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2022年12月29日 イイね!

[試乗インプレッション]トヨタ「アクア」HYBRID "Z"(E-Four)仕事と乗り納め

[試乗インプレッション]トヨタ「アクア」HYBRID "Z"(E-Four)仕事と乗り納め早いもので2022年もまもなく終了。歳を取ると時間の経過が早くなるというが、もしかしたら、それは本当なのかもしれない。
仕事納めに加えレンタカーの乗り納めという事で、今回レポートするのはトヨタ「アクア」。レンタカーで「ヤリス」は頻繁に乗っているが、新型「アクア」が割り当てられたのは初めて。
以前のチャンネル制だったトヨタ販売網では「ヴィッツ」と「アクア」を作り分ける事に一定の意義は有ったと思うが、現在は全車種併売となり、同セグメントの「ヤリス」と「アクア」を店頭でどう売り分けるのか勝手に心配しているのだが、まぁ消費者目線で言えば選択肢は多いほうが良いのかも。
2021年7月にフルモデルチェンジを受け、2代目へと進化したトヨタ「アクア」だが、正直初代モデルのような大ヒット作とはなっていないようだ。
近年のトヨタ車の中でも際立って駄作だった先代「ヴィッツ」から「ヤリス」への変貌はあまりにも衝撃的だったのに対し、「アクア」のモデルチェンジはちょっとインパクトが薄かったのは否めない。
更に言えば、「ヤリス」は「ヤリスクロス」と「GRヤリス」が派生モデルとしてあるから、余計に「アクア」は日陰の存在になっているように思う。個人的に「アクア」はホンダ「フィット」の様に、もう少しユーティリティーを追求した方が「ヤリス」と差別化出来たような気がするのが惜しい。残念ながら「アクア」に3代目は無いかもしれないね。
今回テストした「アクア」はトップグレードの"Z"(E-Four)。更にトヨタチームメイト・アドバンストパークやブラインドスポットモニターに加え、合成皮革パッケージも装着され、謎のフルオプション仕様だった。ボディ色も癖の強い"ブラスゴールドメタリック"でリセールの悪そう(笑)な個体だ。
トヨタ公式ページで見積りシミュレーションをしてみると乗り出し価格はざっと300万円弱。なるほど...思っていたよりも高価格車両である。
結論から言ってしまえば、最近色々なトヨタ車をレンタカーで乗っている中で「アクア」の印象はイマイチだった。
日常のアシとして乗るなら「ヤリス」の方がスッキリとしていて好みだったし、「ヤリス」よりも少し上級な乗り味を「アクア」に求めるならば、断然「カローラ」を選んだほうがイイモノ感がある。(その上、あまり価格が変わらないという意味では「カローラ」がお買い得だと思う)
「アクア」の良いところは、「ヤリス」と比べて穏やかな乗り心地と、若干静粛性に優れるところ。そしてトヨタ自慢のバイポーラ型ニッケル水素電池を搭載したことで、EV走行可能な領域が若干拡大され、モーターのレスポンスも速くなったように感じるところ。
「ヤリス」は私のようなクルマ好きはともかく、一般的なユーザーにはもう少し穏やかな足回りのほうが良いのでは??と思っていたが、「アクア」に乗って意図的な作り分けがされているのだと確信した。まぁこれは好みの問題なのかもしれない。
「ヤリス」は静粛性が課題(特にロードノイズ)だが、「アクア」は少し改善された印象を受けた。とは言え、「静か」「静寂」なんていう言葉を使う気にはなれない程度。最近のトヨタ車は何故か静粛性がイマイチ。Youtube動画では新型「プリウス」の静粛性がかなり上がったとレポートされているから、次世代モデルに期待だろうか。
「アクア」のイマイチポイントは、まず乗り込んで直ぐに感じる大きく倒れ込んだAピラーの圧迫感と、フロントの見切りが悪くボンネットが全く見えないこと。更に、キックアップするボディのサイドデザインの影響で、斜め後方の視界が悪い。個人的には、この時点でマイカー候補としては脱落だ。
そして「アクア」の最も気になるポイントはインパネから生える「エレクトロシフトマチック」の操作性の悪さ。近年高齢ドライバーを中心に誤操作による事故が多発しているが、「エレクトロシフトマチック」もその要因になりそうな気がした。「ヤリス」は一般的なフロアシフトなだけに、トヨタ車で統一した操作性を考える時期だろう。足踏み式のパーキングブレーキもイマイチ。モデルの性格を考えるならば電動パーキングブレーキを採用すべきだった。
唯一「エレクトロシフトマチック」の恩恵として、トヨタチームメイト・アドバンストパークの自動車庫入れ機能は圧巻だった。スイッチを入れ駐車スペースを指定すれば、あとは全自動で前後移動も含め駐車が完了するのは驚いた。
個人的には、もう少しインテリアの質感にはこだわるべきだったと思う。インパネは目障りで無駄なラインが多くてスッキリしない。逆にドアトリムは無愛想なハードプラでガッカリ。
最後に雪道の走行インプレッションを。
今年の札幌は12月からまとまった積雪量があり、郊外路は圧雪路面となっていたが、E-Fourのお陰で雪道の走行は安定していた。毎度思うが、電動パワートレーンは雪道が得意だと思う。低出力なリヤモーターと馬鹿に出来ない能力を発揮しており、低ミュー路でも涼しげに発進していくのは流石。また「Power+」モードを選択すると「快感ペダル」と呼ぶ弱めのワンペダルドライブモードになるが、雪道で気を遣う減速も適切・適度に得られるため、ブレーキングで姿勢を崩すことが少ない。降雪地域の方はE-Fourを選んで損はないだろう。
ボディやステアリング周辺の剛性感は高く、常にどこかがブルブルしていた先代「アクア」とは隔世の感あり。ブレーキのフィーリングも違和感はない。
ハイブリッドのシステム最高出力は116PSで、取り立てて不足を感じることはない。但し、日産「ノート」のe-powerと比較すると、線の細さとノイズからヒト世代前の印象を受けてしまうのも事実だろう。
燃費を含めた効率は確実にトヨタ方式に軍配が上がるのだが、ドライバーの感じるフィーリングの部分(斬新・新鮮・パワフル・好レスポンス...は)ホンダ・日産の後塵を拝しているのがTHSIIの現在地だろう。
残念ながら、私の評価では中途半端な印象に留まった「アクア」だが、欧州風味の「ヤリス」より昔ながらのトヨタイズムを感じさせる「アクア」を好む方が居ることは何ら不思議ではない。やはり選択肢があることを喜ぶべきだろう。



↓ヤリス(2022年2月に試乗した個体)
Posted at 2022/12/29 00:09:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗インプレッション | クルマ
2022年12月17日 イイね!

[抽選エントリー完了]トヨタ「GRカローラ」"RZ" 当選しますように... 

[抽選エントリー完了]トヨタ「GRカローラ」"RZ" 当選しますように... トヨタ「GRカローラ」の抽選(正式には商談申込抽選)にエントリーしました。
抽選の結果は来年1月13日に発表されるので、それまでは悶々としつつ年越しをすることになりそう(笑)。
「GRカローラ」の詳しいスペックは公式HPをチェックして頂くとして、「GRカローラ」の発売が公表された6月1日時点では、「GRカローラ RZ」は本年秋頃から全国のトヨタ車両販売店を通じて発売を開始し、「GRカローラ モリゾウエディション」は本年冬頃から全国のGR Garageにおいて台数限定で発売を予定。予約抽選は秋頃から受付を開始する予定とアナウンスしていた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足の影響により、「GRカローラ RZ」も、まずは500台の抽選販売となった。
とはいえ、今後生産状況を見ながら追加販売を検討すると注釈がついているから、投機目的で「GRカローラ RZ」の抽選にエントリーした方は辞退したほうが良いと思うけどね...。
最近トヨタ車の長納期問題はかなり深刻な状態となっており、販売の現場でも随分苦労しているようだ。営業担当者は契約ではなく、登録ベースで成績にカウントされるのも気の毒。「ハリアー」のオーダーカットも記憶に新しいところ。早く正常化して欲しいね。
話題を戻し。今回私は「GRカローラ RZ」のみに抽選エントリーを済ませ、「モリゾウエディション」は見送った。理由として「モリゾウエディション」は何故かリヤワイパーを取り外しているから。
些細な事と思うかもしれないが、冬季も乗れるスポーツモデルを探している私にとっては結構大きな問題で、ベチャベチャの雪道を走る事を考慮すると、ハッチバックボディにリヤワイパーは必須装備。
「モリゾウエディション」は「RZ」よりも30kg軽量化した1440kgだが、「2シーター化をはじめとする徹底した軽量化」の中にリヤワイパーレスも含まれてしまったのは残念だった。
まぁ普段使いする実用モデルとして715万円の「モリゾウエディション」は勿体無いというか、ちょっと予算オーバーなのも否定はしない。なので今回は525万円の「RZ」一本で抽選結果を待つ。
さて。SNS上では「GRカローラ」の価格が高いと嘆く方が結構居るようだが、先行した「GRヤリス」のRZ“High performance”が456万円~であることを考えれば、何も驚くことはあるまい。
ホンダ「シビックTypeR」が499.7万円でメーカーオプションも無いフル装備だと考えると「GRカローラ」は若干高く感じるかもしれないが、駆動方式の違いを考慮すればもはや誤差の範疇。
恐らく「カローラ」のイメージからすれば500万円オーバーの価格帯が高いと感じるのは多少の共感はするところだが、いつまでもそこに囚われているのは「昔は良かった」とハブル期の武勇伝を昨日のことのように振り返る老害おじさんみたいなものだ。
純ガソリンのスポーツモデルが楽しめるのはあと僅かですから、欲しい人は多少背伸びしてでも買っておかないと後悔しますよ。クルマ趣味とは身銭を切って買ってこそ楽しめるもの。買わない人は文句を言うべきではない。
本当ならば、マツダがこういう楽しそうなクルマを出してくれるならばソレを買いたいのだが、当面は大型SUVに特化する方針なのが残念。鳴り物入りで登場した「SKYACTIV-X」も最近は新たな話題提供もなく、寂しい限り。まぁマツダには大型SUVで儲けて貰わないと次がないですからね。
さてさて。今年の初詣は念入りにお願いをして、「GRカローラ」の抽選結果が出るのを待ちたいと思う。当選すれば、「ロードスターRF」と「GRカローラ」の継投で年中スポーツモデルを楽しめる体制が出来るから楽しみです。




Posted at 2022/12/17 23:46:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ購入記 | クルマ

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 現在はマツダ「ロ...
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