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2019年11月11日 イイね!

珍車PART842

珍車PART842久々の?珍車シリーズ、久々にコレが出てきましたゼ~(*^^)v

先日の東日本三菱さんのイベントで参加予定ながら不具合で出品されませんでしたんでねー、久々にスタリオン、じっくり見たかったけど残念ながら…

ってな訳でせめてココで凝視しとくかな! とw

⇒『1988年(昭和63年)A183A型スタリオンGSR-V』!!

あいやー、こりゃ珍しいですよ、82年にデビューしたスタリオン、現在の人気とは裏腹の不人気スポーツ、何せこの時代は第二次ハイパワーブーム隆盛の時期、トヨタは初代Z10ソアラやA60セリカXX、コロナ/セリカ/カリーナのツインカムターボ、日産はDR30スカイラインRSにZ31フェアレディZ、ブルーバードSSSターボ、マツダのREターボ軍等、各社他所が出せばウチも!てな感じで5psでも10psでもライバルより上を競っていましたんでね、スタイリングもどんどん先鋭化、今から思えば走り好き、クルマ好きには桃源郷のような時代でした。

そんな時代に三菱の回答がスタリオン、同社としては市販初のリトラ、従来型ギャラン/エテルナΣ、Λ(A160系)のシャシに流麗なボディを着せたスタリオン、デビュー時はそこそこ注目されるもいかんせんこの類ではやはりXX、Z、RX-7には歯が立たず出たはいいがじり貧、スポーツモデルの中ではどちらかと言えばハナも引っ掛けられなかった印象…

その要因は三菱らしいと言えばその通りなんですがライバルに較べ”流麗さ”に欠けた点ですかね、真面目に4人きちんと乗れるようにしたキャビンはZやXXよりも居住性は上ながら古くからスポーツモデルを造ってきたトヨタ、日産、マツダほどまだ三菱はスポーツカー(スポーティカー)に求められるモノってのがよく解っていなかったのかもしれません、性能や機構的には何らライバルと比較して遜色なかったもののそのゴツく今ではそれがド迫力と捉えられる個性が当時は受け入れられませんでした。

スタリオン、詳細は こちら に記載してるんでお暇なら読ん頂けると幸いですが人気、販売もイマイチながら三菱のイメージリーダーとして売れないながらアップデートはモデルライフの8年(82~90y)の間、きちんと行われメインを当初はΣ/Λから継承するG63Bターボ(145ps)→I/C化で175ps→3バルブとされたG63Bシルウスダッシュターボ200ps、そして最終では現在異様なプレミア化しているG54B2.6L I/Cターボ175psとライバルに負けず劣らずの性能を提供し陳腐化は避けられておりました。

現在マニアには高額取引される最終型スタリオン2600GSR-VR
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現車の2000GSR-Vは84年にシリウスダッシュを背負って起死回生を期待されたモデル、しかし直後に限定のワイドボディ(ブリフェン)のGSR-VR、そして88年の2600GSR-VRと言うより迫力、新鮮なグレードが次々に追加された事によりほぼ売れず終い、限定の2000GSR-VRは別枠としても2600GSR-VRは最後にきて人気、注目も上がり先記の通り現在では希少モデルながらそこそこの残存も確認できるもシリウスダッシュ、そしてナローボディのGSR-V、間違いなく稀有な存在です!

R点、外装未記載、内装Cという内容は年式なりの程度、AC不良の16万㎞オーバーながら希少な存在、不良個所を手入れする価値は充分あるでしょう!
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このシリウスダッシュ、かつて経験がありますが当時では珍しい味付けのターボ、その印象は現代のターボに近く当時、タイムラグ=ドッカンが当たり前だったターボで踏み込んだと同時にこめかみ引かれるような独特なダッシュが特徴的、三菱伝統のロングストロークエンジンと相まって低速からグイグイ来るのはトヨタや日産より間違いなくダッシュ力は勝っていたかもしれません、後にE30系でDOHC化されたG63B(4G63)ですがシリウスダッシュ=SOHCでも充分ツインカムターボやREターボをカモれる実力でした。

さて、現車ですが時代を表すようにゴージャス?なバブル内装、この辺も三菱はスポーツを解っていなかった!? ΣやΛなら解るもスタリオンでこれはないわ!!と当時個人的にはブーイング、最終2600ではスポーティ度合いを高めたので許せますが中期のスタリオンは豪華さをアピールしたいんだかスポーツなのか迷走気味…

C評価の室内は当時の雰囲気を残しており徹底清掃で快適さもより高まるでしょう!
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2000/2600GSRのブリフェン3ナンバー化により別車のような安定感と迫力とを増し従来型ナローボディのスタリオンは当時、燦々たる評価でしたが今見ればこれはこれでオリジナリティがありスタイリッシュ!
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R点でなければ外装は悪くてもE評価位?艶は消えてますが大凹や大傷もなくオープンリールのような純正A/Wを含めノーマル状態のGSR-V、存在感がありますねー。

出品は中京地区、落札はなされ2600GSR-VRのような驚く金額ではないので菱マニア、スタリオン好きならば出して惜しい金額ではないかな、しかし加修や利益考えると3桁に乗るか乗らないか?レベルではあるので90年代のスタリオンの評価を知る世代としてはやはり驚かずにはいられませんです、ハイ(^^)/
Posted at 2019/11/11 20:46:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

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