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2016年07月12日

保存版・珍車PART636

保存版・珍車PART636  相変わらずの菱贔屓の珍車コーナー?いいじゃないですか、新車では影の薄くなった菱車、過去の栄光を私が語らず誰が語るか!!って感じですんで(^^;

と言う訳で今回取り上げるモデル、往時は決して人気があるとは言えない、いや、どっちかと言えばこの類の中では不人気モデルと言っても良かったんですが10年前位からかな?三菱らしい厳ついガンダムチックな出で立ちや存在感のある個性的なスタイリングが見直され人気旧車に数えられるようになり既にプレミア化、下手すりゃ往時よりもファンが多いんでね?って感じのこのモデルの出品を久々に見つけたんでご紹介!

⇒『昭和62年(1987)A183A型スタリオン2000GSR-Ⅱ』!!

スタリオン、旧車シヨップ行けばそこそこ在庫しているようですが街中で見かける事はさすがにもうないですよね、最終(平成2年)からでももう四半世紀以上経過するので仕方ない、しかし冒頭記載した通り近年では人気車でもあるので旧い割にはそこそこ残存もあり新車時には遠く及ばない販売台数だったGA61のセリカXXやSA〜FCのRX-7より少なくとも私はあるように思います、DR30やR31スカイラインには及ばないと思いますが…

スタリオンに関しては以前こちら で語ってるのでクドクドは書きません、ただ、菱ヲタGureとしても新車時は無骨で他ライバルに較べスポーツカーに必要な“流麗”さを微塵にも感じず苦手な部類でした…。

第二次ハイパワーブームの真っただ中だった82年に従来のA164Aギャラン/エテルナΛ(Σ)のシャシを使いスポーツボディにしてデビューしたスタリオンでしたがマジに売れませんでした。
当時の若者(つまりワタシら)としても正直、見向きもしませんでしたね、当時はDR30(スカイラインRS)、S130Zターボ、セリカXXのTC24、RX-7のRE-ターボがスポーツモデルとしては話題の中心、スタリオン?論外でしょ!っと言った雰囲気…

既にXXにしても7にしてももう160ps台が常識、インタークーラー化もなされ始めておりましたがスタリオンの場合はデビュー時はΛターボそのままのSOHCでインタークーラーレスの145ps、スペック的にも見劣りしたのもあります。

S130のZターボにしても日産としてはL型ターボ最後発、やはり145psのL20ETでしたがそこは伝統と知名度がスタリオンとは違いようやくZもターボ化!と好意的に受け入れられていましたが…

そんなスタリオンもあまりに売れない?ので後半はヤケクソ!?84年にはスペックマニアにも充分インパクトを与える3バルブのシリウスダッシュG63BターボI/Cで200ps(グロス)に到達、87年には対米輸出用のワイドボディ、ブリフェン仕様のGSR-VRを設定、このブリフェン化は従来型ナローボディに較べ格段の迫力、あれほど鈍重なイメージが個人的にしたスタリオンの印象をガラリと変えブリフェンは当時も今も憧れましたねー、これはうちの長男も大好物、次期愛車に!!なんて言ってますが果たして…(笑)

スタリオン末期の88年には殆ど出ないナロー版はカタログ落ち、ブリフェンモデルのモノグレード化が施され次期Z15/16GTOに繋げる2.6L G54B+I/Cターボ175psアストロンエンジンに統一(2600GSR-VR)、今更の2600エンジンベースはかつてのA30系デボネア(86年迄)に搭載していたもの、これもアメリカ版そのままのラインナップで驚きました!

↓最終型は2.6Lブリフェンモデルに統一!


今市場で一番人気あるのはやはりこの最終型、これになり遅まきながら往時も人気が出ましたが販売数はそれほど多くはなかったですが今取引される殆どはブリフェンなので逆に出品車のナローは珍しいと思いますねー。

現車、空調がレバー式なので発売時TOPのGSR-Ⅲの次になるGSR-Ⅱと推定、ナロー時代で少ないスタリオンで性能は変わらず装備がやや落ちる代わりに必要十分+贅沢装備も施されたGSR-?は一番の売れ線だった記憶があります、勿論地域差もあるでしょうが。

↓R点内外D、OIL漏れや内外各部それなりの痛みはあるも再生可能レベルですし希少ナローですんでマニアは放っとかんでしょう!


↓D評価の内装ですが念入り清掃でかなり蘇る感じ…


個人的にはこのインパネもあまり好きなデザインじゃなくて…

80年代らしいぺキぺキさ、当時流行のサテライトS/Wも装備されていますがこれはさて置いてデザインにスポーツカーらしくトキメキが感じられなかったんですよね、三菱のスポーツモデル、スタリオン以前の初代ΛやギャランGTOの較べあまりにも普通でファミリーカーっぽいのが嫌、この時代はランタボにせよコルディアにせよこのスタリオンにせよスポーツモデルとしては物足りなかったです、まぁ、ランタボは元々ファミリー用ランサーが基本だから仕方ないですが。

↓外装もDですが塗装そのものは綺麗、エンブレム欠品からして再塗装はなされている感じ。
3dbd4811a2.jpg

珍しいのはこのスタリオン、サンルーフ付きという点!

記憶を蘇らせてみてもサンルーフ付きなんて見た記憶殆どなし、我が愛車のE39Aもそうですが三菱オーナーってあまりチャライのを好まないケースが多いのでトヨタやホンダのように流行りで何でもかんでも屋根開き!!って時代でも殆どいなかったですねー、てかスタリオンは“あのドラマ(ゴリラ警視庁捜査第8班)のイメージも重なりサンルーフよりは“ガル”って感じかなw

↓ドラマ用特装車両のガルウィングスタリオン、限定で数台が販売されますがカマ掘られると一発で全損orz…


↓サンルーフ付きの希少な出品車!


出品は東、落札はこれも高値、ブリフェンでない分驚愕までは行きませんがナローでもこんなに値が付きのか!と数年前の相場を思うと驚きでこれも加修して店出せば軽く3桁は超えるでしょうね〜…

やはり個人的にはスタリオン=ブリフェン命なのでそうは萌えませんがこれもナローであっても今は昔と違いとても流麗、個性的に見えるのが不思議、コレクションには欲しいかもしれません、但しこの金額払うならやはりブリフェンですが(^^)v
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Posted at 2017/12/02 19:03:24

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