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2019年11月08日 イイね!

シーマの後をスカイラインでどうにかしようってのは無茶だろ~

シーマの後をスカイラインでどうにかしようってのは無茶だろ~日産が高級車「シーマ」も年内販売終了へ スカイラインに販売を集約か

■日産の高級車をけん引した「シーマ」が生産終了

 最近は、トヨタ「マークX」、「エスティマ」、三菱「パジェロ」などかつて人気の高かったクルマが販売を終えたり、2019年内の終了を発表しています。

 また、日産では「キューブ」や「ティアナ」の販売終了がアナウンスされているなかで、新たに「シーマ」も販売を終える模様です。日産の国内市場における高級車をけん引してきたシーマはなぜ販売終了となるのでしょうか。

 日産の販売店では「今ではシーマとフーガが注文を入れられなくなりました。フーガは上級セダンの主力車種なので、販売の終了は考えにくいです。今後改良をおこなって復活すると思いますが、シーマはおそらくこれで終わりでしょう」といいます。

 シーマを終了する理由を尋ねると「先ごろスカイラインが大幅なマイナーチェンジをおこない、2リッター直列4気筒ターボエンジンを3リッターV型6気筒ツインターボに強化しました。

 400Rという高性能なグレードも加わり、ラインナップを刷新しています。今はフルサイズセダンの人気が低迷しているので、魅力のある個性的なモデルに特化する方針なのでしょう」とコメントしました。いわゆる選択と集中です。

 確かに今はシーマの売れ行きが下がりました。2019年の登録台数は、もっとも多い3月でも27台で、ほかの月は10台から20台です。トヨタの最高級モデル「センチュリー」は月に30台から40台は登録されているので、シーマは少ないです。

 現行シーマの発売開始は2012年で、この時点でも販売目標は1年間に1000台(1か月当たり83台)だったことから、たくさん売ることを考えたクルマではありません。

 フロントマスクは上級化されたものの、基本的にはフーガハイブリッドのロング版です。海外のインフィニティで扱うことを目的に開発されました。

 こうなると1か月の売れ行きが10台から20台でも仕方ないように思えますが、シーマという車名を考えると寂しさも感じます。

 初代シーマは1988年1月に発売され、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)の数値も含めて、前年に登場した「セドリック/グロリア(Y31型)」がベースでした。それでもシーマは独自の3ナンバー専用ボディを採用して、注目を集めました。

 初代シーマのエンジンは3リッターV型6気筒DOHCと同じターボエンジンで、後者の最高出力は、当時の乗用車では最強の255馬力です。

 このエンジンは「レパード」のマイナーチェンジで搭載することを目的に開発を進めていましたが、シーマが「横取り」した経緯があります。

 レパードも1988年8月の改良で搭載しましたが、レパードの開発者にとって「シーマのエンジンを積んだ」といわれるのは不満だったといいます。

 このような裏話もあるほど、初代シーマは好景気の波に乗って好調に売れました。発売時点では1か月に3000台の目標台数が発表され、これはほぼ達成されて「シーマ現象」という言葉まで生まれました。

 ところがその後は、1989年に発売されたトヨタ「セルシオ」との販売競争で苦戦を強いられ、売れ行きを下げていきました。

 それでも4代目シーマが2010年に一度販売を終えた後、現行型が2012年に復活した際は、シーマの発展に期待を持ちましたが、これもどうやら甘い考えだったようです。

 今後の日産の国内モデルはどのようなラインナップになっていくのでしょうか。

 前述のとおり、キューブとティアナの販売終了が決まっているうえ、「ジューク」と「シルフィ」は、海外では新型モデルが発表されたのに、日本国内で売られているのは旧型です。

「エルグランド」は販売が低調で、「エクストレイル」も下降傾向にあります。その結果、売れ筋の「ノート」+「セレナ」+「デイズ」+「デイズルークス」の販売台数を合計すると、国内で売られる日産車の65%から67%に達します。

 2020年3月までには、次期型のデイズルークスが発売されるといいます。さらに東京モーターショー2019に出展された電気自動車のSUVとなる「アリアコンセプト」、軽自動車サイズの電気自動車とされる「IMk」も、市販を前提にしています。

 時代の流れを考えれば、電気自動車も重要ですが、エンジンを搭載したクルマの需要も根強いです。シーマに代わるような、憧れになり得る高級車にも登場して欲しいです。
Posted at 2019/11/08 22:11:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2019年11月08日 イイね!

ザイビクスはまず読めないよw

ザイビクスはまず読めないよwなぜ開発にGOサインが出た!? 存在理由が難解すぎる車5選

■常人では理解できないクルマがあった!?

 新型車の開発には莫大な費用と時間が掛かります。企画開始からデザイン、設計と試作、実験、製造設備の構築、宣伝など、新型車が世に出るまでのプロセスは多岐にわたります。

 そうして作られたクルマは、売れるという確信をもって開発されているはずですが、なかには本当に売れると思って作られたのか疑問に思ってしまうクルマもあります。

 そこで、いまとなっては理解し難いほどユニークなクルマを、5車種ピックアップして紹介します。

●三菱「ミラージュ ザイビクス」

 1970年代中ごろから1980年代にかけて、爆発的に増えたのがFFコンパクトカーです。FFのメリットはいろいろありますが、とくに室内の広さについては定評があります。

 各メーカーともFFコンパクトカーを発売するなか、1978年に三菱が発売したのが「ミラージュ」です。三菱初のFF車で、新世代のコンパクトカーとしてデビューしました。

 その後、代を重ねるごとにエンジンとボディが徐々に大きくなり、1987年に登場した3代目ミラージュはミドルクラスのセダン「ギャラン」を意識したデザインのコンパクト・ハッチバック/セダンでした。

 この3代目ミラージュのハッチバックモデルには「SWTIFT(スイフト)」「CYBORG(サイボーグ)」「FABIO(ファビオ)」「XYVYX(ザイビクス)」と、4タイプが設定されます。

 なかでもザイビクスは2シーターで、リアサイドウインドウが鉄板で塞がれて暗窓化されており、まるで商用車のパネルバンのようで、三菱は「無限の可能性を秘めた新遊び提案車」と表現していました。

 1.5リッターと1.6リッターエンジンを搭載し、どちらも5速MTのみでサスペンションが強化されるなどスポーツ路線で、実際にモータースポーツ特別仕様車が限定発売されたほどです。

 オプション設定される装備もユニークで、後部の荷室でテレビが見られるキットなどがありました。

 しかし、このコンセプトは一般には理解されず、デビューから1年で生産を終了します。景気が上向きだった背景から誕生した、希代の珍車です。

●日産「アベニール GT4」

 日産「アベニール」は初代が1990年にデビューしたステーションワゴンです。比較的オーソドックスなスタイルのワゴンでしたが、1998年に発売された2代目では、よりスタイリッシュなデザインに変わります。

 このアベニールには、「パルサーGTI-R」やS13型「シルビア」などに搭載され、名機といわれたSR20DET型エンジンと、高性能フルタイム4WDシステム「アテーサ」を組み合わせて搭載した「アベニール GT4」がラインナップされます。

 アベニール GT4のSR20DET型エンジンは2リッター直列4気筒ターボで、最高出力は230馬力を誇りました。当時、日産はSR20DET型を初代アベニールや、同じくステーションワゴンの「ルネッサ」、ミニバンの「プレーリーリバティ」にも搭載するなど、高性能モデルをさまざまなジャンルで一気に拡大します。

 ワゴンやミニバンに高性能エンジンと4WDという組み合わせは、ほかにはないユニークなものでしたが、トランスミッションは4速ATのみと、スポーティさでは中途半端感が否めません。

 どのモデルも後に車種整理によって消滅してしまい、後継車では高性能版は設定されませんでしたから、いまとなっては貴重なモデルです。

●スズキ「X-90」

 1993年の東京モーターショーのスズキブースに展示されたコンセプトカー「X-90」は、来場者から高い評価を得て2年後の1995年に市販化されました。

 車名はそのままX-90としたTバールーフの2シーター車で、ベースとなったのはSUVの「エスクード」です。したがって、駆動方式はパートタイム式4WDが採用されています。

 当時のエスクードは本格的な4WD車が採用するハシゴ型フレームで、このフレームを流用して新たにX-90のボディを載せた形です。

 とてもユニークなスタイルで海外でも話題になり、輸出もされました。しかし、日本では2シーターSUVの市場などなく、2年ほどで販売を終了します。

 コンセプトカーが高評価だったにも関わらず、実際に発売してみると売れなかったという、残念な結果になりました。いまも中古車が流通していますが、非常に数が少なく、希少な1台です。

■唯一無二! ロータリーエンジンを搭載した意外なクルマとは

●ホンダ「インテグラSJ」

 ホンダ「インテグラ」といえば「タイプR」に代表されるスポーティなモデルが思い浮かびますが、1996年に発売された「インテグラSJ」はそれとは真逆なモデルです。

 同時期に販売されていた「シビックフェリオ」をベースとしていて、外装もほぼシビックフェリオのままで、フロントマスクは、ステーションワゴンの「オルティア」から流用するという、かなり安直な作りでした。

 エンジンは4気筒1.5リッターのみで、VTECとスタンダードの2種類をラインナップ。トランスミッションは5速MTとCVT、4速ATが用意され、3グレードの展開。

 インテグラSJのコンセプトは「フォーマルなセダン」でしたが、とにかく中途半端な印象しかありません。実際は、当時の販売チャネル「ベルノ店」が販売するラインナップの隙間を埋める目的があったのでしょう。

 シビックフェリオの存在があったため、インテグラSJは当然ながら販売は低迷して4年で販売を終了し、いまではホンダでもトップクラスの珍車です。

●マツダ「パークウェイロータリー26」

 現在、マツダの自社製品で商用車は「ボンゴ」のみですが、元々は3輪トラックの製造からスタートしていたからか、かつてはさまざまな商用車を作っていました。

 例えば1972年には、より豪華なマイクロバスを求めるニーズに対応して「パークウェイ26」が発売されます。

 外観はモダンなスタイルとなっており、室内も快適なシートを配した26人乗り(13人乗りもあり)で、ラジオや3段切り替えの強力ヒーターを標準装備し、ソフトな天井トリムを採用するなど、広く高級感のある室内のマイクロバスでした。

 そして、1974年には世界初のロータリーエンジンを搭載したマイクロバス「パークウェイロータリー26」がラインナップに加わります。

「ルーチェAPグランツーリスモ」と共通の654cc×2ローター13B型低公害ロータリーエンジンは、最高出力135馬力を発揮。車重2800kg以上ある巨大な車体を、最高120km/hで走らせることが可能でした。

 ロータリーエンジンならではの優れた静粛性と低振動は、かなりの高評価を得たといいます。さらに、当時の国内の排出ガス規制値を大幅に下回る優れた環境性能も発揮していました。

 しかし、燃費はディーゼルエンジンに比べると相当に悪く商用には向かず、生産期間は2年と短命に終わりました。その後、1982年に2代目パークウェイが登場しますが、エンジンはディーゼルのみで、1995年に販売を終了するとマツダはマイクロバスの製造から撤退します。

※ ※ ※

 今回、紹介した5車種はどれもユニークですが、販売に成功したとはいえないモデルばかりです。

 いまの自動車メーカーは、さまざまな面で成熟しているので、近年は失敗作といわれるクルマは、ほぼ無くなりました。

 その反面、遊び心のあるデザインや性能的に冒険するクルマが少ないのも、ちょっと残念に思います。

XYVYX(ザイビクス)ですよ?読めませんでしたよwww
内容も変にスパルタンだし
Posted at 2019/11/08 22:09:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2019年11月08日 イイね!

やっぱり競技ベース車輛のカタログって良いよね

やっぱり競技ベース車輛のカタログって良いよね日産240RS/競技車両のものとしては例外的に立派な240RSのカタログ【自動車型録美術館】第18回

グループBなどの競技車両の場合、メーカーが作成するのはプレスキットと呼ばれる広報資料の類が多いのですが、この240RSのようにカタログが用意されることもあります。本稿ではこれから先、折をみてそうした競技車両の紙資料も紹介していきたいと考えています。16ページもある240RSのカタログは、競技車両のものとしては例外的に立派です。240RSにかける日産の思いが伝わってくる気がします。当時の日産本社でこのカタログを目にした時は驚きました。240RSには若干の縁があったので、カタログ管理部署の許可を得て、カタログの置かれた棚から少し多めに貰ってきたのが、つい昨日のようです。

NISSAN 240RS/日産240RS

240RSは、ご存知の通りラリーの日産がWRCのグループB参戦のために開発したクルマです。今回はそのカタログをご紹介いたします。

個人的な郷愁 240RSには、少しだけ個人的な思い入れがあります。それはわたしが日産に勤務していた時、座間工場生産課で研修した1982年のことです。当時の日産では本社の海外部門に配属されると、将来にわたってクルマとは縁遠い業務となるため、半年間の工場勤務が課せられていました。工場といっても製造作業を行うのではなく、部品の手配などを担当するのですが、たまたまわたしの研修中にラインを流れていたのが240RSだったのです。

専用パーツ クルマは約3万点の部品から成り立っています。240RSのような特殊部品の多いクルマを通常の生産ラインに流す、というのは、かなり無理のある話です。それでも日産は240RSを座間工場のラインで生産しました。わたしの仕事は生産ラインに遅滞なく不足なく部品が供給されるように手配すること。競技車両である240RSの専用部品はどれも魅力的なものばかりで、特にエンブレムのように小さなものは、ラインで紛失する事態が起こらないよう、詳述は避けますが、工夫が必要でした。

カタログ 240RSのカタログは、英文のものしか存在していないと思います。作成したのは、その頃はまだ銀座にあった日産本社の海外向販売促進部署です。

グループB競技車両のカタログですが意外と立派です カメオ出演、という言葉があります。映画などで短いシーンに、文字通り特別出演する、といった意味合いの語です。たとえば、うろ覚えですが『ロビンフッド』という映画にショーン・コネリーがちらと出てきたりしています。実はこの240RSのカタログにも、関係するプロドライバーがカメオ出演しているのです。

あえてその人が誰かは書きません。意外な場面に登場していますから、それが誰かを探すのもたのしいと思います。

●サイズ(縦×横)250mm×300mm ●全16ページ
Posted at 2019/11/08 22:06:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2019年11月08日 イイね!

中古車で購入するとしても4代目か5代目位が順当だよね

中古車で購入するとしても4代目か5代目位が順当だよねいま改めて試乗 スバル・レガシィ・ツーリングワゴンGT-B(BG5) シンメトリカルの効能

気持ち高まるボクサーサウンド

text:Takuo Yoshida(吉田拓生)
photo:Masakatsu Sato(佐藤正勝)1997年式のスバル・レガシィ・ツーリングワゴンGT-B。そのオドメーターには96000kmという走行距離が刻まれていが、各部に走行距離を裏付けるようなヤレは見当たらない。

ロイヤルブルー・マイカのボディには深い艶があり、ゴム類は総じて新品に換えられているように見える。

インテリアのコンディションもすばらしい。クルマの走行距離は運転席のサイドサポート部の擦れでわかることが多い。だが2トーンのモケットが使用されている若干バケット風にサイドサポートが立ち上がったシートに擦れた跡は見当たらない。

ATは4速だし、オーディオもスマホと連携することなどできるはずもない。とはいえポータブルナビやETC車載器を付けてしまえば、装備的には現代でも十分に通用しそうだ。

面白いのはシフトレバー横の格納式カード入れである。高速道路のチケットやクレジットカードを入れておくものだと思われるが、今どきの若者がカード入れを見つけたとしても、どうやって使うものなのか見当がつかないのではないだろうか。

コクピットに座って水平対向4気筒エンジンのフィーリングを確かめる。ノーマルマフラーなので3000rpmくらいまではおとなしめだが、それより上ではドコドコドコッという特徴的な「ボクサーサウンド」が響き渡る。

直列4気筒横置きのパワートレインよりはるかにキャラが立っていて、ワクワクさせられる。純正装着されているエアバッグ付きのMOMOを握りレガシィを発進させてみる。

新鮮な速さ、装備の懐かしさ

GT-BのMTモデルは280psユニットを搭載するが、今回の撮影車輛はATなので260psに留まる。とはいえ車重1460kgで260psと聞けばそれなりの速さを期待してしまう。

ところが、走りはじめは少し肩透かしを食らったような気になる。エンジンのレスポンスはなかなか鋭いし、ターボの高まりもしっかりと感じられるのだけれど、オートマの性格がその角をしっかりと削り落とし丸みを帯びたものにしてしまっているからである。

首都高に合流すると、その速さがしっかりと感じられるようになる。最高出力の発生回転数は6500rpm、最大トルクは5000rpmと高め。それでも現代車と比べれば車重が軽いので、気づくと結構なスピードが出ているのだ。

またグラスエリアが広く、ボンネットが低くて視界が良いこともスピード感のなさ=予期せぬ速さ、につながっているのだと思う。

速度計と回転計の間に縦一列で「PRND321」というシフトポジションが表示されているのが少し懐かしい。ABSブレーキは付いているが、トラクションコントロールは装備されていないので、例えば雪道で2速発進したいような時にはシフトポジション2は重宝するに違いない。スノーホールドスイッチなんていう装備もわざわざついている。

またシフトレバーにあるPOWERスイッチでシフトアップポイントを上げるというのも、現代ならば「スポーツモード」で一括で変化させてしまう部分なので、20世紀的と感じてしまう部分だ。

古さ感じさせる箇所、そう多くない

カタログによればビスカスLSD付きのセンターデフが装備されている他、GT-BとGTという260~280psのパワフルなグレードだけにはリアにもビスカスLSDが組み込まれている。

とはいえ都内近郊のドライ路面でAWDシステムの核心に触れることなどできるはずもない。

シンメトリカルAWDのシステムを透視するように思い描きながらドライブしてみると、確かにフロントの重心が低く感じられる。エンジン縦置き、FRベース的な4駆なので、総じてリアタイヤの方に大きなトラクションが掛かっている印象で、ハンドリングも非常に素直だ。

そして何より、10万キロ近い走行距離にも関わらず、ウインドウまわりがミシリとも言わないことに驚かされる。おそらく「乗りっ放し」の個体ではこうはいかないだろう。

現代車に慣れていると、3速1.00から4速で一気に0.694まで高くなってしまうギア比の離れ方が気になった。あと高速巡行している時、「このクルマにアイサイトや音声認識が付いていたら」なんて真剣に考えてしまった。

だが裏を返せば古さを感じさせる箇所はそう多くないのである。昔乗っていたとか、憧れていたなんていう人にはぜひお薦めしたい。

2代目レガシィのようなネオクラシックをドライブしていると、中古車に乗っているというより好きなクルマに乗っているという印象の方が勝るように思う。

偉大な初代の陰に隠れがちだが、2代目レガシィも現代のスバルのイメージを確立した立役者なのである。


スバル・レガシィ・ツーリングワゴンGT-B(BG5) カタチ/パワー、ワゴンの価値観を変えた

スバルを救ったツーリングワゴン

text:Takuo Yoshida(吉田拓生)
photo:Masakatsu Sato(佐藤正勝)日本車にとって1989年は特別な年といえる。

初代のマツダ・ロードスター、スカイラインGT-R(BNR32)、MR2(SW20)、フェアレディZ(Z32)、初代セルシオ、そして初代となるスバル・レガシィといった後世に名を残す名車がデビューした年だからである。

1980年代、日本の自動車メーカーは右肩上がりの景気の波に乗り、過去最高の収益を記録し続けていた。

だが旧態依然としたラインナップしか持ち合わせていなかった富士重工業(現在はSUBARUに商号を変更)だけは流れに乗り遅れつつあった。

そこで満を持してデビューしたモデルがレガシィだった。

パワートレインはスバルの伝統として定着していた水平対向エンジン+AWDシステムという、いわゆるシンメトリカルAWDだが、なにより話題をさらったのはそのスタイリッシュな外観だった。

レガシィには4ドアセダンとツーリングワゴンという2種類のボディ形式が用意されていたが、人気を牽引したのはツーリングワゴンの方だった。スキーをはじめとするアウトドア・ブームやRVブームと相まって、スバルにとってレガシィはまさに起死回生の1台となったのだった。

1989年から販売を開始した初代レガシィは1993年に2代目へとバトンタッチしている。パワートレインやプラットフォームといった主要コンポーネンツを初代から引き継いだ2代目レガシィは、デザイン的なインパクトこそ若干薄れたように見えたが、初代が切り開いたマーケットを受け継いで、スバルの躍進を支えるヒット作となったのである。

銘機が刻んだ280psの金字塔

現在では6代目まで代替わりが進んでいるレガシィにとって最新の話題は、スバルの基幹エンジンであるEJ20の生産終了が発表されたことだろう。

初代レガシィとともにデビューした水平対向4気筒エンジン、EJ20は、レガシィやインプレッサのパワーユニットとしてWRCのマニュファクチャラーズ・タイトル連覇の陰の功労者でもあったのである。

2代目レガシィにもキャリーオーバーされたEJ20エンジンは、2Lという排気量はそのままに、ターボ等のセッティングによって市販モデルでも徐々に最高出力を高めていった。

デビュー当時は220psだったが、2代目レガシィでは250psに達し、さらにその後期型では2Lの市販車として初めての280ps(自主規制値)を達成したのである。

デビュー当時は個性が弱まったように見られていた2代目レガシィのスタイリングだが、特にツーリングワゴンは現代の眼で見てもそれほど古さを感じさせないから不思議だ。

全体的に角が丸められ微かにサイズアップしているが、それでも5ナンバー枠(すでにサイズ縛りではなくなっていたが)ギリギリに収まるように設計されていた点も実用性の面で高い評価を得ていた。

2代目レガシィのスタイリングを完成させたのはメルセデスからスバルにやってきて、そのあと再びメルセデスに帰っていったフランス人デザイナー、オリビエ・ブーレイである。

レガシィ30年の歴史を振り返る1台

今回撮影車輛として借り出したレガシィ・ツーリングワゴンGT-Bのオーナーは、なんとスバルである。自動車メーカーが自社の過去のアーカイブを研究実験用に維持している例は珍しくないが、これを広報車として貸し出しているのは稀だ。

スバルは今年、歴代のレガシィを確保してメンテナンスを施し、30年前にはじまった革命を振り返ろうとしているのである。

2代目レガシィはデビューから3年後の1996年にマイナーチェンジが施されており、ツーリングワゴンのGT-B(のMTモデル)とセダンのRSに280ps版のEJ20が搭載されている。

またGT-BとRSにはビルシュタインの倒立ダンパーが標準装備され、リアに大型のエンブレムが掲げられたことでも話題を呼んだ。

初代レガシィはステーションワゴンに対するバンや商用車といった旧いイメージを払拭し、2代目は動力性能と運動性能を高めスポーツワゴンというカテゴリーを定着させたことで後世に語り継がれる1台となっている。

2代目レガシィの功績はもうひとつある。クロスオーバーモデルとしておなじみのアウトバックは、2代目をベースに誕生しているのである。

1995年にデビューしたレガシィ・グランドワゴンは車高を上げたレガシィであり、その後のレガシィ・ランカスター、レガシィ・アウトバックと命脈をつなぎ、ステーションワゴン・ベースのSUVというひとつのカテゴリーを作り出しているのである。

では26年前にクルマ好きを騒がせたハイパワーモデル、レガシィ・ツーリングワゴンGT-Bを試乗してみようと思う。


今お幾ら? 4代目レガシィ、中古車相場と新品で買えるパーツをチェック|BP/BL レガシィ カスタム

中古市場からメンテにモデファイ。いまどきの4代目レガシィ事情に迫る!


2リッターエンジン主体で5ナンバープラスαのボディサイズ。そして最後のサッシュレスドアなど、往年のスバルらしいアイコンが盛り込まれた4代目レガシィBL/BP型をもって、自身の中でのラスト・レガシィとするユーザーも少なくない。

昔、若い世代の人達がBD/BGレガシィを中古車市場で探し、カスタマイズして楽しんでいたように、この4代目で今どきのユーザーが遊べるのか? 中古相場、定番トラブル、カスタマイズパーツの有無、そしてユーザーカーの動向などを総合的にチェック! 実はそんなに甘くなくて、結構シビアな部分もあったりして。
そこも含めて、4代目レガシィの『NOW!!』を直球ストレートで紹介だ。

4代目レガシィNOW!! 中古車購入編

2019年 BL/BPを中古車で探すなら

まもなく7代目の日本登場も噂されているレガシィだが、未だに根強い人気を誇る4代目を中古車で狙っている人もいるのではないだろうか?
しかし、古さを感じさせないスタイルとはいえ4代目ではすでにデビューから16年が経過しているわけで、安さにつられて購入したものの、購入時の価格以上に修理代がかかってしまうという可能性も非常に高い。


そこで今回は、現状の相場感をチェックするとともに、多くのレガシィを見てきたプロの目から、購入後に手を入れた方がいいポイントを洗い出してみた。これから中古のレガシィを狙う人はもちろん、今乗っているレガシィを大切にしたい人も必見だ。

調べてみたら、お買い得感は少なめ!? けれど珠玉に当たる可能性もある

タマ数的には今でも1000台超の中古車が流通している4代目レガシィ。その中でもツーリングワゴンが6割を占め、B4は3割で残りがアウトバックといった台数分布となる。

どのボディタイプも底値の個体はヒトケタ万円のものを見つけることができるが、低年式、過走行、修復歴アリのどれかに必ず該当するため、これから長く乗りたいと考える人には当然オススメできない。
逆に高値なのは限定車であるS402やtuned by STIなどで、未だに200万円台半ば~300万円オーバーというプライスタグを付ける。
カタログモデルではSIドライブの付いた後期型の2.0GTスペックBや3.0RスペックBのMT車が高値安定。
逆にMTの設定がなかったアウトバックは比較的落ち着いた値動きとなっている。

BL/BPレガシィの中古車相場の目安/約5万円~300万円オーバー

4代目レガシィNOW!! 新品パーツ売れ線ベスト5編

機能系パーツ充実中! まだまだ買える新品パーツ

主だったパーツを紹介。調査してみると車高調や純正形状品を含めた足回り、ブレーキパッドやローターなどの制動系等、機能系パーツについては数多くの新製品がある。ちなみにヴァレンティからはユーロウインカーリレーが対応品としてリリースされている。ないのはむしろ純正新品パーツという情報も。こちらは継続して調査していきたい。

BL/BP 定番ものはなくならず、今でも供給されている

キャロッセ

1. CUSCO street ZERO A
2. スタビライザー
3. CUSCO LSD type-RS
4. カッパーシングルディスクセット
5. パワーブレース

BLITZ

1. DAMPER ZZ-R 及び ZZ-R SpecDSC
2. CARBON POWER AIR CLANER
3. ThroCon
4. SUPER SOUND BLOW OFF VALVE BR
5. RACING RADIATOR TypeZS

プロト
1. NEOPLOTフットレストバーNEO
2. NEOPLOTアクセルペダルNEO
3. NEOPLOTブレーキペダルNEO(クラッチ兼用)
4. SWAGE-LINEブレーキホースキット
5. NEOPLOTライトウェイトプーリーシリーズ

シムスレーシング
1. EXマニホールド
2. FSCシングルキャタパイプ
3. エアインダクションボックス
4. ブレンボキャリパーキット
2.0R用センターマフラー&リヤマフラーセット

湾岸

1. ステンレスマフラーZERO
2. インテークAir Flow
3. MONOCERO(モノセロス)
4. SPLダウンサス
5. ポケットラバーマット(ラバット)

AVO
1. トップマウントインタークーラー
2. ハイフロー インテークパイプ
3. パワーフィルター
4. ステアリングマウントブッシュ
5. 強化タイミングベルト

スバルスタイルvol.003より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]



メンテっていかほど? パーツ交換のご予算の目安教えます!|4代目レガシィ編 その2

持病となってきたインテリアのヒビと後期のベタつきをどうするか

ハブベアリング交換 フロント

駆動だけでなく、操舵も担うフロントハブは特に負担がかかる部分。太いタイヤを履いたり、スポーツ走行をしたりしている車両は特に注意したいところだ。ガタが出る前にゴーゴー異音がするので意識しておきたい。

→ ハブベアリング交換 フロント
参考パーツ代:3万8380円
参考工賃:2万円

ハブベアリング交換 リア


フロントほどではないが、4輪を駆動するレガシィだけにリアのハブベアリングも要注意ポイントだ。異音やガタが出るのは末期症状なので、できればそうなる前に定期的な交換をするのがベスト。

→ リアハブ交換
参考パーツ代:4万4580円
参考工賃:2万7500円

トレーリングアームフロント・ブッシュ


年式的にはゴムブッシュはほとんどが劣化していると言っても過言ではない4代目レガシィ。そのため、この部分のブッシュだけを交換するのではなく、同時に作業したほうがいい部分をショップに相談し見極めたい。

→ トレーリングアーム フロント・ブッシュ交換
参考パーツ代:4980円
参考工賃:─

シフトぐらつく対策 5MT


MT車はシフトがグラつく症状が出る。ひどくなるとギアが入っていてもグラグラで、どこに入っているのか分からないほどになるのだが、長い時間をかけて変化するため、体が馴れてしまい、知らずに乗っている人も少なくないそうだ。

→ シフトジョイント ブッシュ交換
参考パーツ代:3730円
参考工賃:1万2000円

シフトぐらつく対策 6MT


6MT車も5MT車同様、シフトがグラつく症状が出る。これはミッションとシフトレバー側のシフトリンケージとをつなぐシフトジョイント部分のカラーのようなブッシュが破損して起こる。

→ シフトジョイント ブッシュ交換
参考パーツ代:8460円
参考工賃:1万5000円

可変バルタイオイル漏れ


可変バルタイを制御するオイルコントロールバルブのカプラー部分からオイルがにじみ、配線を伝って垂れてくる場合がある。一見するとエンジンオイル漏れにも見えるので、経験のあるショップでチェックしてもらおう。

→ 可変バルタイ交換
参考パーツ代:2万340円
参考工賃:─

前期インパネ ひび割れ


前期型のモデルに多いのがインパネのひび割れだ。特に屋外駐車で直射日光を受け続けた車両では顕著な症状。交換が推奨だが、現在は互換品番となり前期型で注文を入れても後期型のインパネが供給される。

→ インパネ交換
参考パーツ代:5万3000円
参考工賃:4万1250円

後期内装ベタつき


後期型のインパネは輸入車にあるようなプロテイン塗装が施されており、経年劣化でベタつくようになってしまう。交換してもまた同じ状態になるので、交換時にファブリックインパネ施工をするのがオススメとのこと。

→ パネルなどの交換
参考パーツ代:5万3000円
参考工賃:4万1250円

リモコン ドアロック故障


ドアロックアクチュエーターの不良で集中ドアロックが作動しなくなってしまい、非常に不便な状態となってしまう。なぜかリアドア側にトラブルが出やすいが、費用もそこまでではないので即交換してしまうのがおススメだ。

→ ドアロックアクチュエーター交換
参考パーツ代:1万1200円
参考工賃:8000円

フルブッシュ交換のすすめ


年式的にも全体的に劣化したブッシュはすべて一気にリフレッシュしてしまうのもひとつの手だ。費用はかさむが、新車時の乗り味が復活するので、一生モノと考えるのなら決して高い出費ではないハズだ。

→ フルブッシュ コンプリートメンテ
参考パーツ代:20万4300円
参考工賃:16万5000円

リアブッシュ関係メンテナンス


さすがにすべて一気に交換するのはお財布がキビシイという人はリアまわりをまず先行して手を付けるという作戦もある。こちらだけでも間違いなく体感できるハズだ。

→ リアまわりブッシュ交換
参考パーツ代:11万8250円
参考工賃:6万7000円

K.I.T service


メンテナンス系といえば4代目、5代目レガシィに関わらずレガシィ全般、スバル車全般の駆け込み寺となっているケーアイテーサービス。その広い整備知識からオールドスバルから最新モデルまで取り扱う車種も幅広い。スバル系アフターパーツメーカーのが集合する初夏のスバルフェア、年末のX’masフェアなどにも注目だ。

車両状態を把握できる、事前チェックがオススメ


K.I.Tサービスでは、はじめて、または大きなメンテナンスの際には、メカニック同伴でおこなえる事前点検入庫メニュー(4320円)がオススメ。全体のコンディションを把握してもらうことで、メンテナンスの方針も建てられる。

K.I.Tサービス
住所:群馬県太田市上小林町128-2
tel.0276-26-0381
URL:http://www.kit-service.com

スバルスタイルvol.003より

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5代目レガシィって今お幾ら? 中古車相場と新品で買えるパーツをチェック|BR/BM レガシィ カスタム

中古市場からメンテにモデファイ。いまどきの5代目レガシィ事情に迫る!

5代目レガシィの中古車相場とまだ売っているパーツをチェック

5代目レガシィBM/BR型は現状、最後のターボエンジン搭載車となっていて、マニュアルシフトがあり、かつ最後のツーリングワゴン・ボディのレガシィとなっているだけに、巷ではジワジワと評価が上がっている。

昔、若い世代の人達がBD/BGレガシィを中古車市場で探し、カスタマイズして楽しんでいたように、この5代目で今どきのユーザーが遊べるのか? 中古相場、定番トラブル、カスタマイズパーツの有無、そしてユーザーカーの動向などを総合的にチェック! 実はそんなに甘くなくて、結構シビアな部分もあったりして。そこも含めて、5代目レガシィの『NOW!!』を直球ストレートで紹介だ。

5代目レガシィNOW!! 中古車購入編

2019年 BM/BRを中古車で探すなら

まもなく7代目の日本登場も噂されているレガシィだが、先代モデルである5代目を中古車で狙っている人もいるのではないだろうか?
しかし、古さを感じさせないスタイルとはいえ5代目でも10年が経過しているわけで、安さにつられて購入したものの、購入時の価格以上に修理代がかかってしまうという可能性も非常に高い。


そこで今回は、現状の相場感をチェックするとともに、多くのレガシィを見てきたプロの目から、購入後に手を入れた方がいいポイントを洗い出してみた。これから中古のレガシィを狙う人はもちろん、今乗っているレガシィを大切にしたい人も必見だ。

調べてみたら、お買い得感は少なめ!? けれど珠玉に当たる可能性もある


5代目は2014年6月で受注を終了しているため、現在5年間の特別保証は終了してしまっている。2回目の車検のときにプラス2年の保証延長プランに加入している個体があればラッキー、くらいの気持ちでいたいところ。
流通台数の分布は4代目とほぼ同じだが、全体の台数は800台ちょっとと新しいモデルながら少なめとなっている。さすがに年式も新しいのでヒトケタ万円の激安車は存在しないが、高いものでも200万円半ばくらいまでと4代目よりも落ち着いた価格となっている。

コアな人気を集めているのは、前期2.5GT S Packageのみに設定されていた6速MT車と、アウトバックの3.6リッターモデルだが、どちらも絶対数が少ないので気長に探すしかなさそうだ。

BM/BRレガシィの中古車相場の目安/約10万円~200万円台半ば

5代目レガシィNOW!! 新品パーツ売れ線ベスト5編

BM/BR いまでもNEWアイテムが、継続して開発されている


5代目は先代モデルだけに電子パーツ系の新リリースでも、最初から対応車種として入っていることが多い。もちろんエンジン、足回り、ブレーキ等の機能系のパーツは豊富で選択肢も多い。アイサイト車登場当初はブレーキパッドなど制動系のアフターパーツに未対応品も多かったが、現在ではラインアップされているものも多い。

BLITZ
1. DAMPER ZZ-R 及び ZZ-R SpecDSC
2. STRUT TOWER BAR (リアのみ/フロント開発予定)
3. FLD METER (OBDモニター)
4. CARBON POWER AIR CLANER
5. ThroCon

ヴァレンティ
1. ジュエルLEDテールランプTRAD
2. ジュエルLEDリアバンパーリフレクター SUBARU
3. ユーロウインカーリレー
4. ジュエルLED ルームランプ
5. SIドライブ オートキット タイプ2

プロト
1. NEOPLOTフットレストバーNEO
2. NEOPLOTアクセルペダルNEO
3. NEOPLOTブレーキペダルNEO(クラッチ兼用)
4. SWAGE-LINEブレーキホースキット
5. NEOPLOTライトウェイトプーリーシリーズ

シムスレーシング
1. エアインダクションボックス
2. リヤマフラーセット
3. EXチャンバー
4. COXボディーダンパー setting by SYMS
5. ブレンボキャリパーキット

湾岸

1. ステンレスマフラーZERO plus+
2. インテークAir Flow
3. MONOCEROS(モノセロス)
4. SPLダウンサス
5. ポケットラバーマット(ラバット)

キャロッセ

1. CUSCO street ZERO A
2. CUSCO touring A
3. スタビライザー
4. ストラットバー
5. パワーブレース

スバルスタイルvol.003より

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各シリーズ毎のトラブルとかもあるとは思うけど、年式的にあらかた故障が終わっているか?2周目目前なんてのもあるだろうから中古車は難しいよね

メンテっていかほど? パーツ交換のご予算の目安教えます!|5代目レガシィ編

定番トラブルから劣化ポイントまで、早めの交換と計画の構築がキモ。大きなトラブルになる前にケアしよう


太いタイヤNGの電動パワステ、直下ターボで手間のかかるEgマウント交換、悩ましいポイントが出始めた。

エンジンマウントブッシュ


高出力のDITターボだけにエンジンマウントへの負荷は想像以上。リフレッシュすると明らかに体感できる部分だが、交換にはエキマニ&タービンを外す必要があり、ホース類の状態によっては追加パーツが必要となる。

→ エンジンマウント交換
参考パーツ代:2万8470円
参考工賃:4万円

エンジンリア側のオイルにじみ


エンジンオイルがにじみやすいイメージの強い水平対向エンジンだが、ミッションとの間ににじみが出ることがある。修理するにはクランクシール交換が必要となるが、ミッションの脱着が必要となるので工賃がかさむ。

→ クランクシール交換
参考パーツ代:1500円
参考工賃:7万2500円

IC付近のヒューヒュー音


ダクトのつなぎ目部分がめくれ、負荷がかかると「ヒュー」という音が発生する場合がある。直接の実害はないが、異音系は気にし出すとキリがなくなってしまうので、早めに対策してしまいたいところだ。

→ インタークーラーから、スロットルへのダクトを加工
参考パーツ代:3790円
参考工賃:8000円

Vベルトの劣化


ベルト類はゴムでできているため、走行距離が少なくても経年劣化しやすい部分。目視で細かいヒビが分かるようだといつダメになってもおかしくない。やるなら同時にACテンショナーなども交換しておきたい。

→ Vベルト交換
参考パーツ代:1万8540円
参考工賃:6000円

リアデフマウントフロントのヘタリ


名前だけ聞くとリアなのかフロントなのか分かりにくいが、リアデフを支えるマウントのフロント側という意味。液入りブッシュが使われているので、液漏れが確認できるようだと完全に終了していると考えよう。

→ リアデフマウント・フロント交換
参考パーツ代:6580円
参考工賃:5000円

デフマウントブッシュのヘタリ


こちらはリアデフの後ろ側のブッシュ。ブッシュの交換をするのにリア側はスペースが少なくメンバーの脱着が必要となるが、フロント側だけの交換では効果は半減かそれ以下。リア側も同時に交換したいところだ。

→ リアデフマウント・リア交換
参考パーツ代:3420円
参考工賃:4万4000円

リアメンバーAssyでの交換


どうせメンバーを脱着するのであれば、リアメンバーごと新品にしてしまうというリフレッシュ方法も選択肢のひとつ。リアを支える中心的な存在なので、新品交換することで新車時の乗り味に近づかせることができる。

→ リアデフマウント リア(メンバーごと)交換
参考パーツ代:5万3000円
参考工賃:3万6000円

ロアアームブッシュひび割れ


レガシィのほとんどがダメになることの多い定番ポイント。フロントブッシュとボールジョイントも同時に交換することで、ダルな印象になってしまったハンドリングがシャキっとする効果もあり、ぜひ3点セットで交換したい。

→ トランスバースリンクブッシュ・リアなど交換
参考パーツ代:1万2920円
参考工賃:2万3000円

フロントアッパーマウントひび割れ


1G状態では荷重がかかっているので分かりにくいが、ジャッキアップしてみるとその劣化具合が見えてくる部分だ。交換後はアライメント調整が必須だが、こちらもハンドリングに影響するのでぜひ交換したいところ。

→ フロントアッパーマウントブッシュ交換
参考パーツ代:1万480円
参考工賃:12万500円

パワステユニットの不具合


純正よりも太いタイヤやハイグリップタイヤを履いたり、サーキット走行など負荷の高い走行を続けたりすると電動パワステユニットに不具合が出ることも。過去のオーナーの使い方も影響する部分だけに中古車の場合、運も重要。

→ 電動パワステユニット交換
参考パーツ代:15万4920円
参考工賃:3万円

リニアトロニックの不具合


ハイパワーとCVTの組み合わせとなるDITターボ車はCVTにトラブルが出ることも。バルブボディ交換で直るケースもあるが、実際は開けてみないと分からないブラックボックス。最悪CVT載せ替えも覚悟?

→ CVTバルブボディ交換
参考パーツ代:13万200円
参考工賃:3万1500円

ヘッドランプくもり


樹脂レンズが経年劣化でくすみ、最悪光量が足りず車検NGになることも。磨いてコーティングをすることで対応できる場合もあるが、内側が劣化している可能性もあるので、思い切って交換すると車全体が新しく見える。

→ ヘッドライトボディ交換
参考パーツ代:12万3400円
参考工賃:1万5000円



K.I.T service


メンテナンス系といえば4代目、5代目レガシィに関わらずレガシィ全般、スバル車全般の駆け込み寺となっているケーアイテーサービス。その広い整備知識からオールドスバルから最新モデルまで取り扱う車種も幅広い。スバル系アフターパーツメーカーのが集合する初夏のスバルフェア、年末のX’masフェアなどにも注目だ。

車両状態を把握できる、事前チェックがオススメ


K.I.Tサービスでは、はじめて、または大きなメンテナンスの際には、メカニック同伴でおこなえる事前点検入庫メニュー(4320円)がオススメ。全体のコンディションを把握してもらうことで、メンテナンスの方針も建てられる。

K.I.Tサービス
住所:群馬県太田市上小林町128-2
tel.0276-26-0381
URL:http://www.kit-service.com

スバルスタイルvol.003より

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スバル・BR系・D型レガシィツーリングワゴン(2012年5月~2013年5月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車レビュー

フロントフェイスを一新
新グレード「2.0GT DIT」ラインアップ!
SUBARU/LEGACY TOURING WAGON
スバル/レガシィツーリングワゴン(BR系・D型) 2012年5月マイナーチェンジ

レガシィ・シリーズがマイチェンを敢行した。コンセプトは「全性能モデルチェンジ」。いつものことながら、ここまでやるかのビッグマイナーだ。

まず注目したいのは、現行モデルとしては初となる2ℓモデル、「2・0GT DIT」が新設定されたこと。しかも2・5ℓターボのスペックを上回る300ps/40・8kg-mを発生する2ℓ直噴+ツインスクロールターボユニットを搭載したシリーズ最強のモデルだ。

このパワーユニットは、BRZと同じくスクエアなボア×ストロークのFA型ながら、トヨタ譲りの直噴・D4Sではなく、スバル独自の直噴技術・Diを採用。ミッションは5速ATではなく、これまでのリニアトロニックCVTをベースに高トルクに対応した、新しいリニアトロニックCVTだ。

またAWDシステムは、リニアトロニックとしては初めてVTD-AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)を組み合わせている。Siドライブも専用チューンのもので、S#モードでは疑似的な8速ATモード、MTレンジでは8段変速のスポーティな走行を楽しむことができる。

その上で燃費性能は2・5ℓターボと比較して約20%の向上を果たしており、エコカー補助金対象車でもある。

もちろんパワーに応じたシャーシ、サスペンションチューニングが施されており、高速走行やコーナリングでのスタビリティの向上を果たしている。また、内・外装の随所に専用仕様が奢られている。

なお、このモデルの登場により、2・5ℓターボ搭載「2・5GT」は、バリエーションが縮小されて「2・5GT EyeSight」のみとなった。

2・5ℓのNAモデルは、これまでのEJ25型から新世代のFB25型に換装。このパワーユニットは海外ではすでに投入されていたが、日本へは今回が初投入だ。

リニアトロニックCVTも軽量・コンパクト化されている。そして2・5ℓNAモデルは全車にアイドリングストップ機構が搭載され、燃費性能は大幅に引き上げられた。アイドリングストップはEyeSightとの協調制御も図られており、追従クルーズ中に前走車に続いて停止した場合でもブレーキを踏むことなく作動する。

アウトバックも含め、エクステリアのフロント周りはグリル、バンパーの変更などで従来よりも引き締まった印象に。インテリアは加飾やスイッチ類のレイアウトが見直されて上質感、スポーティ感が高められている。

ボンネットのパワーバルジが卓越したパフォーマンスを物語る。新設定された「2.0GT DIT」。専用サスや、内外装のデザインにブルーをアレンジし、スポーティなイメージを演出している。


「2.0GT DIT」に搭載される2.0ℓボクサー4の直噴ターボユニット。高トルクに対応したリニアトロニックCVTが組み合わされる。



内外装をよりスポーティにフェイスリフトしたニュー・レガシィ。「2.0GT DIT」ではシートサイドや、ドア&センターアームレストにブルーステッチが施されている。


中低回転域のトルクを向上させた2.5ℓ新世代ボクサーエンジンを搭載した「2.5i EyeSight Sパッケージ」。軽快な走行性能と燃費性能を両立させている。


アウトバックでは、ワイド感を強調したバンパーをはじめ、力強い“ヘキサゴングリル”やヘッドランプなどでフロントフェイスを一新。写真は「2.5i LPackage」。


「2.0GT DIT」をオプションパーツでドレスアップ。フィット感もよく、ワンポイントで効果的に演出できる。

※記事の内容、価格、スペック等は2012年5月のデビュー当時のものです。その後の一部改良等で変更になっている可能性もあります。

※スタイルワゴン2012年6月号より
Posted at 2019/11/08 21:59:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2019年11月08日 イイね!

新会社ですか…メルセデス・ベンツって販売系列では言っていましたけどね

新会社ですか…メルセデス・ベンツって販売系列では言っていましたけどね新会社「メルセデスベンツ」発足、ダイムラーが組織再編

ダイムラー(Daimler)は11月4日、組織再編によって新会社の「メルセデスベンツ」が11月1日付けで発足した、と発表した。

今回の組織再編では、ダイムラーを持ち株会社とし、その傘下にメルセデスベンツ、ダイムラートラック、ダイムラーモビリティの3社を置く。乗用車主体のメルセデスベンツ、商用車主体のダイムラートラック、モビリティサービスと金融部門主体のダイムラーモビリティに分社化し、法的に独立した事業体を創出することにより、グループの企業体質をさらに重視し、強化することを目指している。

新会社のメルセデスベンツには、乗用車部門と小型商用車(バン)部門があり、全世界におよそ17万5000人の従業員を擁する。メルセデスベンツでは、乗用車と小型商用車(バン)の開発、生産、販売、関連サービスに重点を置く。

なお、新会社のメルセデスベンツの取締役会会長には、ダイムラーのトップで、メルセデスベンツ乗用車部門を統括するオーラ・ケレニウス氏が就任している。


メーカーとしての名称がメルセデスベンツになるって事ですよね?
Posted at 2019/11/08 21:51:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | 日記

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「@うーさー トランクに切れ込み入っていて車体にウイングの足を残しながら外れてくれます(開くって表現はしなくなります)」
何シテル?   06/22 22:42
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