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2015年05月30日 イイね!

保存版・珍車PART539

保存版・珍車PART539
TOP画像見て”どこが珍車だ!”と思っているそこのアナタ様!

地域によってはそこそこいるかもしれませんがこれもNox/PM法適用地域ではもう乗れないクルマですので首都圏や愛知、関西地域限定の珍車かもしれません…


しかしこれ、最終モデルは長いモデルライフの中でも2年程度の発売でしたし様々な事情から全盛期ほど数は出ず最後はひっそりと姿を消したモデルなので排ガス規制適用外地域でもそうはいないと思います。

⇒『平成11年(1999)P35W型2代目デリカスターワゴンGLXターボディーゼル』!!


本格的OFFロード 1BOXという三菱ならではの孤高の存在感で人気だったデリスタ、ファンに絶大な支持に支えられ1986〜1999年という実に13年の長寿を誇った人気車で未だ中古市場では引っ張りダコ!
中でも排ガス規制によりデリスタのメインであったDeモデルはもう規制地域では乗れない為、ガソリン2.4Lモデルなんかはプレミアが付き距離浅のガソリン、専門店では三桁はザラって感じ(*_*;

出品車、99年ですから最後の最後のデリスタですねー…

最終は97年のMCから僅か2年だけの生存、デリカは94年にメインを新発売の『デリカスペースギア』に移しているのでこれ発売以降は大幅にグレードを縮小、バブル真っ只中ではクリスタルライトルーフにエクセーヌ生地のキャプテンシート、カラオケ機能まで付いたオーディオで売れまくった最高峰のスーパーエクシードも廃止、4WDは廉価グレードのXと中級GLXに整理、上記の絢爛装備は全てスぺギに移され先記グレードにせいぜいロールーフ(エアロルーフ=P25W型)とハイルーフが選べる程度となってしまいました。

しかしデリスタはこれでも根強い人気があり旧型になりながらもそこそこの販売量があり94年当時で既に8年経過ながらもそのワイルドなスタイリングと走破性はスぺギに劣らずワタシもデリスタ派でして2.5LのDeターボは重いデリスタには非力で動力性能的には2.8LのDeエンジンやV6を積むスぺギに劣るのを承知で見かけのワイルドさ、漢の出で立ちにやられマイカーにしましたねー…

しかし最終型はそれまで最もデリスタの4WDらしさを表していたカンガルーバーを廃止、これは法規改正により仕方のない事でしたが長い事親しまれたその迫力かつ安心感高い顔付が変わりイメージは一新、精悍さは失せ大人しい表情になっていたのが最大の特徴。

しかしこの事がデリスタ人気の衰退にも繋がり加えて厳しさを増す排ガス規制もあり設計の古い4D56Deエンジンでの継続、そしてスぺギの新エンジンを古いシャーシに載せての型式認定を諦めさすがの長寿も99年限りでENDとなりました…。

↓デリスタと言えばやはりカンガルーバーの迫力の面構えでしょう!


さて、現車を見てみますが総評3.5、外装記載なしながら内装はC評価、比較的粗く乗られたデリスタが多い中でこの程度は上の部類に入るかな!?

走行も14万?弱、Tベルクチェックとデリカの寿命である噴射ポンプさえケアすればまだまだ安心じて乗れるレベル!

↓機関的な不具合はない様子、3.5点付くデリスタ、メイン時代のモノはもう旧くなかなかこの評価は付きませんので最終ならではの評価って感じがします!


このデリカ、スクエアなデザインにも助けられて見かけ以上に室内は広く家族5人で車中泊(但し子供一人は小学生、二人は幼児)でも充分2〜3泊ならこなせ荷物も余裕で積める、旧来の1BOXでDeエンジンなので乗った感覚はトラック的、キャブオーバー特有の不快な揺れや頭の部分の乗降性はスぺギに劣るのは否めませんが汚泥路、雪道では素晴らしい走破性、しかし高速はキツかった、4駆で重いですしね、85psでは登坂では4tに煽られる始末でしたし(+o+)

まっ、そんな欠点もありましたが見切りも良く5ナンバーサイズであの空間はこの時代の1BOXならではでした!

↓C評価ですから内装もそこそこいい筈、Rrが見れないので何ともですがFr部はイイ状態!


デリスタはつい4駆動モデルばかりに目が行きますが2WDも立派にラインナップ、こちらは元々からカンガルーバーは未装備で車高も低くあまり見かけないモデル、2WDは4WD程の特徴、売りもなくタウンエース軍団やバネット系に完全にやられていた感じですが一時同僚が角目4灯の前期2WDに乗っていて何度か運転しましたが4駆モデルとは全然違う乗り味!

↓デリスタの2WDモデル、全然イメージが異なります(前期型=86〜90年)


ゴチゴチのトラック的味わいはなく多分それはスーパーエクシードだったのでシートのせいもあるとは思いますがフワフワで頼りなささえ感じるその感覚は2駆と4駆では当然味付けは異なるもこれが同じクルマか?と思わせるモノ、あれはキャラバンホーミーやハイエースの上級グレードより快適だった気がします(笑)

↓Rrビューの眺めは最初のMC(90年)からほぼ不変、現車、外装もそう悪くなくD〜Cレベルでしょうか…


ワタシが選んだデリスタはこれ(最終)になる直前の96年型ハイルーフGLX、中古ですからそれ以前の上級スーパーエクシードやエクシードも選べたのですが当時子供が小さく車中泊で出歩くのがMyブームでしたんでフルフラになるRrシートは必需、このため上級グレードは豪華ながら皆キャプテンシートだったのであえてGLXが欲しくクリスタルライトルーフがないのは心残りでしたがハイルーフとカンガルーバーは絶対でしたのでね、最終も値段はそう変わらずエアバックなどの装備が更新されていましたがあえて顔に拘り96年モデルを選んだ訳でした。。。
(とか言いながら内心一番欲しかったのは白いスーパーエクシードのクリスタルライトルーフ!これはピラー部がブラックアウトされクリスタルライトルーフも際立ち豪華さとワイルドさを兼ね備えた出で立ちに憧れました、今でも欲しいかも…)

↓カンガルーバーがなくなり若干ワイルドさが薄れた最終型、現役時代も滅多に見ませんでした〜


現在のデリカD5、菱ファン目線で見ると正常にスターワゴンのDNAを継承しているかつての三菱車らしさを唯一感じさせる存在、エボが消えゆく中で三菱党としては最後の砦って感じがしますので下手なFMCやセレナ辺りのOEMなんかにせずこのまま何年でも造り続けて欲しいとさえ思います(*_*;

出品車、東からの出品で落札は30〜40の間、ガソリンモデルと違い相場は落ち着いてはいますが根強いファンの存在と比較していよいよDeも台数が減ってきています、これもGure的には確保したいクルマではありあすねー(^-^;
Posted at 2017/11/24 22:11:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

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