富士重工業、新型スバルレガシィセダンを公開
富士重工業は,4月8日から19日にかけて米国で開催されるニューヨーク国際自動車ショーにおいて、今年発売予定の新型レガシィセダン(米国仕様)を出展する。
第5世代となる新型レガシィセダンは従来型よりボディを全長35㎜、全幅90㎜、全高80㎜拡大し、ゆとりある室内空間とミディアムクラスにふさわしい存在感を実現した。
駆動系では、伝統の水平対向エンジンを中心としたシンメトリカルAWDが受け継がれた。エンジンは2.5リッターSOHCと2.5リッターDOHCターボ、3.6リッターDOHCの3種類。2.5リッターNAモデルには世界初の縦置きチェーン式無段変速機『リニアトロニック』を搭載し、燃費性能を向上させた。
また、シャシーにはクレードル構造を採用したほか、ボディの要所にハイテン材を使用することで、衝突安全性やボディ剛性を強化しつつ、ボディサイズの拡大にともなう重量増を従来型と同程度に抑えることに成功した。
装備も充実しており,全車にサイドエアバッグ、カーテンエアバッグを標準装備。さらに上級グレードにはサンルーフやHarman Kardon社製のオーディオシステムもオプションで用意されている。
【スバル レガシィ 新型】ニューヨークで堂々デビュー
スバルは3月31日、新型『レガシィセダン』の概要を明らかにした。5代目は現行型よりもひと回り大きいグローバルサイズボディを採用。2.5リットルNAエンジンに新開発CVT「リニアトロニック」を用意するなど、技術面も進化している。
外観は1月のデトロイトモーターショーで公開した『レガシィコンセプト』を踏襲。「プレゼンス(存在感)」をテーマに、レガシィらしいスポーティさや機能美に、力強さを併せ持つ新しいレガシィの姿を表現した。現行型と同様にウイングモチーフのフロントグリルを採用。大きく張り出したホイールアーチがスバル独自のシンメトリカルAWDや足回りの力強さを演出する。
ボディサイズは全長4735×全幅1820×全高1505mm、ホイールベース2750mm。現行型と比較すると、全長は35mm、全幅は90mm、全高は80mm拡大。前後オーバーハングを45mm短くしながら、ホイールベースを80mm伸ばすことで、後席足元の余裕が大幅に向上している点は見逃せない。
室内は「アクティブ&クオリティフィーリング」をテーマに、ダイナミックな造形の中に、ゆとりある空間を持たせた。インパネは横方向への広がり感を強調したデザイン。表面にはヘアライン加工を施し、質感を引き上げる。電動パーキングブレ-キの採用もニュース。サイドブレーキレバーの廃止によって、センターコンソール周辺の使い勝手が高まった。後席は6対4分割可倒式。トランクは9インチのゴルフバッグ4個が積める大容量だ。
シートは乗り心地とホールド性を追求した新デザイン。上級グレードには運転席10ウェイ、助手席4ウェイのパワーシートを装備する。ステアリングホイールの形状も一新し、オーディオ&クルーズコントロールのスイッチが付いた。ATとリニアトロニック仕様はパドルシフトを装備。メーターは昼夜常時発光式のアルミ蒸着リング付き4連タイプ。センターパネル中央には、瞬間・平均燃費などを表示するマルチインフォメーションディスプレイをレイアウトした。
北米仕様のエンジンは3種類。「2.5i」用の2.5リットル水平対向4(170ps、23.5kgm)、「2.5GT」用の同ターボ(265ps、35.7kgm)、「3.6R」用の3.6リットル水平対向6(256ps、34.2kgm)だ。トランスミッションは2.5iが6速MTとリニアトロニック、2.5GTが6速MT、3.6Rが5速ATとなる。
2.5リットルNAは、エンジンヘッドの冷却性向上や樹脂製インテークマニホールドの採用などにより、軽量化を実施。低速トルクや燃費性能、排出ガス性能を引き上げた。2.5リットルターボは、ターボチャージャーの変更などにより、現行型よりも出力、トルクを向上。最大トルクは2000rpm付近から発生し、高回転域までフラットなトルク特性を持たせた。3.6リットルは現行3.0リットルの排気量拡大版。吸排気AVCS(連続可変バルブタイミング機構)の採用などにより、パワーと環境性能を両立させている。
2.5リットルNAに用意したCVT、リニアトロニックはスバルの次世代自動変速機。スバルによると、量産AWD乗用車用の縦置きチェーン式無段変速機は世界初という。チェーン式無段変速機は、トルク伝達の大容量化とフリクション低減というメリットがあり、コンパクトで優れた燃費性能を発揮する。
シャシーはクレードル構造の採用が話題。クレードル構造とは、エンジンをボディにマウントするのではなく、ゆりかご状のクレードルフレームにマウントする方式を指す。メインクッションラバーは液体封入式とし、4点でエンジンを支持。優れた静粛性や乗り心地、高い操縦安定性や衝突安全性を実現しているという。
サスペンションはフロントがマクファーソンストラット。アームをクレードルフレームへマウントすることで高剛性化し、ステアリングの応答性や操縦性を向上させた。同時に、スタビライザーのレイアウト変更と大径化により、ロール剛性も改善する。リアは低床タイプのダブルウィッシュボーンを導入。サスペンションリンクやリアデフ、サブフレームの取り付け位置などを最適化することで、防振性能をアップさせた。
安全面では、全車にVDCとEBD付きABSを標準装備。5%以上の登坂路で停車した場合に有効なヒルホールド機能も導入する。運転席&助手席エアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグは全車に標準装備。クレードルフレーム構造や高張力スチールの採用などにより、衝突安全性も引き上げられた。
新型レガシィセダンは、8日に開幕するニューヨークモーターショーで正式発表。日本では5月に、ワゴンとともにデビューを飾る予定だ。
スバル、新型レガシィを公開
富士重工業は、スバル・レガシィの新型を、4月に北米で開催されるニューヨークショーに出展すると発表した。
5世代目となる新型レガシィは、デザイン、パッケージ、パワートレインなどすべてを刷新。プレゼンス(存在感)をテーマとした新しいスタイリングや、新開発CVTの搭載など、スバルの新たな挑戦を象徴するモデルに仕上げた。外観は、安定感あるフォルムを基調とし、大きな張り出したホイールアーチや、サイドビューを引き立てるキャラクターラインにより、スポーティなイメージをアピールした。
ボディサイズ(北米仕様)は、全長4735mm×全幅1820mm×全高1505mm、ホイールベース2750mm。現行モデル比で、全長を35mm、全幅を90mm、全高を80mm拡大した。また、オーバーハングを45mm短縮し、ホイールベースを80mm延ばしたのもポイント。これにより、室内スペースの拡大と、操縦性の向上を図った。
エンジンは、2.5リッターNA(170hp)、2.5リッターターボ(265hp)、3.6リッターNA(256hp)の3タイプが設定される(北米仕様)。2.5リッターNAには、新開発の無段変速機“リニアトロニック”を採用した。これは、量産AWD乗用車としては世界初となる縦置きチェーン式のCVTで、高トルクに対応でき、コンパクトに設計できるのが特徴という。6速マニュアルモードを備え、パドルシフトの操作で素早く変速できるのもウリのひとつ。このほか5速ATと6速MTも設定され、前者は3.6リッターモデルに、後者は2.5リッターNAとターボに設定される。
装備面では、全車に運転席&助手席エアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグを標準装備。ヘッドライトには周囲の照度にあわせて自動的に点消灯するオートライト機能を搭載した。また、上級グレードには、チルトアップ&インナースライド式サンルーフ、Harman Kardonプレミアムオーディオを設定した。
なお、新型レガシィの日本導入は、5月頃になると予想される。
ついに正式採用バージョン?の登場ですね~
コンセプトのコレから考えたらよっぽどまともになりましたから。
ボディサイズの大きさはある程度事前情報で皆さんも知ってらっしゃったと思うのですが、ここまで大きいとね(汗)
オーディオにハーマンカードンを採用って言うのは1つのトピックスとして見た方が良いのかな?
CVTを採用って話も随分前から話が上がってましたからね~
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Posted at
2009/04/01 20:15:27