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イイね!
2020年05月17日

出て来た「限定解除」指南!【本】~

出て来た「限定解除」指南!【本】~  【限定解除】!

 という4文字の言葉。

 色々なシーン、分野で使われる言葉だと思いますが、2つの輪に縁がある方で、微妙に高齢な方!?(笑)は~ピンときますよね。

 よく「走るオフ会」をご一緒する方々で私が知る限りでは、【赤BORAさん】、【CBさん】、【limegreenさん】が【限定解除】に合格されていると思っております。

 知る人は知る様に37年前頃~私が「中型二輪」を教習所で取得した頃は、【大型2輪】取得=(ナナハンの時代)は試験場での【実技試験】の1発勝負のみでした。

 多くの方々がチャレンジされた事と思います。


 愛車でした【GL400 WING】は、車重以外は【CB750F】と同じくらいの大きさでホイールサイズも一緒で、練習にはもってこいでした。
 OHV Vツインエンジンをレッドゾーンまで回して、先に限定解除をしていた友人のナナハンを追っかけていました。

 そんな頃、有名な「週刊マガジン」では【バリバリ伝説】と【あいつとララバイ】が連載中で、

このシーンに触発されました。

 甲州街道「初台」と山手通りの交差点の北に在った「三好礼子さん」が居たバイク屋に通っていたので、経験者の方と仲良く成ったり、情報が少なかったので【合格マニュアル】的【下写真】の本を買いました。


 35年経った今でも、本箱に入っていました!これは思い出の本で。
 
 大学からバイクで~15分位のところに【府中運転免許試験場】が在ったので、大学2年と3年の冬に通いました。良い季節はツーリングに行ってしまいまして寒い季節に試験を受けに行きました。確か試験料は1,900円だった記憶です。
 
 上の本で、コース順を覚えました。
 
 当時の「実技試験」の合格率は1~2%と言われていました。
 何故かというと、落とす事を目的とする「試験」だったからです。

 
 中学1年から代々木に住んでいまして、隣の原宿は、土曜日夜だったか?暴走族の大集団がたむろして社会問題と成りました。
 直後の1975年(昭和50年)より、運転免許試験場での技能試験または自動二輪免許(中型限定免許)からの限定解除審査の合格者のみに交付される(いわゆる「一発試験」)となりました。


 「府中試験場」は、試験官が後ろから付いて来るパターンでした。
 30m手前からのウィンカー点滅、一時停止時の首振り確認の様子。じっくり見られていました。
 

 一時期合格率は全受験者の1%であったため、「司法試験より難しい」と揶揄されるほど極めて難関で、400cc限定の無い二輪免許そのものが高嶺の花となった状況が続きました。


 国や公安委員会の姿勢にも「日本の道路状況にはナナハンは必要ない。」という考えが有ったという文章もありますね~。それだけ受験者を落したかったのでしょう。

 予備審査の「ナナハン引き起こし」や「スタンド掛け」、「8字歩行」等は、「GL400 WING」への慣れで問題ありませんでした。
 本試験では今の様に教習所で度重ねて練習できる場は無く、特に試験車両がまちまちで、「今日の試験はあのナナハンか?このナナハンか?」
 で大きく運命が別れました。

【上写真】はこの本の中に有った試験車両の情報ですが、私が受ける時は~もう「KAWASAKI Z750RS」 (通称Z2)や、「スズキGT750」等は見られませんでした。



 【上写真】の2台の試験車両に当たる事が多かった記憶です。
 動きのすべてが重くて、機敏ではなかった。
 そして【下写真】の【CB750K】にも何回か乗りました。

 自分のバイクとは~ブレーキも大分違うし、エンジンの低回転時のトルクの出方が分からなくて。。。
 古いナナハンばかりで癖が強く、慣れる前にミスをして一発試験中止とか。落ち込んで帰ったり。


 こんなシーンも一回は有った!
 「平均台」とか「一本橋」と言いますけれど、受験された方~覚えていますか?
 【幅30cm、長さ15mの直線狭路(1本橋)を10秒以上かけて渡る】というもの。
 視線は遠くへ持って行っていたことを覚えています。

 府中試験場の場合、このスタート地点へのタイトターンが難しく、直線的に侵入できないパターンがあり得ました。
 
 大学2年の冬は合格出来ず、2シーズン目の大学3年の冬に合格しました。
 通算7~8回。いや9回だったかも!?という感じです。


 
 合格する1つ前の受験時、初めて新型車でした【CB750FC】に乗れました。

 【上下写真】は家に在ったカタログより。
 【短制動】の試験は【時速40~50km/hから制動距離13m以内に停止する。】というもので、目線は前方で姿勢を崩さず、停止時左足で着地する事。

 この【CB750FC】に乗れた時楽しくて、【短制動】に入る時に吹けがイイエンジンをガバッ!とアクセル~開けちゃいました!
 制動開始線を越える頃には70km/h位速度が出ていて~13mでは止まれなかった!?という落ちが有りまして、その次の受験で受かりました。

 22人か23人位の受験者の回で、2名か3名合格。
 
 終了時きちんと試験車両を降りますと、合格者には黄色いカードが渡されて名前を確認されたと思います。
 他の受験者からは~拍手が!

 そして建物の一室に合格者が集まって、「これからは全2輪ライダーの手本となる運転をするように!」と言われました。
 「免許証」の裏には【二輪限定解除】のスタンプが押されます!

 某国家試験の「1級合格」と~甲乙付け難い喜びだった事は、今も忘れません。
 三好礼子さんが居たお店で買った~中古のナナハンが【CB750F ボルドールⅡ】でした。

 「グン」と同じナナハンに乗れました。

 
 前輪にのしかかる「カウル14kg」は箱根や伊豆では大変でしたが、北海道から阿蘇山まで縦走するには最高の相棒でした。

 若い頃のこんなモチベーションは~先ほどスキャンした【下写真】の2つのマンガ!

 と、【ナナハン免許皆伝】のお陰と言えます。

 本の「断捨離」をしていての~懐かしい記憶の集大成でした。

 オートバイの懐かしいカタログ類も沢山出て来た。



 
 嬉しい日曜日でした~(^o^)/ (長文へのお付き合い~ありがとうございました。)
ブログ一覧 | バイク | 日記
Posted at 2020/05/18 00:00:49

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この記事へのコメント

2020年5月18日 1:55
こんばんは。

限定解除、私の頃には一回2,500円。
兵庫県ではZXR750でした…。
セパハンにカウルぶち抜きのバンパー…。

懐かしいです☺️。
コメントへの返答
2020年5月18日 18:09
 大佐。さん、コメントをありがとうございました。
 限定解除実技試験の最後の頃ですか?
 2,500円~大分高いイメージです。
 又試験車両は、自分の【CB750FC】以降どんな車両が有ったか?知りませんでした。
 兵庫県はカワサキ!というのは解りますが~【ZXR750】とは~考えられませんでした~(^o^;)
2020年5月18日 7:24
懐かしいお話です。
1回目の検定終わって、確かに何回目か聞かれました。素直な人間なので(笑)事実として1回目と答えたら、それじゃあと。
これでは相当回数を受けないと受からないのだなと考えたことを思い出しました。

とにかく当時は運転が上手くなりたくて、その証である限定解除がしたかったのです。特にナナハンが欲しかったわけではなかったのですが、いざ限定解除出来たらナナハンが欲しくて欲しくて。

先日ブログに書きましたが、最新のCB-Fに興味津々です。当時憧れながらもワタシは手に入れられませんでしたので、発売されたら大人買いしたいところですが、それでも高そうですね。(・・;)
コメントへの返答
2020年5月18日 18:25
 赤BORAさん、試験官との受験回数の会話、噂を地で行っていたのですね!
 ビックリしました~。
 とても苦労して~嬉しかった事も、ちゃんと記録しておかないと分からなくなっちゃいそうで~長編ブログとしてみました。

 おっしゃる通り
>とにかく当時は運転が上手くなりたくて~~~。という気持ち!
 これはとても有りました。
 これは今のクルマ社会でも言えて、免許さえ持っていれば~車の運転は出来て、カーシェアリングで十分!という意識に危機感を覚えてしまいます。
 
 性能の良い乗り物に乗る前に、先ずは今を乗りこなす。
 そんな「まだまだこんなものじゃない!」的な思考は、マンガ【あいつとララバイ】による影響も有ります~(笑)
  
 2輪復活!
 まだ考えられませんが、庭には一様【ZZR-1100】が存在しているので、大金叩いて直す事は出来るかも~。
 でも、水冷はその漏れが心配で。
 出来れば空冷エンジンの軽いレトロデザインのマルチに乗りたいかもです。
 ニュー【CB-F】。
 後方にも伸びやかなラインが欲しい気が致します。
 大好きだった頃のバイク達。今走れる状態の物は~高価ですね!
 また談義しましょう~(^o^)/
2020年5月18日 14:02
こんにちは(^^)/
確かに当時の限定解除の試験は落とすための試験だったので厳しかったですね~。 私は愛知県の平針試験所というところに6回通いました。 試験日は指定された日に行くしかなかったので会社勤めの初期の頃だったこともあって上司から有給をもらうのが大変だった記憶があります。

でも試験に受かったときは超嬉しかったですね~(^^)
帰り道にそのままバイク屋に行ってCBR1000F(イギリス仕様フルパワー)をオーダーしていました(笑
しばらくして極上のCB750FC('83)を見つけて購入し、CBRとCB-Fの2台体制という至極の期間がありました!
コメントへの返答
2020年5月18日 18:40
 CBさん、こんばんは~(^o^)
 とても苦労して~嬉しかった事を、ちゃんと記録しておかないと分からなくなっちゃいそうで~長編ブログとしてみました。
 試験を受けに行っても、受かる気がしなかった時期が有りました。
 合格は嬉しかったですね。
 そんな気持ちの記録ブログですが。
 社会人に成ってからの受験は、又大変そうですね。平日でしたよね~試験は。
 
 「CBX750F」辺りまではホンダが好きだったんですが、「GPz750F」付近からカワサキも気に成り出して、【900ニンジャ ラグナセカ発表】の記事を見てからは~ずっと乗りたくて憧れていました。
 【CBR1000F】は、2つ所属したチームの一つで、都庁職員の方が乗っていました。
2台体制は~超贅沢ですね!(^o^)
 
 【ボルドールⅡ】のカウルは、よく「取っちゃいなよ~。」と言われました。
 でも長距離ツーリングでの雨の中、スクリーン下で一眼レフのフィルム交換が出来る位安心の源でした。
 
 人間的性能劣化で、箱根の1号線のコーナーのガードレール近く。
 もう浮いている砂が有るかどうか?見えないと思います。
 
 以前のようなライディングが出来ないと思うと、なかなか復帰は難しいですね。
 金銭的、そして時間も無いのですが~(^o^)/
2020年5月18日 16:58
私も自二限定解除なので仲間に混ぜてください(^^)

長野県では「条件解除」という印を捺してくれました。

このブログ拝読すると、限定解除したハタチの夏休みを思い出しました(^^)
私の試験車両は、事前審査がCBX750ホライゾン、実車はVFR750Kでした。

ジェットヘルメットのほうが受かりやすい、大きな声で挨拶と返事をすると受かりやすい、などと事前にいろいろ吹き込まれたことも思い出しました(^_^;)
コメントへの返答
2020年5月18日 18:46
 namazさん、そうでしたか。
 覚えておきますね!

 【CBX750ホライゾン】のカタログが出て来たので~スキャンした処です。
 形は私も好きです~。
 タンクが少し小さめだった記憶です。
 そして、試験車両は~もう「VFR750K」だったんですね。
 これもカタログが出て来てスキャンしたのですが、白いバイクによく採用されていましたよね。
 
 合格する努力をしましたね。
 フルフェイスでも、シールドは上げて走っていたと思います。
 印象が大事でしたからね~声も出した事を思い出しました~(^o^)/
2020年5月18日 21:20
初めまして。

限定解除時代最後の世代です。
岡山は事前審査が白バイお下がりの
CBXホライゾンで技能審査がヤマハ
FZX750でした。いざ自身が試験を
受ける頃に試験車が一斉にCB750(RC42)
に代替えしまして、新車の試験車に乗る
という貴重な体験ができました。

6回目でようやく合格できまして、
途中で法改正により限定解除審査から
大型自動二輪免許試験となったため、
免許証には【大自二】と【普自二】の
両方が記載されています。

免許は取れたものの、大型バイクを買う
余裕が無かったので、ずっと250スクーター
に乗ってました(笑)。
コメントへの返答
2020年5月18日 21:38
 ナッピ~さん、岡山の状況を教えて頂きまして、ありがとうございました。
 【CBX750ホライゾン】は~意外と試験場御用達だったんですね。
 CB750FC以降は余り存じなかったので、【FZX750】も試験場で見てみたかったです。

 白バイでは【CBR750】も多いですもんね。

 6回で良かったですね。

 他の県の試験場で~どんな試験か見てみたかったです。
 
 試験官のやその観察状況も色々と有った事でしょうね。
 
 合格させてやる~という温情の様な物は、これっぽっちも感じませんでした。

 免許制度の過渡期というのも珍しいですね。

 また安全に楽しく乗れたらいいな~と思います~
(^o^)/
2020年5月18日 22:27
私は神奈川県の二俣川で4回でした。
試験車両はホライゾンてした。

社会人になったら、試験場に通えないので、がんばりました。

限定解除し、GPX750Rを購入しました。
試験場に通う前に、クラウンとケンカして、前歯3本無くして後遺障害の保険金がGPX になりました。(笑)
事故成金とはこういうことかと思いました。

行きつけのパイクのお兄さんは、ボルドールⅡのカウルをはずしてました。

振り返ると、もう30年以上前のことです。

バイク欲しいのですが、なかなか復帰は難しいです。

namazさんとcomachan さんが羨ましいです。




コメントへの返答
2020年5月19日 10:20
 limegreenさん、コメントありがとうございます。
 瀬谷に住んでいた大学の友人も、二俣川で4回でした。
 凄いな~と思っていましたよ~。
 メルアドに有るので~「GPX750」覚えております。
 事故の遭われたんですね!
 私も「GL400 WING」での赤信号停車中、後ろから車に「こつん!」とおかまを掘られまして、ヘルメットの重量のせいか~軽いむち打ちに成った事が有るのですが、まともな事故でしたら大変な事でしたね!!!
 
 「ボルドールⅡ」~大きなカウルを外していたら、また違うカッコ良さだったでしょうね。
 ただあの頃、カウル付きが珍しい時代だったので、旅装備という意味も有って外せませんでした。

 30年以上~早いですね。
 ここ1~2年の人間性脳の劣化・・・特に視力と聴力の低下が著しく、以前の様に走る2輪復帰は~難しいと考えています。
 アスファルトの叩きつけられても、体が柔らかければいいのですが~(汗)
 お金と時間も欲しいです~。

 「ナナハン」カタログ特集もやろうと考えています~(^o^)/

プロフィール

「みんカラ19年レビュー:ボディーがタフで最適な大きさできびきび動く事 http://cvw.jp/b/178497/48260557/
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