
平成12年に選定された「重要伝統的建造物群保存地区」。
江戸時代末期から明治時代に建てられた茅葺(現在は鉄板で覆っている)の大きな民家約14棟の農村風景。
そして集落に水を運ぶ幕末から開掘された水路【青鬼堰】とその恵みに因る棚田。
その一体感と北アルプス連峰に向って開かれた谷筋が、誰もが魅力と感じる景観を作っています。
前ブログの【野平地区】は、地図を見ていて入って行く道を発見し、北アルプス連峰との絡みも有るので行ってみよう!と思ってもう少し調べたら、「『一本桜』が有名な谷筋なんだ!」と気が付いたのですが、この【青鬼地区】の景観美は、NHKの番組を見て記憶していた場所でした。
その番組は、「日野正平さんが自転車で旅をするこころ旅」だったか、「新日本風土記」だったか!?
3度目の【小谷温泉】行きをする時は、【青鬼】と【奉納温泉】の2つのポイントはカバーするつもりにしていました。
しかし、【奉納温泉】は自然災害の後復活していなかったので寄らない事にしました。
でも小谷温泉の湯船で~「いいよ~。」という話を聞いて又心に留まりましたが、今回の戻りの道中で谷に入ってみる事は時間の関係で諦めました。

赤い鉄橋を渡り、白い鉄橋を渡る【特急あずさ】を捉えた後(
ブログ)、この【重要伝統的建造物群保存地区】に入って行きました。
所定の場所に【青GTI】を駐車。

その時は誰も居ませんでしたが、出る時は一台来ていました。

集落として生活されているので、外部の方「ウェルカム感」はそれほどなくて、トイレも兼ねた民家一棟が展示開放されているという事でした。

夕方が迫り、曇天に成っていたので北アルプス連峰絡みの青空絶景は諦めましたが、集落よりも上に有る棚田まで徒歩で上ってみました。
奥に北アルプスですから、北信州らしい景色に間違い有りません!
見学出来た建物にも感動しましたが、やはり現役集落!という事実が、郊外感が有る東京都稲城市に住んでいるとはいえ、自然の厳しさ、恵みなどを想像して感動する物が有りました。

そして集落を出発して、姫川沿いの道へ戻って来ました。

そして姫川を渡り西側へ。国道148へ復帰する前の~4月のブログの流用の【上写真】と成りますが、山の切れ目の谷が、「青鬼地区」から見えた視界の額縁だと知ったのでした。

無言で生活感を知った、伝統集落の訪問でした~(^o^)/
■追加写真:【青鬼神社】社頭写真(最初の方の案内地図写真参照)

見るからに山の神社の入り口。
静かな中で参道を進みたかったのですが、高低差と奥深さで諦めて、ここから参拝させて頂きました。
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ドライブ | 日記
Posted at
2024/05/25 01:31:34