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元Gureのブログ一覧

2014年09月07日 イイね!

保存版・4HT ザ・ベストテン

保存版・4HT ザ・ベストテンデヘヘ(^^ゞ
まだ死んでなかったこの完全お遊び自己満企画!
相変わらず独断と偏見のベストテンですが珍車ばかりじゃ飽きられますからね(汗)
いつもコメ下さるお友達や善意の多くのファンを飽きさせないGureはネタ探しに頑張っております!!

てな訳で…前回2HT で解説させて頂いたHT(ハードトップ)の定義ですがこれがそのまま4HTにもあてはまります、但し当然ドアは4枚…

日本でのデビューは1973年の日産が初でしてこの頃はその“定義”に忠実に4枚のピラーレスでしたが後年は安全性の部分で…は後で付け加えられた大義名分、日本初の4HTを日産にさらわれた4HTをサル真似と言われないために後発メーカーがあえてやや異なる形式の4HTを発売、これが後年主流になってゆく本来はHTと言えない?ピラードHT=センターピラー付HTとなっていきます。

ピラードHTはHTとしての魅力は半減しますが実際、これが流行る80年代以降はエアコンの普及もあり窓をフルオープンするなんて事はまず有り得ずボディ強度をしっかり保てる形状が信頼性も呼びピラーレスHTの生みの親である日産ですら最後はこちらに傾いてゆきました。。。
それでも完全なるセダンよりは殆どのモデルが全高を低く抑えサッシュレスウィンドウでスポーティさをアピール、80~90年代ではどのモデルもこれを持っていたと言っていい程の人気車型だったのです。

その後時代はセダン型の衰退→ミニバン系が主流となる中、ただでさえセダンの需要が大幅減となりその亜流の4HTは2000年代初頭には衰退、現在ではこれを名乗るモデルは皆無という状況、ワタクシ個人的にも2HTに次ぐスタイリッシュな車型で好きだったのですがこれがなくなった頃からその時代のNEWカーの魅力も半減した感じがしましたね~…

と前置きが長いのもご愛嬌!? 4HTベストテン、ボチボチ行きます(^o^)丿

※このベストテンは単にワタクシの独断でスタイリングを主として集計しました。
また車名に○○・4ドアハードトップ(2HTの衰退後は単なるHTと名乗るモノも含む)と謳っているか否かに限らずフルオープンセンターピラーレス4HT、4ドアピラードHTに差別なくランクインさせてあります。

例によって輸入車は含ません、単にワタシの好みで順位付けましたのでご了承願います。
一部過去ベストテンブログで取り上げた車種と被る部分がありこれについては詳細を割愛またはそちらから一部コピペさせて頂いていますのでご了承下さい。

さぁ、今週の!?第10位!!

【8代目日産ブルーバード4HT U12型(1987~1991)】


U12ブルの4HT、先々代の910で十八番のセンターピラーレス4HTをブルもラインナップしましたがU12が最後のピラーレス、後続は時代の要請もありピラードHTとなっていますのでね、やはりHTらしいHT、安全性どうのでは当然分が悪いのは承知ですが本来の定義に忠実なこの形式にソソられてしまいます(^_^;)

U12の時代、近年の日産では一番輝いていた時期でブルに限らずどれも真面目に煮詰められてドライブが楽しくなるモデルが多かったですがU12もブルでは510、910に次ぐ名車だと思います!
この時代はWRCが人気でフルタイム4駆のハイパワーブームの最中、ブルにもこれに準じるモンスターが存在しましたが同時期にレガシィやギャランVR-4、セリカGT-Fourなどのスーパーモンスターが注目の的でブルのそれ(SSS-R)は気合の割に目立ちませんでしたが当時の日産の中では随一のジャジャ馬でした。
4HTにはそこまでのモンスターは与えられません、あくまでファッショナブル&スタイリッシュを望むユーザー層への訴求ですしね、そして剛性の低い4HTにはモンスターは必要なかった訳です。
しかしDOHC16VのI/CターボのCA18DETを搭載、SSS-Rのハイチューン185psの大パワーはないにせよこれでも充分ハイパワー、ライバルであるレガシィやギャランに較べても控えめな175psという数値でしたがアクセル踏めば俊敏なのは勿論、秀逸な脚とハンドリングは安心してフリ廻せ魅力溢れるモノでした。

大人気を博した910の影を引きずった先代U11=910の亡霊?から完全に決別、セダン/4HTとも欧州風のエレガントさを身に付けセダンは大人しめ、4HTは当時の日産4HTお約束の6ライト形式ながらそれまでのやたら角張ったペキペキさは皆無、流麗さと上品さを個人的には感じとても好感を持ちました!

続いて第9位!!

【8代目トヨタクラウン4HT S130型(1987 ~1991)】


現代でもクラウンと言えばこの130を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?バブル期のモデルでしたから高額ながらこれも当時はウジャウジャ溢れ老若男女が乗っていましたのでね、ワタシのような若くして所帯と子供まで持った貧困若者以外は「いつかはクラウン」ではなく「みーんなクラウン」って感じで当時は見飽きていたのと天邪鬼なワタクシ、多すぎるクルマと売れすぎる曲、強すぎる野球のチームは苦手でございまして130、興味なかったんですがデビューから30年近く経過した現在でも結構生き残っているだけあり耐久性もよくまた、4HTのそのスタイリングは今のクラウンよりも重厚感は上でクラウンらしいクラウンだと心から感じ9位ランクインとしました!

60年代のクラウンエイト以来のV8エンジンの搭載、初の3ナンバーワイドボディの誕生他書ききれない当時としては新しい魅力が満載だった130クラウン、これ以降のモデルはバブル崩壊によりクラウンと言えどもコストカットが目立ち始めましたし頑なに守り通したペリメーターフレームの廃止にコンセプト変更により(アスリート系メイン)スポーティさは増すも反面、安っぽさもつきまとうようになり(あくまで個人的主観)今でも時折街角で130HTに出会うと当時は気付かなかった魅力を感じてしまいます!

ベースのセダンやワゴン、バンが4HTより長生き、4HTはきっちり4年しか生存していないのに今でも見れるのはほぼ4HTのように感じます、この事が如何にこの130型4HTの人気、評判が高かったか!リアル世代以外の方にもご理解頂けると感じます…。

さぁ、8位行ってみましょー!

【7代目日産スカイライン4HT R31型(1985 ~1989)】


これは悩みました、過去ブログでもさんざん書きましたが7thスカイラインが出た時、一番ムカついたのが4HTでしたのでランクインさせるかさせまいか1昼夜悩みました(嘘!!)

ハコスカ~R30まで、スカイラインの象徴だったような2HTを消してまでラインナップさせた4HT、当時のスカGファンのみならず多くの自動車ファンからブーイングをもらった4HT、バブル期、そしてトヨタマークⅡ系の神がかり的人気で“ハイソカーブーム”を意識してR30までのスポーティさを薄め高級路線に振ったのがファンの顰蹙を買い慌てて2HTに代わるクーペを追加したという曰く付きな4HTなんですがね、当時は上級にローレルと言う立派な“ハイソ”が控えているのに何故にスカイラインに豪華な4HTがいるんか?と理解不能、この事からいい印象はなかったです。

しかし現代目線で見ると少なくともV系以後のスカイラインよりはよほど酷評だったR31 4HTでも充分スカイラインしてますし実は当時も罵りながらもほぼ同時期にデビューしているC32ローレルよりは密かに(カッコいいなー)なんて思っていたりして(^^ゞ
しかしですね、とてもリアルな頃はカーマニアを気取っていた立場で口が裂けても“R31 4HT、いいじゃん!”なんて言えない空気だったので30年間この思いは封印してきた!って訳ですわ(大袈裟ww)

R31デビューの85年と言えば日産はペキペキカクカクの全盛期、上はセドグロ(Y30)~下はブル(U11)まで全てが定規で描いたよなデザインの4HT群(セダンも)でしたがその中でもR31は当時は“堕落した”なんて思いながらもスカイラインらしさは随所に見て取れますしね、まっ、時代に翻弄されたスカイラインとも言えるでしょうし次期型のR32では4HT同形状ながら「スポーツセダン」と名乗りかつてのスポ-ティテイストの4枚に戻りましたからバブリー路線にスカイラインですら血迷った?という生き証人、V系以前のモデルとしては高級路線の希少なスカイラインとして記憶に留めたく8位としました!

盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【6代目日産ブルーバード4HT 910型(1982~1983)】


当時の“スーパースター”ジュリーを起用「ブルーバード、お前の時代だ!」のCMで一世を風靡した910ブルの4HT、ここで登場です(^_^)v

元祖4HTの日産でしたがこれは高級車専用車型っていうイメージ戦略もありファミリーカーのブルには頑なに採用を見送っていました、しかし910のあまりの人気でモデル後半になりながらもこれを追加、販売期間僅か2年に満たない希少存在ですが往時はそれでもかなり見かけたモノです!

長いことセダンとHT(またはクーペ)でやってきたブルが初の3車型(セダン/2HT/4HT)でラインナップ(バンやワゴン除く)、次期U11以降は2HTが廃盤となりましたからね、一番のワイドバリェーションを誇ったのもこの910の特徴でさすが稀代の人気車です。
79年に発売された910、圧倒的な販売はセダンでしたが2HTも少数派ながらセダンのクリーンなイメージを崩さずかつスポーティ、そして実用的にも充分使える(当時として)真面目さが好感を持て4HTはそのセダンと2HTのいい部分を折衷したかのような出来栄え!お得意のピラーレスHTはこの頃では既にRrドアのガラスフルオープンと謳いながらもは全開せず1/3程ウィンドゥが残るタイプになっていましたがそれでも充分エレガントでセダンよりは遊び心を感じ2HTよりはフォーマルと非常に後追加が成功したモデルだったと思います!
空前の人気と空前のワイドレンジを誇る910の中でも貴重な存在の4HTに敬意を評してこの順位を付けさせて頂きました!

どんどん行きます、第6位!!

【6代目日産ローレルC33型(1989~1993)】


C33ローレル、85年デビューした“エミサイティングドレッシー”カリーナEDによる空前のバブリー4HTブームに乗っかったモデルでしたね。

スカイラインすらも血迷わせた時代=バブル期のデビュー、それはローレルが培ってきた本流の4セダンと亜流の2又は4HTのラインナップという伝統を崩しカリーナEDの後追いという情けなさも当初感じましたが個人的にはやり過ぎ感を拭えなかったEDよりもこちらが好みで一時は購入も考えたのでこの順位としました!

従来の正統派の4HT=4シーター前提で後席も重視のモノからEDの思想がそうであったようにクーペや2HTの流れを基本とし2+2に更にRrドアを付けた!とういこの時代特有の4HTでして居住性や実用性は低かったですが歴代ローレルの中では一番好きですね、歴代及び後続の地味さを感じさせずさりげないスポーティさとエレガントなイメージがイイ!

ただコイツは未だに鬼キャンシャコタンがまだ生息、弄り倒して楽しいクルマなので走り屋峠族への根強い人気も理解できますがイメージ的にはこれが災いしてるかな?ノーマルオリジナルのC33は最近めっきり見なくなってしましましたが何も4ドアのラグジュアリーの重いヤツでやらずとも180やS13、または6発がいいならR32や33/34もあるんですかからローレルでやらなくても…

なーんて思いますがそこは個人の自由、ただ簡単にゴマメして潰すともう手に入りにくいクルマになってきてますしお乗りの方の溺愛を期待しちゃいますね ^^;

フッ素塗装の美しい2トーンにセンスある室内装飾、スタイルはイケイケなカリーナED的ながら年配者にも考慮した落ち着きも感じられローレルらしさも失っていない、この時代の日産はホント、抜群なセンスだったと改めて思います!


☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったモデルはこちら…

【2代目ダイハツオプティL800系(1998~2002)】


スミマセン、スポットライトにしながら正直このクルマ、好きでもないし興味もありません(汗)
では何故にここに?と申しますとこれは軽唯一の4HTという部分が大きく寄与し堂々11位とさせて頂いております!

ダイハツというメーカーは意外にも?流行に敏感で2HTが流行ればサブロク時代(1971年)のフェローMAXでやはり当時唯一の2HTを設定しましたし4HTが人気あればこの2代目オプティでもやらかしてくれましたしね、

フェローMAXにしてもオプティにしてもただでさえ狭く小さい軽のボディでいくら流行りでもHTまでこさえるか?というバカバカしさがいいですよ、堅実なスズキや三菱、スバルは絶対にやらない!?!?事もダイハツは平然とやるしで(笑)
2代目オプティ、限られたボディでは効率の良いHBが軽では当たり前な時代に小癪にも独立したトランクルームを持ちセミノッチの3BOXピラードHT!!
後席なんてサブロク時代を彷彿する狭さで絶対買いませんがこんなモデルでも生存できた時代もあったんですよね、まぁ、そんな事言ったらビートもカプチーノもAZ-3も存在でき得ませんでしたがこうした遊び心?余裕?が現在のコペンにも引き継がれてると考えられますし真面目で堅実なスズキと対照的なダイハツの軽、軽市場を2分する両雄の化かし合いはまだまだ続きそうですね(^。^)y-

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【4代目マークⅡ4HT後期/3代目チェイサー4HT後期X60系(1982~1984)及び初代クレスタX50系前期(1980~1982)】

↑マークⅡ

マークⅡとチェイサーについてはX60の後期限定、クレスタは前期X50系限定とさせてもらいました、その根拠は前後と内装意匠だけの好き嫌いです!

マークⅡ/チェイサーはたかがMCでしたがそのインパクトは当時絶大でこの後期がその後起きるハイソカーブーム、次期X70系の大人気の引き金になった!そう言っても過言でもない人気でした。
前期モデルは新たな兄弟であるクレスタの影に隠れるようにどちらも比較的地味な印象でしたが後期になりマークⅡは迫力のイーグルマスクやブラックテールを採用、チェイサーはスラントノーズを鋭くさせよりスポーティ度合いを強調、クレスタに奪われたお株を取り返すかのような大幅なイメージ変更でもありました。

スタイルは前期と当然同じながら両車彫りの深くなった顔付きは見違える派手さがあり加えてツインカム24 1G-GE新搭載というインパクトも加担し前期ではなかった憧れの気持ちを持たせるに充分だった後期X60系、今でもこれは憧れる存在と断言できこの順位にしました!

↓チェイサー


一方のクレスタは80年、まだマークⅡ/チェイサーが先代X40系だった時代に“次期マークⅡの先行モデル”として大注目されデビュー、クラシカルなX40に比較して80年代らしいスクエアなスタイリングが非常に新鮮でありまた呪うほどに排ガス対策以来シャンとしなかったM型エンジンに代わる1G-EU型エンジンもあの悪夢(排ガス規制)を忘れさせる程のインパクトでしたしね、そして独特なクリスタルカットの美しいテールに後年“ブタ目”と揶揄されたX40系の丸目2灯に対していかにも新しさを感じる角目4灯の引き締まった顔付きも非常に魅力的!

↓クレスタ


新車種クレスタは大成功し遅れてFMCしたマークⅡ/チェイサーをも上回る人気となり慌てたトヨタ、特に有力ディーラーP店からの抗議もあったとかなかったとか?で82年のMCでクレスタよりも本流であるマークⅡを際立たせるかのような変更が加えられクレスタは個性を弱めると同時にX60系へと本流と同列型式化、前期の特徴だった顔やテールの意匠は極一般的なモノに改められてしまい個人的にはクレスタの特徴が消え失せた感じがしこちらは前期50系限定の順位とさせて頂きました。

この3種の身内の争い、基本同じクルマですので甲乙は付けられませんが同じ5位の中でも優劣付けるならばマークⅡ(後期)→クレスタ(前期)→チェイサー(後期)ですかね~…

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【初代三菱ディアマンテF10~20系(1990~1997)】


菱ヲタGureの面目、ここで立てますたが何か?www

いやー、やはり4HTというモデルは古くから闘ってきたトヨタ日産には敵わない、特に無骨なスタイルが身上の菱車にとっては流麗&エレガントさをモットーとする4HTなんてのは一番苦手な部類ですからね、残念ながらベスト3には入れませんでした…

しかし!!この初代ディアマンテだけは別格!三菱が一番イイ時代のミドルカーでバブル時代という追い風もありそれまで両横綱のミドルクラスに1ランク下のギャランΣで戦う!という苦戦を強いられず飛ぶ鳥を落とす勢いとクロカンブームでパジェロやデリカで稼いだ?潤沢な資金で開発、ラインアップが許された3ナンバー専用ミドルのディマンテは時代の背景をうまく捉えた事にもより大人気を得ました。

87年デビューの個性的なマッチョスタイルが人気のE30ギャランと同じテイストの“うねるデザイン”を採用、税制改革で3ダッシュ車の税金が引き下げられたとほぼ同じ時期にオーバー2L、2500ccというそれまではなかった排気量がパワーと税金の上昇(2Lに対して)具合が庶民?の許容範囲上限にビンゴでそれまでの一般ピープルの実質的な上限であった2Lに対する余裕とステイタス度合いを高め満足度も当然上昇、これの成功で老舗のマークⅡ系やローレル他ライバルも慌てて2500をメインにするなどの現象を引き起こしたのも記憶に新しいです。

ギャランに較べ3ナンバー余裕のサイズはデザインも伸びやかでギャランのスポ-ティさに加えフォーマルさも演出、V6エンジンの搭載からなるイメージUPもツボ、またそれまでミドルクラスのFFはブルーバードマキシマやカムリプロミネントなどが出してきていましたがこのクラスはFR絶対主義!という前に評判は芳しくなかったのですがディマンテはFF(または4WD)+余裕のボディサイズ=4HTながらも広い室内がその固定概念を崩しFFミドルが市民権を得たモデルでもありました。

往時、マークⅡですら慌てさせた初代ディアマンテ、これも三菱の名車として推薦したい1台である事は言うまでもなく2大メーカーに強豪ひしめく中でも堂々4位を与えるに相応しいモノと信じて疑いません!

ベスト3に入ります!今週の第3位!!

【5代目トヨタマークⅡ4HT X70型(1984~1988)】


出ました!4HTのGX71グランデが代表的に売れまくりどこを見てもこればかりという時代がありました!統計見たわけではありません、あくまで憶測ですが数ある4HTの中でも一番これが売れたんじゃね?って程往時の生息数は他の追従を許さないモノがありました。

個人的には4HTの代表的存在がこのX70系マークⅡだと思いますし同じ思いのご同輩や80sマニアさんには多いのではないでしょうか!?
先代X60系のテイストをより進化させたX70系、時代を彩るフカフカのワインカラーのキャバクラシートやらクラスターS/W、クラウンから引き継ぐクリスタルピラーが人気の的で天邪鬼なワタシでも歴代マークⅡでは一番マークⅡらしい?モデルがこの型に感じます。
これは確かに色んな意味で良かった!長年憧れたフル装備の高級車ながら価格はただグラ(一番売れた1G-EU搭載の2000グランデ)なら200万チョイというリーズナブルさ!それがクラウンと大差ない装備を持っており逆に「クラウンはまだ早い」とか「クラウンでは仕事上弊害がある」という層には選びやすくまたそれまでカローラやコロナで辛抱してきた世代にはようやく成功した?なんていうステータスさも味わえるといった側面でも売れまくりしかも当時、カローラもコロナも高くなりほんの少しの努力でただグラに届くといった価格設定もうまかったです。
X30/40系から培ったパーソナル度も維持、カッコも申し分ない、高性能が欲しけりゃツインカム24やツインターボも揃っていましたし何より女ウケは最高でしたしね(笑)

一世を風靡した!と言うには違うモノがあるかもしれませんが間違いなく4HTの代表的車種として3位という高位置に挙げました(*^^)v

とうとう来ました!第2位!!

【3代目/4代目日産セドリック/グロリア4HT 230系(1973~1975)】


冒頭で記した日産が日本で初めて4HTをライナップしたモデル、堂々2位獲得!!

※ここからは過去の『高級車ベストテン』から一部抜粋とさせて頂きます。
~珍車コーナーでこの型を取り上げる度に記載していますが長いセドグロvsクラウンの激闘の中でクラウンを唯一打ち負かした230、当時のクラウンが日本人好みからは逸脱するスタイリングに変革し一気にファンを失ったのに対し130後期に流行の先端デザインを調和させながら日本人ウケする正統派の高級車らしいデザインを採用、今でもその美しいスタイリングは歴代モデルNo1の評価を得ています!

日本初のピラーレス4HTモデルも設定、高級車に新たな1ページを書き加えた事も忘れてはならずアクション人気ドラマ大都会や西部警察などでも活躍、これら番組の再放送も繰り返されリアル世代以外の若年層にも知られるモデルで今となってはその希少性、かつての勇姿、好評さからなるプレミア価値は高まるばかりと思われる“名車”ですのでここに登場願いました!

~と抜粋に付け加えてやはりこの後、4HTが人気車型になっていく火付けだった230の4HTは日本の自動車史に欠かす事ができないモノだと思います。
これを初めて見た時の衝撃はもう40年も前ながら未だに鮮烈に残り子供ながら憧れのアメリカのフルサイズカーのカッコ良さが遂に国産でも!という期待感を持てましたしこれからのモデル展開に非常に期待感をも与えてくれたのがこのクルマ、セダンのフォーマルさを維持しつつ2HTのスポーティさも味わえる夢の4HTにはいたいけな少年の目を惹きつけるのには充分以上の素敵なモデルでしたしたね~…

個人的にも数あるセドリックの中でも一番好きなモデルです!(^^)!

さっ、そしてオオトリ!今週のTOPを飾るのは…

【4代目/5代目日産セドリック/グロリア4HT 330系(1975~1979)】


スンマヘン、これも一部抜粋…(-_-;)

~好評だった230に当時日産の凝っていたインポルブメントデザイン、三次曲面なる新たなデザインを採用した330型、独特なそのデザインで新たな高級車象を訴求、デビュー時は他の日産車で同様デザインを採るモデル同じく不評ながら保守層に対応し若干インポルブメントを弱めたのが幸いし排ガス規制NAPSに対応したりと不利な時期のモデルながら健闘したモデルです。
日産にありがちなこれも製廃FMC後に非常に人気が上昇、本来ターゲットではない若者に人気で中古で値がこなれた330は80年代1、2を争う人気の改造ベースでありワタシの青春期ではシャコタンロッドが一番キまるクルマとして持て囃されました。今で言うVIPカーというカテゴリー?の先駆だと思います! ~

付け加えれば230のフォーマルさは薄れながらも派手さとカッコ良さはこちらが上かな?同時期のクラウン(S100系)がピラードHTだった事でどちらかといえばセダンとそう変わらないイメージだった事も4HT先駆のセドグロが際立っていましたしよく言えば正統的で落ち着きあるのがクラウン、派手で若々しくあったのがセドグロ、年配者にはクラウンのウケが良かったですがセドグロはヤングアダルト?的で今で言うチョイ悪的な魅力があり自分が選ぶなら若々しく見られたい!という意味でセドグロ330に圧倒的軍配を上げますネ!

セドグロとしてはスタイルや雰囲気は230が個人的に好きですが330も捨て難い、非常にこの1、2位は悩みましたが高級4HTというモデルを世間に実質的に広めた功績は330だったと思いますし4HT文化を築いた最大の功労車という事から堂々1位とさせて頂いた次第です!


ランキングは以上となります!

恒例、圏外は下記の通りとなりました。
11位:2代目ダイハツオプティL800系(1998~2002)
12位:6代目トヨタチェイサーX100系(1996~2001)
13位:7代目日産セドリック及び8代目グロリア4HT、シーマ含むY31型(1987~1991)
14位:8代目日産スカイラインスポーツセダンR32型(1989~1993)
15位:8代目日産ローレルC35型(1997~2002)
16位:6代目トヨタクラウン4HT S110系(1979~1983)
17位:7代目日産ブルーバード・マキシマU11型前期(1984~1986)
18位:5代目日産ローレル4HT C32型(1985~1989)
19位:2代目三菱ディアマンテ F30/40系(1995~2005)
20位:5代目トヨタチェイサー X90系(1992~1996)
21位:7代目トヨタマークⅡ4HT X90系(1992~1996)
22位:3代目三菱ギャランΣ/エテルナΣ4HT E10系(1984~1990)
23位:6代目日産セドリック及び7代目グロリア Y30型(1983~1987)
24位:3代目マツダルーチェ4HT LA系後期(1979~1981)
25位:8代目トヨタマークⅡ4HT X100系(1996~2000)
26位:5代目日産セドリック及び6代目グロリア 430型(1979~1983)
27位:初代ホンダアコードインスパイア及びインスパイア CB5/CC2/3型型(1989~1995)
28位:6代目トヨタマークⅡ及び5代目チェイサー X80型(1988~1992)
29位:4代目日産ローレル4HT C31型後期(1983~1985)
30位:5代目マツダルーチェ4HT HC系(1986~1995)

如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイですがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なベストテンを楽しんで頂けたらと思います。
4ドアHT、かつての人気車型でセダン程堅すぎず2HT程チャラくもなく…っていう派手さは気恥ずかしい、しかしセダンの地味さもNG!!という一番ユーザーでは多いであろう層にはピッタリのモデルだったんですがね、人気車型だけあり各社各車、個性と工夫もあしらわれ現在では考えられな良いにつけ悪いにつけバラェtィに富んだ豊富なモデルラインナップが魅力でした。

ラインキング30位を振り返るとトヨタ日産がやはり多数、三菱やマツダ、ホンダもこの分野は伏兵的立場で時たま横綱を慌てさせるモデルも生み出しましたが元祖である日産にそしてそれをいつも睨んできたトヨタの4HTの歴史、経験には適わなかった印象が強くそれがランキングに現れた感じです…。

時代の移り変わりからその存在は遠い過去の事となりましたがこちらは2HTとは異なりピラードでしたらばセダン型の復活の如何によってはまた再来も有り得るか?と僅かな期待は捨てれません、現に欧州車などにはまだまだ残る車型ですしね、再び居住性や燃費(エコ)一辺倒ではなく“カッコ良さ”を追求する4HTの再来を願いこの辺で締めさせて頂きます!

おしまーーい(^^)/~~~
Posted at 2017/02/08 13:30:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ

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