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2018年08月05日 イイね!

日産とマツダのブースは面白そうだ

日産とマツダのブースは面白そうだ日産ブースにNSX? 違う、これは幻のミッドシップスポーツ「MID4-II型」だ…オートモビルカウンシル2018

どこかホンダ初代『NSX』のようにも見えるけど、微妙に違う。ここは日産ブースだし。近づいてみると、あの幻のコンセプトカー『MID4-II型』だった。その名のとおり、日産が手がけたミッドシップ四輪駆動スポーツカーのテストカーだ。

「このミッドフォーは、自社研究開発の成果をモーターショーで発表すべくつくった、1987年のコンセプトカー。縦に置くエンジンはVG30DETT。最高出力330馬力のV型6気筒DOOHCツインターボ+インタークーラー。サスペンションは前がダブルウィッシュボーン。後ろが操舵機構HICAS(ハイキャス)つきマルチリンク」

「ファンの期待に反し、市販には至らなかったが、その技術の多くは、1989年に発売された4代目フェアレディ300ZX(Z32型)や、スカイラインGT-R(R32型)などへ流用された」

このミッドフォー、1987年の第27 回東京モーターショーへ出展してから30年が経ったころ、初のフルレストア作業に着手。展示車は、その作業が完了した動態復元モデルだ。

日産は、海外モータースポーツ活動を始めて60年。これを記念し、オートモビルカウンシル2018の出展テーマを「60 years of performance」とし、60年前に登場した『1958年ダットサン1000セダン 富士号』や、ハコスカの『1972年スカイライン2000GT-R』、そしてこの『1987年ニッサンMID4-II型(コンセプトカー)』、そしていまを駆けるマシン『NISSAN Formula E カラーリングコンセプト』を展示した。

ダットサン1000セダン(210型)は、日産初のOHV動弁機構を採用した直列4気筒C型エンジン(1リットル、34馬力)を搭載。前面窓に曲面ガラスを採用するなどし、海外輸出も視野に入れたデザインで、当時注目を集めた一台。

このクルマの耐久性を試すべく、富士号と桜号の2代が、1958年のオーストラリア一周ラリーに参戦。日産にとってこのラリー参戦が国際競技への初挑戦だった。そしてこの富士号は、19日間をかけて1万6000kmを走破。1リットル以下エンジン搭載車のAクラスで優勝。いまの日産モータースポーツのルーツともいえる記録のひとつ。

この富士号の後ろには、いまを突っ走る、Formula E マシン。ここでは、日産がモータースポーツ界をつっ走ってきた60年間の歴史を、ひとつの空間で体感することができる。


マツダはコンパクトハッチ、スバルは乗用AWDの系譜…オートモビルカウンシル2018

マツダとスバルは得意のパッケージングや技術にクローズアップした展示を展開。マツダのテーマは「MAZDA COMPACT HATCHBACK STORY」、スバルは「量産初の乗用AWDをつくった、SUBARU SUVの進化の系譜」だ。(オートモビルカウンシル2018)

マツダは、「うわー懐かしいねえ」と来場者が思わずもらすような旧車からコンセプトカーまで、5台を展示。「懐かしい」とうならせていたクルマは、『ファミリア』5代目、BD型。1980年に発売され、第1回日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したモデルだ。

「マツダ初のFFコンパクトカー。広い室内、直線基調のシャープな外観、軽快なハンドリング、快適性の高い装備が評価され、第1回日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。スライド式サンルーフや後席ラウンジソファシートと一体化できるフルフラットシートが標準装備された“赤のXG”は、若者から絶大な人気を得て、スポーティで若々しいイメージを印象づけた」(マツダ)

1993年に発売された白い『ランティス』にも、じっくりと見つめる来場者の姿があった。「コンパクトな5ナンバーサイズボディに、大人4人が快適に移動できる居住空間と、5ドアハッチバックに見えないクーペルックスタイル。そして上位クラスのクロノスシリーズに搭載された2リットルV6 DOHCエンジンと高いボディ剛性の組み合わせによる上質の走り。それらすべてを巧みにまとめ上げた、コンパクトハッチバックの新提案モデルだった」とマツダ。

同社ブースでは、このファミリアやランティスのほか、『323 4WD ラリーカー』『アクセラ』『魁 CONCEPT』が展示されていた。

また、スバルは『レオーネ4WDエステートバン』『レガシィ・グランドワゴン』、初代『フォレスター』、そして新型『フォレスター』の「アドバンス」グレードを展示。

レオーネ4WDエステートバンは、量産初の乗用ベース4WD車として1972年に発売されたモデル。「水平対向エンジンは4WDとのマッチングがよく、シンプルでバランスのとれた構造。このレオーネ4WDエステートバンから、その利点をいかし、高速性能を重視したレオーネ4WDターボ、ドライビングの愉しさ、安全性を追求したレガシィへと発展していった」とスバル。

また、新型フォレスター・アドバンスは、9月14日に発売されるモデル。担当者は、「まだ販売店などで見ることができないモデルだから、ぜひこの機会に、見て触れて、アドバンスを実感してみて」と話していた。




【ネオ・クラシックカー・グッドデザイン太鼓判】in オートモビル カウンシル2018(ホンダ編)

80~90年代の日本車からグッドデザインを振り返るシリーズの番外編。8月3日より5日まで幕張メッセで開催された「オートモビル カウンシル2018」から国産車ブースを取り上げます。2回目はホンダブースです。

ホンダ(4輪車)のテーマはズバリ「LEGEND History」。新型が登場したタイミングを生かし、初代以降のレジェンドのみを展示するという贅沢な内容です。さっそく見て行きましょう。

ホンダのフラッグシップとして1985年に登場した初代は、当時勢いに乗るホンダデザインに準じたもの。とくに展示の4ドアセダンは、同年発表の3代目アコードと基本シルエットやサイドグラフィックなど多くのイメージを重ねるものです。

前後ブリスターこそ比較的繊細にまとめられましたが、大型バンパーとそれに続くサイドモールはアコードよりも太く格上感を演出。固定型のランプもフロントのボリュームを巧みに上げています。しかし、プレスドアを用いたボディは、基本的にアコード同様のプレーンな美しさを確保しました。

1990年登場の2代目も、やはり同時期のインスパイア、ビガーに準じたデザインコンセプト。超横長のフロントランプと薄型グリルによりボディの低さを表現。サイドボディも水平基調を強調することで、低さと同時に薄さまでも感じさせます。

サッシュタイプとなったドアは、初代のカタマリ感よりも繊細さを優先。低いボディとの組み合わせが当時のホンダの世界観を打ち出します。一方、広いリアパネルはクーペの特徴で、伸びやかなボディの勢いをしっかりと受け止めました。

これを発展させた3代目に続く4代目(2004年)は、アキュラの中核モデルとしてボリューム感を大幅に引き上げた新世代ボディへ移行。ボディパネルまで延びる大型ランプなどが、90年代デザインとの決別を示します。

ただ、展示の初期型の前後ランプは、ボディ面へキレイに溶け込む素直な形状が特徴。最近の複雑さを競うようなデザインの手前にあったことを感じさせます。その意味で、造形的に時代の端境期にあったのかもしれません。

ホンダの展示は新型レジェンドのアピールを兼ねた意図があったのかもしれません。しかし、奇しくも元気一杯だった80年代のホンダデザインからの流れを同じ車種で見せたことで、それ以上の意味を持った展示になっていたように思えます。

(すぎもと たかよし)


過去を愛でるのではなく「昔から変わらない」思想を感じたスバルブース【オートモビルカウンシル2018】

今回で3回目となる「オートモビルカウンシル」。1回目、2回目に比べて、一部のショップやブースが盛り上げるというのではなく、出展社がそれぞれに自分たちの紹介したいもの・ことを打ち出せていたように感じました。

まだ行ったかとはないのですが、パリのレトロモビルとか、こんな感じなのかなあと思いました。クルマ以外の露店のエリアもワイワイガヤガヤとして来ていてお祭りの風情が前にもまして濃くなっていたような気がいたします。次回以降もさらに楽しみですね。

スバルも前回に引き続きブースを出展していました。今回は先ごろ新しくなったフォレスターを紹介したいという面もあったのでしょうか、四輪駆動システムそのものというよりグラベルロードへの対応という部分によりフォーカスされていたように感じました。

オートモビルカウンシルスバルブースで見たぶれない思想。過去に生産されていたクルマとしては初代フォレスター、レガシイ・グランドワゴンに加えて、初代レオーネのバンが展示されていました。

エンジンルームを開けると、目いっぱいフロント側に寄せて、さらに深い場所にエンジンが搭載されています。その光景を目の当たりにした途端、こんなクルマで八ヶ岳山麓や信州の霧ケ峰の稜線を縫うようなワインディングロードを、転げ落ちるように走り回ったら楽しいのではないだろうか、などと妄想が膨らんだものです。

絶対的には現代の常識では考えられないほど軽量なボディでも操縦安定性を確保するためのレイアウトである点は見ているだけでもわかりました。

こうした腰高なクルマというのは、そもそも重心が高くなり不安定になりやすい要素を秘めています。しかし、水平対向エンジンそのものの低重心にしてバランスのいい構造に加え、それをどのように積み込んだら安定するか。その部分も含めて「スバルのやり方」なのだということが、今回のスバルブース展示からは強烈に感じ取ることができました。

「同じ思想を受け継いで」というような文言で、過去の名車を持ち出して、その末裔である新車を紹介する手法はメーカー系のイベントではよく目にします。しかし、今回のスバルブースでの展示を通して、「あの頃はよかった!」とか思うことはなく、頑なに、それは見ようによっては頑固一徹という人もいるかもしれないほどに、ぶれずに守ってきたことが今も新車で買えるフォレスターで体感することができるというメッセージを感じ取ることができたのです。

水平対向エンジンを載せようとすればフロントのデザインは制約を受けるでしょう。なぜならボンネットの下のスペースを省くことはできないのですから。しかしそれを見ただけでも、変遷という名のもとに迷うことなく貫いてきた、水平対向エンジンと四輪駆動が織りなす思想は「今も終わることなく続いているのです」というメッセージに見え、登場したばかりの最新型フォレスターでさえ、オートモビルカウンシルで見せるべきストーリーの一部になっている展示だたように思うのです。

「圧倒的な個性」を「貫く」スバルを感じることのできた展示だったように感じたのでした。

(中込健太郎)
Posted at 2018/08/05 13:14:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2018年08月05日 イイね!

2年しないくらいでアルピナも出して来るのかな?

2年しないくらいでアルピナも出して来るのかな?BMW 8シリーズ 新型、カブリオレ と グランクーペ の2019年投入が確定

BMWグループのハラルド・クルーガー会長は8月2日、ドイツ・ミュンヘンで開催した決算発表会において、2019年に新型『8シリーズカブリオレ』と『8シリーズグランクーペ』を投入すると発表した。

初代8シリーズは、BMWの最上級クーペとして1989年秋、フランクフルトモーターショーで発表。1999年に生産を終了した。その8シリーズが、およそ20年ぶりに復活した。

新型8シリーズに関しては、まずは2ドアクーペの『8シリーズクーペ』の生産を開始。顧客へのデリバリーは、2018年11月から開始される予定。

この2ドアクーペに続いて、2ドアのオープンモデルの8シリーズカブリオレと、4ドアクーペの8シリーズグランクーペが2019年にリリースされることが、今回のハラルド・クルーガー会長の発言で確定した。

クルーガー会長は、「3種類の8シリーズには、高性能モデルの『M8』を設定する。すべてのモデルに、新しいデザイン言語を導入する」と述べている。


当時の8シリーズでB12クーペもカッコ良かったけど、新型はどうなるかなぁ?
Posted at 2018/08/05 12:07:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW | 日記
2018年08月05日 イイね!

風洞実験もSTIのだからしてるんだろうけど

風洞実験もSTIのだからしてるんだろうけど【新型フォレスター STIパーツ車試乗】時速40km/h台から効力発揮のエアロに注目

新型フォレスター登場に合わせてSTIが開発したパーツを装着したデモ車両(フォレスター プレミアムSTIパフォーマンスパーツ装着車)に試乗することができました。

装着されたパーツ点数は少ないなのですが、その効果には想像以上のものがありましたので報告いたします。

外観での特徴はエアロパッケージを装着していることです。

これはフロントリップスポイラー、フロントサイドスポイラー、サイドアンダースポイラー、そしてエアロガーニッシュとリアサイドアンダースポイラーというパーツ構成で成り立っています。

走りの性能を高めるためにエンジンルーム内にはフレキシブルタワーバーが装着。ボディ下面にはフレキシブルドロースティフナーが装着されました。

今回の試乗コース、群馬サイクルスポーツセンターを走ってみます。すると戸惑うようなことが起きます。

サスペンションでの変更はないのですが、明らかにノーマルとは違って車体ががっしりしているのです。なおかつ速度を上げれば上げるほど車体が安定してくるという不思議な感覚があります。

もともと新型フォレスターのコーナリング性能は優秀なのですが、このような、速度に比例して変化する感覚はありませんでした。

ライターが何か勘違いをしてしまってるのかなと思い、STIの技術者にたずねると「それ(その感じ方)は十分にあり得る」と言います。

聞けば今回装着したエアロは実効空力に気を使ったもので、時速40km/h程度でも装着の効果を体感できる人もいるくらいとのこと。

今回のコースでは時速100km/hほどまで出すことが可能でしたので、速度を上げたときに安定感を感じたというのは勘違いではありませんでした。

ここにはフレキシブルタワーバー等の効果も入っているはずですが、想定外なほどエアロパーツの実用的効果があることが体感出来た試乗でした。

(写真・動画・文/ウナ丼)


スバル フォレスター 新型の受注状況…目標のおよそ2倍、Advanceが全体の約4割

SUBARU(スバル)は、7月29日時点の新型『フォレスター』受注状況を明らかにした。集計期間は5月18日から7月29日まで、台数は9100台だった。

目標月販台数は2500台なので、これを大きく上回った。7月の第2週以降、販売店に2.5リットル仕様の試乗車が配車され、受注が加速されたという。

7月19日に「Premium」、「Touring」、「X-BREAK」の各グレードが発売され、「Advance」グレードは9月14日の発売予定だ。Advanceは、2.0リットル水平対向直噴4気筒DOHCエンジン モーターの「e-BOXER」ハイブリッド、Premium、Touring、X-BREAKの各グレードは2.5リットル水平対向直噴4気筒DOHCエンジンを搭載する。

グレード別では、e-BOXERハイブリッド採用のAdvanceが38%で最多。以下Premium:33%、Touring:11%、X-BREAK:18%となっている。先行受注ではAdvanceが4割を超えていたので、実際に発売されたグレードが受注を伸ばしたかっこうだ。

外装色の一番人気は「クリスタルホワイト・パール」で40%。ついで「クリスタルブラック・シリカ」が18%、「アイスシルバー・メタリック」が11%で続く。上位3色で約7割を占めている。


やっぱり白が一番売れているのはいつも通りだよなぁ
Posted at 2018/08/05 11:37:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2018年08月05日 イイね!

バキバキなスパルタンっていうよりはグランドツーリングって事なのかな?

バキバキなスパルタンっていうよりはグランドツーリングって事なのかな?アルピーヌA110新型、国内最速試乗 4C/エリーゼよりもケイマン寄り

もくじ
ー アルピーヌA110とは
ー コクピットに収まる
ー 4Cよりもケイマン寄り
ー ひとつだけ期待外れなこと
ー ハンドリングはどうだろう?
ー 新型A110、「買い」なのか?
ー アルピーヌA110プルミエール・エディションのスペック

アルピーヌA110とは

フランス北西部、大西洋に面した港町ディエップのルノーディーラーの息子に生まれたジャン・レデレなるモータースポーツ好きの男が、リアエンジンのルノーをベースに生み出したラリーやロードレースで勝つためのスポーツカー、それがアルピーヌだった。

その創立は1955年。代表作といえるA110は1963年にデビュー、70年代前半のラリーで大活躍したのち、77年まで生産された。その間にアルピーヌはルノーの傘下に入り、A110はその生産終了からおよそ40年後の今日、ルノーのバックアップをうけて甦った。

オリジナルのA110は、1.3~1.8ℓ直4エンジンをリアアクスル後方に縦置きしたリアエンジン後輪駆動。車体は金属製バックボーンフレームにFRPボディというレーシングカーに近い簡潔な構造で、車重は600-700kgしかない超軽量車だった。

新型A110は、ルノー-日産アライアンスによる1.8ℓ直4ターボをコクピット直後に横置きするミドエンジン配置を採用。車体はこのクルマのためだけに開発されたアルミフレームにアルミボディを組み合わせるという、現代的な軽量構造を採っている。

1.8ℓの直4直噴ターボエンジンは、アルピーヌとルノースポールの共同作業によってチューンされ、252ps/6000rpmのパワーと32.6kg-m/2000rpmのトルクを発生、7段DCTと組み合わせられて後輪を駆動する。公表されたパフォーマンスは、0-100km/h加速が4.5秒、最高速がリミッター制御250km/h。

ボディサイズは4205×1800×1250mm、ホイールベース2420mmで、オリジナルよりはだいぶ大きいが、今日の標準ではコンパクトな部類。車重は最軽量仕様で1080kg、豪華装備の初期モデル、プルミエールエディションで1110kgというから、これも今日的標準では充分にライトウエイトだ。ちなみに前後重量配分は44:56という良好な数字になる。

世界限定1955台、日本限定50台のプルミエールエディションのプライスは790万円だが、1021人から購入希望の応募があり、すでに抽選も終わっているので、購入はできない。

コクピットに収まる

約束の場所に着くと、想像していたブルーではなく、ちょっとパールがかった感じのホワイトのA110が待っていた。さすがアルミ製、と実感させる軽いドアを開けてコクピットに収まり、1脚13.1kgという軽量なサベルト製バケットシートに身体をはめ込む。

このシート、見た目のとおり身体をしっかりホールドするのに加えて、固定式バックレストのアングルも適切で、尻の部分のクッション性も多少ありと、かなり上出来な代物。半日乗っていても身体が不当に疲れたり、腰が痛くなったりすることはなかった。

ただし、クルマの雰囲気からすると着座位置が高めなのがちょっと残念だった。実はこのシート、ボルトの抜き差しで調整するハイトアジャストが3段階あり、試乗車はそのとき中間のポジションだったようだ。そこで、自分のクルマだったら一番下に固定、と納得。

ちなみにコクピットは現代車としてはタイトな部類だが、閉所恐怖症的に狭かったオリジナルA110と比べたらかなり広く、優に4畳半と6畳以上の違いがある。

4Cよりもケイマン寄り

都内の住宅街の裏道を抜け、東京インターから東名に入って厚木までクルージングした時点で、新型アルピーヌA110の基本的なキャラクターが読めた気がした。

オリジナルA110がアルプスを速く駆け抜けることに特化した単能車だったのに対して、新型は少々意外にも、必要なら日常の足にも使えるワイドレンジなスポーツカーなのだった。

現代の同カテゴリーのミドエンジンスポーツカーとの対比でいうと、アルファ4Cやロータス・エリーゼ/エキシージ系というよりも、むしろポルシェ718ケイマンの領域に足を突っ込んだクルマ、という印象をうけたのである。

例えば、コクピットへの乗り降りが比較的し易かったり、ステアリングがチルトとテレスコピックの両方調整可能でドライビングポジションを決め易かったり、自分の運転姿勢だとシートの後ろに手荷物を置くスペースが確保できたり、ボディ前後のトランクルームが予想していたより使えそうだったり、という意味の実用性がひとつ。

もうひとつは、クルージング時のメーター100km/hはDCTトップ7速で2200rpmにすぎず、背中のすぐ後ろにエンジンが収まっていることを忘れさせるほどコクピットが静か、というGT的資質を持っていること。さらに、ボディ剛性の高さもその点に寄与している。

エンジンが2000rpm前後の実用域から使えるトルクを捻り出すのも、ステアリングの直進状態の締まりがよく、高速でも軽く握っているだけで真っ直ぐに突き進んでいくのも、GT的要素の重要なポイントだろう。

ただしひとつだけ、期待外れなことがあった。

ひとつだけ期待外れなこと

ただしひとつだけ、期待外れなことがあった。

それは、AUTOCARのイギリススタッフによる南仏の国際試乗会などにおけるリポートが、スポーツカーとしては明らかにサスペンションがソフトで脚がしなやかに動くと、乗り心地の快適さを絶賛している点だ。

ところが僕らが乗った白いA110のサスペンションは、とりわけソフトにもしなやかにも感じられなかった。高速道路のスピードレンジになると乗り心地はフラットで快適だったが、都内で遭遇する低速域ではむしろ硬めの印象で、18インチのミシュランPS4の硬さも、まるで空気圧が正規より高いかのような感じで伝わってきた。

その理由としては、試乗車が走行1000kmに満たない新車だったことが災いして、ダンパーやブッシュ類の初期の硬さが取れていなかったのではないか、ということが考えられる。できれば後日、もっと走り込んだ状態の同車に乗ってみたいものだと思った。

とはいえ、東名と小田厚をGT並みの快適さでクルージングして箱根のワインディングロードに至ると、A110はその本領を遺憾なく発揮し始めた。

まずはエンジン。動力性能は必ずしもA110の見せ場ではないが、ノーマル、スポーツ、トラックの3パターンある走行モードをスポーツにセットして踏み込むと、弾けるような爆音を奏でながら軽く吹け上がり、ターンパイクのきつい上りも胸の透く勢いで駆け上がる。

パフォーマンスに関しては、普段どんなクルマに乗っているかで印象が異なるはずだが、当方としては充分満足できる加速が味わえた。ただし、スポーツモードだとDCTをパドルでシフトダウンしても自動的にシフトアップしてしまい、ワインディングでは走り難い。

そこで、スポーツボタンを長押ししてトラックモードにセット。すると、スロットルレスポンスが一段と鋭くなると同時に、自動シフトアップは起こらずエンジンは6700rpmから のレッドゾーンまで一気に吹け上がるので、がぜん走り易くなる。

ハンドリングはどうだろう?

一方、ハンドリングに関しては期待どおり、とてもよく曲がるクルマだった。まずはスロットルを閉じつつ、軽いけれども路面感覚を充分に伝えてくるステアリングを切り込むと、ノーズが素早く向きを変えてごく自然にコーナリング態勢に入っていく。

そういうレスポンスの鋭さではアルファ4Cも同様だったと記憶しているが、A110はそこからあとが違う。ターンインを終えて脱出態勢に入り、スロットルを踏み込んだときの安心感が、同カテゴリーのミドエンジンスポーツの多くと違う気がするのだ。

それは4Cより40mm長い2420mmのホイールベースなどのディメンションの採り方に加えて、リアサスペンションに依るところが大きいのではないか。4Cとケイマンの後ろ脚はストラットだが、A110は前後ともスパンの広いダブルウィッシュボーンを採用していて、脚の動きの自由度が大きい。

それらの結果、タイトコーナーからの脱出に際して後輪にパワーを注ぎ込むと、テールをジワジワッとアウトに流すこともできるが、そういった感触を4Cやケイマンで攻めたときのような緊張感をともなわずに、愉しむことができる。後ろ脚が適正に路面を捉えている実感が得られるからだ。

718ケイマンに対しては、300kg近く軽い車重が身のこなしの軽快さに結びついているのを感じさせるが、それでいて身動きが軽すぎて不安、という感触が皆無なところも、A110の巧妙さではないかと思う。

上記のようなドライビングは、走行モードをトラックにセットして得られたものだ。トラックではESCは完全にはカットされないが、介入が相当に制限されるため、コントロールの仕方によってはテールアウトの感触を愉しむことができるわけだ。ちなみにA110はLSDを備えていない代わりに、トルクベクタリングでトラクションを確保している。

もうひとつ、アルピーヌの名に相応しいと感じたのはブレーキだった。御多分に漏れずブレンボのキャリパーを備えるそれは、サーボ感の希薄なカツンと硬い足応えを持つが、絶対的な制動力は充分なものに感じられた。

新型A110、「買い」なのか?

というわけで新型A110、アルプスを駆ける超軽量スポーツというオリジナルの精神とスタイリングを受け継ぎながらも、都会の足にも使えそうな日常性を備えた、その気になれば毎日乗れそうなスポーツカーに仕上がっていると感じた。

いずれにせよ、日常使いできる高性能スポーツカーというカテゴリーで不動のポジションを確立しているポルシェの牙城に切り込める可能性を持ったクルマがフランスから登場したというのが、少々意外であり、痛快でもある。

それでいてA110、ちょっとヒルクライムにでも参戦してみるか、という気にさせそうなところも、アルピーヌの名に恥じない。

ポルシェの揺るぎない信頼感とバーターにライトウエイトの妙味を採ろうという勇気を持ったエンスージァストには、アルピーヌA110は「買い」だろうと思う。

アルピーヌA110プルミエール・エディションのスペック

■価格 790万円
■全長×全幅×全高 4205×1800×1250mm
■最高速度 250km/h
■0-100km/h加速 4.5秒
■燃費 14.1km/ℓ(JC08モード)
■CO2排出量 –
■車両重量 1100kg
■パワートレイン 直列4気筒1798ccターボ
■使用燃料 ガソリン
■最高出力 252ps/6000rpm
■最大トルク 32.6kg-m/2000rpm
■ギアボックス 7速オートマティック


そういう事ならA110は軽量で子気味よく走るけど日常使いが似合うかな?
Posted at 2018/08/05 11:08:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2018年08月05日 イイね!

車種的に運転経験何年以上とかは無いんだねw

車種的に運転経験何年以上とかは無いんだねwポルシェ誕生70周年記念で「ケイマン」「マカン」を体感できる特別キャンペーン実施

ポルシェ ジャパンは、2018年8月3日(金)から9月17日(月)までの期間、ポルシェブランド誕生から70周年を記念して「ケイマン」および「マカン」を体感できる「Discover Your Porsche」 キャンペーンを実施する。


WEBサイトのキャンペーンページでの応募者から抽選で計2組4名に、ケイマン・マカンそれぞれの世界観を体感いただけるモニターキャンペーンを実施。当選者には、ケイマン・マカンを存分に堪能できる1泊2日のエクスクルーシブツアーを体験できる。
さらに、上記商品の当選者以外の方の中から抽選で、ドライブはもちろん、旅行やアウトドアなど様々なライフスタイルのシーンで活躍するポルシェ特有のスポーティでエレガントなポルシェドライバーズセレクションのアイテムをプレゼントされる。

【「Discover Your Porsche」 キャンペーン応募概要】

●応募期間:2018年8月3日(金)~2018年9月17日(月)23:59まで
●応募賞品:
・Discover Cayman:ケイマンで行くドライビング性能を存分に堪能いただく1泊2日


 日本有数のワインディングロードとして知られる箱根ターンパイクでのドライブをお愉しみいただきます。
 また、ツアー中にはプロレーシングドライバーの同乗走行をご体験いただきます。
 ドライブを愉しんだ後は、自然豊かな箱根に佇む森の別邸「金谷リゾート箱根」で心ゆくまでリラックスし、贅沢なひと時をお過ごしください。
・Discover Macan:マカンと共に優雅な時間を過ごしていただく1泊2日


 箱根でのドライブに加え、日本オーベルジュ協会お勧めの「オーベルジュ オー・ミラドー」への宿泊とフランス料理界のトップクリエーターが手懸ける創意工夫に富んだ贅沢な料理をお愉しみいただきます。
 また、大切なヒトと楽しんでいただけるスペシャルコンテンツもご用意しております。
・ポルシェドライバーズセレクションのアイテム(上記商品の当選者以外から抽選)
 ポルシェドライバーズセレクション メンズサングラス 5名様
 ポルシェドライバーズセレクション レジャーバック マルティーニ・レーシング 5名様
 ポルシェドライバーズセレクション 多目的ケース[リモワ] 5名様


●応募対象:応募時点で満20歳以上の方
●応募方法:応募サイトより必要事項をご記入の上申込ください
●当選発表:9月下旬以降、ポルシェ ジャパンより当選者へ連絡
●実施予定日:11月下旬から12月中旬を予定
 ※個別に当選者と日程を調整の上、実施


コレがターボとかGT3だったら運転経験年数5年以上で30歳以上とか制限とかありえただろうけど、ケイマンやマカンだからね
Posted at 2018/08/05 09:48:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記

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「[ハイタッチ!drive] ハイタッチ!drive
2025年09月28日04:06 - 19:01、
107.96km 5時間10分、
6ハイタッチ、バッジ14個を獲得、テリトリーポイント90ptを獲得」
何シテル?   09/28 19:12
初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

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