東京オートサロン2020 来場者数が過去最高を更新
東京オートサロン実行委員会は1月10日~12日の3日間開催されたカスタムカーと関連製品の展示会「東京オート2020」の3日間合計の来場者数が33万6060人、前回比1.6%増となり、過去最多の動員を記録したと発表した。
東京オートサロン2020は幕張メッセ(千葉市)で開催された。今回は前回より12社多い438社が出展した。車両は前回より106台少ない800台だったが、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、マツダ、三菱自動車、スズキ、スバル、ダイハツ工業と国内乗用車メーカー全社が出展したほか、ゼネラルモーターズ(GM)ジャパンやマクラーレンなど、海外ブランドも出展し、各社が近く市場投入する予定のモデルなどを紹介した。また、モータースポーブランドやカスタムカー、部・用品も数多く展示された。
来場者数は前回より5934人多い33万6060人だった。これで2016年から6年連続で30万人超えとなった。2019年秋に開催された「東京モーターショー2019」の来場者数は無料エリアを含めて130万人となったが、1日当たりの来場者数では東京オートサロンの方が多かった。
【東京オートサロン2020】マンガでわかる東京オートサロンの魅力と見所
2020年1月10日(金)から12日(日)の3日間、千葉県・幕張メッセで開幕する世界最大級を誇るカスタムカーの祭典「東京オートサロン 2020」。
今年で38回目の開催となる「東京オートサロン」は、国内主要自動車メーカーと外国車インポーター、そしてタイヤ・ホイールメーカー、アフターパーツメーカー、カスタムショップなどが趣向を凝らしたブースを構え、およそ900台ものチューニング・ドレスアップ車両を出展される。
今回はそんな東京オートサロン2020の見どころを、売れない(?)アイドルが事前レポートする!
文/編集部
漫画/武東宗哉
【画像ギャラリー】東京オートサロンに登場する注目車をピックアップ! 関連情報もお忘れなく
■30万人以上が訪れる、世界最大級のカスタムカーの祭典!
「東京オートサロン2020」は2020年1月10日(金)、11日(土)、12(日)の3日間、千葉の幕張メッセで開催されます。
クルマファンのみならず、女性や家族連れなど幅広い層の人が訪れるようになり、前回の東京オートサロン2019年では、過去最高の33万666人が来場! 1日の来場者数では東京モーターショーよりも多く、2015年から5年連続で30万人の大台を超える年初の大イベントなのです。
1月10日(金)は業界&報道関係者招待日ながら、一般特別公開チケットをゲットすれば 14時から入場が可能。一般公開日は1月11日が9時~19時、12日が9時~18時で入場が可能です
入場料は一般特別公開日の10日が前売り3000円(当日3500円)で、2日目以降が2000円(当日2500円/大人、1800円/中・高校生)。
前売り券はオートサロンの公式サイト(https://www.tokyoautosalon.jp/2020/)やYAHOO!チケット、バーコードチケット、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあ、セブンチケット、ファニティにて販売中です。
YAHOO!チケットでは、協賛企業である株式会社タカラトミーの『トミカ50周年』を記念して、なんとオリジナルトミカ付きチケットも販売しています。
■注目車が目白押し! ライブにデモランなどイベントも充実
アフターパーツメーカーやチューニングショップだけでなく、国内の自動車メーカーも出展するようになったオートサロンは、新車やワークスチューニングカーが発表されたり、モータースポーツ車両の展示や国内レースチームが新シーズンの体制発表したり、ファンにとっても見逃せないイベントとなっています。
また、豪華出演者によるスペシャルライブ(入場券さえあれば楽しめます)や、屋外でのデモランなどイベントも充実!
屋外のデモランでは、今年、10年ぶりに日本へ帰ってくることとなったWRC(世界ラリー選手権)に出場するトヨタ「ヤリスWRC」が登場! D1グランプリに出場しているD1マシンなどとともに会場を盛り上げます。
トヨタは発売を2020年2月に控えた「新型ヤリス」のWRC参戦ベース車「ヤリスGR-4」を世界初公開! ホンダは、いまだ正式発表されていない2020年2月発売予定の「新型フィット」のカスタマイズモデルを出展
国内自動車メーカーから、新型車やワークスチューニングカーが多数出展される! スポーツカー、コンパクトカーだけでなく、近年のブームに乗りSUVも増加中です
今回漫画で紹介した以外のメーカーも、注目モデルが目白押し! ルノー、GM、マクラーレンといった輸入車勢も出展するので、なかなかお目にかかれないスーパーカーにも会えちゃいます。
【注目車の関連記事はこちら】
【東京オートサロンで世界初公開】新型ヤリス GR-4 緊急試乗!! 期待の新星は庶民派スポーツの救世主に!?
【東京オートサロン2020】超絶カッコいい!! 市販化熱烈希望 スズキスイスポ「刀」
【東京オートサロン2020】ダイハツ新型タフト世界初公開!! 市販化間違いなし!!
【東京オートサロン2020】ホンダが熱い!! 新型シビック、S660、フィットなど新車続々登場!!
■今年のオートサロンは、MFゴーストブースが熱い!
東京オートサロン2020は、1995年から2013年までの18年間、クルマファンを熱狂させ、国産スポーツカーの過去と未来を紡いだマンガ『頭文字D』の作者「しげの秀一」氏の最新作で、人気を博している講談社ヤングマガジン連載『MFゴースト』とコラボレーション!
公式イメージガールに、『MFゴースト』の作中に登場する「MFGエンジェルス」が就任。オートサロン専用コスチュームをまとって「TASエンジェルス」として、オープニングセレモニーやカスタムカーコンテストの表彰式、撮影会などで活躍します。
スペシャルブースは、物販のみならず、頭文字DとMFゴーストの世界が楽しめるようになっているので、要チェックです!!
MFGエンジェルスのメンバーは、林ゆめさん、山口はのんさん、鈴木ユリアさん、福江菜々華さん、乙顔聖加さんの5人。5人はベストカー編集部にも遊びに来てくれていたので、その時の様子はこちらをチェック!
「頭文字D/MF GHOST」ブース(東ホール8、2階)の注目は、なんといっても『MFゴースト』第7巻の発売を記念して製作された「86MFGコンセプト」! 応募者1名様に当たるスペシャルなモデルが、開催期間中会場に展示されるので、ぜひ生でご覧いただければと思います。
みんなも、東京オートサロン2020に行こう! そして、「頭文字D/MF GHOST」ブースに遊びに行こう!!
東京オートサロンの概要はこちら! 全日、周辺駐車場は混雑するのでご注意を
東京オートサロン2020閉幕、3日間で過去最多の33万6000人を動員
幕張メッセで行われた東京オートサロン2020は1月12日に閉幕。合計の動員数は過去最多となる33万6060人となった。
今年て38回目を迎えた東京オートサロン。イベントホールや屋外展示場を含め、幕張メッセ全館のスペースを使用し438社が出展し800台もの車両が登場した。初日から前年の記録を上回る動員数となり、特に最終日となった12日(日)は12万8178人の動員を記録。閉館間際になっても展示エリア内の通路の混雑が解消されないなど例年以上の盛り上がりを見せるとともに、注目を集めるイベントとなった。
この東京オートサロンはカスタムカーやカスタムパーツの展示がメインだが、最近ではモータースポーツ車両の展示も増えた。特に今回は2020年からスーパーGTのGT500車両が新しくなるため、昨年で役目を終えた2019シーズンの車両が各所で展示され、そのマシンを使ってタイヤ交換体験などのイベントを行なうブースもあった。
なお、2021年も同じ幕張メッセで開催予定で、日程は1月15日~1月17日の3日間を予定している。
東京オートサロン2020閉幕。総入場者数33万6060名でまたまた記録更新!
展示車両は減ったが、出展者とブース数、そして入場者数は増えた
今年も、年の初めのカスタムカーの祭典「東京オートサロン」が閉幕しました。毎年、金曜日から日曜日までの3日間の開催ですが、2020年の日間の入場者数は336,060 名(前回330,666名)と過去最高記録を更新。各曜日の内訳は次のようになっています。
●東京オートサロン2020入場者数
金曜日:80,940名(前回80,310名)
土曜日:126,942名(同123,179名)
日曜日:128,178 名(同127,177名 )
東京オートサロンに行った人ならわかるように、時間帯によっては歩くのも困難と感じるほどの混み具合でもう入場者は増えようがないと思ったかもしれませんが、それでも各日とも微増しています。とくに土曜日は4,000名弱も入場者が増えているのに、驚かされます。
「クルマ離れ」というのは、もはや当たり前の事実と認識されているかもしれませんが、クルマ趣味への熱量は確実に増しているのです。
ただし、今回は出展状況については変化がありました。出展者数は増えたものの、出展車両は大きく減ってしまったのです。
●東京オートサロン2020出展状況
出展者数:438社(前回426社)
出展車両台数:800台(同906台)
ブース総数:4,242小間(同4,175小間)
昔からオートサロンに出展しているような老舗ショップでも抽選に漏れたという話も伝わってくるほど出展者は増えています。当然、ブースも増えています。一方で、オートサロンの主役であるカスタムカーは大きく減ってしまいました。この数字から見えてくるのは、各社が展示するデモカー、ショーカーを絞ってきたということです。たとえば、これまで5台を展示していた出展者が4台にしたといったケースが多かったといえます。
しかし、オートサロンを見たときに出展車両が減ったという印象はありませんでした。出展者が増えていたことから、むしろカスタムのバリエーションは増えたように感じたのです。
出展者が増え、出展車両が減ったという数字からはオートサロンの世界が「量から質へ」と変身を遂げつつあるといえるのかもしれません。ある意味、カスタマイズのカオスをいえるオートサロンですから、より高度な技術や斬新なアイデアを盛り込んでいかなければ注目を集めることはできません。出展車両が減ったというのは、厳選されたカスタムカーが展示されているともいえます。
こうしてハイクオリティなカスタムカーが増えていけば、それを目当てとした入場者も増えるというものです。そうした正のサイクルが東京オートサロンの成長を支えているのです。
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
今回に関しては世間は三連休だったんだし月曜日まで開催でも良かったんじゃないのかな~って気もするけど、撤収とかの段取り的に厳しいのかね?
Posted at 2020/01/13 21:59:39 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記