佐藤琢磨が2015年も引き続き
AJフォイト・レーシングから
インディカー参戦
&
同チームとして2台体制
となることが発表されました!
AJフォイト・レーシングの2台体制は2002年以来とのこと。
実に13年ぶりという“超”がつくほど久しぶりなんですね。
そして、チームメイトは昨年インディーカー・シリーズにデビューした
ジャック・ホークスワース。
カーナンバーはNo.41で琢磨の14に対して覚えやすいですね。
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佐藤琢磨のコメント
「AJフォイト・レーシングが2台体制になるというのは本当に素晴らしいニュースだと思います。体制の強化には大賛成ですし、ジャックのチーム加入についても歓迎します。6シーズン目となるインディカー・シリーズへの参戦に向けて大きな期待を抱いているほか、同じチームと3シーズン続けて挑戦できることにも喜びを感じています。エンジニアのドン・ハリデイやチームクルーはこれまでと同じ顔ぶれなので、いままで学んできたことを生かして力強く戦っていくことが期待できるほか、様々な面で自信が得られると考えています。僕たちは、これまでにも何度か大きな成功を手に入れてきましたが、さらに前進しなければなりません。これは、モータースポーツの世界ではごく自然な考え方です。チームが2台体制になれば、この流れは一層加速されるはずです。現在、インディカー・シリーズではコースを走行できる時間がとても限られていますが、やらなければいけないことは山ほどあります。しかも、来シーズンからは新しいボディワークの使用が認められます。質の高いテスト走行を行ない、走行時間を最大限活用するには複数台体制が不可欠です。いまはウィンターテストの始まるのが待ちきれない気分です!」
ラリー・フォイト(チーム監督)のコメント
「チームが2台体制になることでどれほど私が喜んでいるか、とても言葉では表現できません。これは私がずっと目標としてきたことですが、ついに実現することができました。いま私に言えることは、早くも特別でとても忙しいオフシーズンになっているということです。AJフォイト・レーシングのプログラムに長年サポートを続けてきてくれたABCサプライには、どれほどお礼の言葉を申し上げても十分ということはありません。彼らに支援していただけるようになってからの約10年が、どれほど早く過ぎ去ったことか! これまでにはいい時も悪い時もありましたが、ABCサプライは一貫して私たちを支援してくれました。そのことは2015年シーズンの結果にしっかりと表れるはずです。佐藤琢磨とドン・ハリデイのコンビとまた一緒に仕事できることにも喜びを感じています。No.14のマシーンを駆る琢磨が、どのレースでも勝てる実力があるドライバーであることは私たちもよく承知しています。ですから、過去数年間でともに学んだことをフルに活用し、新しいシーズンに挑戦することが楽しみで仕方ありません。将来、スーパースターになることが期待されているジャック・ホークスワースをチームに迎え入れられることも、私がエキサイティングに感じている理由のひとつです。ジャックと若いエンジニアのポール・プラドスもまた、素晴らしい成績を残してくれることでしょう」
AJフォイト(チームオーナー)のコメント
「ここしばらくはやっていませんでしたが、私にとって2台体制は目新しいものではありません。ただし、十分な人員とサポートが得られない限り2台体制にしてはいけないと、私はこれまで言い続けてきました。いま、私たちは勝利を愛してやまないふたりのドライバー——その気持ちは私に優るとも劣りません——を獲得するとともに、これまで10年近くにわたってチームを支援してきてくれたABCサプライのサポートを得ることができました。来年が最高のシーズンになることを心から期待しています」
AJフォイト・レーシングのプレスリリースより
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それから、
来季のインディカーシリーズの日程も発表されました。
2015年ヴェライゾン・インディーカー・シリーズ:
1 3月8日 ブラジリア(ブラジル)=常設ロードコース
2 3月29日 セント・ピーターズバーグ=市街地コース
3 4月12日 ニュー・オリンズ=常設ロードコース
4 4月19日 ロング・ビーチ=市街地コース
5 4月26日 バーミンガム=常設ロードコース
6 5月9日 GP・オブ・インディアナポリス=常設ロードコース
7 5月24日 インディー500=スーパー・スピードウェイ
8 5月30日 デトロイト1=市街地コース
9 5月31日 デトロイト2=市街地コース
10 6月6日 フォート・ワース=1.5マイル・オーバル
11 6月14日 トロント(カナダ)=市街地コース
12 6月27日 フォンタナ=スーパー・スピードウェイ
13 7月12日 ミルウォーキー=ショート・オーバル
14 7月18日 アイオワ=ショート・オーバル
15 8月2日 レキシントン=常設ロードコース
16 8月23日 ポコノ=スーパー・スピードウェイ
17 8月30日 ソノマ=常設ロードコース
内訳は、
常設ロードコース(6戦)
市街地などの仮設コースでのレースの数(5戦)
オーバル(6戦)
となっています。
どうでしょう?!
琢磨には有利なのかな。
それから、知らなくて驚いたんですが、今回見送られたものの
中東・ドバイでの開催の可能性があったということ。
それと、こんなことも言われています。
インディカーのCEOを務めるマーク・ミルズは、
積極的に海外への進出を図りたいという意志がまだあるとのこと。
「我々は、NFLのスーパーボウルが開催される2月後半から、3月にかけて海外で4レースほどを開催する計画がある。その後、シリーズはアメリカに戻り、最終戦まで開催されるんだ。その中で、ブラジリアでのレース開催を決められたことは嬉しく思う。」とミルズ。
「今も他の3コースとは積極的に交渉を重ねているところなんだ。」
ならば、是非とも
“インディカー・ジャパン”の復活を願いたいですね。
でも、2-3月では日本では寒くてレースは厳しいのかな?!
いや、3月ならなんとかイケル!
琢磨の人気は絶大ですし、致し方なくロードコース(もてぎ)でやるにしても
悪くない話だと思うんですけどね。
なんとかならないかな~
琢磨の来季インディカーシリーズの発表に関しては
ここのところ毎年早まっています。
2013年体制発表 2013年1月11日
2014年体制発表 2013年12月18日
1つは来季の開幕がさらに早くなっているのもあるかと思いますが、
次のシーズンに向けて準備をしていくためにも良いことですね。
よく考えると、同チームでインディカー3年目を迎えるのは琢磨にとっては初。
正直昨年は苦しい戦いとなりましたが、来季も走らせてもらえることに感謝です。
そして、琢磨念願の2カー体制ということでこれまでよりは戦いやすくなるはずですし、
ある意味勝負の年でもあるでしょうから
来季は是非好結果につながるよう頑張ってほしいですね!
ABC Supply AJ Foyt Racing Team Announcement
Posted at 2014/10/31 21:37:49 | |
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'15 INDYCAR SERIES | 日記