
4月29日、宝庵
円覚寺さんの後、浄智寺さんの脇を抜け、この日の目的地、宝庵へ
昨年の
た「和菓子の撮影講座」以来、約1年ぶりの宝庵です。
この日のお菓子は、何回か頂戴している「空羽〜kuu〜」さん(「和菓子の撮影講座」のねこの和菓子も「空羽〜kuu〜」さん)
浄智寺さんをはじめ、周囲に沢山咲いているシャガ(胡蝶花)を模った練り切りで、
裏千家・淡交社の月刊誌「なごみ」の表紙を飾ったお菓子です。
中の餡は二重になっていて抹茶餡がとても良いアクセントになっていて美味しかったです。
「空羽〜kuu〜」さんのお菓子は見た目も美しく、そして美味しいし、感動があるお菓子なので、とても人気があります。
ネットでの予約開始と同時に完売してしまうことも多いです。
お茶の方、こちらも初めての驚き
器が木だったんです。
木の器は初めてでした。
鎌倉彫の技法で椿の木をくり貫いて作ったそうです。
とても軽くて、器=土か磁器=重いと脳が覚えてしまっているので、この軽さは衝撃的でした。
手馴染みが良く、とてもイイ感じでした。
「空羽〜kuu〜」さんの店主さんと初めてお会いし、会話が出来たのも嬉しかったです。
お茶室のお軸は「喫茶去」(きっさこ)
禅語からの言葉で、ラフに言ってしまうと、「まぁお茶を一服さしあげましょう♪」
趙州禅師の言葉に由来し、来客に差別なく平等にお茶を勧める心の在り方を表していると言われています。
お花は、白い花が、こでまり、つつじ(アゼリアかも)、そして青紅葉
これも素敵な感じです。
お茶とお菓子を頂戴したあと、お庭散策
「小間 夢窓庵」の中に初めて入りました。
「二畳台目」(畳二畳の小さな茶室)の茶室は、躙り口から異世界
写真では、画像補正が余計なことをしているので、かなり明るく写っていますが、明かり窓があるとは言え、実際には、もっと照度が低い感じです。
時代劇の見過ぎかもしれないですが、どうもこの空間感覚は密談したくなってしまいます(^^ゞ
因みに国宝「待庵」も「二畳台目」です。
今回もいろいろと勉強になりました。
ありがとうございました。
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Posted at 2025/05/04 03:07:12 | |
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和菓子 | 日記