火野正平さんと青鬼と青GTI

　大きな長野県の北西部、松本市から新潟県糸魚川市へ抜ける国道148号線。

　塩の道「千国街道」とも呼ばれていますが、残念ながら資料館には入った事が有りません。

　「小谷村」の【小谷温泉】を知って、初めて【オフ会】の目的地設定の上で行けたのが2009年4月11日でした。

　そしてやはり旧「鬼無里村」を経由して第2回【小谷温泉】への【オフ会】が開催出来たのが2013年平成25年4月13日でした。

　
　歴史と山が深く、その後も木造3階建ての旅館【山田旅館】のお湯に浸かりたいな～～～と思っていました。

　
　そんな中、【火野正平さん】がお便りを読んだうえでその内容の場所を巡るNHK-BSの、【日本縦断こころ旅】で、2019年5月10日に放送された白馬村の回をたまたま見て、【青鬼地区】の北アルプスを望む谷間の絶景が頭に残りました。（当時ブログ）


　　長く続いた番組の中でも【絶景】の回とされたこの放送。

　その放送を見てから5年経ち、又【小谷温泉】に行くタイミングが来たのが昨年2024年4月20日でした。
　
　日帰りドライブの最深部と言える【小谷温泉】と、そこへ向かうR148の脇道の探訪は時間的にかなり厳しく、「戸隠の蕎麦」を食べたいと考えていたのですが、昼食の時間を逸し～食べずに筑北村切通し、小川村、旧鬼無里村、白馬村、小谷村を往復しました。




　そして、覚えていた白馬村【青鬼地区】に行く事が出来ました。


　昨年11月14日に75歳で亡くなった【火野正平】さんの番組のお陰でした。


　【青鬼地区】入口の鉄橋前にて。

　【青GTI】と【こころ旅】は、もう一つ「富山県高岡市」へ「安房峠道路」トンネル経由で10往復したドライブのR471で、岐阜県高山市上宝町長倉の棚田の景色と、そこから望む北アルプス【焼岳】の絶景の回を記憶していて地図で調べて寄ってみた事が有ります。（当時ブログ）


　ここで、高岡市への行きと帰りにチャレンジして、行きは綺麗な虹に。
　帰りは無事に【焼岳】が拝めたという2日間が有りました。


　また、3年前まで通っていた岩手県紫波郡紫波町桜町の、【志賀理和氣神社】参道の伝説の桜【南面の桜】をめぐるお便りで、工事中に【火野正平】さんが訪れるという事も有りました。


　12月30日9:11からの追悼番組内で、青鬼地区を走る姿を目に焼き付けました。


　帰路、ダム湖越しに【青鬼地区】の北アルプス絶景の額縁のV字谷を眺めました。


　【姫川第二ダム】と２つの鉄橋。


　絶景が有って人々が来るようになって、歴史的景観地区に指定されて、日常と観光的な要素が混在する様になって、ルール作りが必要に成っています。


　南信州の【大鹿村】に行く時も感じるのですが、地元の人々の日常にお邪魔しているという感覚を忘れず、「これからも絶景に巡り合えたらいいな。」と思うドライブでした。


　自転車をこぐ【火野正平】さんにはキツイ坂だったとの事でしたが、3回のご縁が有った事を、番組の存在と共に感謝します。(^_^)