかりに”GT”を名乗ったのは三菱、しかもグレードではなく車名にGTを組み込んだコルトギャランGTOが1970年にデビューします!

三菱初の”GT”はギャランGTO A53C型
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「Gran Turismo Omologato」=GTレース用ホモロゲーションモデルやGTの中でも最高位のモデルを意味するGTOと言う名称、アメリカのマッスルカー人気を国産モデルに投影した派手で迫力あるスタイリングは従来の三菱車のイメージを覆すモノであり70年代の三菱飛躍の基礎でもありました。

一方のトヨタはマークⅡでGTを名乗らなかったのを後悔したかのように1970年以降、トヨ2以来の武器であるDOHCエンジン搭載モデルは”GT”を冠する事に方針を決定しトヨタ商法全開で”GT”を連発し高性能=DOHC=トヨタ車のイメージを定着化、70年のセリカGT、カリーナGT、73年コロナGT、74年スプリンタートレノGT、77年カローラレビンGT、80年セリカカムリGTといった具合…

セリカ/カリーナでGT名を復活、セリカでは71年に豪華装備を取り払い足回りを強化しよりハード化した”GTV”も設定(TA22型セリカ1600GTV)
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尚、GTVは後のAE86レビン/トレノにも設定、他にも基本をGTとしたグレード展開がなせれてゆきます(例:GT-エクストラ/GT-R/GT-T/GT-TR/GT-Foura等)

このように1970~80年代に”GT”は一気に増殖、”GT熱”は軽自動車や二輪にも飛び火します!

マツダが初めて”GT”グレードを設定したのが72年追加発売のサバンナGT(クーペGT S124型)
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尚マツダは73年、サバンナ上級のルーチェの2代目FMC時にTOPグレードを”GT”ではなくわざわざ”グランツーリスモ”として設定、マツダではハード一色(サバンナ)をグランドツーリング、豪華クルーザーをグランツーリスモとこの時期定義しておりサバンナに対してルーチェはより豪華なクルーザーを提唱したモノでした。

三菱”GT”第二弾は71年発売でミニGTOと呼ばれた軽自動車のミニカスキッパーGT A101型
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ホンダも1970年に軽のホンダZ N360型にてTOPグレードに”GT”を設定
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バイク界も黙っていない?72年にはヤマハが50cc/80ccに「ヤマハミニトレール(ミニトレ)」としてGT50/GT80を発売
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スズキ二輪も従来のTシリーズをGTシリーズに改名、GT100/GT125/GT185/GT250/GT380/GT550/GT750を1972年~デビューさせます。

1980年、最後まで残ったスズキGTであるGT380
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スカイラインの専売だった日産”GT”は1973年、不調だったブルーバードU610型にスカG同様の6気筒L20を搭載したロングノーズモデルを追加、ブルーバード2000GT/GT-XとしてデビューさせスカG人気の再来=二匹目のどじょうを狙います(結果は惨敗…)
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75年~78年にかけては悪夢の排ガス規制が施行され一時”GT”モデルを筆頭とするスポーツモデルは逆境に立たされますがそれまでの定番であった大口径の2連/3連キャブレターを電子燃料噴射装置(FI)に各社変更して排ガス対策期のパワーダウンを克服しその後のターボ化、マルチバルブ化も相まって”GT”復権を印象付けました!

こうして各社出揃った”GT”モデル、あえてこれを名乗らない独自のスポーツモデルを提唱する向きも多くスバル(当時富士重工)は”RX”、三菱もGTは消極的で広く提唱したのが”GS””GSR”、70年代後半にミラージュやランサーセレステにGTグレードは設定されるもパワーユニットは標準、豪華装備の内外装が施された本来の意味でのGTではなくスポーツモデルの主役はあくまでGSR,ただターボユニットが出始めてきてからGTの立ち位置も変化はしますが...

ホンダはZ以外ではホンダ1300に一時設定後はGTを名乗るモノは現れず二輪ではCBが代表的シリーズ名、4輪では74年のシビックRS以降”RS”や”Si””タイプR”等が代表例。

”GT”を我が物としたトヨタは伝統的に”GT”を名乗るスカイラインを目の敵とし1980年のCMではDOHCがGTの条件とばかりに73年の排ガス規制不適合でDOHCが消えたスカイランGTに対し「名ばかりのGT」と揶揄、これに対し地団駄踏んで悔しがった日産ファンも多くこの事が後に日産の逆襲とばかりにDOHC(トヨタ)vsターボ(日産)戦争が巻き起こると言った図式に…

ターボデビュー前のスカイラインは”名ばかりGT”と揶揄される羽目に(1979年GC210型スカイライン2000GT-L/2000GT-EL)
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そのトヨタはスカイラインを皮肉った都合上?かどうかは知らんけどかつて”GT”を名乗れなかったマークⅡ(チェイサー)にも遅ればせながら1980年の4代目デビュー時に2代目GSS以降途絶えていたDOHC搭載の”GT”を設定、このの頃、スカイラインのライバルとなっていたマークⅡ、”名ばかりGT”を言い出した元が面目を保つというw

3代目(30/40系)で途絶えたDOHCモデルを復活させたRX63型マークⅡ2000GT(4HT)
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マークⅡ(チェイサー)GTは従来型GTモデル(セリカ、カリーナ、コロナ、カムリ)の18R-GEU型135psを搭載、久々のマークⅡハードモデル、ご丁寧にセダンと4HTの両モデルに追加しましたが既にマークⅡは高級車イメージが確立されておりM型→1G-E型の直6エンジンが主流で4気筒の18R-GEUはミスマッチ感が拭ええずこのためせっかくのDOHC復活でも大きな話題となならず商業的にも失敗と云わざるを得ない、そんな悲運のモデルでした。

ただトヨタはそんな事にはめげず1981年に歴史的名車となる初代MZ10ソアラ/MA61型セリカXXに国産最高峰の2.8LDOHCを搭載するソアラ2800GT/同GTエクストラ、セリカXX2800GTを発売、トヨタ2000GT以来の6気筒DOHCの登場はカーマニアを熱狂させるに充分以上の威力、続く1982年には80年に従来の6気筒M型から代わる新開発の1G-EU型をベースとしDOHC化、しかも1気筒4バルブの24バルブDOHCとしGTを名乗っていないながら4バルブを売りにしたR30スカイラインRSの日産FJ20型4気筒DOHCに差を付けこの頃はトヨタ圧勝の感すら憶えたモノでしたっけ…。

1981年 初代MZ10型ソアラ2800GT-エクストラ
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1G-GEU型デビューでソアラ、XXにも2000GTが設定され18R-Gで失敗気味のマークⅡ兄弟にも1G-Gを搭載、しかしこれはGTを名乗らずマークⅡはグランデTC24、チェイサーアバンテ同、クレスタスーパールーセント同とされ車格とグレード名の乖離を埋めGSS以降のマークⅡが”GT”を名乗れたのは僅か1年少々という結果に。

1982年、1G-GEU搭載モデルはGTを名乗らずだったマークⅡグランデTWIN CAM24 GX61型
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着々と”GT”モデルを増殖させるトヨタに対し他メーカーとどんな感じだったのでしょうか?日産はトヨタと違って”GT”のネーミングはそう簡単に与えず相変わらずスカG専門的な動向で73年にブルーバードUで設定したGTは76年の810型FMCの際、GT→G6(G4)に改められます、これ以後は77年のスタンザ最高峰にマキシマGTを設定したのみでしたが”スカイライン・ミニ”と銘打ったスカイラインの弟分であるラングラレーが1986年、3代目デビューの際にCA16型DOHC16バルブが追加された”GT”を名付けて話題を呼びました(ラングレーGTにはSOHC E15Eエンジン搭載車もあり)

スカG、ブルG、スタンザに続く日産GT第4弾はラングレーGT(86年型ラングレーセダン1600GT)
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日産もこれ以降は”GT”を名付けるようになりサニー(GTS)やアベニールサリューGTターボ等が代表例でV6を積んだキャラバン/ホーミーですら1BOXワゴンながらも”GT”を名乗ったりと。

ハードな”GT”に消極的だった三菱は1981年の2代目ギャランΣ/Λターボ、ランサーEXターボデビューと共に二つのグレードを設定、豪華版にGSR、そして廉価版(装備簡略版)に”GT”を名付けています。

1981年A175A型ランサーEX ターボGT(画像は83年型I/CターボGT)
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三菱はやはり80年以降もGSRメインであり”GT”は異端児?に付けられるキライがありワゴン(94年リベロGT)廉価版(前述のランタボやΣのGTターボ)やATモデルに付けられる事が多くATの代表的なのはラリーウェポンのランエボで唯一のATを設定したランサーエボリューションⅦ GT-AとエボリューションワゴンGT-Aがありますね。
またエボリューションⅨで従来の競技用RSと豪華版GSRの中間グレードに”GT”を設定した経緯もありますがこれを最後に三菱のGTはエボリューションⅩでは設定がなく最後までスポーツグレードのメインにはなれず過去のスポーツモデルであったスタリオン、GTO、FTOにも未設定だった事を附記しておきます。

2002年 ランサーエボリューションⅦ GT-A CT9A型
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マツダはサバンナ→同RX-7のハードグレードに”GT”を継承しますが1981年の4代目ルーチェ/3代目コスモに82年追加されたロータリーターボモデルに”GT”グレードを設定、85年にはBF型6代目ファミリアでファミリアでは初めてのGTグレードを設定、この他カペラ等にもGTを設定してゆきますが長くは残らずルーチェ/コスモはHB型限り、ファミリアはBF~BGの2代限りでした。

1985年 ファミリアHB 4WDターボGT-X BF型
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スバルは頑なにスポーツグレードをRXとしてきましたが84年3代目レオーネのデビューと共に”GT”を初採用、当時のイメージでは最も”GT”のイメージにはかけ離れたスバル車でしたがレオーネからターボ、そしてそれ以降のハイパワー路線であるレガシィやインプレッサにもGTグレードを設定しこれの大成功によりそのグレード名に違和感を憶える事はなくなりましたが現在ではスバルのハイパワーモデル=STiの方が定着しておりますね!

1984年 3代目スバルレオーネセダンGTⅡ AA型
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尚我が物顔で”GT”を乱発したトヨタですが90年代に入ると急速にGT熱が冷めたのか?それまでGTを名乗っていたスポーツグレードからグレード名変更が相次ぎます(例:GTツインターボ→ツアラーV、レビン/トレノGTアペックス→レビン/トレノBZ‐G等)最後まで”GT”を名乗っていたのは2001年に廃盤となったカリーナ1600GTだと思いますが…

5代目GX71,6代目GX/JZX81のGT(ツインターボ)から7代目では改称されたJZX90型マークⅡツアラーV


以上60~2000年代のGT事情となりますね、元祖いすゞはベレG以来"GT”は名乗らベレット後続のジェミニではZZがこれに代わり他車種(フローリアン、117クーペ、ピアッツア、ビッグホーン等)で設定はなく93年の乗用モデル自社開発撤退まで”GT”はベレットのみの称号でした。
ダイハツはコンパーノ以降ナシ、スズキは2輪のGTシリーズの他4輪ではフロンテの一時期とカルタスに一時存在(GT-i)あっ、完全な”GT”ではなく”GTR”を対象に入れれば二輪ではカワサキの1000/1400GTR、ヤマハGTR125なんてモデルもありましたっけ…

カワサキ1400GTR
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2023年現在で堂々GTを名乗るのはメジャーなクルマ、R35GT-Rを含んでスカイライン程度?さすが伝統がなせる業間しれませんねw
もしかしたらワタシの興味外で存在しているかもしれませんがかつては花形だった”GT”その廃れっぷり凄くまたまた懐古趣味の強い元Gureとしてはただただ淋しさを感じます、しかし何からGTがなくなろうが限りなく元祖に近いスカイランだけは”GT”の名を守って欲しい、しかしそのスカイラインそのものが行先は不透明な感じでで”GT”の今後、心配ないさーっ!って訳にはいかんようです(+_+)

尚上記内容は国産車のみが対象でありその中でもショーモデルや試作車、一部限定グレード(特別仕様)等は省いています、ワタシの記憶の限りで書いておりますので記憶違いや老化による忘れや思い違い、勘違いも含まれますので正確確実とは言い切れんのはご理解願います<(_ _)>

長文読破、お疲れ様でした!
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Posted at 2023/01/19 23:00:40

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この記事へのコメント

2023年1月20日 13:10
確かセレステGTってのもありましたよね。
スキッパー大好きです。
1億円ほどあったら、スキッパーとフロンテクーペをフルレストアしてもらって😅、土地買ってシャッター付きガレージ作って保管したいです。妄想です。
コメントへの返答
2023年1月20日 16:44
はい、サラッとですが本文でも触れています(ジャパンの画像上辺り)
妄想する分なら1銭も掛かりませんからね、ワタシも数々の名車コレクションを頭の中でやってます、もう現実では追いつきませんので💦

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