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2020年01月24日 イイね!

なんやかんやで皆待っていたって事なんだろうね

なんやかんやで皆待っていたって事なんだろうねGRヤリス、WEB先行予約受付が2週間で2000台突破。走りに特化した装備に包まれた特別仕様車が人気

 トヨタは2020年1月10日からGRヤリスの特別仕様車『RZ "First Edition”』と『RZ "High-performance・First Edition”』の先行予約をWEBでスタートさせ、1月23日(木)時点で、約2000台の予約を受け付けたと発表した。この内、全体の約8割がRZ "High-performance ・ First Edition”』で占められている。

 GRヤリスは1月10日~12日に千葉県、幕張メッセで開催された東京オートサロン2020でワールドプレミアされ、イベント開催期間中の3日間で約1000台の予約を獲得。好調な動きを見せていた。

 先行予約期間が2020年6月30日(火)23時59分までとなっているGRヤリスは、現時点でふたつの先行予約限定モデルが用意されており、そのうちのひとつ『RZ "First Edition”』はRZグレードをベースに、マットブラック塗装を施したラジエターグリル、フロントサイドディフューザー、リヤスポイラー、リヤバンパーが装備される。車両本体価格は396万円だ。

 人気が集中している『RZ “High-performance・First Edition”』は、同じくRZグレードをベースにしているが、より限界性能を高めたトルセンLSDや、冷却スプレー機能付き空冷インタークーラーなどハイパフォーマンスな走りを実現する装備が備わる。さらに『RZ“First Edition”』の特別装備、マットブラック塗装のBBS製鍛造アルミホイールも備わったスペシャル仕様だ。車両価格は456万円となっている。

 また、トヨタでは先行予約の特典として、メールアドレスを登録すると開発秘話などが語られるスペシャルコンテンツの配信を実施する。さらに、7月31日(金)までに成約が確定したオーナーには、WRC世界ラリー選手権に復活することが決まったラリー・ジャパンのチケットや特別応援席などの体験のほか、GRヤリス“First Edition”オリジナルミニカーなどのプレゼント企画も用意されている。

 なお、トヨタは2020年2月14日(金)~16日(日)の3日間、大阪市のインテックス大阪で開催される『大阪オートメッセ2020』で、エモーショナルレッドIIの『GRヤリス RZ“High-performance・First Edition”』を展示する予定だ。


トヨタ新型「GRヤリス」2000台予約で好調! 約8割が456万円の上級モデルを選択

■トヨタのホットハッチ「GRヤリス」の予約が好調

 トヨタが20年ぶりに自社開発したスポーツカー「GRヤリス」の予約が好調であることが明らかになりました。

 新型GRヤリスは、FIA世界ラリー選手権(WRC)を「勝ち抜く」ために生まれたホモロゲーションモデルで、2020年1月10日に開催された東京オートサロン2020で世界初公開されました。

 同日よりウェブサイトでGRヤリスの特別仕様車「RZ ファーストエディション」と「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」の先行予約が開始され、東京オートサロン開催中の3日間で約1000台、1月23日時点で約2000台の予約があったといいます。

 なお、上級モデルの「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」を選ぶ人は、全体の約8割にも上るということです。

 新型GRヤリスは、TNGAの思想に基づくスポーツ4WDプラットフォームを採用し、WRCの現場からのフィードバックを踏まえ、バランスの取れた高剛性ボディを実現しました。

さらに、前後のサスペンションジオメトリを最適化するとともに、スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」との組み合わせによって、高次元での動的性能を追求しています。

 また、アッパーボディには、アルミ素材のエンジンフード、トランクリッドおよびドアパネルに加え、形状自由度の高いSMC工法で成形されたCFRP素材のルーフパネルを採用。軽量化を図りながら優れた空力性能を示す強固な3ドアタイプのキャビンとしました。

 小型で軽量なハイパワーユニットである新開発の1.6リッター直列3気筒直噴ターボエンジンが、バリエーションのひとつとして搭載されます。

 TNGAエンジンの高速燃焼コンセプトに加え、軽量な運動部品採用によるエンジンの高回転化、ターボチャージャーなど吸排気系の最適化によって、3気筒エンジンとして世界最高レベルの出力200kW(272馬力)とワイドなトルクレンジを追求しています。

 さらに、リズミカルな変速を可能にした6速マニュアルトランスミッション(iMT)と組み合わせ、圧倒的な加速と気持ち良い回転数の伸びが感じられるエンジンに仕上げられました。

※ ※ ※

 新型GRヤリスの先行予約期間は、2020年6月30日 23:59までとなります。

 この期間に予約すると、RZ ファーストエディションは、「RZ」グレードをベースに、マットブラック塗装を施したラジエターグリルやフロントサイドディフューザー、リアスポイラー、リアバンパーが特別装備されます。

 RZ ハイパフォーマンス ファーストエディションは、RZ ファーストエディションの装備に加え、マットブラック塗装のBBS製鍛造アルミホイールが備わると同時に、トルセンLSDや冷却スプレー機能付空冷インタークーラーなど、より限界性能を高めたハイパフォーマンスな装備も追加されます。

 価格(消費税込)は、RZ ファーストエディションが396万円、RZ ハイパフォーマンス ファーストエディションが456万円になる予定です。

 なお、先行予約したユーザーは、指定した販売店で2020年7月中に商談し、成約後は予約順で優先的に生産されることになります。


早くも注文殺到! 新型「GRヤリス」のウェブ先行予約が約2000台に

1月23日、トヨタは1月10~12日に千葉・幕張メッセで開催された「オートサロン2020」でワールドプレミアされた新型スポーツモデル「GRヤリス」のウェブ先行予約が、受付開始から2週間で約2000台に達したことを発表した。

今のところ高性能版「RZ“ハイパフォーマンス・ファーストエディション”」が8割を占める

 GRヤリスの導入初期に設定される特別仕様車「RZ“ファーストエディション”(予定税込価格396万円)」と「RZ“ハイパフォーマンス・ファーストエディション”(同456万円)」は、1月10日よりウェブで先行予約受付を開始。東京オートサロン2020の開催された1月12日までの3日間で約1000台が予約され、その後23日までに予約は約2000に達し、注目度の高さが表れた。ちなみに、この予約数のうち約8割が「RZ“ハイパフォーマンス・ファーストエディション”」が占めているという。


 「RZ“ファーストエディション”」は、RZグレードをベースにマットブラック塗装を施したラジエターグリル、フロントサイドディフューザー、リヤスポイラー、リヤバンパーを特別装備。さらに「RZ“ハイパフォーマンス・ファーストエディション”」は、トルセンLSDや冷却スプレー機能付き空冷インタークーラー、BBS製鍛造アルミホイールを装備。いずれも先行予約限定の仕様となっている。


 先行予約期間は6月30日の23時59分まで。先行予約した人は、7月中に任意に指定した販売店で商談となり、成約後は予約した順にて優先的に生産される予定だ。また、先行特典として、7月31日までに成約すると、納車待ちの間のスペシャルコンテンツ配信や、WRCジャパンのチケット、GRヤリス・ファーストエディションのオリジナルミニカーといった成約特典が用意されるという。


GRヤリスは人気爆発! Web先行予約はおよそ2週間で約2000台と絶好調!

2020年1月10日からWebで開始されたGRヤリスの先行予約だが、1月23日の時点で約2000台の予約があったとトヨタは発表した。

2月14日に開幕する大坂オートメッセでも展示が決定
GRヤリスは、2020年1月10日に東京オートサロン2020の会場でワールドプレミアされた、トヨタがFIA(国際自動車連盟)世界ラリー選手権(以下、WRCと略)を勝ち抜くために作り出したホモロゲーションモデルだ。ホモロゲーションとはFIAのモータースポーツ出場に必要な型式認定で、WRCにおいてホモロゲーションを取得するにはベースとなるモデルが連続した12カ月間に2万5000台以上の生産台数が必要になる。

ワールドプレミアされたGRヤリスの特別仕様車「RZ ファーストエディション」と「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」の先行予約は1月10日からWebで開始されているが、東京オートサロン開催中の3日間で約1000台、1月23日時点で約2000台の予約が入るという人気ぶりだ。ちなみに、予約全体の約8割は「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」だという。

先行予約期間は、6月30日(火)23:59まで。この期間に予約すると、以下のような先行予約者限定の特別装備が手に入る。

「RZ ファーストエディション」
※RZ グレードがベース
●マットブラック塗装のラジエターグリル
●マットブラック塗装のフロントサイドディフューザー
●マットブラック塗装のリアスポイラー&リアバンパー

「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」
※RZ ファーストエディションの特別装備に加えて
●トルセンLSD(リミテッド スリップ デフ)
●冷却スプレー機能付き空冷インタークーラー
●BBS製 鍛造アルミホイール(マットブラック塗装)

先行予約したユーザーは、指定した販売店で7月中に商談に入る。成約後は、予約した順に優先的に生産を予定しているが、生産の都合により前後する場合もある。また先行特典としてスペシャルコンテンツを配信し、7月31日(金)までに成約すれば、以下のような特典もある。

●WRCジャパンのチケットや特別応援席など特別な体験
●GRヤリス ファーストエディション オリジナルミニカー

なお、2月14日(金)~16日(日)に大阪市のインテックス大阪で開催される大坂オートメッセ020には、エモーショナルレッドIIというボディカラーのGRヤリス特別仕様車「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション(オプション装着車)」が展示される予定だ。

GRヤリス特別仕様車の車両価格(税込)は、RZ ファーストエディションが396万円、RZ ハイパフォーマンス ファーストエディションが456万円。期間限定だが台数限定ではないから、期間中に予約すれば必ず手に入る。果たして何台のGRヤリスが、期間中に予約されるのだろうか。

GRヤリス RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション 主要諸元(社内測定値)
●全長×全幅×全高:3995×1805×1460mm
●ホイールベース:2558mm
●重量:1280kg
●エンジン種類:直3 DOHCターボ
●排気量:1618cc
●最高出力:200kW<272ps>
●最大トルク:370Nm<37.7kgm>
●トランスミッション:6速iMT
●駆動方式:フロント横置き4WD
●サスペンション(前/後):マクファーソンストラット/ダブルウイッシュボーン
●ブレーキ:4輪ベンチレーテッドディスク
●タイヤサイズ:225/40ZR18
●税込み価格:456万円


GRヤリスの受注予約が2000台を達成。ハイパフォーマンス仕様が8割占める

トヨタ自動車が1月10日に予約受付を開始した新型スポーツモデル「GRヤリス」が好調だ。トヨタの発表によれば、受付開始から2週間となる1月23日時点で、予約数は約2000台に達したという。

GRヤリスは、今年2月に発売予定のコンパクトカー「ヤリス」をベースとしたスポーツモデル。もっともヤリスがベースといっても多くの構成部品が専用となっており、例えば日本で販売されるベースモデルは5ドアのみであるのに対し、GRヤリスでは3ドアを採用するなど、ボディから異なっている。その上で専用バンパーなどのほか、アルミを用いたエンジンフードやドアパネル、トランクリッド、カーボンのルーフを採用するなど、ボディパネルの多くが軽量な専用品だ。

またエンジンも最高出力200psと高出力な1.6リッター直列3気筒ターボを搭載し、それに6速マニュアルトランスミッションを組み合わせる。さらに駆動方式は4WDとしており、4輪に無駄なく駆動力を伝えられるドライブトレーンを採用しているのも注目ポイントだ。

こうした手の込んだスペシャルモデルゆえ、その価値を認めるカスタマーの心を打ったのだろう。受付開始時に設定される特別仕様車の車両価格は、RZ“ファーストエディション”が396万円、さらにLSDや冷却スプレー機能付き空冷インタークーラー、BBS製鍛造ホイールなどを備えるRZ“ハイパフォーマンス ファーストエディション”は456万円と高額にもかかわらず、人気が殺到しているのだ。しかも後者が全体の8割を占めており、よりハードコアなモデルの方が人気という現象も起きているようだ。

なおGRヤリスは、インテックス大阪(大阪市)で2月14日(金)から16日(日)まで開催される大阪オートメッセ2020に展示される予定。多くのオーディエンスの目に触れることで、さらに予約台数が増える可能性もある。



GRヤリスは114.3の5穴になってしまっているそうなんですが、カローラスポーツとかは100の5穴なんですよね~ハブ周りに互換性は無いんだろうね

外観は3代目後期をある意味踏襲しているんだけど…個人的には3代目前期の感じが好きなんですよねw
ラクティスとトレジアも3代目ヴィッツと同じトヨタ・Bプラットフォームだから流用っていうのも出来るのかな~なんて思ってみたりしてみたりwww
(どんだけ100の5穴を使いたいのか)


東京オートサロンで公開された「GRヤリス」のWeb先行予約が早くも2000台に!

2月14日~16日の大阪オートメッセでも実車を展示

トヨタは、FIA世界ラリー選手権(以下、WRC)のホモロゲーションモデル、新型車「GRヤリス」を東京オートサロン2020にて世界初公開している。その当日、1月10日から特別仕様車「RZ“ファースト・エディション”」と「RZ“ハイパフォーマンス・ファースト・エディション”」の先行予約をウェブサイトで開始しているのだが、東京オートサロン開催中の3日間で約1000台が予約。1月23日時点では、約2000台の予約(うちRZ“ハイパフォーマンス・ファースト・エディション”は全体の約8割)が入っているという。

先行予約サイト:https://toyotagazooracing.com/jp/gr/yaris/

先行予約期間は、6月30日(火)23:59まで。この期間に予約すると、RZ“ファースト・エディション”はRZグレードをベースにマットブラック塗装を施したラジエターグリル、フロントサイドディフューザー、リヤスポイラーおよびリヤバンパーが特別装備される。




一方、RZ“ハイパフォーマンス・ファースト・エディション”では限界性能を高めた“ハイパフォーマンス”の装備に加え、RZ“ファースト・エディション”の特別装備とともにマットブラック塗装のBBS製鍛造アルミホイールも備わる。いずれも、先行予約をしたユーザー限定の仕様となっている。




参考特別仕様車 RZ“ハイパフォーマンス・ファースト・エディション” 主要諸元
全長(mm)×全幅(mm)×全高(mm):3,995×1,805×1,460
ホイールベース(mm):2,558
車両重量(kg):1,280
乗車定員(人):4
エンジン:直列3気筒DOHC直噴ターボチャージャー
型式:G16E-GTS
排気量(cc):1,618
最高出力(kW[PS]):200[272]
最大トルク(Nm[kgf・m]):370[37.7]
トランスミッション:iMT(6速マニュアルトランスミッション)
駆動方式:4WD
差動装置:スポーツ4WDシステム“GR-FOUR”
トルセンLSD×2(フロント、リヤ)+電子制御多板クラッチ/4WDモードダイヤルスイッチ
タイヤ フロント/リヤ:225/40ZR18/225/40ZR18

先行予約をすると指定販売店で7月中に商談。成約後は予約順に優先的な生産が予定されている。また、先行特典としてスペシャルコンテンツを配信。さらに7月31日(金)までに成約すると、成約特典も用意されている。

なお、2月14日(金)~16日(日)の3日間、インテックス大阪(大阪市)で開催される大阪オートメッセ2020ではエモーショナルレッドIIのRZ“ハイパフォーマンス・ファースト・エディション”(オプション装着車)が出展予定となっている。
Posted at 2020/01/24 22:33:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年01月24日 イイね!

20年以上前の話なんだよね…

20年以上前の話なんだよね…【グループCの時代】マツダ787Bのル・マン制覇には大いなる必然性があった【その7】

1980年-90年代、超ド級のレーシングカーが壮絶なバトルを繰り広げていた。最高出力1000ps、最高速400km/h、決められた燃料使用量でレースをいかに速く走り切るか、メーカーが知恵を絞ったことで様々なマシンが誕生したこともレースを面白くした。この短期集中連載では、そんなグループCカー時代を振り返ってみよう。第7回は「マツダ787B」だ。

ロータリー最後のチャンスで見事にル・マンを制覇
日本メーカーのグループCカーと言えば、まずはこの1台。1991年のル・マン優勝車マツダ787Bである。

マツダのル・マン挑戦は1973年のシグマへのロータリーエンジンの供給に始まり、マツダ・オート東京(のちのマツダスピード)によるIMSA仕様RX7での挑戦(1979~82年)、グループCの下位クラスであるCジュニア及びC2クラスでの参戦を経て、1986年からいよいよマツダ本社も関与を深めての総合優勝を狙っての戦いに入った(クラスは重量面で有利だったIMSA-GTP)。

その間にマツダ渾身のレーシングロータリーは2ローターから3ローター、そして4ローターへと進化。シャシーも1986年からイギリスのナイジェル・ストラウド設計になってから急速に洗練され、1990年に期待の787が登場。だが、この年のル・マンは2台揃ってリタイアの惨敗に終わる。

翌1991年のル・マンは従来のグループCと3.5L NAの新規定グループCが入り混じる過渡期で、ロータリーエンジンにとっては最後の挑戦機会だった。マツダはこの一戦に向け、787のシャシー/エンジンに徹底改良を施したグループCカー、787Bを送り出す。

200項目以上に及んだという改善項目をマツダ/マツダスピードの総力体制でクリアしたこのニューマシンは、抜群の信頼性を誇り、巧みな事前ネゴシエーションでIMSA-GTP時代と同様にライバルに対してマイナス100kgの最低重量も維持できた。さらには当時の最新レーシングテクノロジーだったカーボンブレーキも採用していた。

迎えた本番、パワーで勝るライバルのメルセデスC11やジャガーXJR-12に対し、重量・燃費で優位に立つ787Bは一歩も引かない争いを展開。ついに残り3時間を切ったところでメルセデスのトラブルに乗じて首位を奪取。そのまま栄光の24時間目を迎えた。

もちろん日本車にとっては初優勝。大殊勲のカーナンバー55=シャシーNo.002の787Bはその後、完璧にレストアされて現在もマツダに保管されている。

マツダ787B(1991年)主要諸元
●全長:4782mm
●全幅:1994mm
●全高:1003mm
●ホイールベース:2662mm
●車両重量:845kg
●エンジン型式:R26B
●エンジン:4ロータリー
●排気量:654cc×4
●最高出力:700ps以上/9000rpm
●最大トルク:620Nm以上/6500rpm
●トランスミッション:5速MT
●駆動方式:MR


【グループCの時代】ニッサンR91CPはグループC時代終盤、デイトナ24時間制覇の偉業【その8】

1980年-90年代、超ド級のレーシングカーが壮絶なバトルを繰り広げていた。最高出力1000ps、最高速400km/h、決められた燃料使用量でレースをいかに速く走り切るか、メーカーが知恵を絞ったことで様々なマシンが誕生したこともレースを面白くした。この短期集中連載では、そんなグループCカー時代を振り返ってみよう。第8回は「ニッサンR91CP」だ。

ル・マンに参加できていたら、おそらく優勝していた
ニッサンのグループCでの活動はモータースポーツ専門会社ニスモ設立(1984年)の前年、1983年から開始され、多くのマシンと異なる型式のエンジンが投入されたが、その中から1台を選ぶとすると、グループC晩年期の1992年のデイトナ24時間を制したR91CPとなるだろう。

前年のマツダ787Bのル・マン優勝同様、長い伝統を誇るこのアメリカの耐久レースで日本車が優勝したのは初のことであり、しかもその快挙は3人の日本人ドライバー(長谷見昌弘、星野一義、鈴木利男)によって達成されたのだ。

苦難が多かったニッサンのグループC活動に最後にして最大の栄光をもたらしたR91CPの開発プロジェクトを指揮したのは、その後開発主管としてR35 GT-Rを産み出すことになる水野和敏。水野は1989年からニスモに出向し、JSPC(日本国内でのグループCによる選手権)でのチーム監督を務めた他、チーフエンジニアとして車体開発も担当していた。

その水野をニスモへと誘ったのはR91CPの3.5L V8ツインターボエンジンの開発者でのちにニッサンのグループCプロジェクト全体の責任者となる林義正だった。カーボンモノコックを持つR91CPの車体は1990年のル・マンで予選3位・決勝5位の成績を挙げたR90CPの発展改良型で、ローラのシャシの影響があったR90シリーズとは違い、水野と林のコンビで設計された完全にニッサン自製のマシン。その中の示す通り、91年のル・マン制覇にターゲットを絞ったマシンだった。

だが、その1991年は新旧グループC規定の端境期。ル・マンに出場するためにはSWCへのシリーズ出場が義務付けられていたが、これをニッサン本社が承認せず、R91CPのル・マン出場への道は閉ざされてしまった。

それでも開発は続けられ、翌1992年のJSPC用R92CPの開発テストの一環として同年1月のIMSA開幕戦デイトナ24時間への参戦が新たな目標として定められたのだった。

ライバルはIMSAの王者として君臨していた北米ニッサンのワークスチーム、NPTIのR90Cに、ジャガー、イーグル・トヨタ、ヨースト・ポルシェなど。予選3位からのスタートとなったニスモのR91CPは、圧倒的なパフォーマンスで終始優位にレースを展開。結局当時の新記録となる762周を走り切って、見事に優勝を果たしたのだった。

ニッサンR91CP(1991年)主要諸元
●全長:4800mm
●全幅:1990mm
●全高:1100mm
●ホイールベース:2795mm
●車両重量:930kg以上
●エンジン型式:VRH35Z
●エンジン:V型8気筒DOHCツインターボ
●排気量:3496cc
●最高出力:680ps以上/7200rpm
●最大トルク:800Nm以上/5200rpm
●トランスミッション:5速MT
●駆動方式:MR


【グループCの時代】トヨタ91C-Vから進化した94C-Vはトヨタ最後のグループCカー【その9】

1980年-90年代、超ド級のレーシングカーが壮絶なバトルを繰り広げていた。最高出力1000ps、最高速400km/h、決められた燃料使用量でレースをいかに速く走り切るか、メーカーが知恵を絞ったことで様々なマシンが誕生したこともレースを面白くした。この連載企画では、そんなCカー時代を振り返ってみよう。最終回は「トヨタ91C-V」、そしてその直系で、トヨタ最後のグループCカーとなる「トヨタ94C-V」だ。

Cカー時代の残り火で激闘、しかしル・マン制覇はならず
トヨタのグループCの代表格として取り上げる94C-Vは、正確に言えばグループCではなく、1994年のル・マン24時間レースの参戦車両規定のひとつ、LMP規定のマシンである。

トヨタがワークスとして初めてル・マン24時間に参加したのは1989年。本格的なグループCカー用にV8エンジンを開発、トヨタのモータースポーツ関連会社TRDがグループCマシン89C-Vを製作した。そしてそのマシンは、1991年には3.6L V型8気筒+ツインターボを搭載する名車「91C-V」に進化していた。

しかし、1991年にはグループC規定は3.5L NAの新規定カテゴリー1に移行することになり、排気量無制限の旧規定は消滅することになる。それでも新規定移行への混乱、旧規定の参加容認などもあり、新規定の「TS010」と並行して、「91C-V」はその後も、進化を続けていくことなる。

1994年のル・マン24時間に参加した「94C-V」はその直系の後継車であり、エンジンも91C-Vと同じ3.6L V型8気筒+ツインターボを搭載していた。1994年時点ではすでにスポーツプロトタイプカーによる世界選手権は姿を消し、旧規定グループC及び新規定グループC(3.5L NA)の命運はともに尽きていたが、ル・マンだけは生き残り、参戦台数確保のために旧規定グループCカーに重量や吸気制限、燃料タンク容量制限などのハンデを加えてLMP(ル・マン プロトタイプ)としての参戦を認めていた。

迎え撃ったのはもうひとつのル・マンの車両規定であるLMGT1規定に合致させるために無理やり市販GTバージョンを1台のみ製作して登場してきた、ドイツ・ダウワーレーシングの962LM。つまりはかつての耐久王ポルシェ962Cそのものだった。

レースは予想通り、重量の軽いLMPの94C-Vと燃料タンク容量の大きい962LMの一騎打ちとなり、サードの94C-Vが終始リードする形で残り90分を迎えた。誰もが1991年のマツダに次ぐ優勝を期待したが、突然シフトリンケージにトラブルが発生。土壇場で勝利を逃してしまう。

トヨタの「最後のグループCカー」は2位でル・マンを終えた。優勝こそ叶わなかったが、プライベート体制で快挙まであと一歩まで迫ったサードの代表は、1970年代前半までのトヨタのモータースポーツ部門第7技術部出身で、その後シグマ・オートモーティブを興し1973年にマツダを誘って日本人として初めてル・マンへ挑戦した加藤眞だった。

トヨタが悲願を達成するのはこれから24年後、2018年のことになる。

トヨタ 91C-V(1991年)主要諸元
●全長:4795mm
●全幅:1995mm
●全高:1000mm
●ホイールベース:2775mm
●車両重量:850kg以上
●エンジン型式:M119HL
●エンジン:V8DOHCツインターボ
●排気量:3576cc
●最高出力:800ps/7000rpm
●最大トルク:85.0kgm/4000rp
●駆動方式:MR

トヨタ 94C-V(1994年)主要諸元
●全長:4800mm
●全幅:1995mm
●全高:1000mm
●ホイールベース:2775mm
●車両重量:967kg
●エンジン型式:M119HL
●エンジン:V8DOHCツインターボ
●排気量:3576cc
●最高出力:800ps/7000rpm
●駆動方式:MR
Posted at 2020/01/24 22:19:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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