
予選からすると、2年ぶりとはいえ参戦した
アロンソが枠から1つバンプアウトされ、
決勝レースの出場枠を逃してしまうという
波乱の幕開けでした。
波乱?!…いやぁ~
有力チームからのサポートを受け
それなりの準備はしてきたんだろうとは思いますが、
チームとして段取りから
いろいろトラブルや手際の悪さはあったみたいだし、
見方を変えていくら“マクラーレン”の名を冠していようが
即席チームでインディ500のみ出ようというところからして
そもそも起こるべくして起こったと言えるのかなとも。
アロンソがインディ500チャンプの称号を手に入れようとするなら
個人的には是非今度はインディカーシリーズをフル参戦してもらいたいですね。
アロンソは好きなんですよ。
えー、アロンソねたで少し尺をとりましたが、だからこそということです。
頑張ってもらいたいです!
琢磨は予選で14番手を獲得。(今回、琢磨はスペシャルカラーでした)
タイムアップを狙おうと2ndレーンに並びましたが、優先される1stレーンに
車がどんどん並びだし、琢磨は2回目のアテンプトができないまま
セッションが終わってしまいました。
本当は10位程度には入っておきたかったようですけど、長いレースですし
まずまずですかね。
そして、決勝レース。
トップ画もそうでしたけど、琢磨は今回スペシャルカラー。
(遠くからではとても分かりづらかったですね^^;。琢磨は青が似合うな~)

琢磨は最初のスティントは徐々に順位を上げれてましたけど、1STピット直後
右リアホイールナットがしっかり締まってなくてスピードは出せないし、
周りの状況から余分に1周多く走ってからのピットとなり痛恨の2ラップダウンへ。
周回数全体200周のまだ約1/4とはいえ、とても厳しい展開になってました。
いやぁ~、優勝は元よりもう上位は厳しいかなと誰もが思ったことでしょう。
ところが!
80周目、138周目、…と絶妙のタイミングでイエローコーションが出て
ラップバックに成功。
極めつけは178周目に琢磨がピットに入った直後に
多重クラッシュのフルイエローが出て

赤旗中断にまでなりましたがリスタート前、琢磨は5位にまで順位は上がってました。
しかも、琢磨はピット直後のフレッシュタイヤ!
これはもしやもしやの期待をせざるを得ない状況に。
そして、188周目リスタートのスピードレース。
その周、琢磨は前にいたエド・カーペンター、
191周目にジョセフ・ニューガーデンを抜いていき3番手に!

その後、アレクサンダー・ロッシがトップのシモン・パジェノーを抜いた時など
接近しかかった時もありましたが、叶わなかったですね。
前の2台、特に今回チャンピオンとなったシモン・パジェノーがあまりに
速過ぎて、せめて
2012年の時くらいまで踏み込めればなぁ…とは思ってましたけど、
とても無理でした。
まぁでも、
琢磨はトラブルあって2ラップダウンになりながらも
3位フィニッシュまで持ってこれたわけですから素晴らしいですよ!
よくやった‼ おめでとう‼

(琢磨のラップバックの軌跡は
こちら。)
これで琢磨のポイントランキング5→4位に再浮上しました。
シリーズが楽しみであります^^
佐藤琢磨(3位)
「最初のピットストップで右リアホイールがちゃんと装着されておらず、ピットに戻ってチェックする必要がありました。周回遅れになりましたが、500マイルのレースなので、あきらめませんでした。リードラップに戻るのには100ラップ以上がかかりましたが、チームが作戦を駆使してそれを実現してくれて、最後の15周ほどはとてもエキサイティングなバトルを戦うことができました。後ろの順位を走っているに間もトラフィックの走りをトライし、それを活かして戦いました。レース再開時に5番手で、そこから2台をパスしました。そして、前にはロッシとパジェノーの2人しかいなくなりましたが、彼をオーバーテイクするところまではいきませんでした。おめでとう、シモン・パジェノー。彼はウイナーとなるにふさわしい走りをしていました。」
Posted at 2019/06/02 13:47:05 | |
トラックバック(0) |
'19 INDYCAR SERIES | 日記