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稲城の丘の青GTIのブログ一覧

2015年12月04日 イイね!

続・1999年11月のゴルフ4の総評~

続・1999年11月のゴルフ4の総評~ 前回からの、「カーグラフィック誌(CG)」を基にした話題の続きです。

 さかのぼるのは~1999年11月号。

 【巻頭写真】は、納車2ヶ月後の「青GTI」でございます。

 「GTI」エンブレムをパーツで取って、ステーを自作してグリルに付けました。

 少し前に何代目かの「イエローカッティングシート」をヘッドライトのフォグ部分に貼りましたが、納車2ヶ月後にはもう付けていましたし、青色透明シートも買ってきて、アイライン的にガラスに張り付けていました。

 写真の2週間後の雪の直滑降事件で~この運転席側のヘッドライトは~昇天してしまいます。
 
 話が逸れました~【CG誌】「ゴルフ4日本導入」後、1年を経過して~オーナーアンケートの「集計号」のはずが、悲運のテストカー【G4CLi】サテンシルバー君の「追悼号」にもなったお話しです。

 まだG4導入1年の時期ですから、【GLi&CLi】のエンジンが2.0Lに切り替わる直前。
 セダンの「BORA」導入直前!?
 「ニュービートル」はまだで、「R32」は影も形もありません。
 「電子制御スロットル」の「AUM型」もまだまだです。

 そんな初期段階でのアンケート。
 直進安定性、コーナリング時の安全性、乗り心地!スタビリティーの高さは高評価とのこと。
 NAの燃費や騒音の問題から、【GTI&GTX】のターボエンジンの評価は良かったみたいです。

 さて、不慮の自爆で長期テストが終わってしまうのですが、アウディ譲りの1.8L NAエンジンを、VWは上手く調理出来なかったのか、発進等の低速域でアクセルを踏み込んでしまう事による「燃費の悪化」の指摘の後、担当者「塚原久氏」は以下の様に、悲劇の「G4CLi」を締めくくっています。

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  VWプログラムの 1.8L NAエンジンのライバルに対する燃費の悪さは、実用車にとって無視できない差である。
 騒音ももうひとつの難点だ。Dレンジで100km/h走行時に2,950rpmも回ってしまうギアリングの低さもあって、DOHC5バルブヘッドの発する高周波音は常に室内にこだましており、特にハイペースでいっきに長距離を走破するような場面では疲労の源になりがちだ。
 ただしこうしたエンジンに起因する不満は、ターボエンジンを搭載するGTIやGTXグレードでは大幅に軽減されるし、そこまでハイパワーは求めないというドライバーでも、最近導入が決定された2.0L SOHCバージョンによって改善されることは間違いない。
 よって日本におけるゴルフⅣの真価は、実はこれから発揮されるところなのかもしれない。

■安心感の塊

 そういったいくつかのはっきりとした欠点があることを認めた上で、最後に強調しておきたいのは、この車にはいろいろな意味での“安心感”があるということだ。
 以前にも述べたことがあるが、ひとつは世界の小型車の標準に乗っているという安心感。これは常に自動車の世界の最新の標準を身体に染み込ませておきたいというわれわれの職業的な理由だけではなく、いちユーザーとしても無視できない気持ちなのではないだろうか。

 その2がシャシーのスタビリティーの高さ。そしてもうひとつが室内のたたずまいだ。

 この車のシートに座ると不思議なほどに心が落ち着く。室内のデザインもメーター照明の色だけは別としてきわめてオーソドックスなのに、しっかりとアンコの詰まったシートの感触、ステアリングやペダル、ATセレクターやスイッチ類など、人間の手に触れる部分の確実なタッチなど、すべての部分が綿密に計算されているような、えもいわれぬ安心感がこの車にはあるのだ。

 確かにある種のスポーツカーに乗り込むときのような高揚感は正直なところまったく感じないし、毎日乗っていれば少しずつその安心感にも慣れてしまうのも事実だが、たとえば2~3日他の車をテストして深夜に帰社、そしてそのままゴルフに乗り換えて帰宅するときなど、この車のもたらす安心感が並外れていることを痛感させられることは多々あった。
 その本質が何かと問われてもいまだにはっきりとは言い表すことは難しい。
 確かにボディ剛性感だとか、足回りのしなやかな動き、あるいは多少ウルサクはあっても実直そうに回るエンジンのフィーリングとレスポンスなど、原因として考えられることはいくつかある。

 しかしそれだけが原因かというと、そうでもない気がする。あるいはそれこそが目に見えない“伝統の力“というやつなのかもしれない。

 たとえばそれはカローラやクラウンなどでも何代か乗り継げば同じような感覚を得られるかもしれないが、少なくともわれわれのようなタイプの人間にとって、そういう伝統の力を最も素直に、また最も如実に感じることのできる車として、やはりゴルフという車の偉大さは、たった1年のテストでも痛感させられるほど強力だったのである。(塚原 久)

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 G4乗りとして、「ジィ~ン!」と来るものが有りました。
 「追悼の意」も入っていると思いますが、18年目となっても~全く同感です!

 わが「青GTI」の、1999年2月11日。
 雪が降り始めた時に来客で~駅へ迎えに!
 シャーベットで2cm?もう直滑降で~止まりませんでした。
 
 納車一ヶ月後の1998年12月には~当時G3GLiに乗っていた友人と【COX詣で】をしていたので、この顔つきのまま「COX」へ入院して、初入庫&作業と成りました。

 まだまだ新車なのに~悲しかった。
 タイヤと路面の間に雪が噛んでしまって~その感触は~忘れられません。

 遥か昔!?の回想でした~「ゴルフ4」~万歳~(^o^)/
Posted at 2015/12/05 00:04:18 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

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「みんカラ19年レビュー:ボディーがタフで最適な大きさできびきび動く事 http://cvw.jp/b/178497/48260557/
何シテル?   02/15 14:47
 VWゴルフ4GTI-MT(1998年11月納車 24年目)のCOX:SZ-1に乗っています。  東京都南部在住で、社会人の子供2人持ちのお父さんです。  ...
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