ポルシェ 718ボクスター/ケイマン に「GTS 4.0」、6気筒ボクサーは400馬力…欧州発表
ポルシェ(Porsche)は1月16日、『718ボクスターGTS 4.0』と『718ケイマンGTS 4.0』を欧州で発表した。
◆0~100km/h加速は4.5秒
両車は、『718スパイダー』と『718ケイマンGT4』に採用されているものと同じ、4.0リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンを搭載する。この4.0リットルエンジンは、効率性が高いのが特長だ。低負荷時に2つのシリンダーバンクを交互に停止する「アダプティブシリンダーコントロール」、ピエゾインジェクターによるダイレクトフューエルインジェクション、可変インテークシステムを採用する。
また、このエンジンは、優れたパワーリザーブとダイレクトな応答特性も特長だ。無理なく7800rpmの回転数に達する。さらに、ダイナミックダンパーコントロールを備えた標準装備のスポーツエグゾーストシステムによって、6気筒水平対向エンジンの豊かなサウンドを楽しむことができるという。
718スパイダーと718ケイマンGT4に由来するツインテールパイプのスポーツエグゾーストシステムを装備した。これは、サドルタイプのデザインを備えており、「GTS」モデル専用に開発されたブラックによるコントラストカラーのリア下部セクションが特長になる。
4.0リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、最大出力400psを発生する。トランスミッションは6速MTを組み合わせた。0~100km/h加速は4.5秒、最高速は293km/hの性能を発揮する。
◆専用チューンの足回り
「ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)」スポーツサスペンションを標準装備しており、車高は20mmダウンした。メカニカルLSDを備えた「ポルシェ トルクベクトリング(PTV)」によって、ダイナミックなハンドリングと日常的な快適性のバランスを追求する。
標準装備のPASMスポーツサスペンションは20mm車高を下げたシャシーと連動し、ダイナミックなハンドリングと日常の使用に適したサスペンションの快適性を兼ね備える。独立して選択可能な「PSMスポーツモード」を備えた「ポルシェ スタビリティーマネジメント(PSM)」、「ポルシェアクティブドライブトレインマウント(PADM)」、「ポルシェトルクベクトリング(PTV)」も標準装備した。
足元には、サテングロスブラックの20インチアルミホイールと、フロントが235/35ZR20、リアが265/35ZR20サイズの高性能タイヤを装着した。強化されたブレーキシステムは、クロスドリルドディスクとレッドに塗装されたキャリパーを持つ。オプションで、「ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)」が用意されている。
◆スポーツ性が強調された内外装
外観は、リップスポイラー、スポーツデザインフロントバンパーのブラックのエアインテーク、フロントフォグライトレンズ、リアライトレンズ、再設計されたリア下部バンパーに適用されるコントラストダークカラーなど、GTSモデル特有のスポーツ性を表現した 。
インテリアでは、ダークカラーのアルカンターラにより、スポーティでエレガントな雰囲気を追求する。標準装備の「スポーツシートプラス」のセンターパネル、ステアリングホイールリム、センターコンソール、シフトレバー、両側ドアのアームレストに、アルカンターラが使用された。718ケイマンGTS 4.0の場合は、Aピラーとルーフライニングもアルカンターラとなる。
オプションの「GTSインテリア パッケージ」を選択すると、別色のカーマインレッドまたはチョークを追加して、レブカウンター、シートベルト、ヘッドレストのGTS刺繍ロゴを含むデコレーティブステッチ、ブラックボーダー付フロアマットの「PORSCHE」ロゴを強調することができる。トリムエレメントとセンターコンソールトリムはカーボン製だ。
高解像度7インチタッチスクリーンを備えた「ポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)」を標準装備した。アップグレードされた「ポルシェ トラックプレシジョンアプリ」を備えた「スポーツクロノ パッケージ」も標準装備する。
モータースポーツに由来するこのスマートフォンアプリは、サーキットにおいて、PCMディスプレイにパフォーマンス関連のデータを表示。走行後にデータを分析するために、記録することができる。
ポルシェ「718ボクスター&ケイマン」に水平対向6気筒エンジンを搭載した「GTS 4.0」が設定! 0-100km/h加速は4.5秒をマーク
1月16日、ポルシェは718ボクスター&ケイマンのモデルラインナップに、4.0L水平対向6気筒エンジンを搭載した「718ボクスターGTS 4.0」「718ケイマンGTS 4.0」を設定したことを発表した。
スポーツシャシーやPTVなどのデバイスを標準装備
このモデルには718シリーズの高性能モデル「718スパイダー」や「718ケイマンGT4」に搭載されているものと同じ4.0L水平対抗6気筒エンジンを搭載。最高出力は、スパイダー>4の420psに対してこのGTS 4.0は400psを発揮。6速MTとスポーツエキゾーストシステムの組み合わせは、抜群のパワーデリバリーと満足度の高いドライビングプレジャーをもたらす。
0-100km/h加速は、718スパイダー/718ケイマンGT4の4.4秒に迫る4.5秒を実現。最高速度は293km/hと発表された。
標準装備のPASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント)は20mm車高を下げたシャシーと連動し、ダイナミックなハンドリングと普段使いに適した快適性を両立。
そのほか、PSM(ポルシェ・スタビリティ・マネジメント)やアップグレードされたポルシェトラックプレシジョンアプリを含むスポーツクロノパッケージ、PADM(ポルシェ・アクティブ・ドライブトレイン・マウント)、そして機械式リミテッドスリップディファレンシャルを備えたPTV(ポルシェ・トルク・ベクトリング)など、パフォーマンス志向のコンポーネントが標準装備されているのも、このモデルの特色だ。
エクステリアではスポイラーリップのほか、スポーツデザインフロントエプロンのブラックのエアインテーク、フロントフォグライトレンズ、リヤライトレンズ、そして再設計されたリヤ下部のバンパーに適用されるコントラストダークカラーによるディテールは、GTSモデル特有のスポーツ性を表現。エキゾーストシステムはGT4由来のツインテールパイプ仕様だ。
ホイールはサテングロスブラックの20インチ軽合金仕様。フロントが235/35ZR20、リヤが265/35ZR20サイズの高性能タイヤを組み合わせる。ブレーキは強化版で、クロスドリルドディスクにレッドキャリパーを装着。オプションでPCCB(ポルシェ・セラミック。コンポジット・ブレーキ)が用意されている。
インテリアは、標準装備のスポーツシートプラスのセンターパネル、ステアリングホイール、シフトノブ、ドアアームレストにダークカラーのアルカンターラが用いられ、スポーティでエレガントな雰囲気。718ケイマンGTS 4.0の場合は、アルカンターラがAピラー部分やルーフライニングにも用いられる。
インフォテイメントシステムは、高解像度7インチタッチスクリーンを組み合わせるPCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネジメント)を標準装備。このモデルには拡張されたトラックプレシジョンアプリを含むスポーツパッケージが備わり、サーキットトラックなどでのパフォーマンス関連のデータを表示・記録できる。
なお、日本仕様にはリアルタイム交通情報を備えたオンラインナビゲーションモジュール、ボイスコントロール、「Porsche Connect」も標準装備。このほか、オプションでBOSEサラウンド・サウンドシステムやBurmester(ブルメスター)ハイエンド・サラウンド・サウンドシステムが用意されている。
【4気筒→6気筒が復活】ポルシェ718ケイマンGTS 4.0/718ボクスターGTS 4.0登場 ケイマンGT4と共通
718ケイマン/ボクスターGTSに6気筒復活
text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)
translation:Taro Ueno(上野太朗)
ポルシェ718ケイマンGTSと718ボクスターGTSに6気筒エンジンが戻ってきた。新型は「GTS 4.0」を名乗る。
AUTOCARの本拠地がある英国ではオーダー受付が始まっている。ケイマンGTS 4.0が6万4088ポンド(919万円)、ボクスターGTS 4.0がポンド(946万円)。日本国内では価格未発表。
「GTS 4.0」というモデル名が示すとおり、エンジンは4.0L水平対向6気筒を搭載(これまでは水平対向4気筒だった)。
4.0L水平対向6気筒エンジンといえば、2019年に発表されたケイマンGT4/ボクスター・スパイダーも同じ。これらにくらべ、GTS 4.0は「日々のドライビングプレジャーに重きを置く」と表現されている。
最高出力、ケイマンGT4/ボクスター・スパイダーが420psを発揮するいっぽうで、GTS 4.0は400psとなる。またその際の回転数も、わずかに低められている(いずれも欧州値)。
ケイマンGTS 4.0ならびにボクスターGTS 4.0の0-100km/h加速タイムは4.5秒。ケイマンGT4/ボクスター・スパイダーに比べると0.1秒遅いだけだ。最高速度は293km/h。GT4は303km/h。
6速マニュアルのみ 低負荷時は2気筒オフ
まずは6速マニュアルのみしか設定されず、のちにPDK(デュアルクラッチAT)が加わるだろう。エンジン負荷が小さいときに2気筒分シャットダウンする可変シリンダーコントロールをそなえ、燃料消費率(WLTP)は9.2km/L、CO2排出量は246g/km。
「アクティブ・サスペンション・マネージメント・システム」は標準で備わる。よって車高は20mm低い。トルク・ベクトリング・システム/LSDや、「スポーツ・クロノ・パッケージ」などが最初からついてくる点はGTSの文法どおり。
外観はダークブラック GTSの文法を踏襲
サテングロスブラックの20インチ軽合金製ホイールと高性能タイヤ(フロント:235/35 ZR 20、リア:265/35 ZR 20)が装着されている。
強化されたブレーキシステムは、クロスドリルドディスクとレッドに塗装されたキャリパーを備える。オプションとして「ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)」が用意される。
スポイラーリップ、スポーツデザイン・フロント・エプロンのブラックのエアインテーク、フロント・フォグライトレンズ、リアライトレンズ、および再設計されたリア下部バンパーはダークカラーとなる。
718ケイマン/ボクスターGTS 4.0の内装は
インテリアでは、ダークカラーのアルカンターラが目に入る。
標準装備のスポーツシートプラスのセンターパネル、ステアリングホイールリム、センターコンソール、シフトレバー、および両側ドアのアームレストに、使用されている。
718ケイマンGTS 4.0の場合は、Aピラーとルーフライニングもアルカンターラで覆われる。
オプションの「GTSインテリアパッケージ」を選ぶと、別色のカーマインレッドまたはチョークを追加して、レヴカウンター、シートベルト、ヘッドレストの「GTS」刺繍ロゴを含むデコレーティブステッチ、およびブラックボーダー付フロアマットの「PORSCHE」ロゴを強調することができる。
トリムエレメントとセンターコンソールトリムはカーボン製。
高解像度7インチタッチスクリーンを備えたポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)と拡張されたトラックプレシジョンアプリを含むスポーツクロノパッケージが標準装備される。
モータースポーツに由来するこのスマートフォンアプリは、サーキットにおいてPCMディスプレイにパフォーマンス関連のデータを表示し、後で分析するために記録する。
日本仕様にはリアルタイム交通情報を備えたオンラインナビゲーションモジュール、ボイスコントロール、「ポルシェコネクト」も標準装備に含まれる。
BOSEサラウンド・サウンドシステムやBurmesterハイエンド・サラウンド・サウンドシステムはオプションとして用意される。
高回転型4L自然吸気エンジン搭載。718ケイマン/718ボクスターに「GTS 4.0」を追加
2020年1月16日、ポルシェAGはミッドシップスポーツカーのケイマンとボクスターに水平対向6気筒エンジンを搭載したグレード「718ケイマンGTS 4.0」と「718ボクスターGTS 4.0」を追加することを発表した。
6気筒自然吸気エンジンは400psを発生し6速MTが組み合わされる
2016年に日本での販売を開始された718ボクスター/718ケイマンには、それまで搭載されてきた水平対向6気筒エンジンではなく、2Lと2.5Lのふたつの水平対向4気筒ターボエンジンが搭載された。このパワートレーンに変更は軽量化や低燃費化など多くのメリットを生んだものの、従来モデルとのテイストの違いから6気筒エンジン搭載モデルの追加を期待する声は多かった。
そんな期待に応えるかのように、2019年6月に4L水平対向6気筒エンジン(420ps/420Nm)を搭載したハイパフォーマンスな718スパイダー/718ケイマンGT4を追加。そして2020年1月16日、ポルシェAGはこれと同じ4L 6気筒エンジンを搭載した「718ケイマンGTS 4.0」と「718ボクスターGTS 4.0」のふたつを追加することを発表した。
エンジンパワーは20ps抑えられて400psとアナウンスされているものの、高回転型にチューニングされた自然吸気エンジンはレッドゾーンのはじまる7800rpmまでスムースにまわるという。6速MTが組み合わされ、0→100km/h加速は4.5秒、最高速は293km/hを記録し、こうしたスペックはすでに販売されている718 GTS(2.5L 4気筒ターボ搭載)を上まわる。
また、ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)のスポーツサスペンションを標準装備することで、車高を20mm低く設定。さらにLSDを備えたポルシェ トルクベクトリング(PTV)の採用などにより、ダイナミクス性能と快適性をバランスよく高められている。
エクステリアデザインでは、リップスポイラーやブラックのエアインテークなどをフロントまわりに採用してスポーツ色を強調、さらにリアバンパー下部に配置されるダークカラーのディテールは、GTS(グランツーリスモスポーツ)モデルであることを表現している。ホイールはサテングロスブラック塗装の施されたの20インチで、フロント235/35ZR20、リア265/35ZR20のタイヤが組み合わされる。
ちなみに、日本導入について公式に発表されていないが、ポルシェジャパンのHPにすでに専用ページが設定されているので、近いうちに追加情報があるかもしれない。また、車両価格は未公開となっているが、718ケイマンGT4(1259万9074円)と718ケイマンGTS(1024万6296円)の中間あたりになると思われる。
近年、自然吸気の大排気量エンジンとマニュアルトランスミッションを組み合わせるモデルが減少してきている中での718 ケイマン/ボクスター GTS 4.0の登場は、日本のスポーツカー市場からもあたたかく迎えられるのではないだろうか。期待して追加情報を待とう。
ポルシェ、718 ケイマン&ボクスターに自然吸気6気筒&6速MTの「GTS 4.0」を投入!
Porsche 718 Cayman GTS 4.0 / 718 Boxster GTS 4.0
ポルシェ 718 ケイマン GTS 4.0/718 ボクスター GTS 4.0
ケイマン GT4と同じNAの4.0リッターボクサー6を搭載
ポルシェAGは、ミッドシップ2シータースポーツ「718 ケイマン」および「718 ボクスター」に自然吸気の4.0リッター水平対向6気筒エンジンを搭載した「GTS 4.0」を追加すると発表した。
718 ケイマン GTS 4.0及び718 ボクスター GTS 4.0が心臓部に積むのは、718 スパイダーや718 ケイマン GT4と共通の4.0リッター6気筒水平対向ユニット。718 GT4と718 スパイダーが最高出力420psなのに対して、GTS 4.0は最高出力400ps&最大トルクは共通の420Nmを発揮。このユニットに6速マニュアルトランスミッションを組み合わせ、0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は293km/hに達する。
7800rpmまで軽々吹け上がる自然吸気ユニット
自然吸気の6気筒水平対向エンジンはピエゾインジェクターを使用した直噴ユニットで、低負荷時に2つのシリンダーバンクを交互に停止させる機構や、可変インテークシステムの採用などにより効率性を最大限に高めている。7800rpmまで軽々吹け上がるエンジンは、標準装備したスポーツエグゾーストシステムにより独特のサウンドも演出される。
可変減衰力ダンパーを備えたPASM(ポルシェ アクティブサスペンション マネージメント システム)シャシーの採用によって車高が20mmダウンされており、メカニカルLSDを備えたトルクベクトリング機構のPTVも標準搭載。
PSMスポーツモードが選択できる横滑り防止機能のPSM(ポルシェ スタビリティ マネージメント)やダイナミックマウントPADM(ポルシェ アクティブ ドライブトレイン マウント )も完備した。
サーキットの仮想インストラクターも搭載
最新のスポーツクロノパッケージを標準装備しており、ポルシェ トラックプレジジョンアプリも使用可能。これはサーキットのインストラクター役を担うアプリで、操舵角やブレーキ圧、前後/横Gなどの走行データを記録・アウトプットできる機能や、自身の走行ラインを確認できるGPSトラック機能、理想的なラインを走る仮想車と比較できるゴーストカー機能などを収録している。
足元に装着するのは20インチの軽合金製ホイールで、フロントに235/35ZR20、リヤに265/35ZR20タイヤを履く。強化ブレーキを採用しており、クロスドリルドディスクとレッド塗装のキャリパーを装備。ポルシェ セラミック コンポジット ブレーキ(PCCB)もオプションで選択することができる。
ブラック基調で引き締めた内外装
エクステリアではダークトーンの意匠を随所に施すことで印象を引き締めている。スポイラーリップやフロントエプロンのエアインテーク、フロントフォグライトとリヤライトのレンズ、リヤバンパーやホイールにブラック基調のカラーリングを採用した。
インテリアは、スポーツモデルらしくステアリングホイールリムやセンターコンソール、シフトレバー、ドアアームレストなどにアルカンターラを採用(ケイマンはルーフライニングとAピラーもアルカンターラ仕様)。シートはサポート性に優れたスポーツシートプラスが標準となる。
本国導入は2020年春予定、邦貨で約1004万円から
日本仕様にはリアルタイム交通情報を備えたオンラインナビゲーションモジュール、音声認識機能、アプリ連携サービスPorsche Connectも標準装備。BOSEサラウンドサウンドシステムやブルメスター製のハイエンドオーディオはオプションとして用意される。
718 ケイマン GTS 4.0及び718 ボクスター GTS 4.0の導入は欧州が2020年春、北米は2020年夏の受注開始を予定しており、日本市場については未定。本国仕様における付加価値税込みの参考価格は718 ケイマン GTS 4.0が8万1926ユーロ(約1004万円)、718 ボクスター GTS 4.0が8万3949ユーロ(約1029万円)。
スパイダーやGT4の廉価版なんてチャチなものでは無いのは当然そうなのだけど
“フラットシックス”がレギュラーモデルにも! ポルシェが「718ボクスター&ケイマン」に「GTS 4.0」を追加!
400psの4Lエンジン搭載で0-100km/h加速4.5秒を実現
1月16日、ポルシェは「718ボクスター/ケイマン」のラインアップに4L水平対向6気筒エンジンを搭載した「718ボクスターGTS 4.0」「718ケイマンGTS 4.0」を設定したことを発表した。
このモデルには718スパイダー、718ケイマンGT4に搭載されているものと同じ4L水平対向6気筒エンジンを搭載。最高出力はスパイダー>4の420psに対して、GTS 4.0は400psを発揮する。6速MTとスポーツエキゾーストシステムの組み合わせは、抜群のパワーデリバリーと満足度の高いドライビングプレジャーをもたらす。0-100km/h加速は、718スパイダーや718ケイマンGT4の4.4秒に迫る4.5秒を実現。最高速度は293km/hと発表された。
標準装備のPASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント)は20mm車高を下げたシャシーと連動し、ダイナミックなハンドリングと普段使いに適した快適性を両立。加えて、PSM(ポルシェ・スタビリティ・マネジメント)やアップグレードされたポルシェトラックプレシジョンアプリを含むスポーツクロノパッケージ、PADM(ポルシェ・アクティブ・ドライブトレイン・マウント)、そして機械式リミテッドスリップディファレンシャルを備えたPTV(ポルシェ・トルク・ベクトリング)など、パフォーマンス志向のコンポーネントが標準装備されているのもこのモデルの特徴だ。
エクステリアではスポイラーリップのほか、スポーツデザインフロントエプロンのブラックエアインテーク、フロントフォグライトレンズ、リヤライトレンズ、そして再設計されたリヤ下部のバンパーに適用されるコントラストダークカラーによるディテールはGTSモデル特有のスポーツ性を表現。エキゾーストシステムは、GT4由来のツインテールパイプ仕様だ。
ホイールはサテングロスブラックの20インチ軽合金タイプ。タイヤはフロントが235/35ZR20、リヤが265/35ZR20サイズの高性能銘柄を履く。ブレーキは強化版で、クロスドリルドディスクにレッドキャリパーを組み合わせる。オプションで、PCCB(ポルシェ・セラミック。コンポジット・ブレーキ)を選択することも可能だ。
インテリアでは、ダークカラーのアルカンターラが標準装備のスポーツシートプラスのセンターパネル、ステアリングホイール、シフトノブ、ドアアームレストに用いられスポーティでエレガントな雰囲気を高めている。718ケイマンGTS 4.0の場合は、アルカンターラがAピラー部分やルーフライニングにも用いられる。
インフォテイメントシステムは、高解像度7インチタッチスクリーンを組み合わせるPCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネジメント)が標準装備。このモデルには拡張されたトラックプレシジョンアプリを含むスポーツパッケージが備わり、サーキットトラックなどでのパフォーマンス関連のデータを表示・記録できる。なお、日本仕様にはリアルタイム交通情報を備えたオンラインナビゲーションモジュール、ボイスコントロール、「Porsche Connect」も標準装備。このほか、オプションでBOSEサラウンド・サウンドシステムやBurmester(ブルメスター)ハイエンド・サラウンド・サウンドシステムが用意されている。
ポルシェ 「718ボクスターGTS4.0と718ケイマンGTS4.0」を発表
ポルシェAGは2020年1月16日、ミッドシップ・スポーツカーのラインアップに、大幅にスポーツ性能を高めたハイスペックの「718ケイマンGTS4.0」と「718ボクスターGTS4.0」を追加すると発表した。
モデル概要
この2機種のGTS4.0は、718スパイダおよび/718ケイマンGT4に採用されている4.0Lの6気筒水平対向エンジンを搭載し、最高出力は400psを発生する。6速MTとスポーツエグゾーストシステムの組み合わせにより、抜群のパワーと至高のドライビングプレジャーがもたらせる。
0-100km/h加速は4.5秒で、最高速度は293km/h。このGTSには、ポルシェ・アクティブサスペンション・マネジメント(PASM)付きのスポーツサスペンションが標準装備され、車高は20mm低く、メカニカル・リミテッドスリップデフも装備。さらにポルシェ・トルクベクトリング(PTV)によって、ダイナミックなハンドリングと日常的な快適性を両立させている。
さらに、アップグレードされたポルシェ・トラックプレシジョンアプリを備えた標準装備のスポーツクロノ・パッケージは、ミッドシップ・スポーツカーならではのキャラクターを強調。ブラックを使用したコントラストカラーのデザイン・エレメントとダークカラーのアルカンターラ・インテリアは、GTSモデル特有の装備となる。
4.0L・水平対向6気筒エンジン
718スパイダー、718ケイマンGT4に採用されているパワフルな4.0Lエンジンは、抜群のパフォーマンスと高効率を両立させている。低負荷時に2気筒のシリンダーを停止するアダプティブ・シリンダーコントロールや、ピエゾインジェクターによる直噴、そして可変インテークシステムなどを採用している。最高出力は400ps/7000rpm、最大トルク420Nm/5000rpmだ。
このエンジンは、強力なパワーだけではなくダイレクトな応答特性も印象的で、無理なく7800rpmの回転数に到達する。さらに、ダイナミック・ダンパーコントロールを備えた標準装備のスポーツ・エグゾーストシステムにより、6気筒・水平対向エンジンの豊かなサウンドを楽しむことができる。
なお、718GTS4.0モデルには、GT4モデルと同様のツインテールパイプ・スポーツエグゾーストシステムを採用している。
シャシー
シャシーは、きわめて正確なハンドリング特性と俊敏な応答性に優れ、エキサイティングなドライビングを実現する。
また、標準装備として、ポルシェ・スタビリティーマネジメント(PSM)や、アップグレードされたポルシェ・トラックプレシジョンアプリを含むスポーツクロノ・パッケージ、そしてポルシェ・アクティブドライブトレイン・マウント(PADM)、メカニカル・リミテッドスリップデフを組み合わせたポルシェトルクベクトリング(PTV)などのパフォーマンス指向のコンポーネントが装備されている。
ホイールはサテングロスブラックの20インチ軽合金製ホイールと高性能タイヤ(フロント:235/35ZR20、リヤ:265/35ZR20)が装着される。強化されたブレーキシステムは、クロスドリルド・ディスクとレッドに塗装されたキャリパーを装備。オプションとしてポルシェ・セラミックコンポジットブレーキ(PCCB)が用意されている。
エクステリアとインテリア
エクステリアは、スポイラーリップと、フロントエプロンのブラック・エアインテーク、フロントフォグライト、リヤライト、そして専用にデザインされたリヤ下側バンパーに適用されるコントラスト・ダークカラーなどにより、GTSモデルならではのスポーツ性を表現している。
インテリアは、ダークカラーのアルカンターラがスポーツシート・プラスのセンターパネル、ステアリングホイールリム、センターコンソール、シフトレバー、および両側ドアのアームレストに使用されている。
718ケイマンGTS4.0の場合は、Aピラーとルーフライニングもアルカンターラで覆われている。オプションのGTSインテリア・パッケージを選択すると、別色のカーマインレッドまたはチョーク・カラーが追加され、レブカウンターやシートベルト、ヘッドレストの「GTS」刺繍ロゴを含むステッチ、ブラックボーダー付フロアマットの「PORSCHE」ロゴをより強調することができる。ちなみに、トリムエレメントとセンターコンソール・トリムはカーボン製だ。
718GTS4.0モデルには、高解像度7インチ・タッチスクリーンを備えたポルシェ・コミュニケーションマネジメント(PCM)と、拡張されたトラック・プレシジョンアプリを含むスポーツクロノパッケージが標準装備される。
モータースポーツに由来するこのスマートフォンアプリは、サーキットにおいてPCMディスプレイにパフォーマンス関連のデータを表示し、後で分析するようにデータが記録される。
日本仕様にはリアルタイム交通情報を備えたオンライン・ナビゲーションモジュール、ボイスコントロール、ポルシェ・コネクトも標準装備される。ボーズ・サラウンド・ システムやブルメスター製ハイエンドサラウンドサウンド・システムはオプションとして用意されている。
ポルシェ718ケイマン&ボクスター「GTS 4.0」登場! 最高速293km/hを実現する4リッターエンジン搭載
高出力と快適性を両立するミッドシップスポーツ
ポルシェAGは、2シーター・ミッドシップスポーツカーである718シリーズに、スポーティーでハイスペックな「718ケイマンGTS 4.0」と「718ボクスターGTS 4.0」の2つのモデルを追加。294kW(400PS)を発生する4リッター6気筒水平対向エンジンを搭載し、これに6速MTを組み合わせ、最高速度は293km/h、0-100km/h加速は4.5秒を実現する。
新世代のGTSとなる「718ケイマンGTS 4.0」と「718ボクスターGTS 4.0」は、ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)スポーツサスペンションにより20mm低く設定された車高、メカニカルリミテッドスリップリアディファレンシャルを備えたポルシェ トルクベクトリング(PTV)を標準装備し、ダイナミックなハンドリングと日常的な快適性を両立する。
搭載する4リッター直噴エンジンは、すでに718スパイダーおよび718ケイマンGT4に採用されているものと同じで、抜群の効率性が特徴だ。低負荷時に2つのシリンダーバンクを交互に停止するアダプティブシリンダーコントロール、可変インテークシステムを採用。すぐれたパワーリザーブとダイレクトな応答特性をもち、ストレスなく7800rpmまで回すことが可能だ。
また、718 GTS 4.0モデルは、718スパイダーGT4および718ケイマンGT4由来のツインテールパイプ・スポーツエグゾーストシステムを採用。6気筒水平対向エンジンのサウンドを存分に楽しむことができる。
内装にはエレガントなアルカンターラを採用
エクステリアは、GTSモデル特有のスポーツ性を感じさせる、スポイラーリップ、スポーツデザインフロントエプロンのブラックのエアインテーク、リアバンパー下部のコントラストダークカラーを採用している。
ホイールは、サテングロスブラックの20インチ。タイヤサイズは、フロント:235/35 ZR 20、リア:265/35 ZR 20。ブレーキは、クロスドリルドディスクとレッドに塗装されたキャリパーを採用する。オプションとしてポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)も用意する。
インテリアで特徴的なのは、ダークカラーのアルカンターラの採用。スポーツシートのセンター、ステアリングホイールリム、センターコンソール、シフトレバー、両側ドアのアームレストに、それぞれアルカンターラを配することで、スポーティでエレガントな雰囲気を演出する。なお、718ケイマンGTS 4.0は、Aピラーとルーフライニングにもアルカンターラを採用している。
オプションのGTSインテリア パッケージを選択すると、レブカウンター、シートベルト、ヘッドレストの「GTS」刺繍ロゴを含むデコレーティブステッチ、「PORSCHE」ロゴ入りのブラックボーダー付フロアマットが装備される。さらにトリムエレメントとセンターコンソールトリムはカーボン製となる。
スポーツクロノパッケージは、7インチタッチスクリーンを備えたポルシェ・コミュニケーション・マネジメント(PCM)と拡張されたトラックプレシジョン・アプリが標準装備される。モータースポーツに由来するこのスマートフォンアプリは、サーキットにおいてPCMディスプレイにパフォーマンス関連のデータを表示し、後に走りなどを分析するために記録することも可能だ。
日本仕様には、リアルタイム交通情報を備えたオンラインナビゲーションモジュール、ボイスコントロール、Porsche Connectも標準装備。BOSEサラウンド サウンド システムやBurmesterハイエンド サラウンド サウンド システムはオプションとして用意される。
Posted at 2020/01/17 22:48:43 | |
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