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法被ねずみfeat.Rutileのブログ一覧

2007年02月19日 イイね!

マツダ版ベンツ!?5代目ルーチェ。

マツダ版ベンツ!?5代目ルーチェ。昨日のブログで取り上げた『ルーチェレガート』の2世代後に当たるのが1986年登場の
5代目
マツダルーチェ
(HC型)


4代目HB型(1981年発売)ではコスモと基本ボディが共通だったものが再びルーチェ専用に戻りました。

5代目ルーチェで忘れてならないのが、当時のメルセデス・ベンツSクラス(W126)にスタイリングが似ていたこと。

メルセデス・ベンツSクラス(W126)

ルーフ部分の曲線処理やツートンカラーを採用するあたりはメルセデスの影響を強く受けたらしく、ルーチェ新車発表時のエピソードでは『日本のベンツです』とかいう文言がプレスリリースにあったとか?マツダにとっては確信犯だったのかもしれません。

マツダの本拠地・広島で生まれたことから『広島ベンツ』の異名も。もっとも本家メルセデスのようなハッタリが効いたかといえばそんなことはありませんでしたけど(笑)

エンジンはマツダ念願の6気筒がメイン。2LSOHC・NA&インタークーラーターボのV6、2代目サバンナRX-7(FC3S)と共通のインタークーラーターボ付き13B型ロータリー、そして廉価版には2L直4が用意され、1年後には3L・SOHCのV6が追加されました(マイナーチェンジでDOHCに変更)。

操縦安定性はRX-7で鍛えられたマツダだけにクラウンやセドリック/グロリアなど当時のライバルを圧倒。しかし5代目ルーチェもセールスでは上記ライバルに比べ苦戦を強いられてしまい、1991年センティアの登場によりルーチェは消滅。

ルーチェというモデルはレガートのようにクラウンに影響されたり、4代目ではそれを反省しコスモと兄弟車にしスペシャルティを目指したり、5代目ではメルセデスに影響されたりと、世代ごとにコンセプトが揺れ動き一貫性がないのが泣き所でしたね。

売れなかったクロノス兄弟を乱発し、販売チャンネル政策も失敗するといったマツダ自体の迷走を暗示していたかのようです。
Posted at 2007/02/19 11:55:02 | コメント(10) | トラックバック(1) | いろんなクルマ・マツダ編 | クルマ
2007年02月18日 イイね!

マツダ版クラウン!?ルーチェレガート。

マツダ版クラウン!?ルーチェレガート。かつてマツダ車のラインナップに存在した車種は数ありますが、『ルーチェ』というクルマも存在していました。

初代は1966年、2代目は1972年にそれぞれ登場。その2代目と併売という形で1977年『レガート』のサブネームを与えられて登場しました。これが3代目ルーチェとなり、併売されていた2代目はフェードアウト。

それまでのルーチェは車格的にもサイズ的にもコロナクラス辺りでしたが、レガートではクラウンクラスに拡大。

外観上の特徴はやはり縦に2個並んだ個性的な4灯ヘッドライトでしょう。アメ車での採用例はあったはずですが国産車で持ち込んだのはレガートが最初で最後だったのではないでしょうか?(ちなみに後期『ルーチェ』では異型2灯式ヘッドライト&一層大きくなったフロントグリルによりメルセデス調になりました)

また個体の4ドアハードトップはBピラーを中心としたデザイン処理が5代目クラウン(S80系)4ドアハードトップに酷似、ある意味『マツダのクラウン』だったようです。なおボディタイプは他に4ドアセダン(タクシー、教習車仕様もあり)、商用ユースのライトバンもありました。

エンジンは『マツダ伝家の宝刀』ロータリー13B&12A、2L&1.8L直4レシプロを用意されてました。ライバル車のクラウンやセドリック/グロリアは直6が用意されていましたが当時のマツダには6気筒エンジンがなかったので、その高性能や滑らかさ・静粛性を考えるとロータリーがトヨタ・日産の6気筒に対する当て馬だったのではないでしょうか?

しかし既にクラウンやセドグロといったライバルの知名度が高いこと、6気筒を持たず燃費の悪いロータリーか車格に対し役不足が否めない4気筒かというエンジン選択だったのもあってか成功作とはならなかったようです…。

ちょっと面白い話があって、レガート登場一年後に改良が施され運輸省(当時)の型式認定申請時に『レガート』の記入を忘れたというチョンボをし、同型ながら初期のものは『ルーチェレガート』、1978年以降では単に『ルーチェ』と名乗っています。


個体は去年、某ショップで見つけたもので確か30万円で売られていたと思います。
この個体は果たして『ルーチェレガート』なのか、それとも『ルーチェ』なのか!?

※文中の説明は便宜上『レガート』としました。
Posted at 2007/02/18 11:11:30 | コメント(11) | トラックバック(0) | いろんなクルマ・マツダ編 | クルマ
2006年10月11日 イイね!

ユーノスコスモ。

ユーノスコスモ。今日は旧車と呼ぶにはちょっとあたらし目の
ネオヒストリックカー
ユーノスコスモ
を取り上げたいと思います。


世界初のロータリーエンジン(RE)を搭載したコスモスポーツ、ラグジュアリーなスペシャリティカーへ転身しRE・レシプロ両エンジンを設定した2代目コスモ、2ドアの他に初の4ドアセダン&ハードトップを投入した3代目コスモまでの流れを断ち切り、1990年4月にマツダブランドではなく前年発足した新チャンネル『ユーノス』ブランド車として登場。

4ドアやレシプロエンジンの設定があった先代までとは異なり、RE搭載・大柄な高級3ナンバー・2ドアクーペのみの設定。内外装共に今までの国産車にはなかった重厚かつ美しいデザインが特徴。

搭載エンジンは2ローターの13Bとユーノスコスモのために開発した3ローター20B。それぞれにシーケンシャルツインターボを装着し前者は230PS/30.0kgm、後者は280PS/40.0kgmの大トルク!このクルマにはトラクションコントロールという装置が未設定だったこともあり、とくにこの20Bツインターボはラフな発進をすると後輪が激しく大暴れするというほど…。

それに元々燃費に関してはお世辞にも良いとはいえないREでさらにツインターボを装着したことにより、実用燃費については想像に難くないでしょう(笑)


ちなみに当時の雑誌テストによる市街地燃費は4Km/L台!!


今でこそ輸入車やレクサスといった所謂プレミアムブランドが市民権を得てますが、バブル期といえどもこのような大型高級クーペが売れるということはなく、バブル経済崩壊後にはマツダの多チャンネル政策が失敗したこともあり殆ど売れなかった悲運のスペシャリティカーでしたねぇ。

『シーマ現象』なる流行語を生み出しバカ売れした初代日産シーマとは異なりますが、当時まだ珍しかったカーナビを搭載したりリアサスには後輪1輪につき2本のダンパー(ツインダンパー)を採用するなどコストがたっぷり掛かったユーノスコスモもある意味『バブルの申し子』的クルマではないでしょうか。

今でこそユーノスコスモを見るとそれほど違和感はありませんが、バブル崩壊後はいかにも浮世離れしていた雰囲気。
そういう意味では『バブル青田』こと青田典子嬢にもっとも相応しいクルマではないかと思います(笑)

画像は約半年前に国道12号線沿いの某市中古車店で見つけた個体で、もう一台ありました。
Posted at 2006/10/11 09:24:07 | コメント(8) | トラックバック(0) | いろんなクルマ・マツダ編 | クルマ
2006年09月19日 イイね!

2代目サバンナRX-7(FC3S)。

2代目サバンナRX-7(FC3S)。昨日のブログで取り上げた
サバンナRX-7(SA22C)
のフルモデルチェンジ版が
1985年に登場した
FC3S型です。

初代は『プアマンズ・ポルシェ』(お金が無い人が乗るポルシェという意味)の異名を持っていましたが、2代目は当時ポルシェのトップラインだった928にやや似たスタイリング。

ハイライトは初代の12A型ロータリーに代わり13B型インタークーラーターボを全車に搭載。リアサスペンションにトーコントロール型を採用し一段とハンドリングを追求。

またFCといえば2シーター仕様・アルミボンネット・BBSホイール・専用バケットシートなどを装備した限定車∞(アンフィニ)や、硬派なFCの中にあって異色ともいえるラグジュアリー志向のカブリオレ(歴代RX-7唯一のオープンモデル)も設定されてました。

最近ではコミック『頭文字(イニシャル)D』に登場しているので、新車当時を知らない方でもFCの存在を覚えてる方は多いかも?
(そういえば初代SA22Cも『よろしくメカドック』というコミックに登場してた)


実はボクが社会人1年生の時赤の後期FCに乗ってた先輩がいて、助手席でしたが一度だけ乗ったことがあります。
しかしシートポジションがとても低かったこと以外全然覚えてません…(笑)
Posted at 2006/09/19 18:36:15 | コメント(7) | トラックバック(0) | いろんなクルマ・マツダ編 | クルマ
2006年09月18日 イイね!

初代サバンナRX-7(SA22C)。

初代サバンナRX-7(SA22C)。1978年3月、マツダサバンナの後継モデルとして登場した
初代サバンナRX-7
(SA22C)

サバンナからネーミングとロータリーエンジン(RE)を受け継ぐものの中身は2ドア、2+2のスポーツクーペへと大変身!

ロー&ワイドのスタイリングは国産車ではトヨタ2000GT以来となるリトラクタブル・ヘッドライトを採用することで空気抵抗を低減。
フロントアクスルより後ろにエンジンを搭載する『フロントミッドシップ』を採用することでREの特徴である軽量コンパクトさを生かしたFRレイアウト。

搭載エンジンは12A型2ローター、以降燃費やドライバビリティの改善を施したり、そして最終型にはターボチャージャー付きも設定。

この個体は、まさに最終型のターボ。
フロントのナンバープレート位置が下げられてますが、純正アルミやドアミラーはそのままの姿でした。
Posted at 2006/09/18 16:56:31 | コメント(8) | トラックバック(0) | いろんなクルマ・マツダ編 | クルマ

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