2013年・箱根大文字焼

今回の箱根行きの最大の目的は、毎年16日に送り火の意味合いを含めて行われる「箱根大文字焼」です。

箱根大文字焼は、大正10年（1921年）に強羅方面の観光開発に弾みをつける為に始まった観光イベントです。
ただ、始まって直ぐの大正12年（1923年）に関東大震災があり、箱根の麓、小田原でも多くの死傷者が出たこともあり、慰霊の意味合いを持つ様に、更に霊を慰めるうら盆の送り火の意味合いも含めて行われる様になりました。

歴史と当初の出発点が観光イベントだったこともあり、京都の方では、箱根大文字にあまり良い感じを持たない方もいる様です。
因みに「大文字焼」と言うと通じているのに「お菓子でっか？」みたいな意地悪をされることがあるのは「ぶぶづけ」と並んで有名な話しです(笑)
京都では、あくまでも「送り火」（大文字さんの送り火、五山の送り火）なんだそうです。

動画は「ゆとりろ庵」の２階の部屋から撮影しました。


昼間の厚さが嘘の様な涼やかな風が吹く中、「箱根大文字焼」と花火を楽しみました。

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