
今日は【赤BORAさん】と、1年間で8月しか開館しない
【河口湖飛行館】へ、新たに追加された旧陸軍戦闘機
【隼2型】と、予備の機体が無い~難題なレストアが開始された、スタート時が見られる貴重な一瞬の旧海軍艦上偵察機
【彩雲】の2機を、朝一で見に行ってきました。

2015年10月に見た、【靖国神社 遊就館】の【零戦52型】が余りに綺麗で、そこで【河口湖自動車博物館】の分館の【河口湖飛行館】を知り~毎年通う様になりました。
4時間くらい見て居られそうでしたが、3時間でお腹が空いて来て~名残り惜しくも貴重な遺産群を後にしました。
コロナ禍で去年は開館しなかった為、今年初披露に成った【隼2型】の未塗装状態。今後はジュラルミンの地肌を生かしながら、日の丸とエンジンカウル上面の黒い反射軽減塗装、翼端前面の識別黄色ペイントのみにとどめるような考えも有る様でしたが、来年が楽しみです。

その上空に吊るされていたのが、一つ前に完成した【隼1型】加藤戦隊長機ペイントだと思いました。
脚をしまった飛行姿勢は、ホントにカッコイイですね。

艦上戦闘機【零戦21型】の空母【赤城】搭載機ペイント機。
ライトグレーの海軍機色の綺麗さ、21型の美しさに、初めて見た時に一目惚れしました。

壁に飾ってある奉納された絵画。空母【赤城】(艦橋左側)に着艦する「97式艦上攻撃機」に見える~素晴らしいシーンの「絵」です。

そして【零戦52型】。グリーンの海軍機色が鮮やかです。

次は胴体を復元し展示中の【一式陸上攻撃機】。

更に、私的今回の目玉!突然の様に感じた「高速艦上偵察機【彩雲】」のレストア開始前の姿の見学でした。

終戦後の昭和20年10月に、アメリカに性能テストの為に空母で持ち帰られた【彩雲】の内の1機が、今【スミソニアン博物館】のバックヤードに眠っています。

それが公開されたら見てみたいものだと思っていました。

又貴重な1機の残骸が、旧トラック諸島の島に有ると知っていました。紆余曲折を経て【河口湖飛行館】館長「原田さん」が手に入れられたそうで、私から見ますと夢の様な話でした。

【上写真】の中央が【彩雲】。
アメリカの艦上戦闘機よりもスピードが出たそうで、当時の日本海軍のテストで92オクタン燃料で高度6000mで634.9km/h。
アメリカに運び130オクタンの燃料と高品質点火プラグの使用で694.5km/h~700km/hに迫る超高速を記録したようです。
戦闘機をしのぐ、海軍最速機では!?

海軍戦闘機【紫電改】(川西航空機)、高速偵察機【彩雲】(中島飛行機)、万能攻撃機【流星】(愛知航空機)の
3機が好きなものですから、今年の状況を見ておきたかった!

1年後の8月の開館で、【彩雲】の修復がどこまで進んでいるのか!?

頑張って頂きたいという思いを持って、楽しみにして行きます。

時間を共有してくれた【赤BORAさん】、ありがとうございました!(^o^)
Posted at 2021/08/08 02:10:11 | |
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