
今日は第三管区海上保安友の会の招待で、巡視船PM52「いしかり」の引渡式に参列しました。
PM52「いしかり」は、500トン型巡視船
ネームシップとなるPM51「かとり」の2番船です。
平成26年度予算で4隻の建造が認められ(補正予算で更に2隻)、また、平成27年度補正予算で2隻追加、同型船は、現在まで、8隻の予定です。
このPM52「いしかり」を含めPM56までは、ジャパンマリンユナイテッドの横浜事業所鶴見工場で建造されます。
従って、式典も鶴見工場で行われました。
鶴見工場は、鶴見線の弁天橋駅に直結する形で門があります。
こう言うことでもないと乗る機会のない鶴見線で…と思ったのですが、午後の予定がアッチコッチとタイトだったので、ナッピーで行き、近くの駐車場に入れました。
受付を済ませ、式典会場までの工場内の移動は、マイクロバス
工場内は撮影禁止でした。
岸壁に真新しいPM52「いしかり」
進水した後、艤装を行い、試験航行等を行って、今日の引渡式となりました。
反対側のヤードには、プラットフォーム サプライ船が建造中、PM52「いしかりの」後ろには、2月10日に進水したばかりのあわじ型掃海艦MSO-305「ひらど」が建造中、更に後ろには、PM5x(53?)がいました。
ところで引渡式に出席するのは、初めてだったので、マストに掲揚されている「JMU」の旗の意味に気付きませんでした(^^ゞ
マストから目線を船体へ
ファンネルがない(^^ゞ
ウォータージェット推進になってから、排気は、船尾の下
ファンネルがないので、慣れ親しんだファンネルの海保マークもありません。
装備も進化した感じがします。
乗組員が整列し、式典の開始を待ちます。
ジャパンマリンユナイテッド側の参列者が到着、海上保安庁側の幹部が到着し、式典が始まりました。
引渡書と受領書の交換
「本日、正に」と言う独特の言い方をしていました。
そして、そう、あのマストのJMUの旗は、ジャパンマリンユナイテッドの社旗
これを降納し、海上保安庁旗を掲揚し、ハイ!ここから海上保安庁の船になりました(^_^)v
海上保安庁長官の訓示(代読)のあと、船内視察
記念撮影を行って、友の会の参列者は、船内見学へ
新しい船の匂い
新築の家に入ったのと同じ感じです(あの油と潮の混じった香りはまだしません)
ブリッジは、幾つか撮影禁止の装備も…
例えば「しれとこ型」と比べると技術の進歩は歴然としていて、計器の多くがデジタル化されています。
椅子のデザイン、座り心地等、大幅に改善されている感じで、居住性も格段に良くなっているように感じました。
デジタル化が進んでも信号旗は、変わりません
船尾から船首方向に甲板を進みました。
兎にも角にも新しいって良いな~と思いました。
この銘板もピッカピッカ
PM52「いしかり」は、第一管区海上保安本部・釧路海上保安部に配属されます。
厳しい自然環境の中、任務の無事をお祈りしております。
式典に参列させて頂き、ありがとうございました。
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Posted at 2017/02/28 02:57:24 | |
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