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2020年04月15日 イイね!

ミラージュでランエボはよく聞くけど、FTOでってのも当然いるんだね

ミラージュでランエボはよく聞くけど、FTOでってのも当然いるんだね「こんなFTOが純正であれば・・・」打倒VTECを誓ってランエボの4G63エンジンを搭載!

FFハイパワーチューンドの定番といえば、インテグラやシビックなどをターボ化したVTECターボ仕様。しかし、今回紹介するのはそんなVTEV勢を打ち負かすべく製作された、稀有なFTOベースのチューンド。それも、ランエボの4G63を換装した魔改造スワッパーなのだ。(OPTION誌2000年2月号)

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ありそうでなかったランエボVエンジン仕様のFTO!

ホイールスピンが止まらない超ジャジャ馬っぷり

スポーツカーというよりはデートカー的要素が強いFTOは、トータルバランスにこそ優れているが、いかんせんパワー不足で”刺激が足りない”。そんな弱点を見事に克服したのが、このチューンド。エンジンルームには、なんとランエボVの4G63が鎮座しているのである。手がけたのは愛知県のビクトリーレーシング(※)。

FTOのエンジンルームに違和感なくセットされた4G63。燃料系こそポンプをJZA80スープラ用に変更しているが、エンジン本体やタービンはノーマル。ブーストコントロールにはトラストのプロフェックBを使用し、最大ブースト圧1.2キロ時に340psを発揮する。

スペックとしては驚くほどのものではないが、いざ走らせると1速2速はホイールスピンが止まらない。機械式LSDを組んでいるにも関わらず、車体が左右に大きく振られるほど強烈なジャジャ馬仕様だ。

燃調はランエボV用コンピュータで制御。点火マップはMアーツによって変更し、レブリミットは8000rpmとしている。

前置きインタークーラーは、HKSのSタイプコアをバンパー開口部ギリギリにセット。パイピング類は全て現車合わせで製作されているが、非常に迫力ある面構えだ。

フロントパイプやマフラーといった排気系は、ワンオフ製作のオリジナル品。メイン76.3φのオールステンレス製で、テール部は斜め出しのストレートタイプとなる。

ちなみに、このエンジンスワップは決して一筋縄では行かず、特に大変だったのがミッション周りの作業だったそう。当初はランエボミッションを使う予定だったが、FFボディに4WDミッションを組み合わせることができず、試行錯誤の末、FTOの純正ミッションをベルハウジング加工して4G63とドッキングさせている。

エンジンがV6から直4に変更されたことで純正のタコメーターが作動しなくなったため、オートメーター製の大型タコメーターを装着して対応。もちろん、エアコンやパワステといったインテリアの快適装備は純正同様にきちんと作動する。

加工は必要だが、基本的には純正パーツを使用して組み上げているので耐久性は抜群。費用面もベースエンジン込みで100万円以内で完結するというから驚かされる。「ノーマルのFTOがこれくらい走ってくれれば…」。そう思わずにいられないほどハイクオリティなチューンドだ。(※ビクトリーレーシングは閉店しています。)
Posted at 2020/04/15 00:19:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月15日 イイね!

シリーズ3風味になってるな

シリーズ3風味になってるな【レトロでラグジュアリーな新型車】ケータハムからスーパーセブン1600が登場 英国価格およそ452万円から

限定ではなくレギュラー・モデル

text: Felix Page(フェリックス・ペイジ)

ケータハムは、レトロな1970年代から着想を得たオープンホイール・スポーツカー、スーパーセブン1600を発表した。

現在すでにオーダー受付が開始されているこの新型モデルは、英国のスポーツカー・ブランドであるケータハムの遺産を受け継ぐとともに、直近では2016年と2017年に限定生産されたスプリントおよびスーパースプリントの後継という位置づけになる。だが、今回は限定ではなくレギュラー・モデルとしてケータハムのラインナップに加わった。

新型スーパーセブン1600は、同社のエントリー・モデルである270と同じ、排気量1.6Lのフォード製シグマ・エンジンを搭載。つまり動力性能も270と同等で、0-100km/h加速が約5秒、最高速度は196km/hということになる。

機械的な違いは、2基の40DCOEスロットルボディが備わること。これにより1970年代のラリーカーを思わせる「独特の咆哮」を発すると、メーカーは述べている。クローム仕上げのK&N製エアフィルターが、レトロな魅力を一層引き立てる。

初期のセブンを思わせるクラムシェル型フェンダー

シルエットは見慣れたセブンの姿と変わらないものの、この新型モデルには多くの専用デザイン要素が与えられ、他のセブンと差別化が図られている。真っ先に目に入る特徴は、ヘッドライト後方からバルクヘッドまで伸びたクラムシェル型フロントフェンダー(フレアード・フロント・ウイング)を採用していることだ。同型のフェンダーは初期のケータハム車に装着されていた。

リアに背負ったスペアタイヤや、8本スポークのアロイホイールも、1970年代の英国製スポーツカーでよく見られたスタイルを再現している。ボディカラーは標準4色のほか、セブンの歴史から着想を得た7色の専用カラーも追加料金なしで用意される。

レトロでラグジュアリーなインテリアは、シートだけでなくダッシュボードやセンタートンネルも革張りとなるフルレザー仕様。ドライバーの眼前にはウッドリムのステアリングホイールと、クロームで縁取りされたスミス製計器が並ぶ。

英国ではキットフォームでの販売も

ケータハムのグレアム・マクドナルドCEOは、次のように述べている。「レトロからインスパイアされた直近の2台のセブン、スプリントとスーパースプリントは記録的な早さで完売しました。そこで当社は、このようなクルマが強く求められていることを再認識したのです」

「わたしたちは、これまでで最もパワフルなスーパーセブンを発表できることに興奮しています。これは現代の本物のアイコンを改めて想像し直したクルマです。オリジナルの設計意図とまったく変わらず、ドライビング・フィールにフォーカスし、レースからフィードバックされた改良を備えています。しかし、この新型モデルでは内外装の仕立てにラグジュアリーな要素も加味しました」

英国における車両価格は、自分で組み立てるキットの状態で3万3495ポンド(約452万円)から。工場組み立て済みの完成車は+2395ポンド(約32万円)。さらに2500ポンド(約34万円)を追加すればラージシャシーも選べる。


新型ケータハム スーパーセブン1600、本国で発表

英ケータハムは、新型「スーパーセブン1600」を本国で発表した。コロナウイルスの影響はイギリスでも深刻な状況だが、そうした中での発表には、“こんな今だからこそ、小さな楽しみを届けたい”という想いが込められているようだ。というわけで、イースター休暇にあわせ、スーパーセブン1600が本国でオンラインデビューを飾った。ショールームでの販売は“安全な状況になってから”となる予定。

1973年にロータスからセブンの生産権を受け継ぐ格好で誕生したケータハム・カーズ。以後、少量生産で「ケータハム・セブン」を生産し続けてきた。スーパーセブン1600は、純粋なドライビングに無駄なものを削ぎ落とし、走りをピュアに追求した、セブンのDNAを受け継ぐニューモデルとなる。

このクルマには、パワーステアリングやオートマチックトランスミッション、トラクションコントロールといった装備は用意されない。その代わり、車重は540kgと軽く、一般的なクルマとは異次元の運転感覚を味わえるのは間違いない。なおエンジンはフォードの1.6リッターSIGMAユニット(135ps)を積み、0-96km/h加速は5.0秒、最高速は195km/hと公表されている。

エクステリアは、70年代のケータハム・セブンの世界観を残しつつ、現代のアレンジを加えたものとなっている。特徴的なフロントフェンダーはクラムシェル型を基調としつつ、フレアを強調することで人気の高かった“シリーズ3”の雰囲気を再現している。また、ワイドトレッド化したサスペンションや、エンジンフードから覗くツインのスロットルボディという具合に、クラシカルなメカニカルパーツを散りばめたデザインとなっている。

コクピットは、ポリッシュドタイプのこれまたクラシカルなウインドウスクリーン越しに見えるロングボンネットが、セブン特有。なお内装はダッシュボードを含めフルレザー仕様となっており、サーキットに特化した他のモデルより豪華な雰囲気を味わうことができる。

またスーパーセブン1600には、ホイールやボディカラーなど豊富なオプションが用意され、色々な装備の組み合わせを試しながら、自分にベストな1台を作り上げることができる。

イギリスでの車両価格は3万3495ポンド(約452万円)からとなっている。
Posted at 2020/04/15 00:16:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月15日 イイね!

BN9が最後のB4になってしまうんだね…

BN9が最後のB4になってしまうんだね…【速報】レガシィB4の国内販売終了が決定 BRZは7月受注終了で新型登場へ

 2020年4月10日、東京地区でディーラー展開を行う「東京スバル」ウェブサイトで、「レガシィB4」と「BRZ」の注文受付終了のタイミングがアナウンスされた。

 スバル広報部に詳細を尋ねたところ、国内での現行型モデルの受注をそれぞれ終了することが明らかになった。

 そして、1989年の誕生から続いたレガシィのセダンモデルは、日本国内において、現行モデルで販売終了となり、その歴史に幕を閉じることも明らかとなった。

 レガシィB4とBRZの受注終了のタイミング、そして将来はどうなるのだろうか。スバル広報部に電話取材を行い、最新情報をまとめた。

文:大音安弘
写真:SUBARU

【画像ギャラリー】ありがとうレガシィB4! 歴代通算6代 全モデルを見る

レガシィB4は国内での歴史に終止符

注文受付終了がアナウンスされたレガシィB4(出典:東京スバル)

 レガシィB4は、2020年6月22日(月)をもって注文受付を終了する。

 もちろん、生産予定台数を上回る注文があった場合は、期限前に受付を終了する可能性もあるという。このため、現時点では、好みの仕様を注文することが可能だ。

 すでに米国では、新型が投入されているレガシィB4だが、残念ながら、日本への新型の投入の予定はなく、国内での31年にも上る歴史に終止符を打つ。

 この苦渋の決断の陰には、日本市場での国産セダンの低迷がある。現行型ではバリエーションを絞り、上級セダンの道を選び、生き残りをかけたが、状況が好転することはなかった。

「レガシィの系譜」は途切れない

北米仕様の新型レガシィアウトバック(2020モデル)

 日本でのレガシィ消滅の危機が心配されるが、その点については心配無用。アウトバックは引き続き、現行型の販売が継続される。

 そして、将来的には、海外仕様のアウトバックをベースとしたフルモデルチェンジが実施される見込みだ。

 しかも、その新型アウトバックは、単に海外仕様を右ハンドル化と法規対応させたものではなく、日本ユーザーのために、一部を専用仕様に改良したものだというから楽しみだ。

 今後のレガシィB4の受け皿は、WRX S4が担う。現行型は、輸入車ユーザーから乗り換えも見られるなど、スポーツセダンとして高い評価を受けている。

 現在、開発が進められている新型WRXは、スポーツセダンとしての進化に加え、レガシィB4のファンも受け入れるフラッグシップセダンとしての顔も期待される。スバルも、その点は充分に意識した仕様を投入してくるはずだ。

第一ステージを終えるBRZ

7月20日で注文受付終了がアナウンスされたBRZ(出典:東京スバル)

 希少なスポーツクーペであるスバル BRZも、2020年7月20日(月)をもって注文受付を終了。こちらも生産予定台数を上回る注文があった場合は、その時点で受付を終了するとしている。

 2020年3月、ドイツでは、現地販売終了を惜しむ限定車「ファイナルエディション」が発表されているが、日本では「ファイナルエディション」などの特別仕様車は設定されていない。

 ただ、導入終了のドイツと日本では、少々事情が異なるのも確か。すでにトヨタとスバルが、次期モデルの共同開発を進めていることを公表しているからだ。

 次期86/BRZについての情報は、一切公表されていないが、現行型同様に、2ドアクーペである点は間違いない。

 ただ、そのポジションは、発展的に少し変化が生じるかもしれない。発売当初は圧倒的にMT比率が高かったのに対して、現在はAT車のニーズも拡大したことだ。

 これはスポーツカー好きだけでなく、クーペ好きの心も捉えていることが伺える。そのため、新型は、現行型を超えるポテンシャルだけでなく、大人向けのクーペの一面も期待できるかも。

新型BRZは早くとも2021年か

トヨタ 86とスバル BRZ。スポーツカー冬の時代といわれるなか2012年に登場。両車が残した功績は大きい。必ずや次期型でさらなる飛躍をみせてくれるはずだ

 2020年7月の受注終了のアナウンスに、新型登場の気持ちが流行るが、早くとも来年2021年の登場と見るのが妥当だろう。

 その根拠は、スバル自身が、海外向けのBRZに対して、受注終了のアナウンスを行っていないこと。

 また、新型プロトタイプの披露など、発売前のプロモーション展開に一切動きがないことも理由のひとつ(姉妹車のトヨタ86については、現時点で受注・販売に関する公式情報は出ていない)。

 そもそもスバルは、2020年内に新型レヴォーグの投入を予告している。スバルのこれまでの新車投入のタイミングから察するに、年内に2台のフルモデルチェンジを実施するとは考えにくい。

 色めき立つのは、新型レヴォーグの発売後でも遅くはないだろう。ちなみに、現時点では、現行型レヴォーグの受注終了はアナウンスされていない。

◆  ◆  ◆

 受注終了が明らかになったレガシィB4とBRZだが、今なら制限なく、好みの仕様をオーダーすることが可能だ。

 緊急事態宣言に合わせて、営業時間を短縮するスバルディーラーもあるが、それらの店舗でも、セールスは継続されている。

 まずはウェブで情報を集めたうえで、電話やメールなどでディーラーにコンタクトを取ってみるのも良いだろう。



スバル「レガシィB4」ついに終了!? 2020年6月でオーダーストップ 次期モデルはどうなる?

■「レガシィB4」31年の歴史に幕

 スバルのフラッグシップセダン「レガシィB4」が、2020年6月22日をもって注文受付が終了することが明らかになりました。なぜレガシィB4の生産が終了になるのでしょうか。

 北米では、7代目となるレガシィB4が2019年秋に発売されていますが、日本では6代目が継続して販売されています。

 昨今の国内の新車販売状況は、軽自動車がもっとも人気で、登録車ではコンパクトカーやミニバン、SUVなどに販売が集中しています。その一方、かつて日本で主力だったセダンタイプは、販売が低迷しているといわざるを得ません。

 2019年に北米で7代目レガシィが登場した当初は、「日本仕様のレガシィB4は遅れて登場する」とされていましたが、今回明らかになった注文受付終了についてスバルは、「日本のセダン市場が以前より厳しく、7代目のレガシィB4を導入する判断ができなかった」とコメントしています。

 現行モデルをもって国内におけるレガシィB4の歴史は終了し、スバルのセダンは「インプレッサG4」と「WRX S4」のみとなります。

 初代レガシィは1989年に登場。セダンとステーションワゴンのふたつのボディタイプを持ち、経営難に陥っていたスバル(当時は富士重工業)の復活に大きく貢献しました。

 クロスオーバータイプの「アウトバック」が加わったのは2代目からで、当時は「グランドワゴン」と呼ばれていました。

 3代目ではセダンに「B4」というサブネームが付き、4代目では3ナンバー車へと進化。さらに、5代目は運転支援システム「アイサイト」を搭載するなど、つねに革新を重ねてきました。

 その後、ツーリングワゴンは6代目へフルモデルチェンジせず、国内専用車の「レヴォーグ」として進化。そのレヴォーグは、2020年秋に2代目モデルへとフルモデルチェンジする予定です。

 なお、レガシィ アウトバックについては継続して販売されることになっており、日本仕様の次期モデルを開発中とのこと。レガシィの名称が消滅することはなく、今後はレガシィアウトバックがその名を守っていくことになります。

※ ※ ※

 今回、レガシィB4とともに、スポーツカー「BRZ」の注文受付終了もアナウンスされました。BRZについては2020年7月20日をもってオーダー終了することになります。

 BRZはトヨタ「86」の兄弟車で、トヨタとスバルで共同開発したモデルですが、86については注文受付終了せず、継続して販売される予定となっています。

 2019年9月に発表されたトヨタとスバルの新たな業務資本提携において、両車の次期モデルについても共同で開発することが明言されており、現在開発が進められています。

 86、BRZの次期モデルがどのようなモデルとして登場するのか、期待したいところです。
Posted at 2020/04/15 00:12:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2020年04月15日 イイね!

毎回エーミングさせるの?そのたびに高額な整備代が発生すると…

車の整備が2020年4月から複雑化? 整備費の高額化招く「エーミング」とは

■小規模自動車整備業者に大打撃? 新たに始まる「特定整備」とは

 自動車業界で“アフター”と呼ばれる、修理業や補修部品製造・販売業の関係者から、「(2020年)4月から始まるのですが、さて、これからいったいどうなることやら」という言葉をよく聞きます。彼らが話題にしているのは、新しい自動車整備制度と関係する「特定整備」です。

 一般ユーザーの多くは整備についてあまり関心はないと思いますが、今後はクルマの修理コストが上がったり、または修理期間が長くなる可能性もあるといいます。特定整備とは、いったい何を指すのでしょうか。

 これまで、自動車の修理は、エンジンやミッションなどの駆動系、板金、塗装に関することがほとんどでした。部品を取り外して整備することから、国はこれを「分解整備」と呼びます。

 一方で、最近の自動車に標準装備されるようになった、衝突被害軽減ブレーキ(いわゆる自動ブレーキ)や、アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置など、高度な運転支援システムの整備については、分解しなくても、ソフトウェアを書き換えるなどの作業で、自動車の性能や安全性に大きな影響を及ぼします。

 また、バンパーに赤外線センサーが埋め込まれていたり、ルームミラーの後ろに画像認識用のカメラが装着されているため、バンパーやフロントガラスの交換で、センサーが正確に作動するどうかの確認が必要になります。

 そのため、従来の分解整備だけでは、整備が不十分になるとの判断に至ったのです。

 特定整備とは、分解整備にこうした「電子制御装置整備」を加えた整備全体を指します。また、後述しますが、ここに「自動運転装置」が加わります。特定整備による、新しい自動車整備制度は2020年4月に始まります。

 特定整備に対応するため、修理事業者に必要なことは、整備するための場所と人、そして専用機器の導入です。

 ここでのキーワードは、「エーミング」です。カメラの光軸やセンサーの検知範囲など、センサーの機能を調整することを指します。

 エーミングをするための作業場の広さは、普通自動車(大型)から小型二輪車や軽自動車まで8つに分類されています。例えば、普通自動車(大型)の場合、奥行き16m×幅5m、で、このうち屋内部分が奥行き7m×幅5m、かつ十分な高さが必要となります。

 だたし、自動車メーカーや車種によって、高度な運転支援システムの機能や性能に差があるため、実際のエーミングに必要な寸法は違います。

 専用機器は、車載コンピュータのデータを検出するOBD(自己診断機能)機器を使います。こうした機器も自動車メーカーで指定品が違う場合があります。

 このように、場所とモノに加えて、作業は2人以上が義務付けされているなど、特定整備にはなにかとお金がかかります。

 これらコストや作業時間は、一般ユーザーに直接、または間接的に、跳ね返ってくることになります。

 また、資金力のない小規模な自動車修理工場にとって、特定整備は死活問題になりかねません。

 筆者(桃田健史)は全国各地の自動車修理事業者の会合で意見交換することがありますが、そのなかで、特定整備の話が具体化する前から、OBD導入などによるコスト増、電子制御系の整備に対するスキル不足、そして後継者問題などから「近い将来、廃業を考えている」という声を小規模業者から聞くことが度々ありました。

■「特定整備」は自動運転時代にも重要な制度

 最後にもう1点、特定整備と自動運転の関係についてです。特定整備の導入を含めて、国は2019年5月24日、道路運送車両法の一部を改正する法律を施行しました。

 法改正の主な目的は、レベル3と呼ばれる自動運転を公道で可能とすることです。

 当初、2020年夏の東京オリンピック・パラリンピック(東京2020)開催に合わせて東京・お台場などを“未来のクルマのショーケース”とすることをきっかけに、レベル3の自動運転の社会導入を世界に先駆けておこなうというシナリオでした。

 東京2020の1年程度の延期が決まったことで、自動運転実証試験などでは軌道修正が余儀なくされますが、ホンダが2020年夏に渋滞時のレベル3対応の量産車を発売するなどの動きは進みます。

 特定整備では、自動運転レベル3以上への対応として、「自動運行装置」に影響を及ぼす整備や改造についても規定しています。

 レベル3では、運転の主体は自動車のシステムに移りますが、状況によってドライバー自身が運転しなければならない場合があります。

 こうした、システムと人が運転を切り替えで生じる、運転の責任を明確にするため、「自動運行装置」でもデータの保存が必要となります。

 特定整備は、こうした自動車の大きな技術変革期で必要不可欠な制度だといえます。
Posted at 2020/04/15 00:05:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年04月15日 イイね!

人が動けばお金がかかるっていう典型だよね

「自宅へ納車」の慣例変わる? 自動車業界の「納車引き取り」問題 苦しい現場

自動車業界の慣例「納引き」 人手不足で重荷に

 石川県の自動車販売店協会が一般向けに、「納車・引取り等についてのご協力のお願い」と題したポスターを作成し、2020年4月現在、加盟する販売店などに順次掲示しています。

 これは、販売店のスタッフが顧客の自宅まで新車を届けたり、車検対象車を引き取りに行ったりする、いわゆる「納引き」について、スタッフの負担が大きいことから、店頭での納車やクルマの持ち込みに協力してほしいという内容です。

 自動車業界において、納引きはある種の慣例となっており、石川県自動車販売協会がこのような呼びかけを出すのは初めてだといいますが、近年、全国的に見直す動きが広がっているそうです。「新車については店頭での引き渡しが浸透してきたものの、問題は点検整備の現場です」とのこと。単純に考えても、クルマを顧客の元へ引き取りに行くだけで2名が必要になる一方、整備業界は構造的な人手不足で、負担が大きくなっているといいます。

「『クルマを整備に持ち込む時間がない』『帰りの足がない』など、お客様にも様々なご事情があるでしょう。ただ、納引きの料金を別途設定したとしても、納引きで失われる『技術』は代替できません。そのぶんの時間を整備に充てる必要があります」(石川県自動車販売協会)

 昔からの慣例を変えるのは容易ではなく、販売店は弱い立場にあるといい、まずは納引きが当たり前という意識を変えるために呼びかけたとのこと。全国では、納引きをやめたことでスタッフの残業時間が激減した例もあるそうです。

「納引き」そもそもなぜ始まった? 苦しい現場の実態

 関東地方のある自動車整備工場の代表によると、もともと納引きのサービスは、販売や点検整備の一環として始まったといいます。「お客様のもとへうかがえるので、確かに営業のチャンスにもなりますし、売りにもなるサービスですが、全体で見たら負担が大きいので極力なくしたいところ」と話します。

「その昔、クルマがバンバン売れた時代は、営業も外回りが中心だったので、納引きは片手間でできました。しかしいまは、なるべく店に来ていただくセールスが主流です。もちろんディーラーの営業担当としては、お客様のもとへ行きたい気持ちもわかりますが、それだけに時間を費やされては意味がありません」(自動車整備工場 代表)

 車両販売だけでなく点検整備においても、値引きなどの特典によって店頭での納車や持ち込みをうながしていることもあり、納引きは少なくなっているといいますが、「特に法人のお客様に対しては、そういうわけにはいきません」とのこと。

 法人の場合、まとまった台数を車検に引き取ることもあり、1日に15台から20台もの納引きを行うケースがあるといいます。専門のスタッフも雇ってはいるものの、多いときには整備スタッフはもちろん、部品運搬のドライバーに手伝ってもらうこともあるほど、総動員で臨むそうです。

 それでも、「『当たり前』になっていることなので、納引きの代金を頂けないケースもあります」(自動車整備工場の代表)といいます。
Posted at 2020/04/15 00:00:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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