
2001年頃に開発されて~2002年に発表されていた【ゴルフ4時代】の「メカチューンコンプリートカー」
【COX C23 SZ-4】
ホントに素晴らしい1台でした。
過去形なのは、もうほぼ動かないからです。
【G4】の時代のセダン版は【BORA】なのですが~と言いますか、15年以上前の話で解説が必要かどうか!?判断が付かないのですが~(笑)、中間の「V5」グレードは【エンジン&ミッション】が中間期に改良されました。
【2.3L V型5気筒】という言葉は変わりませんが、バルブ数が1気筒当り「2バルブ・4AT」から「4バルブ・5ATティプトロ」へ!
【前期型=150ps】から【後期型=170ps】。
この後期型の日本導入直前に完成した「COX」のメカチューンコンプリートカーが【写真】の【ジャズブルーV5 BORA】でした。

【G4GTI】から【GTI】は【ターボエンジン】に成った訳ですが、【G3】までの主体だった「メカニカルチューン」の本領発揮が、この【青BORA V5 SZ-4】でした。(私と同じ世代の方は皆さん知っている事ですね!)
この頃、最上級グレードの【BORA V6 4MOTION】。
先ずは「左ハンドル6速MT」で導入されて、「ジャズブルー」が登場します。
しかし、【V5BORA】でジャズブルーというのは、COXのこの1台しか聞いた事が有りません。
個人的感想ですが、2バルブノーマルの「BORA」が、約150ccボアUPでバランス取りなどして、ホントに緻密に気持ち良く回る上質なエンジンに生まれ変わっていました。

全体トルクもUP!
ただ「170ps」へUPした馬力も、後期型の4バルブと同じスペック。
78諭吉様という費用も安くはないので、後期型に対抗出来なかった感じは有ると思います。
でも「COX」の
メカチューンの有無を比較できた、貴重な体験でした。
現状の【青BORA V5 SZ-4 C23】は、吉永チーフメカの脚と成っていた時期を経て、高速道路上で4ATが壊れそれでも何とか「COX」まで帰って来て息絶えたそうで、もうV5用のATが手に入らない状況だそうです。
残念ですね。
バリバリなデモカーの頃に3回位試乗して、暫くしてG6の時代に無理を言って吉永さんにキーを貸して頂き、くたびれ出した【青BORA】を試乗した「2009年11月1日」が最後でした。【下写真】

樹脂フロントライトレンズの曇り、脚周りの経たりは有りましたが、エンジンは気持ち良く吹け上がっていて流石の調教でした~。

【上写真】は2014年9月27日の訪問時。
そして6年後の今は写真の通り。

試乗した人の心を離さなかった【青BORA V5】!
それでもカッコいいな~。ゴルフのセダン版も日本に欲しいな!
お疲れ様でした!と言いたいです。
「メカチューン」万歳!~(~_~)/
Posted at 2020/12/30 23:38:35 | |
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